
年長なのに指しゃぶりが続いていると、「このままで大丈夫なのかな」「小学校に入っても続いたらどうしよう」と不安になりますよね。
最初にズバリ言うと、年長で指しゃぶりをしていても、焦って無理やりやめさせる必要はないことが多いです。
指しゃぶりは、子どもが自分の気持ちを落ち着かせるための行動になっていることが多いんですね。
だからこそ大切なのは「やめさせる方法」を急いで探すよりも、「この子が今なにを安心材料にしているのか」を見つけてあげることです。
この記事では、年長さんの指しゃぶりの理由をかみくだいて説明しながら、親としてできる関わり方や注意点や相談の目安までを分かりやすくまとめますね。
年長なのに指しゃぶりが続くと不安になるよね!
年長さんは、園の中ではいちばん上の学年です。
だから「もう赤ちゃんじゃないのに」と思ってしまうのは自然なことですよ。
それに、毎日一緒にいるからこそ、ちょっとしたことでも気になってしまいますよね。
ただ、その不安は「子どもを大事に思っている証拠」でもあります。
不安が出ること自体を責めなくて大丈夫です。
もう赤ちゃんじゃないのに…と焦ってしまうママの本音!
私ももし目の前で年長の子が指をくわえていたら、たぶん一度は「えっまだやってるの」と思ってしまいます。
親って、子どもを信じたい気持ちと、心配で先回りしたくなる気持ちがいつも同居していますよね。
それに年長になると、周りから「小学生準備」という言葉が増えてきます。
鉛筆の持ち方やひらがなや生活習慣や早寝早起きみたいに、できることが増える時期です。
だからこそ、指しゃぶりが「取り残された課題」のように見えてしまって焦るんですね。
でも実際には、指しゃぶりだけが残ることは珍しくありません。
他が成長しているからこそ、心のバランスを取るために残っている場合もあるんです。
周りの子と比べてしまって落ち込むこともあるよね!
比べたくないのに比べてしまうのは、ママが真面目だからです。
周りの子が落ち着いて見えるほど、「うちの子だけかな」と感じやすいですよね。
ただ、ここが落とし穴で、外では指しゃぶりをしない子も家ではしていることがあります。
家って安心できる場所なので、外で頑張った分だけ家でほどけるんですね。
だから、表面だけで比べると、どうしても自分の家が不利に見えてしまいやすいです。
それでも比べて落ち込んだときは、
「この子がいま困っているのか」
「それとも安心するために必要なのか」
を分けて考えると気持ちが整理しやすくなりますよ。
先生や周囲のひと言がプレッシャーになることも!
先生から言われると、心臓がきゅっとなりますよね。
「私がちゃんとしなきゃ」と一気に背中に重りが乗る感じです。
ただ、先生の言葉は「責める」より「共有」や「確認」の意味合いのことが多いです。
一方でママは、言われた瞬間に未来まで想像してしまいます。
小学校でからかわれたらどうしようとか、歯並びが悪くなったらどうしようとか、どんどん不安が広がるんですね。
だから、先生に何か言われたときは、まず
「頻度はどれくらいですか」
「どんな場面で出ていますか」
と、現状確認から入るのがすごくおすすめです。
ふわっとした不安を、具体的な状況に戻してあげるだけでも気持ちが落ち着きやすいですよ。
年長児が指しゃぶりをやめられない本当の理由とは!?
年長さんの指しゃぶりは、ただのクセと決めつけない方が安心です。
多くの場合、子どもは理由を言葉で説明できません。
だから行動に出るんですね。
ここを理解すると、対応がぐっと優しくなりますよ。
指しゃぶりは心を落ち着かせる安心スイッチ!
指しゃぶりは、子どもにとって「自分で自分を落ち着かせる方法」になっていることがあります。
大人でも、緊張すると髪を触ったり爪をいじったりすることがありますよね。
それと同じで、子どもはもっと分かりやすい形で安心を取りにいきます。
指しゃぶりをしているときの子どもは、困らせたいわけじゃなくて、気持ちを整えようとしているんですね。
だから、やめさせることだけを目標にすると、子どもの「落ち着く手段」を奪ってしまいやすいです。
まずは「落ち着きたいんだね」と見立ててあげるのが第一歩になりますよ。
年長さんは実はとてもがんばっている時期!
年長さんって、意外とずっと気を張っています。
園では年下の子に譲ったり、お手本になったり、行事では役割が増えたりします。
「できる子」でいる時間が長いんですね。
家に帰った瞬間にふにゃっとなるのは、その反動とも言えます。
指しゃぶりが家で増えるなら、「外で頑張っているサイン」と考えると、少し見え方が変わりますよ。
頑張っている子ほど、安心できる場所で幼い部分が出ることがあります。
それは成長が止まっているのではなく、成長の途中で必要な調整なんですね。
環境の変化や小学校への不安が影響することも!
年長さんは「次は小学生」という空気を大人から感じ取ります。
ランドセルや学用品の話が増えたり、就学前健診があったり、周りがざわざわし始める時期ですよね。
子どもは、「楽しみ」と同じくらい「怖さ」も抱えやすいです。
でも子どもはそれを長い言葉で説明できません。
だから、安心できる行動に戻ることがあります。
指しゃぶりはその一つになりやすいんですね。
小学校に向けて緊張している時期ほど、指しゃぶりが増えることもありますよ。
眠いときや疲れたときに増えやすい理由!
眠いときや疲れたときは、大人も我慢がきかなくなりますよね。
子どもはもっとそうです。
眠る前は一日の情報がどっと押し寄せる時間でもあります。
楽しかったことも、嫌だったことも、言葉にできずに胸に残っていることがあります。
その「胸のザワザワ」を静かにする手段として指しゃぶりが出ることがあるんですね。
だから寝る前に増えるなら、無理に止めるより、安心のルーティンを作ってあげる方が効果的なことが多いです。
絵本を読むとか、背中をさするとか、今日頑張ったことを一つだけ褒めるとか、そういう小さな積み重ねが効いてきますよ。
無理にやめさせると逆効果になることもある!?
「このままじゃ困る」と思うからこそ、つい注意したくなりますよね。
でも、指しゃぶりが安心の手段になっている場合は、強い止め方が逆効果になることがあります。
ここはすごく大事なポイントです。
注意や指摘が不安を大きくしてしまうことも!
子どもにとって「指しゃぶりをやめなさい」は、「落ち着くな」と言われるのに近い場合があります。
もちろんママはそんなつもりじゃないですよね。
でも子どもは、うまく受け取れないことがあります。
注意されると、恥ずかしい気持ちになったり、怒られた記憶だけが残ったりします。
その結果、余計に不安が増えて、また指しゃぶりに戻ってしまうことがあります。
「ダメと言われたからやめる」より、「安心したから自然と減った」の方が、子どもには合いやすいんですね。
叱られることで安心の逃げ場がなくなることも!
子どもは、安心できないときほど安心を探します。
指しゃぶりがその安心になっているときに、それを強く止められると、心が行き場を失いやすいです。
すると、別の形で不安が出ることがあります。
たとえば寝つきが悪くなるとか、イライラが増えるとか、急に甘えが強くなるとか、そういう形です。
だから「やめさせる」より「安心の総量を増やす」という視点がとても大切になりますよ。
親子の信頼関係に影響するケースもあるよ!
毎回注意されると、子どもは「見張られている」と感じることがあります。
そして「どうせ怒られる」と思うと、安心したいときほど隠れてやるようになることもあります。
それって、親子にとってしんどいですよね。
子どもが困っているときに味方でいられる関係が、いちばんの土台になります。
だからこそ、指しゃぶりを見つけたときは、まず深呼吸して、関係が崩れない方向を選んであげたいですね。
大切なのはやめさせることより安心させること!
指しゃぶりが気になるときほど、「この子が安心できる方へ」舵を切ってあげると変化が起きやすいです。
ここからは、具体的にどんな関わりが安心につながりやすいかを、分かりやすく書きますね。
まずは気持ちを受け止める関わり方から!
指しゃぶりをしているときに、いきなり止めさせるより、
「疲れたのかな」
「今日は頑張ったのかな」
と声をかけてみてください。
言い方は正解があるわけではないですが、責めない言葉が大事です。
子どもは「分かってもらえた」と感じると、安心しやすいんですね。
そして、安心できると指しゃぶりに頼る必要が少しずつ減っていくことがあります。
ここは大人でも同じで、しんどいときに「大丈夫?」と聞かれるだけで落ち着くことがありますよね。
スキンシップが心を満たしてくれるよ!
スキンシップは、子どもにとって分かりやすい安心です。
抱っこやハグが難しくても、頭をなでるだけでもいいです。
手をつなぐだけでもいいです。
ポイントは「意識して増やす」ことです。
年長さんになると、周りの目を気にしてスキンシップが減る家庭もあります。
でも心はまだまだ「触れて安心する」年齢なんですね。
忙しい日ほど、数秒でも触れる時間があると、子どもの安心が増えやすいですよ。
がんばりを言葉にして伝えてあげよう!
年長さんは褒められて伸びる時期でもありますが、ここで大事なのは「結果」より「過程」です。
たとえば「今日はお友だちに譲れたんだね」とか「自分で支度しようとしてたね」みたいに、頑張っているところを言葉にしてあげると心が満たされやすいです。
心が満たされると、安心を外付けで取りにいく必要が減っていくことがあります。
私の感覚ですが、指しゃぶりが気になるときほど、「褒めどころ探し」が効く場面は多いですよ。
親子でゆっくり過ごす時間が減少のきっかけに!
「時間を増やして」と言われても無理だよと思いますよね。
だからこそ、量より質が大事です。
たとえば寝る前の五分だけ、スマホを置いて目を見て話すだけでもいいです。
今日の出来事を全部聞き出そうとしなくて大丈夫です。
ただ一緒にいるだけで、子どもは安心します。
寝る前に背中をさすって「今日もおつかれさま」と言われるだけで、安心して眠れる子もいますよ。
そういう積み重ねが、指しゃぶりの回数をゆるやかに減らしていくことがあります。
小学校入学までにやめた方がいいの!?
ここは本当に気になりますよね。
私も親なら、ここがいちばん検索したくなると思います。
結論としては、無理やり急ぐより「頻度」と「影響」を見ながら判断するのがおすすめです。
自然にやめていく子も実は多い!
子どもは、安心が増えると自然に行動が変わることがあります。
園生活に慣れたり、家庭が落ち着いたり、心が満たされたりすると、いつの間にか減っていることもあります。
ある日突然ゼロになるというより、「気づいたら回数が減ってた」という形が多いです。
だから、毎日チェックして一喜一憂するより、二週間とか一か月とか、少し長い目で見てあげる方が親も楽になりますよ。
歯並びへの影響が気になる場合の考え方!
指しゃぶりは、頻度や時間が長い場合に、歯並びや噛み合わせに影響が出ることがあります。
ここは不安をあおりたいわけではなく、知っておくと安心という話です。
もし「ずっとしゃぶっている」「強く吸っている」「前歯が気になる気がする」というときは、家庭で抱え込むより相談を使ってくださいね。
気になる点を早めに整理しておくと、ママの心が落ち着きやすいです。
小児歯科に相談すると安心できる理由!
小児歯科は、子どもの発達段階を前提に見てくれます。
だから「今どのくらい気にした方がいいか」を整理しやすいです。
治療が必要というより、「様子の見方」を教えてもらえるだけでも安心になりますよ。
相談したからといって、必ず何かをしなければいけないわけではありません。
不安を言葉にして整理する場所として使うのも大丈夫です。
保育士や専門家の意見を聞くメリット!
園の先生は、同年代の子どもをたくさん見ています。
だから
「このくらいはよくある」
「この場面が多いなら少し気にしてもいいかも」
みたいに、具体的な見立てをくれることがあります。
相談するときは、「いつ多いですか」「園ではどんなときに出ていますか」と聞くと、答えが具体的になりやすいです。
ママの不安は、具体に戻すと小さくなることが多いですよ。
まとめ!焦らず見守ることがいちばんの近道!
年長の指しゃぶりは、子どもが安心したいときに出やすい行動です。
だから「やめさせなきゃ」と追い込むほど、親子どちらも苦しくなってしまうことがあります。
まずは子どもの安心を増やす関わり方を意識してみてください。
スキンシップや声かけや寝る前のゆったりした時間は、派手ではないですが確実に効いてきます。
そして歯並びや頻度が気になるときは、専門家に相談して大丈夫です。
ひとりで抱え込まないことも、子育ての大事な力ですよ。
焦らず、子どものペースを信じながら、ママ自身の心も守っていきましょうね。
