食器洗いのスポンジは、毎日欠かさず使う必須アイテムです!
しかし、一般的なスポンジって何でできているか知っていますか?
そう、今SDGSで盛んに言われている「プラスチック」なんです。
そういった環境への負担を考えると…
「実際問題どうなの?」
「スポンジはできるだけ使わない方がいいのかな?」
そんなふうに考えてる方もいらっしゃいませんか?
実は、食器洗いのときに使っているスポンジには、凄まじい数の菌が潜んでいると言われています。
「普通に洗剤を使って洗っていれば、当然清潔なはず…」
なんて思っていませんか?
興味本位で軽く調べるとゾッとするような結果が押し寄せてきます。
多くのスポンジに潜んでいる「一般生菌」の数は、なんとなんと1億個以上にもなるんです!
トイレのブラシについている菌の数と同じか、それ以上なのです。
まさかいつも使っているスポンジがそんなことになっているなんて…
食器洗いのときに使うスポンジは、使っているうちに目に見えない大きさでですが、少しづつすり減っていっています。
そして、すり減ったスポンジのカスは、下水を流れていきます。
粒子が細かすぎてしまって、さすがの下水処理施設でも100%は除去できないまま、海に流れ出てしまいます。
あんな目に見えないようなスポンジのカスでもプラはプラ。
特に海水の中ではプラスチックの分解は遅くて、分解してしまうのに「数百年から数千年」もかかると言われているんです。
こうして見ると事実、不衛生だし、環境にも悪いですね…
せっかくなので、これをきっかけに食器洗いスポンジをプラスチックフリーにチャレンジしてみませんか?
食器洗いシートで使い捨てのものを紹介!雑菌が気にならなくなる!
スポンジがこんなに不衛生だったなんて…。
消毒もこまめにやってはいるものの、さすがに毎日はできないし、スポンジ自体を毎回使い捨てにすることもできませんよね。
細かい汚れはスポンジの目に詰まって取れないし、魚や肉などに使った油はしつこいし匂いも気になる。
ひぃぃぃ…汚い。
それなら、潔くスポンジをやめてみませんか?
使い捨て可能な食器洗いシートをご紹介します
これは便利!食器洗いシート①ストリックスデザイン カウンタークロス
使い捨てとは言え、こちらのスクラブクロスは充分な厚みがあり、拭きやすさも抜群です。
- ピンク
- ブルー
- ホワイト
- ベージュ
吸水・給油性に優れているので、食器洗剤用にするだけでじゃなくたくさんの用途に使えます。
これは便利!食器洗いシート②ニトリ カット式スクラブクロス
あらゆるところに使える、万能お掃除クロス。
洗剤を付けて泡立てられ、スクラブ加工で頑固な汚れもスッキリ♪
食器類やシンク周り、ガスコンロやフライパンの焦げ付きにも!
なんなら水槽のコケ落としに使う方もいるそうで、いたるところで活躍してくれます。
これは便利!食器洗いシート③ストリックスデザイン スクラブクロス
スクラブクロスでも割と多くの方が使っているのはこちら。
厚みはなく薄手ですが、これが逆に使いやすく、隅々まで洗えます。
使い捨てとは言え、3~4回は使えるので、コストパフォーマンスは十分です。
こちらの商品からスポンジを卒業した!というユーザーさんがたくさんいらっしゃいます。
スポンジの代用はラップでも可能!使ったラップは捨てないで再利用!
ここまで、スポンジのかわりに食器洗いシートやスクラブクロスをオススメしてきましたが、他にも代用できるものはあります。
スポンジの代用になるもの①ラップもスポンジ代わりになるの?
なんとなんと、ラップもスポンジの代わりになります!
ラップをくしゃくしゃと丸めるだけで、ハイッ!出来上がり!
少量の洗剤でよく泡立ち、効率よく汚れを落とせます。
なんとこのラップスポンジは防災術としてよくお知らせされてます。
料理やレンジの温めで使ったラップは捨てないで、ぜひ、スポンジとしても活用しましょう。
スポンジの代用になるもの②ヘチマたわし
最近ではあまりお見かけする機会はありませんが、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
ヘチマたわしは体を洗うスポンジの代用というイメージを持たれがちですが、食器洗いや掃除用にもピッタリなんですよ。
ヘチマたわしは洗剤を使わず、水やお湯だけでも汚れが落ちます。
洗剤を付けるとしっかり泡立つので、頑固な汚れにも強いです。
ヘチマたわしは熱にも強いので、汚れが気になるようでしたら煮沸消毒しましょう。
スポンジの代用になるもの③ガラ紡ふきん
ちょっと耳なじみはありませんが、ガラ紡ふきんとは、「ガラ紡」と呼ばれる紡績機で作られた木綿(もめん)の付近のこと。
材料にはオーガニックコットン(綿100%)を使います。
ガラ紡ふきんは、お湯を付けてこすれば脂もしっかり落とせます。
なので、洗剤を使う必要のない「食器洗い用スポンジの代わり」として使うことができるんです。
素材は凸凹がある集めの布ですので、汚れをしっかりすくい取ることができます。
洗剤なしで食器が洗えるふきんとして、「びわこふきん」がよく知られています。
複数準備して毎日洗濯すれば衛生面が保たれ、なんと1年ほどは使えそうです。
ボロボロになっても、床磨きや窓ふきに…まだまだ頑張ってもらえますね。
セルローススポンジは環境にやさしい?どんなメリットやデメリットがあるの?
セルローススポンジとは、「パルプ中のセルロースを化学処理してできた、ビスコースから作られたスポンジのこと」を言います。
ビスコースを特殊な方法を使って、気泡のある塊をセルロースに戻したものを言うのですが、難しい言葉を並べると想像がしづらいですよね。
簡単に言うと、「木の端っこを使って出来たもの」なので、水を吸収する力がとても優れているのです!
食器を洗った後の水浸しになりがちなシンクも、すぐに水を吸収してくれるので、撥水性に優れています。
環境にも優しいセルローススポンジのメリットとデメリットを知って、有効活用出来ると、きっとキッチン周りの掃除もしやすくなるはずです!
セルローススポンジのメリットは?
セルローススポンジの大きなメリットは、吸水力と速乾力に優れているということです!
乾きが早く雑菌が繁殖しにくいので、
- 赤ちゃんのいる家庭
- アレルギー持ちの家族がいる家庭
また、生乾きのような嫌な匂いになりづらいので、キッチン周りの掃除も億劫になりません。
セルローススポンジは泡立ちにくいって本当?
環境にも優しく速乾性に優れていますが、洗剤の泡立ちがしづらいのが難点ではあります。
なので、いざ実際に使ってみると、「しっかりと食器を洗えているの?」と不安になる方もいます。
私も、食器を洗うときに1番気になることといえば、「油汚れがしっかり落ちているのか」という点です。
なので油汚れのあるものを洗うとき、泡立ちが少ないとやっぱり「これでキレイになってるの?」と不安になってしまいがちです。
このように、泡立ちが物足りず気になる方は、一般的なウレタン素材のスポンジに切り替えてしまうこともあるようですね。
食器洗いスポンジの代わりになるものまとめ
スポンジって、いたるところで簡単に手にはいるので、見た目や安さで、ついつい買ってしまいますよね…
しかし近年、スポンジのマイクロプラスチックが、気づかない間に海に流れ出るという話も聞くようになりました。
100%プラスチックフリーの生活は難しいとしても、大切な海や海洋資源を守るため、できることはしていきたいですね。