保育園の誕生会の出し物で使えるタオルシアターのアイデア集!

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「パネルシアター」や「ペープサート」、「軍手シアター」は、メジャーな出し物として有名ですよね。

多くの保育士さんが、保育現場に立つ以前から聞いたことがあるくらい、有名な物なのですが。

その他にも「タオルシアター」というものがあることをご存知でしょうか?

夏の暑い時期には、ポケットに入っているタオル1枚ですぐに始められるというメリットがあるので、保育中の隙間時間の解消にもなりますよ!

準備もほとんど必要ないので、とても手軽にチャレンジが出来ます。

新しい保育の手法として、子供達の興味を惹きつけられると思うので、ぜひ試してほしいと思います。

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誕生会出し物におすすめなシルエットクイズの魅力!どうやれば盛り上がる?

今回は、タオルを使ったシルエットクイズの出し物について、ピックアップしていきますね。

まずタオルシアターは、パネルシアターやペープサートと違って、タオル1枚から変化する様を通して楽しむ出し物となっています。

普段の保育のほか、誕生会の出し物としても十分に盛り上げることが出来ますよ!

では、タオルシアターのねらいを知った上で、盛り上げる方法をご紹介しますね。

タオルシアターを通して子供達の育まれる力とは?

それでは、タオルシアターを通じて、子供達の育まれる力は一体なんでしょうか。

ねらいを知った上で活動を展開すると、ポイントが分かりやすくなり、やり手として、演じやすくなりますよ。

タオルシアターを通して子供達の育まれる力①想像力が育まれる

画用紙と違って、タオルには感触や立体感があるので、そのメリットを利用することが大切になります。

「タオルを丸めてみるよ。何ができあがるかな?」と保育者の声掛けを聞いて、子供達は、自分の考えを色々な角度から想像出来ます。

例えば、「うさぎが出てくるよ。」と最初に言ってしまうと、このメリットを十分に生かせず、想像力の育みにも繋がらなくなってしまいます。

遊びの中で、想像力を育むことで、子供達の豊かな感性を育むことにも良い影響をもたらしますよ!

タオルシアターを通して子供達の育まれる力②集中力が育まれる

タオルシアターは、色々な模様や色から楽しむことが出来るので、子供達の視覚に入りやすく、集中が集まりやすいのです!

そのような意味から、一つのことに集中して見入ってくれるので、自然と集中力が高まってくれるのですね。

もちろん、保育者の語り手としての技が子供達の興味を左右するので、タオルに頼りすぎないことも大切ですよ。

タオルシアターを通して子供達の育まれる力③ごっこ遊びが楽しめるようになる

子供の生活の中で日常的にある出来事をおもちゃを使い見立てることを、ごっこ遊びと言います。

2.3歳児の子供ではよく見られる遊びですが。

中には自分の想像したことを表現する手法が分からず、そばで見ているだけという子供もいるのではないでしょうか。

ごっこ遊びとは、自分の想像したことを形にする感性の育みに繋がることはもちろん。

集中力を養うことにおいても、成長過程の中でとても大切な遊びです。

もしも、ごっこ遊びに上手く入れない子供がいる時には、タオルシアターは有効です!

盛り上がるシルエットクイズの方法を紹介!

それでは、タオルシアターのねらいを知った上で、タオルシアターを利用したシルエットクイズをご紹介しますね。

また、演じるときに大切なポイントを併せてご紹介します。

是非今受け持っている子供達の姿を想像して比べながら、子供達の発達年齢に合った演じ方をしていただけたら嬉しいです!

盛り上がるシルエットクイズの方法①シルエットクイズの題材として適しているものは?

それでは、シルエットクイズの題材として適しているものを、乳児クラスと幼児クラスに分けて、いくつかご紹介していきます!

まずは、乳児クラスに適したシルエットクイズの題材をご紹介します。

乳児クラスに適したシルエットクイズの題材~おにぎり~

白い正方形のタオルを2回三角に折ったら、おにぎりの完成です。

形が作りやすく、乳児クラスの子供達もイメージが膨らみやすいテーマなので、おすすめです!

小さなハンカチで、「赤色は梅干し」、「オレンジ色は鮭」、といったように具材を変えていくとバリエーションが増えて、より楽しくなります。

遠足やお弁当の日に合わせると、行事の導入としても使うことが出来ますよ。

乳児クラスに適したシルエットクイズの題材~バナナ~

正方形のタオルを用意し、四隅から真ん中に向かって折ります。

そのまま真ん中を持ち上げて、外側にある四隅を1枚ずつめくったら、バナナの完成です。

黄色で、ガーゼのような柔らかい布を用意すると、作りやすいですよ。

子供達とバナナを一緒に作って、「とんでったバナナ」の歌を歌うのも楽しそうですね!

では、続いて幼児クラスに適したシルエットクイズの題材をご紹介しますね。

幼児クラスに適したシルエットクイズの題材~バス(バスのほかの乗り物)~

とてもシンプルで、タオルを半分に折っておればバスの完成です。

「このバスには何の動物が乗っているでしょうか?」と問いかけて、動物の鳴き声をしながら子供達に当ててもらうクイズも楽しいですよ!

また、同じ方法で、様々な色のタオルを用意して、乗り物の種類を当ててもらうのも、幼児クラスでは盛り上がります。

例えば、「白は救急車」、「赤は消防車」、また幼稚園バスの色に合わせたタオルを持っておくのも良いですね!

幼児クラスに適したシルエットクイズの題材~誕生日ケーキ~

こちらは、長方形のタオルを半分に折って、くるくる巻きます。

カップケーキのようにタオルを巻くことが出来たら、フルーツやろうそくを乗せて誕生日ケーキの完成です!

子供達と一緒に作って楽しみたい場合には、5歳児クラスがおすすめです。

デコレーションをしたり、メッセージカードをつければ、母の日や敬老の日のプレゼント作りも楽しむことが出来ますよ。

盛り上がるシルエットクイズの方法②盛り上げるために演じる際のポイントは?

タオルシアターを演じるときに、1番大切なことは「最初に答えを言わない。」ということです。

前述の通り、子供達の想像力を育む上でとても有効な遊びの一つなので、導入のやり方がとても大切です。

「タオルがふにゃふにゃになって、丸まってきたよ。何が出てくるのかな。」など、子供達を巻き込むように、演じてみましょう。

また、タオルは形が自在に変わるので、自分が考えていたテーマではない答えが子供達から出てくる時があります。

そのようなときには、否定せず子供達の意見を受け入れてみるのも良いでしょう。

正解のないシアターなので、その場の盛り上がりで臨機応変に子供達を巻き込んでみてくださいね。

さらに、子供達も参加をして、一緒にタオルシアターを楽しむときには、子供達の手の大きさに合ったタオルを用意することをおすすめします。

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保育園の誕生会でタオルを使った出し物集!年齢別でおすすめなのは?

すぐに取り出せてどこでも始められるタオルシアターは、どの年齢の子供達からもウケが良いので、やってみてやりがいを感じられると思います!

ここでは、年齢別におすすめのタオルシアターの内容をご紹介していきますね。

タオルシアターに慣れたら、是非ここに肉付けをして、目の前にいる子供達にピッタリのあなただけのシアターも披露してみて欲しいと思います。

0~1歳児クラスのおすすめタオルシアター「いないいない ばあ」

0.1歳児の子供達と保育者との信頼関係を築くきっかけにもなりますよね!

声色を変えてみたり、「ばあ。」までの間を変えたりと工夫をすると、子供も飽きずに楽しむ事が出来ますよ。

慣れたら、保育者だけではなく、子供の顔にタオルをかけてあげてみるのも盛り上がると思います。

2~3歳児クラスのおすすめタオルシアター「これ、なーんだ?」

おもちゃや絵本などをタオルの下に入れて、子供達に当ててもらうゲームです。

3歳児クラス後半の時期には、いろいろな大きさのタオルを用意して、サイズを替えるのも楽しいですよ。

例えば、おままごと、積み木で作ったお家、担任の先生など、小さいものから大きくしていくのがおすすめです!

4~5歳児クラスのおすすめタオルシアター「ハンカチ落とし」

みんなで1つの輪を作って、鬼が歌に合わせてハンカチを落とすゲームです。

昔から親しまれてきた定番の遊びですよね。

大勢でするレクリエーションの方が盛り上がるので、4.5歳児におすすめです!

難易度を上げたいときには、ハンカチを2つにすると、より盛り上がりますよ。

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誕生会の出し物で楽しめる参加型ゲーム3選!子供たちに大人気な出し物の特徴は?

タオルシアターの他にも、誕生会で楽しめる参加型のゲームがありますよ!

せっかくの誕生会なので、やるならば周りからの反応がよく盛り上がるものが良いですよね。

私が実際に保育現場でやってみて、子供達からの反応がよく、また保育者からも好評だった参加型ゲームを3つご紹介したいと思います。

誕生会で盛り上がった参加型ゲーム3選!

それでは、実際に私が誕生会でやった出し物の中で、子供達の反応が良かった参加型のゲームを3つご紹介しますね。

誕生会で盛り上がった参加型ゲーム①パネルシアター「ピコピコテレパシー」

多くあるパネルシアターの題材の中でも、私が特におすすめしたい題材です!

こちらは、2歳児~5歳児までが遊戯室に集まって誕生会をした時の出し物で、全員で約100人程度の園児が集まっていました。

内容は、テレパシーの中に食べられるものと食べられないものをどちらか入れるので、子供達にテレパシーを送って当ててもらうというものです。

元々のお話の内容に加えて、自己流でアレンジもできますし、誕生会バージョンとして、ケーキやプレゼントなどの内容にも出来ます。

様々な年齢の子供達が集まっても、みんなが楽しめる内容だったので、おすすめです。

誕生会で盛り上がった参加型ゲーム②手品シアター

こちらも前述同様の子供達と人数と場所で行った出し物です。

10月の誕生会の担当だったので、ハロウィンにちなんだ手品と内容を行いました。

ただの水がジュースに変わるマジックやバラバラだったガーランドが1つに繋がるマジックを行いました。

主に4.5歳児の子供達に、実際に持ってもらったり確認をしてもらったりする形で参加をしてもらいました。

こちらも、大盛り上がりの内容となったので、おすすめです!

誕生会で盛り上がった参加型ゲーム③おおきなかぶ 子供達参加型バージョン

コロナ禍で遊戯室での集会が見送られたときに、保育室で行いました。

クラスに誕生月の子供が7名いたので、カブを誕生日プレゼントに見立てて、誕生月の子供を次々に呼んで引っ張ってもらうという内容で行いました。

ちなみに、私は、おじいさん役でしたね。

保護者の方を、保育室に招待して行ったのですが、こちらは子供達からも保護者の方からも好評でしたよ!

クラス単位でお祝いをする方や小規模の保育園での誕生会を予定している方に、おすすめです。

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保育園の誕生会の出し物で使えるタオルシアターのまとめ

タオルシアターは、子供達の想像力や集中力が育まれるメリットが大きい出し物なので、興味のある方はぜひ試していただけたら嬉しいです!

また、ベテランの保育士さんで、誕生会の出し物に悩んでいる方は、ぜひ私が実際にやってみて盛り上がった出し物を検討してみてくださいね。

子供達を巻き込んだ、素敵な誕生会になることを願っています!