室外機が雨ざらしでも故障しない?安心して長持ちさせるコツ

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エアコンの室外機がいつも雨風にさらされていて、「このまま使い続けていて本当に大丈夫かな?」と感じたことはありませんか?

特に梅雨時期や台風シーズンなど、雨が多い季節になると、室外機がびしょびしょになってしまって心配が大きくなりますよね。

せっかく買ったエアコンが、思わぬところで故障してしまうのではないかと思うと、気が気じゃないという方も多いのではないでしょうか。

実際に、雨ざらしになっていることで室外機の寿命が縮んだり、性能が落ちたりしないか不安になるのも当然です。

でも、そんなときこそ正しい知識を持っておくことが安心につながります。

この記事では、「室外機って雨に濡れても本当に問題ないの?」というよくある疑問に丁寧にお答えしながら。

室外機を少しでも長く使うために知っておきたい大切なポイントや、今すぐ取り入れられる対策をわかりやすくご紹介していきます。

これからの季節、安心してエアコンを使っていくためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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室外機は雨に濡れても基本的に問題ないの?

雨ざらしでも故障しないように作られているから安心

エアコンの室外機は、もともと屋外に設置されることを前提にしっかりと設計されているため、ちょっとした雨や風にさらされても壊れにくくできているんですよ。

外装には防水性の高い素材が使われていて、雨水が内部に入りにくい構造になっているんです。

そのため、通常の雨や軽い嵐であれば、室外機が故障する可能性はかなり低いといえます。

さらに、配線部分や重要な部品もきちんと保護されていて、外気に直接触れないように工夫されています。

特に日本のように四季がはっきりしていて、雨の多い季節がある地域では、こうした設計がとても大切になります。

エアコンメーカーも、あらゆる天候を想定してしっかりとテストを重ねています。

なので、通常の使い方をしていれば、室外機が雨に濡れてすぐに故障してしまうということはまずないんですね。

設置環境によっては注意が必要なことも

ただし、どんな場所でも大丈夫というわけではなく、室外機をどこに置くかによっては気をつけたいことも出てきます。

たとえば、風当たりが強い場所に設置していると、

「強風によって飛ばされてきた枝やゴミなどが当たって室外機を傷つけたり」
「ファンに異物が入り込んでしまったり」

することがあります。

また、ベランダの隅などで水はけが悪い場所に設置されていると、雨水がたまりやすくなってしまい、さびやすくなる原因になることもあるんです。

さらに、屋根のない場所で長期間雨ざらしになっていると、外装の劣化が早まったり、細かい部分に汚れやコケがたまってしまう可能性も出てきます。

「室外機は雨に強いから大丈夫」と油断せずに、設置場所やその周囲の環境もふまえて、できるだけ風通しがよく、直射日光や雨がたまりにくいところに設置してあげると安心ですよ。

このように、基本的には雨ざらしでも問題ありませんが、より安心して長く使っていくためには、ちょっとした配慮や工夫がとても大切なんです。

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雨ざらしの室外機を長持ちさせる3つのポイント

室外機をいつまでも快適に使っていくためには、ちょっとした工夫や日ごろの意識がとても大切です。

特にエアコンの効き目や電気代の節約につなげるためには、室外機をいい状態に保つことが欠かせません。

普段はあまり気にしないかもしれませんが、ちょっと気を配るだけでエアコンのパフォーマンスが大きく変わってくるんですよ。

ここでは、室外機をできるだけ長持ちさせるために、知っておくと役立つポイントをご紹介します。

すぐに実践できるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

① 室外機カバーを使うなら通気性のよいタイプを選ぼう

室外機カバーは、見た目がすっきりしたり、直射日光や雨をやわらげてくれそうな気がして、つけてみたくなる方も多いと思います。

おしゃれなデザインのものも増えていて、インテリア感覚で選べるのも魅力のひとつですよね。

でも、実はカバーの選び方を間違えると逆効果になることがあるんです。

特に注意したいのが、風通しの悪い素材や構造のカバーを使ってしまうと、室外機のまわりに熱がこもってしまって冷却効率が落ちてしまうという点。

これが続くとエアコンに負担がかかってしまい、故障の原因になることもあるんです。

そのため、カバーを使うなら必ずエアコン専用に設計された通気性の良いタイプを選ぶことがとっても大事です。

最近では、側面にメッシュ素材を使って風が通るようになっているものや、天面だけを覆う簡易的なカバーなど、性能を損なわない工夫がされたアイテムも増えていますよ。

また、取り付けるときには風の通り道や排気口をふさいでいないかをしっかりチェックするようにしてみてくださいね。

ちょっとした注意で、エアコンを安心して使い続けることができますよ。

② 室外機のまわりはスッキリさせて風通しをよく

室外機のまわりに鉢植えや収納ボックス、ゴミ袋などを置いてしまうと。

排気や吸気の通り道をふさいでしまって、エアコンの効きが悪くなったり、冷暖房の立ち上がりが遅くなってしまうことがあるんです。

そうなると、エアコンの性能が十分に発揮できないだけじゃなくて、電気代も無駄にかかってしまいます。

とくに室外機の背面と側面は、排熱と吸気の両方にとってとても重要な場所です。

ここに十分なスペースが確保されていないと、空気の流れが悪くなってエアコンに余計な負担がかかってしまうんですね。

夏の暑い時期には、この影響が顕著に出てしまうので、早めに対処しておきたいところです。

さらに、室外機の周辺に物を置いていると、風で飛ばされた枯れ葉やゴミ、砂ぼこりなどがたまりやすくなってしまい。

それがファンの中に入り込むことで異音が出たり、ファンが回らなくなってしまうこともあるんです。

まわりはできるだけスッキリとさせて、風通しを良くしておくことが、室外機を長く安心して使うためのポイントなんですよ。

③ 月1回の掃除と点検でトラブルを防ごう

室外機は外にあるからこそ、風で飛んできた砂やホコリ、落ち葉などが表面に付きやすいです。

そのまま放置してしまうと、放熱がうまくできなくなってしまって、結果として冷房の効きが悪くなったり、室外機の寿命を縮めてしまう原因になります。

特に真夏の時期など、室外機がフル稼働しているときには、この影響がより大きくなってしまいます。

だからこそ、月に1回くらいを目安に、やさしくホコリを払ったり、掃除機を使って吸い取るといったお手入れをしておくと安心です。

簡単なひと手間で、エアコンの効率がグンとよくなるんですよ。

加えて、配管のつなぎ目やドレンホースの状態もときどきチェックしてみてください。

ゴムが劣化していたり、外れていたりすると、水漏れや異音の原因になることもあります。

そして、エアコンを設置してから3年以上たっている場合や、最近効きが悪いなと感じるときは、専門の業者さんに点検してもらうのもひとつの方法です。

プロの目で見てもらうことで、早めに不具合を見つけて対処できるので、安心して夏を迎えることができますよ。

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まとめ|雨ざらしでも安心!でもちょっとした工夫でさらに長持ち

室外機は基本的に、雨風にしっかり耐えられるように作られているため、雨ざらしになっていても必要以上に心配しすぎる必要はありません。

とはいえ、何年も使い続けていくうちに、ちょっとした汚れや置き方のクセ、環境の影響などで、徐々に調子が悪くなってくることもあるんです。

だからこそ、できるだけ長く安心して使い続けるためには、まわりの環境やふだんの使い方を少しだけ見直してあげることがとっても大切なんですね。

たとえば、室外機の上に物を置かないようにしたり、周辺の風通しを良く保つように心がけたり、汚れが目立ってきたらこまめに掃除してあげるといった、ちょっとしたひと手間で、エアコンへの負担が軽減されて、故障のリスクもぐんと減ります。

また、室外機カバーを選ぶときにも、デザインだけでなく通気性や素材をしっかりチェックして、機能面にも配慮したものを選ぶようにすると、より安心して使い続けられますよ。

さらに、季節の変わり目など、エアコンの使用頻度が変わるタイミングで点検をしたり、異音やニオイなど、ちょっとした異変に早く気づけるように日ごろから注意しておくのもおすすめです。

こうした小さな意識の積み重ねが、室外機を健康に保ち、エアコンを長持ちさせるカギになるんです。

今日からできる、ほんの少しの工夫やお手入れを取り入れるだけで、室外機の寿命が延び、エアコンの効きも良くなって、快適で経済的な暮らしにぐっと近づけます。

ぜひこの機会に、身のまわりのエアコン環境を見直してみてくださいね。