育休明け1ヶ月で退職を考えたとき!どういう段取りで進めればいい?

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「育児と仕事の両立が思うようにいかない。」
「復帰した後に自分の希望するような働き方ができなかった」

などの理由から、職場に復帰した後、すぐに退職を考えるようなママさんも少なくないですよね。

復職して1ヶ月程度働いてみたものの。

退職するか迷っている方や退職の意思を固めたはいいものの、どのような段取りで辞めるべきか、正しい手順について、ご紹介していきたいと思います。

また、退職後に気をつけたいお金のことや利用できる制度なども、詳しく説明していきますね。

育休中退職したいときの会社への伝え方3選!ベストなタイミングも紹介

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会社への退職の申し出は、なるべくであれば対面で直接報告をするのが良いでしょう。

とは言っても、育休が終了するタイミングが、年度末などの繁忙期の場合もありますよね。

会社の業務状況を考慮して、対面が難しい場合には上司に電話をして伝えた方が、あなたの誠意が伝わるはずです。

また育休後に退職をする場合に、見直したいポイントもお伝えしますね。

退職を申し出る時の会社への伝え方3選!

退職を申し出る場合には、前述の通り対面で伝えるのがベストな対応ですが、電話やメールでも問題ありません。

伝え方によって、相手への印象も変わるので、良い印象で退職したい旨を伝えられるように、以下のポイントを押さえておきましょう。

退職を申し出るとき伝え方①対面で伝える場合

会社の業務状況に、差し支えないと分かる場合には、なるべく会社へ足を運び、直接伝える方が、良い印象を与えることが出来ますよ。

間違えても、急に会社へ行くことは避けましょう。

前もって上司に連絡を取ってから、話をする日時を決めておきましょう。

このときできるだけ、忙しい時間帯は避けるようにしましょうね。

退職を申し出るとき伝え方②電話で伝える場合

育児により心身の状態が優れない場合や、子供の預け先がないなどの特別な事情がある場合は、電話で退職したい旨を伝えましょう。

その場合には、電話で伝えなければいけない理由を述べて、一言お詫びを添えると良いですよ。

また、電話で退職理由を伝えるときには、お互いの認識に食い違いが起きたときのようなトラブルに備えて。

ちゃんと相手に断ったうえで、通話内容を録音しておくことをおすすめします。

退職を申し出るとき伝え方③メールで伝える場合

対面で伝えたり声色が直接聞こえた方が望ましいですが、メールで伝える手段もあります。

文中には、電話と同じく直接伝えられない点を詫びる文言を入れましょう。

退職を考えたときに見直しておきたいポイントとは?

退職を考えた時に、会社へ申し出る期限として、基本的には就業規則の中に組み込まれています。

1ヶ月前あるいは、2週間前などが一般的ですが、育休中ということは、あなたが復帰したタイミングでどこのポジションに入れるか、会社側も調整をしているはず。

なので、育休明けすぐに退職をしたい場合は、なるべく早めに自分の意向を伝えましょう。

さらに、退職を申し出る前にも見直して欲しいポイントがいくつかあるので、合わせて確認をしておくことをおすすめします。

退職を考えたときに見直すポイント①育児休業給付金・保険料免除がなくなる

育児休業給付金の受給期間は原則産前・産後休業(出産後8週以内)が終わった翌日から、生まれた子どもが1歳になる前日までとされています。

それに条件をちゃんと満たせば、子供が2歳になる前まで受給できる場合もありますよ。

退職をしたら、一切もらえなくなってしまうので、期限の確認をしておきましょう。

また、休職中は社会保険の支払いが免除されますが、退職することによって免除も打ち切られます。

配偶者の扶養に入るか、「国民健康保険」や「国民年金」といった手続きをしなくてはなりません。

なので、育児で忙しい中で面倒な手続きが起こらないようにすることをおすすめします。

退職を考えたときに見直すポイント②有給の日数が残っているか確認をする

育休中に退職すると、有給に残日数があっても取得をすることは出来ませんよね。

しかし、復職してしまえば残っている有給は取得することが可能になります。

育休を使い切ってから、復職して有給消化したのち退職した方がお得なので、有給の残っている日数の確認は必須です。

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育休明けに退職するときの手続きは?人間関係やお金のことで注意すべきポイント

育休直後に退職をしたい場合には、なるべく早めに行動することが吉です!

育児との両立を図って仕事をしている同僚からは理解を得やすいかもしれませんが、皆から理解を得るのは難しいかもしれませんよね。

そのためにも、会社になるべく迷惑をかけずに退職をすることで、円満に退職できるはずです。

退職をしたいと決めたら、以下のポイントを追って早めに行動をしましょう。

退職を決めたときに注意するポイント①退職したい旨をなるべく早く会社に報告する

会社としても業務の引き継ぎや人材確保の必要性が必要になるので、早めに退職する意向を伝えることが何よりも大切になります。

しっかりと事情を説明すれば、上司も納得してくれるはずですよ。

また、誠意を持って退職したい旨を伝える姿勢も忘れずにいてくださいね。

退職を決めたときに注意するポイント②残業代が未払いになっていないか今一度確認をする

サービス残業をしていたり、会社の残業代計算が間違っていたなどの理由で、「実際には未払いの残業代があった!」なんてケースがあるかもしれません。

ただし「残業代を請求する権利」というのには時効があって、なんと残業代が発生してから3年で時効になってしまいます。

なので、育休中に未払いの残業代があることが分かった場合には、早めに請求をしておきましょう。

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育休明け1ヶ月で退職を考えたとき!のまとめ

現代は、核家族世帯が多いことから、いざ育休をあけて仕事に復帰したとしても育児との両立が難しく退職をする方は少なくありません。

退職をしたいと考えることは決して悪いことではないので、真摯に会社に気持ちを伝えて、気持ちよく新たな一歩を踏み出してみましょう。

「退職をしたい」ということを伝えるときには、お世話になった感謝の気持ちも忘れずに伝えるようにしておきましょうね。