産後の肥立ちが悪いと、いろいろな症状がでる…とよく聞きますよね。
そもそも、産後1ヶ月間、ママは安静にしないといけないと言われます!
産後の肥立ちが悪いと、具体的にどんな症状が出るのでしょうか?
産後の肥立ちが悪く、無理して体を動かしていると、目が見えにくくなることも。
その他にも、貧血になるとか発熱をするという場合もあります。
さんじょく期と呼ばれる産後1ヶ月に体を休めないと、病気になることもありますよ。
この記事では、産後の肥立ちの症状や、疲労感が酷い時にはどうすればいいのか。
産後の肥立ちにはお灸をするといいの?などなど。
産後の肥立ちについて詳しく解説をしていきます!
産後の肥立ちの症状を紹介!疲労でクタクタなときはどうすればいい?
産後の肥立ちでは、具体的にどんな症状が出るのでしょうか。
疲労感が酷い時にはどうすればいいのか…などもお話をしていきますね。
産前や産後は、ホルモンバランスの変化で体調が悪くなることが多いです。
子供を育てていくということは、それぐらい大変なことですよね。
ママの体への負担はもちろん、育児の疲労を大きく感じる時期でもあります。
私自身も、育児に慣れるまでの数ヶ月は一苦労でした。
いつもできていることもスムーズにできないと、不調を感じますよね。
産後の肥立ちでは、具体的にどんな症状が出るのかというと、これは人それぞれです。
つわりなどにも個人差があるように、産後の肥立ちの症状にも個人差があります。
産後の肥立ちにある症状①目が見えづらい
例えば、冒頭でお話をしたように、ちょっと目が見えづらくなっていく方もいますよ。
産後の肥立ちにある症状②出産の傷の痛みや骨盤の不具合
とにかく会陰切開の傷が痛くて辛い時期ですし、産後は骨盤がグラグラする感覚もあります。
産後の肥立ちにある症状③貧血
この時期はおろと呼ばれる胎盤がはがれたあとの出血もあります。
出血が多いということは、それによって貧血にもなりやすいですよね。
産後の肥立ちにある症状④体の張り・むくみ・発熱
なんとなく体の張りを感じるとか、むくむことも多いですし、中には発熱する場合もありますよ!
もちろん個人差はあるのですが、もしこれが一度にやってきたら…と思うと、恐ろしいです。
産後の肥立ちが原因でマタニティブルーになることも
私自身も産後は、目の疲れをよく感じていました。
あとは、貧血もありましたし、とにかくむくみが酷かったです!
産後の肥立ちの症状が原因で、マタニティブルーになることもあるので、注意が必要ですね。
産後の肥立ちの症状などで疲労感を感じたらどうすればいい?
産後の肥立ちの症状で、疲労感を感じてしまう方はとても多いです。
この時期はとにかく無理をしないことが1番ですよ!
産後に疲労感があるときの対処法①まわりに甘える
動こうと思えば動けても、できるだけまわりに甘えましょう。
なるべく体を休めて、最低限のことだけをやるのがいいですね。
「最低限のこと=赤ちゃんのお世話だけ!」という時期をつくるのも大切ですよ。
産後に疲労感があるときの対処法②睡眠や栄養をとる
体が疲労感を感じている時は、睡眠や栄養をとって、気分転換をするのも良いですね。
サプリなどを上手く使って栄養バランスを整えるのも良いと思います。
産後に疲労感があるときの対処法③スマホやテレビは控える
目の疲れなどを感じている時は、スマホとかテレビを控えてみて下さい。
なるべく自然の景色を見る方が、目を休ませることができますよ。
とにかく無理して動かないことがおすすめです。
産後に疲労感があるときの対処法③サポートしてもらえる人を確保しておく
旦那さんや親兄弟など、サポートしてもらえる人を確保しておいた方が安心ですね。
私自身も産後1~2ヶ月は、夫はもちろん母親にもサポートをしてもらいました。
この時期に無理をすると、病気になる可能性もあるので気を付けて下さいね。
産後に無理をすると膀胱炎や乳腺炎になることも!
免疫力が低下している上に疲労がたまると、例えば膀胱炎や乳腺炎になることもあります。
子宮復古不全という、子宮の戻りが悪くなる症状が見られることもあるので、気を付けましょう!
自分自身が不調を感じるとか病気になると、赤ちゃんのお世話どころではなくなります。
なるべく休息をとって、心身ともに健康な状態を保ちたいですね。
産後の肥立ちはお灸をするといい?三陰交のツボは産後も使う!
産後の肥立ちにはお灸をするといい!というのを聞いたことがありますか?
実は、三陰交(さんいんこう)と呼ばれるツボが、産後の肥立ちを良くするツボなのです!
三陰交は、生理痛や生理不順、不妊症などにも効果的です。
安全のツボと言われているほど、女性には欠かせないツボですよ。
三陰交の場所やお灸の使い方
三陰交はどこにあるのかというと、足首あたりです。
スネの内側になります!
くるぶしから、指4本分ぐらい離れた骨の上にあるツボです。
さわってみると、ちょっとくぼんでいるような感じがします。
お灸は、裏側についているシールを剥がして、人差し指につけた状態でライターに火をつけます。
煙がたったら、この三陰交と呼ばれるツボの上に貼りましょう!
30秒ぐらいすると、少しずつ温かくなっていきますよ。
個人差はありますが、1~2分すると熱くてがまんできなくなることが多いです。
がまんできなくなったら、剥がし時なので、無理をしないようにしましょう!
お灸を行う頻度やタイミングは?
お灸を行うタイミングは、自分のペースでOKです。
朝起きた時とか、夜寝る前など…決めたら、1日1回行うのがおすすめですよ。
三陰交にお灸をすると、疲労感がなくなると言われています!
産後疲れを癒すのには、お灸を取り入れてみるのもいいですね。
よもぎ蒸しは産後の肥立ちに効果がある?いつから始めていいの?
よもぎ蒸しは韓国に伝わる民間療法です。
煮立たせたよもぎの蒸気で下半身を温めることで、血液循環を促進させる効果があります。
よもぎの香りで気分がリフレッシュすることもできます。
よもぎ蒸しは、産後の肥立ちにも効果的です。
本場韓国では、産後滞在するホテルにはよもぎ蒸しが置いてあるところが多いです。
産後によもぎ蒸しを行うと、次のような効果が期待できます。
- 子宮の収縮を促し、卵巣の機能を戻す
- 生理痛や腰痛の痛みを和らげる
- 妊娠や出産で生じた痔の改善、予防
- 母乳の分泌の促進、乳腺炎の予防
- 産後のマタニティーブルーを和らげる
何よりも、よもぎ蒸しをしている間赤ちゃんをパパやおじいちゃんおばあちゃんに見てもらって、一人でゆっくりリラックスできるのがよいですね。
とは言え、産後すぐよもぎ蒸しをするのはおすすめできません。
産後よもぎ蒸しを開始するのは、少なくとも悪露が完全に収まり、1ヶ月検診で医師からOKが出てからにしましょう。
これは、普通分娩の人も帝王切開の人も同じです。
よい香りに包まれて体を温めることで、産後の体の回復を促す効果が期待できるよもぎ蒸し。
気になる人は、ぜひ試してはいかがでしょうか?
産後の肥立ちに目が見えないことがある!?のまとめ
産後の肥立ちが悪いと、うつや病気になりやすい…というのはよく聞きますよね。
なるべく安静にしていないといけない時期が、いわゆるさんじょく期です。
私自身もそうでしたが、無理をすれば動ける時期ではありますよね。
でも無理して動くことが、結果的に体に無理をさせてしまうことが多いのです。
産後はなるべくまわりを頼って、サポートをしてもらいながら回復していきましょう!
自分自身が健康でないと、赤ちゃんのお世話は難しいですよ。
疲労感がたまりすぎていてしんどい…と感じたら、とにかくリラックスをして休息を取りましょう。
三陰交のお灸は、産前も産後も効果抜群です!
気になった方は、是非取り入れてみて下さいね。