一日一日の時間は24時間。
一週間は7日間。
一か月は約30日で、その積み重ねで365日の一年間が過ぎていく。
人生の長さは違っても、これって、誰もが同じように割り当てられれて、同じ早さで過ぎていってるものですよね。
でも、人によって時間の流れる速さが違って感じられたり。
同じ人でも、その時のシチュエーションによって「感じる時間の速さ」って全然違ってきてしまいます。
そして、多いのが
「一週間のうち、平日はなかなか時間が過ぎていかないけど、お休みの日は時間があっという間に過ぎていっちゃう」
っていう感覚ではないでしょうか?
要は「嫌な時間ってなかなか過ぎていかないけど、楽しい時間はあっという間に過ぎていってしまう」っていうヤツです。
そして、その休日が楽しければ楽しい程、仕事に行くのが嫌なら嫌である程に。
「休み明け」の時間帯が、すっごく憂鬱(ゆううつ)な気持ちになってしまいます。
スポンサードリンク
休日明けのしんどい気持ちを何とか解消する方法
「休日明けになると仕事に行くのがしんどい」って思う気持ちも、場合によっては大変なことになってしまいます。
それこそ生死にかかわるような。
でも、そこまで重症にならないにしても「休日明けのしんどさ」って、心的にも体的にも本当にしんどいです。
そんな「休み明けのしんどさ」を解消する方法について、一緒に見ていきましょう。
「休み明けのしんどさ」を解消する方法①家にこもらずに外に出よう
家の中でゆっくり過ごしたり、好きな映画を観たりするのもいいですけど。
でも、少しでもいいので意識して外に出て「太陽の光」を浴びるようにしましょう。
人間の体は、太陽の光を感じることでいろんな影響をうけています。
「日焼け?」
それも影響の一つですが、体にだけじではなくて、お日様の光には「心」にも影響があるんです。
例えば、天気が悪い「どんよりした日」って気持ちが落ち込んで、うつ気味になってしまう人が多かったりもするんです。
逆に、太陽がサンサンと降り注ぐ南国なんかに行くと、なんだかワクワクした気持ちになりますよね。
それに、太陽の光を浴びることで、休日にゆっくりしたことで狂ってしまった体内時計をリセットしてくれます。
「休み明けのしんどさ」を解消する方法②一週間のことは考えずに1日頑張ることだけ考える
休みの日はあっという間に終わってしまうのに、平日はなかなか終わらないですよね。
そう考えると「次の休みまで、まだまだまだまだだなぁ」って余計に気分が滅入ってしまいます。
なので「細かいことは考えずに、まず最初の1日を何とか乗り切ること」だけに集中してみましょう。
そうしてても、ついつい考えてしまうかもしれないけど、別にかまいません。
あまりに強く「考えちゃダメ」ということばかり考えすぎてしまうと、逆に「考えてしまってる」ってよくあることですよね。
なので、ふと「まだまだ今週もはじまったばっかりかぁ」ってことが頭をよぎっても。
「イヤイヤ、考えたらダメなんだ」って思わずに
「まぁ考えちゃったけどいっか!とりあえず今日だけ頑張ってみよう」
っていう風に意識してみましょう。
「休み明けのしんどさ」を解消する方法③あえて仕事のことを考えてみる
せっかくのお休みの日だから、嫌な仕事のことなんか考えたくないですよね。
そこをあえて「仕事の何かしらのこと」をやってみたり、考えてみる時間を作ってみましょう。
お休みが2日間あれば、2日ともに「仕事に関係する何かしらする時間」を作ってみましょう。
そうすることで、「休み明け ⇒ 仕事」の気持ち的な切り替えの苦痛も、少しずつ和らげる効果が期待できますよ。
「休み明けのしんどさ」を解消する方法④我慢せずに連休にしてみる
「どうしても、どうしても、どーしても、仕事に行きたくない」
こういう時には、心ままに休みをとって、あえて「セルフ連休」にしてみるっていう手もあります。
さすがに毎週毎週いつでも使える方法ではないけど、たまにはいいと思いますよ。
世の中そんなに「ストイックで強い人」ばっかりじゃないです。
って言うか逆に「弱い人」の方が多いです。
それを、みんな騙しだまし
「仕事って行きたくないって理由なんかだと休んじゃダメなもの」
っていう常識に流されて、何とか取りつくろってるだけなんです。
なので、たまには「自分のこころの赴くままに、自分のためだけのお休み」をとってもいいんです。
理由なんてどうにでもなります。
- お腹が痛い
- 風邪で熱が出てしまったので
「休み明けのしんどさ」を解消する方法⑤そもそもの職場に問題があるとき
とは言っても
- 仕事が超激務で休みなんか取れない
- 休みなんか取ったら上司のパワハラがこわい
そんなときには、自分の身を守るために「転職」だとか。
大きな会社の場合には「配置転換の希望」も考えてみてはどうでしょう?
はっきり言って「自分のことは、最終的には自分で守る」しかありません。
これは、どんな会社でも同じです。
うつ病になって仕事ができなくなってしまったときには、ある程度の期間であれば「休職扱い」にもしてくれるでしょう。
でもそれも長くなってくると、最終的には辞めざるを得なくなってしまいます。
辞めた後も、簡単に症状は良くなってくれません。
良くなるまで、何年も何年もかかってしまいます。
なので「責任感」っていう言葉だけで、自分を犠牲にして取返しのつかないことになる前に!
もっと自分を自分で大切にしてあげましょうよ!
スポンサードリンク
休日明けがしんどい理由にはどんなものがある?その程度も人それぞれ
休みの日は全然楽しく過ごせてるけど、休日が終わる前日「明日からまた仕事に行かなきゃ」って考えが頭よよぎる時間帯になると。
なんだか急にしんどい気持ちになってくること、ありますよね。
人によっては「そんなの、休日とか関係なしにいつものことだよ」ってう人もいるでしょうね。
休みの日だと
- 嫌な仕事に行かなくてもいいし
- 自分のプライベートな時間が過ごせるから自分の好きなこともできて
- ゆっくりしたい時には、いつでもゆっくりできるし
そういった理由で「休み明けがしんどい」って思ってしまう人も多いんでしょうけど。
でも「休み明けがしんどい」って思う理由は、人によっていろいろです。
- 職場の嫌なパワハラ上司と顔もあわせたくないから
- 職場でイジメられてるから(大人になってもイジメってありますもんねぇ)
- 仕事ができなくてバカにされるのが嫌だから
- 通勤ラッシュの電車に乗るのが苦痛だから
- 本当はずーっと趣味に没頭(ぼっとう)してたいから
- そもそも今の仕事が嫌だから
- 人とかかわるのが嫌だから
この理由は、実際にはもっともっとたくさんあると思います。
でも、中には
- 仕事が好きだから、休日なんてなくてもいいのに」
- 休みの日になると家族サービスをしなきゃいけないのがしんどい」
そういう人は、仕事に対してそんなにストレスも感じていなくって、だから休日出勤を自ら進んでしたり。
用事もないのに、むっちゃ早朝から会社に出勤して、新聞を読んでたりしてますよね。
休日明けになるとすごく眠くなるのはなぜ?
休日明けってなんだか眠くなりませんか?
朝が強いとか弱いとかも、もちろんあるだろうけど
「平日よりも朝が眠くてなかなか目覚めが悪い」
「仕事に行っても、なんだか眠たい」
っていう感じで。
これが休日明けだけじゃなく、普段から眠たいのであれば
- 日常的な睡眠不足
- 無呼吸症候群
でも「休日明けだけ眠い」っていうときには、ちょっと注意が必要です。
その眠気は不眠が原因かも
「不眠」って聞くと、
- 何か嫌な事があって眠れない日が続いたり
- ストレスが溜まってしまったり
でも、その眠気って実は「不眠症」とまではいかなくても、その一歩か二歩手前の状態が原因となってるかもしれません。
例えば「休日前は普段よりも寝つきが悪い」っていう場合。
こんな時って「明日からまた一週間が始まってしまう」というストレスが原因になってることが多いんです。
そして、そんなときってほとんどが「いつの間にか眠ってた」っていう状態ですよね?
っていう事は、何時間眠れたのか、実際のところわからないですもんね。
また、寝つきは悪くなくっても「眠りの質」の問題もあります。
ストレスによって、眠りの質が悪くなる(要は「眠りが浅くなる」)こともあるんです。
眠りが浅いとどうなる?
人が眠る時には浅い眠りの「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」を繰り返しています。
この「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」には、それぞれ役割があって
- <レム睡眠(浅い睡眠)>
体を休めて疲れをとるための睡眠です。この眠りの時間帯には脳は眠らずに、記憶を整理しているって言われてます - <ノンレム睡眠(深い睡眠)>
脳を休めるための睡眠です。この時に「ストレス」も取り除かれていくって言われてます
その結果、脳が疲れたままで、ストレスも取り除かれないまま朝を迎えるということになってしまいます。
眠りが浅い日が続くと不眠症になることも
そして眠りが浅いと、脳を休める為の「ノンレム睡眠」の時間がしっかりととれず。
そうやって脳が疲れたままで、ストレスもちゃんと取り除かれないまま、朝を迎える。。。なんてことにも。
眠りが浅い日が続くと不眠症になることも
例えば、最初は「休み明けは仕事に行くのがめんどくさいなぁ」っていう”ちょっとしたストレス”でも。
そのストレスを上手に発散できていなかったり、他のストレスとの相乗効果で、だんだん寝つきが悪くなったり。
眠れない日が増えてきたりして、最悪の場合には
- 不眠症
- うつ病
なので、「たかが眠気」って言っても、こんな風にストレスが原因と思われる場合は、軽く考えず。
いろいろと動ける元気なうちに、早め早めに「ストレスを上手に発散していく」っていうことを真剣に考えることが大切だと思います。
私も以前、仕事のストレスが積み重なって「不眠症」になっていた時期があります。
その場合も、最初の頃は「寝つきが悪いなぁ」っていう程度だったのが、次第に眠れなくなっていって。
最終的には「夜、全く眠れない」って状態になったんですね。
「夜、眠りたいのに眠れない」っていうのは本当につらくって。
普段は気にもならないような時計の秒針の音が「カチカチ…」と、すごく大きく聞こえてきたりして。
気がついたらだんだんと外が明るくなってきた…っていう日々でした。
私の場合は、それが良くなるまで10年近くもかかってしまったけど。
何年も良くならないときには「一生このまま良くならないんだろうな」と漠然と感じていましたが。
そんな私でも今では元通り「どこでも、いつでも眠れる」ようになりました。
休み明けはしんどくて仕事に行きたくない!のまとめ
休日明けがゆううつで、仕事に行きたくないっていう事について見てきました。
ちょっとした「嫌だなぁ~」って気持ちだけなら誰にでもあるものだし頑張ることもできます。
けど、いつも頑張るばっかりじゃなく!
たまには「自分に優しく」してあげて、自分のストレスを上手にコントロールしてきましょうね。