唾液や粉ミルクの影響で細菌が繁殖しやすい赤ちゃんの「哺乳瓶」。
「小まめな消毒」こそが、赤ちゃんを細菌から守ってあげられる方法です。
今は、自宅のレンジで哺乳瓶が消毒できる「専用の消毒ケース」もあるので、忙しいパパやママの強い味方となっていますよね。
でも、ちょっとしたおでかけや帰省や旅行の時に専用の消毒ケースを持ち運ぶのは荷物がかさばるので避けたいところ。
そこで、もっと身近なもので哺乳瓶をレンジ消毒できる代用品を4つご紹介したいと思います。
他にも哺乳瓶をレンジで消毒する時の注意点やおでかけに便利な哺乳瓶の消毒グッズも紹介しちゃいますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
哺乳瓶の消毒をレンジでタッパーを使ったやり方!どんなことに注意すればいい?
実は哺乳瓶のレンジ消毒は、専用の消毒ケース以外に身近にある「タッパー」や「ジップロック」「レンジ蒸し器」「シリコンスチーマー」で代用できちゃうんです。
さっそく
- タッパー
- ジップロック
- レンジ蒸し器
- シリコンスチーマー
哺乳瓶を「タッパー」でレンジ消毒する方法
では、まずはタッパーを使った哺乳瓶のレンジ消毒について見ていきましょう。
哺乳瓶を「タッパー」でレンジ消毒するときのポイントとしては、2つ
- 哺乳瓶が入る大きめのタッパーを使用する
- フタは閉めずにすき間をあけておく
②タッパーの中に哺乳瓶を入れる
③50ml~60mlの水もタッパーの中に入れる
④密閉せずにタッパーのフタは閉めずにすき間をあけておく
⑤500Wのレンジで3分~5分レンジ加熱をする
⑥終了したらレンジから取り出して哺乳瓶をしっかり乾燥させれば完了
哺乳瓶を「ジップロック」でレンジ消毒する方法
では次に、ジップロックを使った哺乳瓶のレンジ消毒についてです。
哺乳瓶をジップロックでレンジ消毒するときのポイントは、5つ
- ジップロックを使うので帰省や旅行に便利
- ジップロックは薄いので場所をとらない
- マチ付きのジップロックが便利
- 密閉すると破裂する恐れがあるのですき間をあけておく
- 使ったらそのまま処分できる
②50ml~60mlの水をジップロックの中に入れる
③②に哺乳瓶を入れる
④1cm~2cmのすき間をあけてジップロックを閉じる
⑤④を500Wのレンジで3分レンジ加熱をする
⑥終了したらレンジから取り出して哺乳瓶をしっかり乾燥させれば完了
哺乳瓶を「レンジ蒸し器」でレンジ消毒する方法
そして次は、レンジ蒸し器を使った哺乳瓶のレンジ消毒について見ていきますね。
哺乳瓶をレンジ蒸し器でレンジ消毒するときのポイントは、3つ
- 哺乳瓶が入る大きめの蒸し器を使用する
- 哺乳瓶を2本以上消毒する時は、加熱時間を1分~2分追加する
- レンジ蒸し器は、普段の料理から使えるので便利
②50ml~60mlの水をレンジ蒸し器の中に入れる
③蒸し器に哺乳瓶を入れる
④③を500Wのレンジで3分レンジ加熱をする
⑤終了したらレンジから取り出して哺乳瓶をしっかり乾燥させれば完了
哺乳瓶を「シリコンスチーマー」でレンジ消毒する方法
そして最後に、シリコンスチーマーを使った哺乳瓶のレンジ消毒について見ていきましょう。
哺乳瓶をシリコンスチーマーでレンジ消毒するときのポイントは、2つ
- シリコンスチーマーは大きさも様々なので哺乳瓶の本数に合わせて選べる
- シリコンスチーマーも普段の料理から使えるので便利
②50ml~60mlの水をシリコンスチーマーの中に入れる
③シリコンスチーマーに哺乳瓶を入れる
④③を500Wのレンジで3分レンジ加熱をする
⑤終了したらレンジから取り出して哺乳瓶をしっかり乾燥させれば完了
哺乳瓶をレンジ消毒するときの4つの注意点
手軽で便利な哺乳瓶のレンジ消毒ですが、4つの注意点があるので事前にチェックしておいてくださいね。
哺乳瓶のレンジ消毒の注意点①電子レンジに対応している哺乳瓶を使う
哺乳瓶をレンジ消毒するには、「レンジ対応の哺乳瓶」であることが鉄則です。
例えば、哺乳瓶でよく使用される「トライタン製」の哺乳瓶は、変形や破損の恐れがあるのでレンジ消毒ができません。
使用前に哺乳瓶の注意書きをよく読んでおきましょうね。
哺乳瓶のレンジ消毒の注意点②哺乳瓶はしっかり洗う
今回、紹介したレンジ消毒は「水のみ」を使用しているため、汚れを落としたり分解することができません。
なので、レンジ消毒をする前にしっかり「ミルクかす」や赤ちゃんの「唾液」を落としておきましょう。
哺乳瓶のレンジ消毒の注意点③フタを完全に閉めない
〈ポイント〉にも書きましたが、タッパーやジップロックで哺乳瓶をレンジ消毒する時は、フタを完全に閉めないように気をつけてくださいね。
密閉したまま使ってしまうと、消毒の最中に破裂する恐れがあります。
なので、タッパーやジップロックで哺乳瓶をレンジ消毒する時は、必ずすき間をあけておきましょうね。
哺乳瓶のレンジ消毒の注意点④レンジ消毒後の哺乳瓶でのやけどに注意
レンジ消毒後は、哺乳瓶がすごく熱くなっています。
なので、やけどしないためにも、
- 時間が経ってから取り出す
- 哺乳瓶バサミで掴む
哺乳瓶の持ち歩き用消毒グッズ!とっても便利な私のおすすめ4選!
ちょっとしたおでかけから帰省や旅行など、外出先での哺乳瓶の消毒もパパやママの悩みの種ですよね。
そこで、とっても便利な持ち歩き用の消毒グッズを4選、ご紹介していきたいと思います。
哺乳瓶の持ち歩き用消毒グッズ①「メデラ 電子レンジ除菌バッグ クイッククリーン スチームバッグ」
商業施設などにある授乳室や休憩室など、電子レンジがある場所へお出かけする時は。
バッグ式の消毒袋「メデラ 電子レンジ除菌バッグ クイッククリーン スチームバッグ」がおすすめです。
この「スチームバッグ」なら、60mlの水と哺乳瓶をバッグ入れて、レンジで3分加熱するだけ。
スチームクリーニングの働きで、99.9%のバクテリアや細菌を消滅させることができるんです。
また、5枚入りの除菌バッグは、1枚当たり20回も再利用できるので、なんと1つで100回分の哺乳瓶の除菌ができるグッズなんですよ。
メデラ電子レンジ除菌バッグ「クイッククリーン スチームバッグ」の詳細を見てみる
哺乳瓶の持ち歩き用消毒グッズ②「哺乳瓶用インナーバッグ」
便利グッズ2つ目は、哺乳瓶の内側に袋を入れて、その中にミルクを注ぐ「哺乳瓶用インナーバッグ」です。
哺乳瓶を汚さずにミルクをあげることができます。
授乳回数に合わせて乳首部分は複数個持ち運ぶ必要はありますが、哺乳瓶本体の本数を1本で済ませるので荷物が大幅に減らすことができます。
インナーバッグの中には、粉ミルクはもちろん、液体ミルクや搾乳しておいた母乳も入れられるので、
- 夜間授乳
- 災害時
- 人に預ける時
哺乳瓶の持ち歩き用消毒グッズ③「使い捨て哺乳瓶」
私も調べている時に初めて知ったのが、「使い捨て哺乳瓶」です。
ジャバラ式の「chu-bo!(チューボ)」や「suteri-bottle(ステリボトル)」など、かさばらずに持ち運べて、外出時はもちろん災害時にも便利なグッズです。
特に私のおすすめは、ジャバラ式の「chu-bo!」。
ジャバラだから赤ちゃんの首の角度に自由に角度の調整ができたり、月齢に合わせて吸出し量を調節することもできるんです。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
使い捨て哺乳瓶「suteri-bottle(ステリボトル)」の詳細を見てみる
哺乳瓶の持ち歩き用消毒グッズ④「フルフルほ乳びん洗い」
最後のおすすめグッズは、水と除菌糸のクリーナーを哺乳瓶に入れてフルフルふるだけで哺乳瓶の汚れを落としてくれる「フルフルほ乳瓶洗い」です。
水があれば除菌までできる上に、ソフトな素材でできた乳首洗いも付いていて便利。
さらに、哺乳瓶に傷がつきにくくて、哺乳瓶以外のマグや水筒にも使うことができます。
哺乳瓶の消毒はレンジでするとき代用にジップロック!?のまとめ
今回は、身近にある
- タッパー
- ジップロック
- レンジ蒸し器
- シリコンスチーマー
赤ちゃんとのおでかけは
- オムツ
- おしりふき
- 着替え
- おもちゃ
- ベビーカー
- 抱っこ紐
なので、哺乳瓶の消毒だけでも荷物を減らして、パパやママの負担を減らしましょう。