里帰り出産のとき予防接種はどうする?他にもある!気を付けるべきポイントは?

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県外での里帰り出産のときの予防接種は、住民登録のある自治体の依頼書があればスムーズに、リスクなくすることができます。

全国統一ではありませんが、大体の自治体では予防接種実施依頼書を発行し、予防接種を受ける自治体、又は医療機関に書類を提出すれば大丈夫なようです。

書類の発行には土日祝日を挟むとけっこう時間がかかったり、書類の記入には予防接種をする医療機関に確認をしてから記入することもあるようです。

予防接種のスケジュールを立てているママは早めに書類の取り寄せをした方がいいかもしれません。

里帰り出産での予防接種を県外で受けるときの注意点!事前に手続きとかが必用なの?

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里帰り出産で赤ちゃんの予防接種を県外で受けるときは、住民登録のある自治体の予防接種実施依頼書を発行してもらってから受けることが基本になります。

全国統一ではないのですが、大体の自治体はそうしているようです。

まずは住民登録のある自治体に予防接種実施依頼書の発行申請をします。

電子申請サービスか窓口又は郵送での申請になるかと思います。

書類を書く上で接種する医療機関に確認を取る事項があるので、連絡を取ることになります。

  • 住民登録が〇〇市(自宅の住所)にあっても予防接種実施依頼書を持参すれば定期予防接種を受けられるか。
  • 依頼書の依頼先は(送付先ではなく)「医療機関」なのか滞在先の「市町村長」なのか。
などを事前に確認してから依頼書作成になります。

依頼先が市町村長のときには、接種の方法や費用助成があるかないかを確認しましょう。

予防接種の費用助成があるときには、償還払いの手続きが不要になるからです。

予防接種実施依頼書の発行にかかる期間は?

書類を書いて自治体が受領してから依頼書の発行までに1週間~2週間ほどかかります。

滞在先の住所に、予診票と一緒に送られてくることが多いようです。

土日祝日、年末年始は除いての計算なので余裕をもって申請した方がよさそうです。

なお、申請日から6か月以内に接種することになります。

接種費用は医療機関に実費を払ってから払い戻しを受ける

接種費用の助成方法は自治体によって違いますが、償還払いをするのが一般的です。

一旦滞在先の医療機関で全額支払いをし、後日住民登録のある自治体で払い戻しを受けるようになります。

領収書が必要になりますが、償還払いの手続きは領収書のみではできません。

助成の対象になるのは予防接種実施依頼書を申請した人だけなのです。

ちなみに依頼書の送付と一緒に償還払いの手続きをする書類も入っていることがあるようです。

里帰り出産での予防接種当日の持ち物は?

接種当日の持ち物は「母子手帳」、「保険証」、「予診票」、「予防接種実施依頼書」、「接種費用を支払う現金やクレジットカード」です。

生後2ヶ月から定期予防接種が受けられます。

ワクチンデビューでは

  • ヒブ
  • 肺炎球菌
  • B型肝炎
  • 4種混合
  • ロタウイルス
が受けられるので同時接種することをおすすめします。

4万円くらいは用意しておいた方が無難ですよ。

償還払いで戻ってくるので(上限額がある)一時的な支払いと考えてくださいね。

助成金の申請には

  • 定期予防接種費用助成申請書
  • 領収書の原本
  • 母子手帳の表紙
  • 予防接種欄の写し
が必要になります。

これらを郵送してからしばらくして指定口座に入金となります。


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里帰り出産にはどんなデメリットがある?予防接種以外にも知っておくべき注意点

里帰り出産では予防接種以外に公的な手続きが出てきます。

妊婦健診を里帰り先で引き継ぐ場合、助成金が出ないパターンや後から申請するパターンがあります。

また、妊娠が分かって里帰り出産を決めたらすぐに里帰り先の病院を押さえておいたほうが無難です。

転院する時はそれまでの健康状態を知らせるために紹介状を書いてもらう必要があります。

出産一時金については、「もらえなくなってしまう」ということはないですが、一応自治体に申請方法を確認してみると安心ですよ。

なお、出生届は里帰り先で届け出てOKですが出生から14以内に提出することになります。

健康保険の手続きは母子手帳が必要です。

パパに手続きをしてもらうなら受け渡しが面倒になるでしょう。

ただ、全体的に難しい手続きはありません。

早めに病院を押さえることと助成金の申請方法は確認しておいてくださいね。

里帰り出産で手続き関連以外のデメリット

手続き関連の他に、精神的なデメリットがあります。

  • 赤ちゃんと夫のふれあいが少ないので父親になる実感がわきにくい
  • 夫婦関係が変化しないか不安
  • 夫1人での生活での経済面や家事の心配
  • 実家は久しぶりで生活スタイルの違いがストレス
  • 親が干渉してきてうんざりする
  • 自分のペースで行動できない
  • 育児の仕方で母親とぶつかる
  • 赤ちゃんの泣き声で夜中に親に迷惑をかける
などなど、先輩ママの声があげられます。

里帰りで実家に行くときに気を付けること

また、実家といえども自分は新たに家庭をもっているので、滞在期間の食費や雑費を実家に入れましょう。

最初に実家に来る時に夫と一緒にきて、夫から「これからお世話になります」という挨拶と現金、手土産を渡すのがいいでしょう。

来れない場合は電話で挨拶をしましょう。

もともと親子関係が良好なら産後の体を休めるのに里帰り出産はおすすめです。

産後1ケ月は授乳や沐浴、自分の体を戻すことで大変です。

家事はなるべく母親にしてもらうと助かりますよ。

感謝の気持ちを忘れずにしてくださいね。

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里帰り出産のとき予防接種はどうする?のまとめ

里帰り出産先で予防接種を受けるには、予防接種実施依頼書を住民登録のある自治体に申請して発行してもらい、それを接種する医療機関に持参します。

これを怠ると任意の接種扱いとなり、助成金はもらえないのと、万が一健康被害が出た場合に救済制度が受けられないことがあります。

里帰り先で予防接種を受けることが決まったら、書類発行に1週間~2週間はかかるので早めの申請をしてくださいね。

予防接種以外にも手続き関連で里帰り出産での注意点があります。

妊婦健診費用の助成が受けれらるかどうか、出産一時金の申請方法の確認、健康保険の手続きでパパとのやり取りなどちょっと面倒かもしれません。

全体的に難しい手続きではないのでちょっと面倒だけど頑張ってくださいね。