静電気防止スプレーの使い方!効果が薄いなと思ったときの対処法は?

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乾燥する季節になると気になる「静電気」。

ドアノブに触れた時に「ビリッ」としたり、衣類を脱ぐ時、肌にまとわりつきながら「パチパチ」としたこと、誰もが経験あると思います。

先日、私も子どもと公園に行った時に滑り台に触れた時に「ビリッ」と静電気を感じたり。

あと、子どもの髪の毛が静電気で浮き上がっていているのを目にして、「あぁ今年も静電気の季節がやって来たんだ。」と感じたばかりです。

でも、できるだけ静電気は感じたくないもの。

そこで今回は、静電気を抑えることができるおススメの静電気防止スプレーや効果的な使い方。

そして、日ごろからできる静電気対策について解説していきたいと思います。

静電気防止スプレーは服にも使える?衣類用にも使えるオススメ4選!

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静電気防止スプレーには、主に「衣類用」「髪の毛用」「機器用」の3種類があります。

静電気防止スプレーの種類①「衣類用」

コートやセーターなどの衣類を脱ぐ時、肌にまとわりつきながら「パチパチ」と音を立てて発生する「静電気」。

そんな不快な刺激の静電気は、衣類用の静電気防止スプレーで防ぐことができます。

ただ、衣類用の静電気防止スプレーは、敏感肌の人はアルコールなどの成分が刺激になる場合もあります。

なので、配合成分を確認してから購入するようにしましょう。

もしくは、後ほど紹介する「手作りの静電気防止スプレー」を作ってみてくださいね。

また、市販の静電気防止スプレーには、

  • 香り付き
  • 無香料
  • 保湿成分配合
  • 花粉予防
  • PM2.5予防
など、様々な用途に合わせた静電気防止スプレーが販売されています。

香水代わりに使いたい時は、「香り付き」、花粉症が気になる人は「花粉予防」の静電気防止スプレーなど用途に合わせて選びましょうね。

では、どんな静電気防止スプレーが良いのか分からない方にオススメの衣類用静電気防止スプレーを4つ、ご紹介したいと思います。

オススメの衣類用静電気防止スプレー(1)ダイソー「衣類用静電気防止スプレー」

なんと、100円均一のダイソーで静電気防止スプレーが売っているんです。

持ち運びやすさとコスパ、そして界面活性剤の配合成分が少ない点でもオススメの静電気防止スプレーです。

オススメの衣類用静電気防止スプレー(2)花王「リセッシュ 除菌EX プロテクトガード」

消臭・除菌・ウイルス除去ができるスプレー「リセッシュ」には、静電気まで防止できる「リセッシュ 除菌EX プロテクトガード」があります。

皮脂酸化ブロック技術採用で、布の皮脂臭や黄ばみを抑えながら99.9%も除菌ができます。

さらに花粉やPM2.5まで予防でき、カーテンやソファにも使えるので、一家に1つ持っておくと便利なスプレーです。

花王「リセッシュ 除菌EX プロテクトガード」の詳細を見てみる

オススメの衣類用静電気防止スプレー(3)アイメディア「静電気&花粉ガードスプレー」

クリーニング屋さんの業務用の静電気防止スプレーが手軽に使えるのが、アイメディアの「静電気&花粉ガードスプレー」です。

無香料なので使う場所やシーンを選ばず、静電気はもちろん、花粉とホコリの付着も予防できます。

また、車のシートにも使えるので、花粉や静電気が気になるシーズンのおでかけにもオススメです。

アイメディア「静電気&花粉ガードスプレー」の詳細を見てみる

オススメの衣類用静電気防止スプレー(4)ライオン「エレガード」

衣類をはじめ、カーテンや車のシートにも使える万能なライオンの「エレガード」。

花粉やPM2.5、ホコリの付着も予防できます。

ライオン「エレガード」の詳細を見てみる

静電気防止スプレーの種類②「髪の毛用」

乾燥する季節に気になるのが、髪の毛の静電気。

マフラーやストールを取る時にまとわりつく不快感って、気になりますよね。

しかも、静電気は髪の毛へのダメージにもつながるんです。

そんな時こそ、髪の毛用の静電気防止スプレーを使って、静電気による不快感を予防するだけでなく髪へのダメージを抑えましょう。

オイル仕様のものは、ドライヤー前後のヘアケアとしても使えるので、1本持っておくと便利です。

静電気防止スプレーの種類③「機器用」

パソコンやシュレッダーなどの機器用の静電気防止スプレーは、静電気を予防することで、

  • ホコリの付着
  • プリンター用紙の紙詰まり
  • シュレッダーの使用時の細かい紙の舞い上がり
なども予防することができます。

ビジネスシーンの小さなストレスが解消されますね。

安心・安全な手作り静電気防止スプレー

実は、静電気防止スプレーは簡単に手作りすることができます。

手作り静電気防止スプレー①グリセリン

「グリセリン」は、私たちの体に存在している天然の保湿成分です。

グリセリンの高い吸湿性によって、静電気を防止することができます。

スプレーボトルに

  • グリセリン:10ml
  • 水:200ml
を入れて振るだけで静電気防止スプレーの完成です。

お好みで「ペパーミント」や「ラベンダー」のアロマオイルを混ぜるのもオススメです。

ただ、グリセリンは可燃性の性質をもつので、火の近くに保管しないように気をつけてくださいね。

手作り静電気防止スプレー②ヘアトリートメント

なんと、自宅にある「ヘアトリートメント」でも静電気防止スプレーが作れるんです。

髪のキューティクルを守る成分を配合させることで、静電気が防止できるという原理です。

スプレーボトルに

  • ヘアトリートメント:10滴
  • 水:200ml
を入れて振るだけです。

お好みの香りのヘアトリートメントを使うとこで、1日良い気分で過ごすこともできますね。

ただ、使用は衣類用ではなく髪の毛用として使用するのがオススメです。

手作り静電気防止スプレー③シルクパウダー

絹の粉末にした「シルクパウダー」は保湿効果が高く、水分を保つことができるため静電気を防止することができます。

しかも、ペットにも使えたり、多少舐めでも安全な成分です。

スプレーボトルに

  • シルクパウダー5g
  • 水:100ml
を入れて振るだけです。

どの静電気防止スプレーも簡単に作れて安心です。

ただ、手作り静電気防止スプレーは、「保存料」が入っていないので冷蔵庫で保管しながら「1週間」を目途に使い切るようにしましょうね。

静電気防止スプレーの効果的な使い方

適当に静電気防止スプレーをするのではなく、少しでも効果を高めるためのポイントを見ていきましょう。

静電気防止スプレーの効果的な使い方①特に摩擦の多い部分にスプレーする

静電気は、摩擦が起きやすい場所で起こりやすい特徴があります。

なので、摩擦が起きやすい場所に静電気防止スプレーを使うことでより効果を発揮できるのです。

服の内側や袖口を中心にスプレーして、衣類を脱ぐときの静電気やドアノブに触れた時の静電気を防止しましょう。

ストッキングの上からスカートを履く時は、スカートの内側とストッキングの両方にスプレーするとW効果で静電気防止効果が高まります。

静電気防止スプレーの効果的な使い方②衣類を着る前にスプレーする

衣類の内側にスプレーをすることが効果的なことと、衣類に満遍なくスプレーするためにも、衣類を着る前に静電気防止スプレーを使いましょう。

広範囲に噴射されるので、少し離れた場所から吹きかけるようにしましょうね。

また、口や目に入らないようにも気をつけましょう。

静電気防止スプレーの効果的な使い方③洗濯できる衣類にだけ使う

衣類用の静電気防止スプレーは、自宅で洗濯できる衣類にだけ使うようにしましょう。

なので、「綿」や「ウール」・「化学繊維」は問題ありませんが、「レーヨン」や「レザー」・「シルク」・「毛皮」の衣類にはオススメできません。

スプレーの成分でシミになる恐れがありますよ。

静電気防止スプレーの効果的な使い方④人にスプレーしてもらうと危険

実は、着ている衣類に他の人が静電気防止スプレーを吹きかけると静電気火花が発生して衣類が焦げる恐れがあります。

必ず自分で、衣類を着る前にスプレーするようにしましょう。

静電気防止スプレーの効果的な使い方⑤色落ちしないかチェック

静電気防止スプレーや衣類の素材によっては、色落ちをしてしまう恐れがあります。

使いはじめは、見えにくい場所にスプレーをしてみて、色落ちしないかチェックしてから全体にスプレーをしてみてくださいね。


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静電気防止スプレーの持続時間はどれくらい?1日中持続させることはできないの?

静電気防止スプレーの持続時間は、商品によって様々ですが、

  • 次に洗濯するまで効果が持続
  • 1日持続
といったものが一般的なので、比較的長時間効果が持続します。

ただ、手作りの静電気防止スプレーの効果は、「半日」が目安です。

持ち運びやすいサイズのスプレーボトルで持ち運ぶのも一つですが、服を着たままだと衣類に満遍なくスプレーしにくいのが気になるところです。

日ごろからできる静電気対策

静電気を防止するには、静電気防止スプレーだけでなく、日頃の生活からも気をつけることができます。

日ごろからできる静電気対策①肌を保湿する

私たちの肌は、乾燥していると静電気が起こりやすくなります。

ハンドクリームやボディクリームを使って、肌の乾燥を予防しましょう。

手や腕だけでなく、足首や首回り、お腹や腰など全身を保湿するのがポイント。

特にお風呂上がりの乾燥しがちな肌への保湿が効果的です。

同時にヘアオイルなどを使って髪の毛の保湿を行うことで、髪の毛の静電気も予防することができます。

また、外側からのケアだけでなく、内側からのケアも大切です。

小まめに水分を補給して体内の水分も補ってあげましょう。

日ごろからできる静電気対策②室内の加湿

静電気は、気温25℃以下・湿度20%以下の環境で発生しやすくなるので、室内の加湿を意識して行うようにしましょう。

  • 加湿器を使う
  • 室内干しをする
  • 水を入れたコップを置いておく
  • 濡れたタオルを干しておく
などが効果的です。

湿度は、40%~60%が目安ですよ。

私は空気清浄機を使用し、室内の湿度は50%~60%を保つようにしています。

乾燥は、風邪の原因やお肌にも良くないですからね。

日ごろからできる静電気対策③洗濯の時は柔軟剤を使う

実は、洗濯の時に柔軟剤を使うことで、衣類の表面で摩擦が起きにくくなり、静電気が発生しにくくなります。

静電気が発生しにくくなることでホコリや花粉の予防にもつながります。

お気に入りの香りの柔軟剤を使うと1日着ているだけで良い気分になりますよ。

日ごろからできる静電気対策④40℃以下のお風呂で保湿効果のある入浴剤を使う

熱いお風呂に長時間浸かると肌の乾燥につながるので、40℃以下のお風呂を目安にしましょう。

また、保湿効果がある入浴剤を入れるのもオススメです。

我が家では、子ども達が毎日入浴剤入れの担当をしてくれています。

日ごろからできる静電気対策⑤天然素材の洋服を着る

実は、服の素材によっても静電気の発生が違うんです。

「綿」は、吸湿性が高く水分を含みやすいので静電気が起きにくい素材。

でも、人気のヒート効果のあるインナーは、化学繊維が多く、静電気が発生しやすい特徴があります。

摩擦が起こりやすい下着やインナーは、「綿」や「絹」「麻」などの天然素材の物がオススメですよ。

日ごろからできる静電気対策⑥ドアノブに触る前に放電をする

「ビリッ」とする静電気がくるドアノブなどの金属を触る前は、

  • レンガ
  • 皮製品
に触れて、体に溜まった静電気を放電しましょう。

するとドアノブなどの金属に触れても静電気が起こりにくくなりますよ。

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静電気防止スプレーの使い方のまとめ

乾燥した季節に起きる不快な「静電気」。

でも、静電気防止スプレーを使うことで、不快な刺激を防止することができます。

オススメの衣類用をぜひ参考にシーンや用途に合わせて選んでみてくださいね。

また、髪の毛用や機器用の静電気防止スプレーもあるので、ぜひお悩みに合わせてシュッとスプレーして静電気対策してみてくださいね。