シュトーレンの正しい食べ方!どう食べるのが正解なの?

シュトーレンの食べ方

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12月が近づいてくると、大人も子供もソワソワ…。そう、クリスマスがやってきますね!

クリスマスプレゼントを選んだり、クリスマスケーキの用意をしたり。

そんな中、パン屋さんやケーキのカタログなどで『シュトーレン』って見かけたことはありませんか?

「粉砂糖をまとった、どっしりとした感じのパン」というイメージのシュトーレン。興味を引かれたことがあるのは、私だけじゃないはずです!笑

そこでこの記事では

「シュトーレンって何?」
「シュトーレンの食べ方は?」
「シュトーレンが日持ちするのはなぜ?」

っていうことについて、お伝えしていきますね。

シュトーレンって何なの?

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「クリスマスシュトーレン」は、ドイツが発祥の伝統菓子です。

ドイツ語では「Stollen」(シュトレン)は「坑道(こうどう)」の意味を持っています。シュトーレンの形が、まさに「トンネル」のようにも見えますね。

菓子とはいっても、パン生地を使うのではありますが、生地の中には

  • ナッツ
  • 洋酒漬けのドライフルーツ
がたくさん入っていて、重量感のある仕上がりです。

他にも、「マジパン」と呼ばれるものが中に入っているものもあります。

マジパンは、アーモンドをひいたものと砂糖を練り合わせたものをシュトーレンの生地の中央に入れて、じっくりと焼き上げたものです。

そうして焼きあがると、あとは粉砂糖をたっぷりと振りかけて完成です。

粉砂糖をまとった様子から「イエス=キリストが生まれた時の、おくるみに包まれた姿をまねて作られた」という一説もあります。

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シュトーレンの食べ方は?

そんな重量感たっぷりのシュトーレンですが、どのように食べたらいいのでしょうか?

シュトーレンは薄くスライスが基本

シュトーレンは、薄くスライスして少しずつ食べましょう。そうやってクリスマスを待ちます。

薄くというのは5~10ミリ幅くらいで、紅茶やワインと一緒にいただくのがおすすめ。

「そんなに少しなの?」と思われるかも知れませんが、生地がどっしりとしているので薄くても満足感は十分ですよ。

シュトーレンは日を追うごとに美味しくなる

シュトーレンは、洋酒漬けのドライフルーツが徐々に生地になじんでいって、日を追うごとに味に深みが出てくるのです。

毎日変わっていく味の変化を感じながら、クリスマスを待ちましょう!

シュトーレンはアドベントにぴったり

最近耳にすることが増えてきた「アドベント」

クリスマスイブの4週間前からクリスマスイブまでの期間のことで、日本でもアドベントカレンダーが普及してきていますよね。

カレンダーの窓を毎日開けると、飴などのお菓子がひとつずつでてきて、こどもたちが楽しみながらクリスマスを待てる仕組みになっています。

そしてシュトーレンは、大人のお楽しみですね!


シュトーレンが日持ちするのはなぜ?

一ヶ月ほどの日にちをかけて食べる、アドベントの期間のシュトーレン。

常温保存が基本ですが、本当にそんなに日持ちがするのか不思議ですね。

シュトーレンが日持ちする理由は

  • 砂糖が全面にまぶしてあるから
  • 水分が少なめに作ってあるため
  • 洋酒漬けのアルコールの殺菌効果があるから
砂糖は賞味期限がない食品です。

ご自宅の砂糖を確認してみてください。傷んだりしませんし、常温保存OKですよね。

シュトーレンのまわりを砂糖でコーティングすることによって、シュトーレン自体も傷みにくくなっているんですね。

シュトーレンの水分量

シュトーレンの生地の水分量は「小麦粉の量の25パーセント以下」となるように定められているのです。

水分量が少ないということは、カビの繁殖をおさえるとともに、傷みにくいということですね。

洋酒漬けのドライフルーツにしみこんでいるアルコールの成分によって、殺菌効果が得られて長期保存が可能になっています。

シュトーレンは

  • 生地の中からも
  • 生地の外からも
傷みにくくなるように、しっかりと考えられたパンということが分かりますね。

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クリスマスでのシュトーレンの食べ方のまとめ

シュトーレンのことが、ちょっとはお分かりいただけたかと思います。

クリスマスに向けて少しずつシュトーレンを食べながら、今年最後のイベントへのお楽しみに心躍らせるのもいいではありませんか。

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いつもよりも少しリッチな紅茶と一緒に、極上のシュトーレンなんていかがですか。