寒くなってくると恋しくなってくるのが、温かい甘酒ではないでしょうか?
昔は、甘酒が飲む栄養ドリンクともいわれていて、夏バテ予防に夏場にも飲まれていたのですよ
そんな甘酒を子供にものませてあげても良いのかどうか、悩んでいませんか?
甘酒には種類がある!?子供が飲めるものもあるの?
まずは、甘酒の種類ですが、大きく分けて二種類あります
一つは「米麹(こめこうじ)」から出来たものと、もう一つは「酒かす」から出来たものになります
米麹(こめこうじ)から出来た甘酒について
米麹とは、お米を炊いたごはんに、麹菌をまぜて発酵させてつくったものが米麹です。
「米麹」はお店でも買うことが出来ますよ
その、米麹をお湯といっしょに水筒や炊飯器に入れて、8時間ほど熟成させると甘酒の出来上がりです
お米の糖度が上がって、甘くてまったりとしたものが出来ますよ。
お湯で薄めてのんでもいいのです。
酒かすから出来た甘酒について
酒かすから作る甘酒ですが、こちらは日本酒をつくる過程で出来たもの(酒かす)を使って作ります。
日本酒の原酒をしぼったときにできるしぼりかすが、酒かすです。そしてしぼったものが日本酒になります。
その酒かすを使って甘酒を作ります。
その酒かすと水を鍋に入れ、泡立て器で酒かすを崩しながらまぜます。
きれいに溶けて沸騰したら、甘酒の出来上がりです。
お好みで砂糖を入れると、飲みやすくなりますよ。
しょうがを入れてもおいしいですよね。
甘酒は子どもが飲んでも大丈夫なの?
そこで心配なのは、「甘酒って、子どもがのんでも大丈夫なの…?」ということです。
米麹から出来た甘酒にはアルコールは入っていませんので、子供にも妊婦さんにも安心ですよ
酒かすから出来た甘酒には、日本酒が少しは残っているため、日本酒の香りとアルコール成分が残ります。
しかし、しっかりと沸騰させてアルコール分を飛ばしてしまえば、子供でも安心してのめるようなりますよ
私が子供の頃に甘酒を飲んだときの感想
わたしが子供のころのことです。
小学生のころですが、寒くなると母が酒かすを使って甘酒を使ってくれていました。
甘くて、とても美味しくて…
それに、なんといっても酒かすから出来ているので、少し大人びたイメージを持っていたことを思い出します。
ですから、甘酒を飲むときは、ほんの少しだけ背伸びした気分でうれしかったことを覚えていますね。
甘酒って子供はいつから飲んでもいいの?のまとめ
私が子どもを身ごもったときに、好きな甘酒を飲みたくておなかの赤ちゃんにも安心な甘酒を探しました。
完全にノンアルコールの、米麹の甘酒に出会いました。
それからは、米麹の甘酒にはまって今に至ります。
みなさんも、ひな祭りには子供と一緒に「甘酒」を安心して楽しんでみてはいかがですか?