突然ですが、フローリングのほこりや髪の毛って気になりますよね。
フローリングは畳と違い、掃除をしやすくってメンテナンスも手間がかからずにできるところが魅力的ですが…。
だからといって、つい掃除をサボっていると、ほこりや髪の毛が部屋中に目に付いてしまいます。
いわずもがな、フローリングのほこりをそのままにしておくとダニが繁殖して不衛生です。そんなフローリング。あなたはどのように掃除をしていますか?
夏場のような温度が高くなる時期は、特に雑菌が繁殖しやすくなります。部屋を清潔に保つことは身体的にも、精神的にも良いですよね。
さらには、ご自宅にまだ小さな子供や赤ちゃんがいるような場合。
大人と違って、ハイハイしたりごろごろと転がりまわったりして、口や鼻が思いっきり床に近くにあることが多いんです。
そんな床に髪の毛やホコリが…。想像しただけでも恐ろしいですよね!
フローリングの掃除方法とその注意点
フローリングを掃除するとき、特に注意しなければならないのは「ほこり」です。
特に、アレルギー症状のある人にとっては、「ほこり」は「ハウスダスト」としてシックハウス症候群を引き起こすの原因のひとつとなり、決して見過ごすことのできない問題です。
また、赤ちゃんのいるご家庭では、さらに注意が必要です。
赤ちゃんがハイハイをするとき、床からの距離がとても近くなりますので、床にある「ほこり」を吸いやすい状態になります。
この「ほこり」、いわゆる「ハウスダスト」は
- アトピー性皮膚炎
- 喘息
- アレルギー性鼻炎
「蓄膿症」
「副鼻腔炎」
「後鼻漏」
を引き起こす危険性があります。
ですので、特に赤ちゃんのおられる家庭では、こまめな掃除は必要不可欠です。
掃除機でのフローリング掃除には注意が必要
さて、みなさんはフローリングを掃除するときに、多くの人が掃除機を使用すると思います。
その時に注意しなければならないこと!
それは、掃除機の排気により「ほこり」を巻き上げてしまうことです。
また、掃除機を使用することで、フローリングに傷をつけてします恐れがあります。
掃除機を使ったフローリングの上手な掃除方法
しかしこれらのマイナス面も、掃除機をうまく活用することで抑えることが可能です。
まずはじめに、掃除機をかける前にあらかた部屋を片付けておきます。
なぜなら効率よく掃除をすることができ、かつ「ほこり」の巻き上げを抑えることができるからです。
加えて、掃除の際にはもはや当たり前のことですがエアコンの電源は切っておきましょう。
エアコンの風もまた「ほこり」を巻き上げる原因となるからです。
フローリングを掃除する際に注意すべきことは、「いかにほこりを巻き上げずに行うか」ということです。
とはいえ、「ほこり」を巻き上げずに掃除をすることは不可能に近いので、換気扇をつけてから掃除を行うようにしましょう。
また、お持ちであれば、空気清浄機を「強」でつけておくとなお良しです。
少し面倒ではありますが、これらをやっておくことで、効率よくスムーズにかつ気持ち良く掃除ができるようになりますので、是非ともお試しくださいね。
フローリングお掃除 便利グッズ4選
フローリングのお宅が多くなったことで、フローリングのお掃除にとっても便利なグッズもたくさん売られるようになってきましたよね。
ここでは、そんなフローリングの髪の毛やホコリのお掃除にとっても便利な、オススメのグッズ4選をご紹介していきたいと思います。
フローリング掃除おすすめグッズ①フローリングワイパー
掃除機を使用する前に大きな「ほこり」や髪の毛をフローリングワイパー(ドライタイプ)でからめ取ります。
ウェットタイプのワイパーは、ホコリが湿り気によってフローリング表面に固くくっ付いて離れにくくなるので、おすすめしません。
フローリング掃除おすすめグッズ②コロコロ
コロコロとは、フローリング用の「粘着ローラー」の事です。
「ほこり」を巻き上げることなく、髪の毛なども簡単に取ることができて便利です。
フローリングだけでなく、椅子やソファー、ベッドなどでも使用できるので、とっても重宝しますよ。
フローリング掃除おすすめグッズ③棕櫚(しゅろ)ほうき
棕櫚ほうきとは、読んで字のごとく「棕櫚(しゅろ)の皮でできたほうき」のことです。
このホウキは、ホコリを舞い上げることなく棕櫚の繊維に吸着してくれるので、まさにフローリングのお掃除にはもってこいのアイテムです。
また素材もとっても柔らかいので、フローリングを傷つけにくく、加えてその素材にある油分の効果で、フローリングのツヤ出し効果も期待できます。
フローリング掃除おすすめグッズ④中性洗剤を浸した雑巾
フローリングに付着した油や汚れは、中性洗剤に浸した雑巾をよく絞って汚れをふき取ると良いでしょう。
また、中性洗剤の利点は、酸性度が6から8と中性に近いため、酸性、アルカリ性のどちらの汚れも落とすことができることです。
汚れを落とすときでも素材を傷つけにくく、家庭内での掃除であれば、なんにでも使えるという万能性があります。
それでいて、比較的肌にも優しいという特徴もあります。ただし、あくまで比較的であるため、肌が弱いと感じている人は、ゴム手袋の着用は必須ですよ。
気になるフローリングのほこりや髪の毛の掃除のまとめ
家庭での毎日のお掃除って、ほとんどの人があまり考えることなく日々行っていることと思います。
でも、そんなお掃除も昔とは異なり、近年の住宅では畳以外にフローリング材を使用しているところも増えています。
今回、取り上げた便利グッズや掃除法を活用していただき、一度フローリングの掃除の仕方について考えてみてはいかがでしょうか?