沐浴の洗う順番にはどんな根拠があるの?洗い方の基本を解説

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新生児のママが緊張する育児の一つが「沐浴」ではないでしょうか。

沐浴は約1ヶ月のことですが、首がすわっていない我が子の命を守ることはとっても大変です。

私も2児のママなので、沐浴の大変さ、すっごくよく分かります。

そこで、少しでもママの沐浴の不安を解消できるように

「新生児の沐浴で洗う順番」
「沐浴後の手順」

を分かりやすく解説していきたいと思います。

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新生児の沐浴で洗う順番を紹介!上から下へと洗うのが基本

新生児の沐浴で洗う順番のポイントは、

  • 上から下
  • いちばん汚れている所はいちばん最後
と覚えておいてください。

では、順番を見ていきましょう。
 

新生児の沐浴で洗う順番①お湯に入れる

まずは、赤ちゃんの胸からお腹にかけて濡らした沐浴布をかけましょう。

そして頭とおしりを支えながら、ゆっくりと足からお湯に入れていきます。

この時、手のひらを広げて赤ちゃんの頭を後ろからしっかり支えてあげると安定しますよ。

もし赤ちゃんが不安そうであれば、足の裏をベビーバスにあてたり、沐浴布を握らせてあげると落ち着くこともあります。

そして、何よりもママがやさしく声をかけてあげてくださいね。

「気持ちイイね~。」
「あったかいね~。」

など、赤ちゃんはやさしいママの声が一番落ち着きます。

ママが不安や緊張をしていると赤ちゃんにも伝わるので、落ち着いてくださいね。

新生児の沐浴で洗う順番②顔と頭

では、実際に赤ちゃんを洗っていきましょう。

顔と頭の洗い方(1)目元

まずは、「目元」を拭いていきます。

ガーゼハンカチを濡らしてママの指に巻き付けながら「片目ずつ一方向」に拭いていきましょう。

顔と頭の洗い方(2)顔全体

それから、顔全体を拭いていきます。

おでこ→鼻の下→あごの下と「3の字」を書くように拭くと覚えておいてくださいね。

小鼻や口の周り、耳の後ろも忘れずに拭いてあげましょう。

慣れるまではお湯だけでもOKですが、慣れてきたら泡立てたベビーソープなどで顔もやさしく洗っていきましょう。

顔と頭の洗い方(3)頭

そして、次に「頭」を洗っていきます。

頭をベビーバスのお湯で濡らして、ベビーソープをつけて指の腹でやさしく洗っていきましょう。

それから、お湯をかけてよくすすぎ、固く絞ったガーゼハンカチで頭の水分を拭きとっていきましょう。 

そうすることで湯冷めを防ぐことができます。

新生児の沐浴で洗う順番③腕と足

体にかけた沐浴布をはずして、ベビーソープをつけたママの指の腹でやさしく

  • お腹
を洗っていきます。

特に「首のしわ」や「わきの下」は、汗や皮脂などの汚れがたまりやすいので丁寧に洗ってあげるのがポイントです。

洗い終わったらお湯をかけてすすぎます。

次は「腕」。

ベビーソープをつけたママの手を「C」の形にして、付け根から指先に向かって回すように洗っていきます。 

そして、次に足。

腕と同じようにママの手を「C」の形にして、付け根から足先に向かって回すように洗っていきます。

「ひざの裏」や「足の裏」「足の指の間」も忘れないように洗ってあげてくださいね。

新生児の沐浴で洗う順番④背中とおしり

背中とおしりの洗い方には2通りあります。

また、「おしり」と言っても肛門は一番最後に洗うので、肛門以外のおしり部分を洗うようにしましょう。

背中とおしりの洗い方<方法1>

赤ちゃんをママと向かい合う姿勢にして、ベビーソープで背中全体を洗います。

そして、そのままおしりまで洗い、お湯をかけてすすいでいきます。

背中とおしりの洗い方<方法2>

ママの両指で「L」の形を作り、赤ちゃんのわきに差し込んで支えます。

そのままお辞儀をするように赤ちゃんの向きを変えて、ママの腕に体をあずけてもらいます。

そのまま、ベビーソープをつけた手で背中とおしりを洗っていきます。

最後に、お湯をかけてすすいでいきます。

ちなみに私は沐浴期間、1の方法で入れていました。

片手で赤ちゃんを支えているので、大変ではありました。

ただ、お湯を少なめにしたりバスマットを利用したりして、不安をできる限り無くして沐浴してあげたのが良かったと思います。 

この方法でなくてもママが洗いやすい方法で洗ってあげられればOKです。

新生児の沐浴で洗う順番⑤外陰部

外陰部は男の子と女の子で洗い方が違います。

外陰部の洗い方(1)男の子

シワの多い部分や皮膚の重なっている部分を中心にベビーソープをつけたママの指の腹でやさしく洗っていきます。
 

外陰部の洗い方(2)女の子

細菌感染を防ぐためにひだの部分を前から後ろに向かって、ベビーソープをつけたママの指の腹で撫でるように洗っていきます。 

そして、最後に「肛門」を洗いましょう。

「いちばん汚れている所はいちばん最後」と覚えておくと良いですよ。

新生児の沐浴で洗う順番⑥お湯からあげる

最後にお湯でかけ湯をして体についたベビーソープをしっかり洗い流してあげましょう。

ベビーソープが残っているとデリケートな赤ちゃんの肌が荒れてしまう原因になってしまいます。

洗い流したら初めと同じように頭とおしりを支えながらゆっくりとお湯からあげていきましょう。

この時、お湯を切ろうとして赤ちゃんの体をフリフリしないようにしてくださいね。

そして、バスタオルで赤ちゃんをくるんであげればOKです。

この時、すぐに赤ちゃんをバスタオルでくるめるように沐浴前にバスタオルをひし形に準備しておくのがコツです。

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沐浴を楽にしてくれる便利グッズ!私のおすすめ4選

沐浴の手順は、お伝えした通りですが、より沐浴を楽にしてくれる便利グッズがあります。

ここでは、4つご紹介していきますね。

沐浴を楽にしてくれるグッズ①ママが使いやすいベビーバス

ベビーバスと言っても横長のプラスチック製のものだけではありません。

  • 円筒型
  • 折りたたみ式
  • 空気で膨らませるタイプ
など様々なベビーバスがあります。

沐浴をする機会の多いママが使いやすいベビーバスを選びましょう。

沐浴を楽にしてくれるグッズ②ベビーソープ

便利なベビーソープは、泡タイプのポンプ式です。

着色料や香料などの「添加物」が使われていないベビーソープだとか、目や口に入っても安心なベビーソープがおススメです。

沐浴を楽にしてくれるグッズ③バスマット

赤ちゃんを寝かせたり座らせたりしたまま洗える便利グッズです。

片手で赤ちゃんを支えるのが不安なママや両手でしっかり洗ってあげたい時におススメです。

沐浴を楽にしてくれるグッズ④湯温計

沐浴のお湯は、夏なら38℃・冬なら40℃ぐらいが適温です。

と言ってもママの手を入れただけではお湯の温度は分からないので、「湯温計」があると便利ですよ。

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沐浴後の手順は?拭き方のコツとスキンケアの必要性を解説

「沐浴」は、ベビーバスに入れたら終わりではありません。

塗れた赤ちゃんをキレイに拭いてスキンケアをして、服を着せてあげるまでが「沐浴」です。

では、沐浴後の手順を見ていきたいと思います。

沐浴後の手順①やさしく押さえるように水分を拭き取る

お湯で濡れた赤ちゃんは、タオルでゴシゴシ拭かずにやさしく押さえるように水分を拭き取りましょう。

赤ちゃんの肌はとってもデリケート。

皮脂の分泌やバリア機能なども未発達な赤ちゃんの肌は少しの刺激でもトラブルの原因になってしまいます。

また、皮膚の重なっている部分やくびれ・しわの部分は、水分が残りやすいので注意して拭いてあげてくださいね。

そして、拭き終わったら早めにオムツをつけてあげましょう。

沐浴後は、おしっこやうんちをしやすいので気をつけてくださいね。

私は2児の男の子ママ。

何度もかけられた経験があります…。

沐浴後の手順②たっぷりスキンケア

赤ちゃんの肌はとってもデリケートです。

少しの刺激でもトラブルの原因になってしまいます。

なので、沐浴で汚れを落とした後は、全身をしっかり保湿してバリア機能を高めてあげましょう。

スキンケアは、軽くよく伸びてしっかり潤う「ローションタイプ」がおススメです。

量は、塗った後にティッシュが貼りつくぐらいたっぷりと塗ってあげるのがポイントです。

特に

  • ミルクやよだれなどで汚れやすい口周り
  • 乾燥しやすい目の下や耳の付け根
  • 小鼻のわき
は注意して塗ってあげてくださいね。

沐浴後の手順③お着替え

スキンケアが終わったら服を着せていきます。

新生児の時期は、肌着1枚と服1枚の重ね着を基本として、季節や気温によって対応しましょう。

  • 春から秋は短肌着+薄手の服
  • 冬はコンビ肌着+厚手の服
が良いでしょう。

また、沐浴後・スキンケア後にサッと服を着せられるように沐浴前に服の上に肌着を重ねて置いておくのがコツです。

沐浴後の細かい部分のケア方法

服を着せたら細かい部分のケアをしていきましょう。

それぞれのやり方を見ていきますね。

沐浴後の細かい部分のケア方法①耳のケア

まずは「耳」。

赤ちゃん用の細い綿棒を短めに持って、耳にそっとあてるように水分や汚れを取っていきます。

耳のケアは、見える範囲でOKです。

耳の奥まで綿棒を入れないようにしてみてくださいね。

そして、衛生面を考慮して片方ずつ綿棒の先端を替えるようにしましょう。

沐浴後の細かい部分のケア方法②鼻のケア

鼻のケアも耳と同じように赤ちゃん用の綿棒を使います。

見える範囲で良いので、やさしく掃除してあげましょう。

沐浴後の細かい部分のケア方法③つめのケア

沐浴後のやわらかいうちに赤ちゃんのつめもケアしてあげましょう。

つめは、赤ちゃん用のつめ切りで1本ずつ丁寧に切っていきます。

沐浴後の細かい部分のケア方法④おへそのケア

赤ちゃん用のへその緒は、通常1週間前後で自然に取れます。

へその緒がついていても取れても、沐浴後は水分を綿棒で吸い取ってから。

消毒液をつけた綿棒や消毒綿で、おへそを消毒してあげましょう。

おへそは、「清潔」と「乾燥」を保つことがポイントです。

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沐浴の洗う順番の根拠まとめ

新生児の沐浴は不安がいっぱいだと思います。

ですが、ポイントは

  • 上から下
  • いちばん汚れている所はいちばん最後
  • たっぷりスキンケア
ということです。

回数を重ねることでママも慣れてくるので、約1ヶ月しかない沐浴を楽しめるように不安を解消してくださいね。