母乳パッドを切らしてしまったとき、「おりものシートで代用できるかな?」と悩んだことがある方は多いのではないでしょうか。
授乳中は思いがけず母乳が漏れてしまうこともあり、急な対応が求められる場面もありますよね。
結論から言うと、おりものシートは母乳パッドの代用品としてはあまりおすすめできません。
形のフィット感や吸収力、そして含まれる香料などが異なるため、かぶれやかゆみといった肌トラブルにつながったり、赤ちゃんの肌に触れる可能性がある点でも注意が必要です。
ただし、どうしてもというときの一時的な応急処置として使うなら、無香料タイプを選び、肌の様子をこまめに確認するようにしましょう。
他にも、生理用ナプキンやガーゼハンカチ、ティッシュなどを使って代用する方法もあります。
これらもあくまで短期間の使用にとどめ、できるだけ早めに専用の母乳パッドを用意するのが安心です。
もし少し時間があるようであれば、100円ショップの材料で母乳パッドを手作りするのもひとつの選択肢。
肌にやさしい素材を使って自分に合ったパッドを作ることで、経済的にも環境的にもやさしい工夫ができます。
この記事では、母乳パッドの代用品として使えるアイテムや、簡単にできる手作り方法をくわしくご紹介します。
毎日がんばるママたちが少しでも安心して授乳期を乗り切れるよう、役立つヒントをまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。
母乳パッドの代用でおりものシートって実際使えるの?
母乳パッドの代用でおりものシートって実際に使えるのでしょうか?
個人的には、冒頭でもお話をしましたが、あまりおすすめではありません!
できる限り、専用の母乳パッドを使ってほしいなと思います。
その理由としては、3つです。
母乳パッドの代用におりものシートはおすすめしない理由①形状が違う
まず1つ目は、やはり形状が違うから使いづらい!という点ですね。
母乳パッドって、円形になっているものがほとんどです。
円形でないと、あまりカバーできないということもあります。
でもおりものシートって、円形ではなく楕円形ですよね。
この形が代用としては使いづらいのかな?と思いますよ。
ちゃんとカバーできないと、結局は意味がなくなってしまいますよね。
母乳パッドの代用におりものシートはおすすめしない理由②薄い
そして2つ目は、薄さです!
おりものシートって、とにかく薄いですよね。
クッション性もないので、代用としてはあまり意味がない気がします…。
授乳中って慣れるまで痛みもあります。
そのため、クッション性って意外に大事なのですよね。
使ったことがある方は分かると思いますが、母乳パッドってクッション性も高いです。
なので、おりものシートで代用するのは、薄さについても難しい気がしますね。
母乳パッドの代用におりものシートはおすすめしない理由③香料
3つ目の理由は、香料です。
おりものシートは、もちろん無香料のものもあります。
でもだいたいのものに臭いを消すための香料が入ってしますよね。
この香料が、母乳パッドの代用として使うのには向いていないかなと思います!
肌が弱い方だと、かぶれてしまうこともありますよね。
そして赤ちゃんにも影響がでてしまうととても危ないです。
ただ、買い忘れていて家に他に代用できるものがない…ということもありますよね。
おりものシートを代用として使いたい!という場合。
無香料のものを選ぶことをおすすめします。
でも実際に代用として使ってみたときに、肌荒れなどが起こってしまったらすぐにやめましょう!
あくまでも、一時的な代用品として考えるといいかなと思います。
母乳パッドの代用としてなにか使えるものはある?
母乳パッドの代用として、なにか使えるものってあるのでしょうか?
先ほどもお伝えしましたが、やはりおりものシートは向いていないかな?と思います。
私自身は、母乳パッドを代用したことはありません。
でもママ友の中には何人か、代用した!という人もいました。
そこで、代用として使えるものをご紹介しますね。
母乳パッドの代用として使えるもの①生理用ナプキン
代用として使えるかも!と思うのが、生理用ナプキンです。
実際にママ友でも、使っている人はいました。
生理用ナプキンだったらまず、クッション性もありますよね。
不織布でつくられているとうところや、吸水素材でできている…という点もあります。
なので、考えてみると母乳パッドに似ているところもあるということですね!
ただ、おりものシートと同じで、形状がちょっと使いづらいこともあります。
やっぱり、円形の方が使いやすいですよね。
生理用ナプキンだとちょっと大きすぎますし、逆に気になってしまいそうです。
家の中ならいいものの、外にでるときには絶対に使えないですね。
ただ、おりものシートに比べたら、使ってもいいかなと思える代用品だと思います!
母乳パッドの代用として使えるもの②タオルやガーゼハンカチ
中には、タオルやガーゼハンカチを使っている人もいました!
確かに吸収力は多少ありますよね。
下着に挟み込めば、ずれてしまうという心配もないです。
ただ母乳って、実は洗濯で落としづらいとも言われています。
母乳には、赤ちゃんに必要な栄養がたくさん詰まっていますよね。
たんぱく質とか炭水化物などが、たくさん含まれているということです!
なので、タオルやガーゼハンカチで吸収できても、洗濯は大変ということになります。
時間が経つと落ちにくくなるので、なるべく早めに洗濯をしないといけません。
子育てに忙しい時期に、なかなかこまめには洗濯できませんよね。
洗いづらいことを考えると、衛生的にも使い捨ての方がいいのかな?と思いますよ!
母乳パッドの代用として使えるもの③ティッシュ
母乳パッドの代用品として、ティッシュを選んだ人もいます。
ティッシュなら急に授乳が必要になったときでも、パッと手を伸ばせば使うことができますね。
授乳が終わったらポイっと捨てられるので、衛生面でも安心です。
おりものシートや生理用ナプキンと違い、ティッシュは円形にしたり使いやすい形に整えたりすることもできます。
ティッシュを母乳パッドの替わりに使うときに注意したいのは、その薄さです。
ティッシュは、濡らすとすぐに破れてしまうくらい薄くて脆いです。
なので、母乳がたくさん出るタイプの人は、ティッシュ数枚では破けてしまう可能性があります。
破けたティッシュが肌や下着にくっつくのは、ちょっとイヤですよね。
また、母乳パッドはズレ防止のテープが付いていますが、ティッシュはテープがありません。
そのため、使っているうちにズレたり、うっかりすると落としたりすることもあります。
赤ちゃんを抱っこしたりお世話したりしているときに、胸元でティッシュがズレていくと、気になって取り出したくなっちゃいそうです。
このようなデメリットもあることから、「ティッシュは母乳パッドの替わりに使えなくもない程度」と言えます。
ティッシュは、一時しのぎの応急処置として使うのがよさそうです。
結局は代用ではなく母乳パッドを使うのが1番!
代用についていろいろとご紹介をさせていただきました。
でも結局は、代用ではなく母乳パッドを使うのが1番かなと思います。
やっぱり、形状や吸収力、使い捨ての面など、衛生面でも安心です。
コスト的にも、生理用品を代用するよりも、コスパがいいと思います!
母乳パッドはこまめに替えないといけないですよね。
こまめに替えるなら、コストってとても大切なところです。
いろいろとお伝えしましたが、積極的に代用していくのはおすすめできないかなと思います!
母乳パッドの手作りを100均アイテムで作る方法なんてあるの!?
市販の母乳パッドは、一度使ったら捨ててしまいます。
しかし、布製の母乳パッドなら洗って繰り返し使うことができます。
経済的で環境にも優しいですね。
この布製の母乳パッドですが、100均の材料で手作りすることができるのです。
用意するものは、15×15cm程度の生地を6枚です。
これで2枚の母乳パッドができます。
生地は、肌に直接当たる生地、間にはさむ生地、外側の生地をそれぞれ2枚ずつ選びます。
肌に当たる部分の生地は、ガーゼなどの柔らかく肌に優しい生地がおすすめです。
間に挟まる生地は、タオル素材などしっかり吸収できる素材がよいでしょう。
外側の生地は、好きな柄にするなどお好みで大丈夫です。
他にも、縫い針や糸、チャコペンなど裁縫道具を用意しましょう。
これらの材料は、全て100均で手に入れることができます。
②肌にあたる生地と外側の生地を中表にして重ねる。中間の生地は、どちらかの生地に重ねる。
③縫い代0.5~1cmで円に沿って縫っていく。ひっくり返す部分を5cm程度縫わずに残しておく。
④ひっくり返したときにごわごわしないように、縫い代の周りに切れ込みを入れる。
⑤表面になるようにひっくり返し、返し口を閉じる。
手縫いで縫っても1時間程度で作ることができます。
間に挟む部分の生地に、ガーゼを多めにしたり防水布を挟んだりすると、自分好みの母乳パッドにできます。
興味がある人は、手作り母乳パッドにぜひ挑戦してみてください!
母乳パッドの代用でおりものシートは使える!?のまとめ
授乳中にうっかり母乳パッドを切らしてしまったとき、「どうしよう…」と焦ることもありますよね。
そんなときの応急処置として、「おりものシート」や「生理用ナプキン」「ガーゼハンカチ」「ティッシュ」など身近なもので代用することは可能です。
ただし、こうした代用品はあくまで一時的な対策として使うのがポイント。
とくにおりものシートは形や吸収力が異なる上、香料や成分が含まれていることもあり、ママの肌トラブルや赤ちゃんへの影響が心配されます。
急場しのぎとして使うなら、無香料で肌にやさしいタイプを選び、こまめに肌の様子をチェックしましょう。
また、少し時間と材料があるときには、100円ショップの布やガーゼを使って自分で母乳パッドを手作りする方法もあります。
洗って繰り返し使えるタイプなら、経済的にも環境的にもやさしい選択になりますよ。
どんな代用品を使う場合でも、できるだけ早く専用の母乳パッドに戻すことが大切です。
この記事では、代用品の種類や注意点、手作りのアイデアまで詳しくご紹介しました。
毎日がんばるママたちが少しでも安心して授乳期を乗り切れるよう、役立つ情報をお届けしました。