どこのお宅にもあるジップロックコンテナは役に立ちますね。
冷蔵庫や冷凍庫に食材を保存するにはジップロックコンテナが大活躍!
大小様々なタイプがあって、大きなものにも小さなものにも対応できるので本当に便利。
それにかなり長持ちするのも嬉しいところです。
ところで、このジップロックコンテナは大事に使えばいつまでも使えるのでしょうか?
ここでは、ジップロックコンテナの寿命はどれくらいなのか、買い替えの時期はいつか。
そして、食品保存用にはできなくても、ほかの用途にリユースできるかについても説明致します。
ジップロックコンテナの寿命はどれくらい?
ジップロックコンテナは相当丈夫です。
上手に使えばかなり長く使えることは間違いありません。
数年から10年近く使っている例もあります。
上手に使えば半永久的に使えると言えそうです。
ただし、長く使うと表面が擦れたり傷がついたりするなど良い状態ではなくなるのは事実です。
ジップロックコンテナを買い替えるならいつどんなタイミングでがベスト?
ジップロックコンテナはかなり丈夫で長持ちすることは分かりました。
でも長く使うと不具合も出てきます。
次のような状態になったら、そろそろ買い替えを考えるのがいいですね。
ジップロックコンテナ買い替えタイミング①本体やふたが破損したとき
かなり丈夫なジップロックコンテナですが、本体に傷がついてしまったり、ふたが変形して閉まらなかったりすることがあります。
よくある失敗は、ジップロックコンテナにご飯などを入れて冷凍したものをそのまま電子レンジにかけてしまうことですね。
1~2分でもふたが変形して戻らなくなります。
こうなると密封容器としては役に立たなくなります。
やっぱりそのまま使い続けるのは無理です。
本体はよほどのことがないと壊れませんが。
ガスレンジのそばに置いて変形してしまったとか、落として小さな傷がついてしまったということもあります。
本体の傷は小さくても水分が漏れ出し、やはり役には立たなくなります。
ジップロックコンテナ買い替えタイミング②傷がたくさんついてしまったとき
ジップロックコンテナの本体は丈夫でも表面は傷つきやすいです。
フォークで中身をかき出したり菜箸でかき回したりすると傷となって残ることがあります。
固いスポンジでごしごし洗ったり、スチールたわしを当てたりすればたちまち傷がつきます。
傷がたくさんついてしまうと、見た目も悪く透明感がなくなります。
それに、汚れが残る原因にもなりますから、そろそろ買い替えを考える時期でしょう。
ジップロックコンテナ買い替えタイミング③変色したとき
ジップロックコンテナを長年使い続けると、食材によっては色素が残ってジップロックコンテナそのものが変色することがあります。
カレーやハヤシのルーを長時間入れておくとジップロックコンテナに黄色や赤の色がついて取れなくなります。
キッチンハイターで漂白することはできますが、回数が多くなると何となく、曇ったような色になり清潔な感じがなくなります。
色の濃い食材を長時間入れっぱなしにするのを避けるのはもちろんです。
でも、どうしても色が残ってしまったら、やはり新しいものと取り換えるのがいいですね。
ジップロックコンテナ買い替えタイミング④ジップロックコンテナが多くなり過ぎたとき
ジップロックコンテナはとても便利です。
自分でも買いますが、銀行のお歳暮や商店街の福引の景品でいただくこともありますね。
丈夫で便利だからといくつでもしまっておくと、いつの間にかキッチンの戸棚はジップロックコンテナでいっぱい。
使いきれずにおくにしまわれて埃まみれということになりますね。
こういう時は必要なものだけに絞って、古いものは思い切って処分するかリユースに回しましょう。
これは買い替えとは違いますが、有効活用という意味で必要な対処法です。
ジップロックコンテナを捨てる前に役立てることはある?
ちょっと傷がついただけ、ふただけがダメになった、変色したけれどまだ使えそう。
というジップロックコンテナはそのまま捨てるのが惜しい気がしますね。
そんな時にはジップロックコンテナの丈夫さを生かして次のような使い方ができます。
ジップロックコンテナを捨てる前の使い方①子どものままごと用やおもちゃのパーツ入れ
子どもたちは本物が大好きです。
おもちゃのままごとよりも、本物のジップロックコンテナをままごと用に下ろしてあげれば喜んで使います。
また、サイコロやビー玉、ビーズの入れ物として使うこともできます。
子どもたちは小さいものをまとめてしまうのが苦手です。
ジップロックコンテナに絵や字でサイコロなど内容をかいて貼っておけば、お片付けが楽しくなります。
ジップロックコンテナを捨てる前の使い方②小物の整理箱
見た目は新品ほど良くなくてもジップロックコンテナは、程よい大きさのものを整理整頓用に使うことができます。
キッチンで邪魔になりやすい
- ペットボトルのふた
- アイスクリーム用のスプーン
- お菓子用のミニフォーク
ジップロックコンテナは冷凍すると割れる!?やってはダメな使い方
ジップロックコンテナは冷凍すると割れるという話をよく聞きます。
ですが、ジップロックはもともと冷凍に対応していて、適正な使い方をしていれば割れることは滅多にありません。
ただし、ジップロックが割れてしまう条件はあります。
まず、ジップロックコンテナの耐冷温度は-20℃です。
家庭用の冷凍庫は-18℃~-20℃で設定されているので問題はありません。
ただ、ジップロックコンテナに物を詰め込みすぎてしまうと、中身が膨張してフタが開けにくくなってしまいます。
そんな状態で、カチコチに凍って固くなったフタを開けようとすると、フタが「パキっ」と割れてしまうことがよくあるようです。
ジップロックコンテナの材質は、「ポリプロピレン」というプラスチック素材です。
この「ポリプロピレン」は、曲げたり落としたりしても割れない強さがありますが、耐冷はあまり強くないんです。
また、ジップロックコンテナの耐用年数は特にないらしいのですが、3~4年使っていると劣化が見え始めてくることが多いです。
「ご飯を冷凍保存して、フタをずらしてレンジで温める」だけを繰り返しても、やはり劣化はあるようです。
また、外からの衝撃もジップロックコンテナの耐用年数にかかわってきます。
ジップロックコンテナを落としたり、洗うときに傷つけたりを繰り返していると、少しずつですが劣化していきます。
特にフタは落としやすいので、注意してくださいね。
ジップロックコンテナは普通に使っている分には数年は持ちますが、消耗品として考えておいた方がいいですね。
ジップロックコンテナのサイズでおすすめなのは?用途別のおすすめサイズ
ジップロックコンテナの、現在販売されているサイズ展開は、
- ごはん保存用3サイズ
- 正方形3サイズ
- 長方形6サイズ
- 1膳用
- 大盛り
- 小盛り
- <130ml>
おろし生姜や刻みねぎ、お弁当に添えるデザートなどに向いています。雑貨だとクリップや輪ゴム収納に適しています。 - <700ml>
男性や食べ盛りの学生のお弁当箱にちょうどよいサイズです。サラダや炒め物のような形をもたないものが適しています。 - <1100ml>
ブロッコリーのようなかさ高の野菜や食材、味噌など。ソーイングセットを入れるのにも向いています。
長方形サイズのジップロックコンテナ
- <300ml>
深型なのでアスパラのようなスティック状の野菜、スライスレモンを並べ立てて入れられます。包帯やガーゼ、絆創膏のようなミニ救急セットにも。 - <480ml>
女性や子どものお弁当箱にちょうど良いサイズです。ウィンナーや作り置きおかずの保存に適しています。 - <510ml>
深型でスリムなのでスティック野菜に向いています。プチトマトやいちごなどの野菜や果物にも便利です。
また、便利なおすすめセットもあるので、ご紹介しておきますね。
ジップロックコンテナのセット①ベーシックアソート
- 正方形130ml×2
- 長方形300ml×1
- 正方形700ml×1
ジップロックコンテナのおすすめセット「ベーシックアソート」の詳細を見てみる
ジップロックコンテナのセット②バラエティアソート
- 正方形130ml×2
- 長方形300ml×1
- 長方形510ml×1
- 正方形700ml×1
- 正方形1100ml×1
- 長方形1900ml×1
ジップロックコンテナのおすすめセット「バラエティアソート」の詳細を見てみる
こういったセットから始めてみて、
「こんなサイズも欲しいな」
「このサイズは便利だからもっと欲しい」
というものを追加でそろえていくのも、おすすめですね。
ジップロックコンテナの寿命のまとめ
ジップロックコンテナは丈夫で上手に使えば相当長く使えます。
本体やふたが変形したり、傷がついたり、色がついたりした場合は新しいものに買い替えることを考えましょう。
多少傷がついてもままごと用やおもちゃや小物の保管用には使えます。
便利なジップロックコンテナを効率良く使って、豊かな日常生活を送りたいものですね。