
お風呂って、子どもにとっては一日の終わりの楽しみの時間だったりしますよね。
お気に入りのおもちゃを湯船に浮かべて遊んだり、親子で笑い合いながらほっとできる瞬間がそこにあって。
今日もよく頑張ったねって、なんとなく気持ちがほどけていくようなあたたかさがあると思うんです。
だけど、その一方でふとした瞬間に「このおもちゃ、なんだかぬめってるかも」「黒いポツポツが…」と気づいてしまって、一気にゾワッとしたことってありませんか。
私自身も、息子が大事そうにアヒルをギュッと握ったまま口に運んだとき、中から変な水が出てきて背筋がひやっとした経験があるんです。
楽しかった時間が、一瞬で不安に変わるあの感じは今でも忘れられません。
それ以来、お風呂のおもちゃって“遊び道具”であると同時に“衛生を気にかけるべき存在”なんだと実感するようになりました。
忙しい毎日の中で完璧を目指すのは難しいけれど、それでもほんの少しの工夫や気づきがあるだけで、おもちゃの清潔さも気持ちの安心感もぐっと変わってくるんですよね。
この記事では、私が日々の中で見つけてきた“ラクだけどちゃんと清潔を保てる収納の工夫”を、実体験を交えてご紹介していきますね。
お風呂のおもちゃ収納に悩む理由と、気づかないうちにカビやすくなる背景
お風呂のおもちゃって、子どもとの大切な時間をつくってくれる楽しい存在のはずなのに、気づけばちょっとしたストレスの種になってしまうこともありますよね。
おもちゃの量が増えるほど散らかりやすくなるし、いつの間にかぬめりが出てきたり、黒い点が浮かんでいたり…。
はじめは気のせいかと思っても、一度気になり出すと
「これって大丈夫なのかな」
「口に入れてたけど平気だったかな」
と不安が押し寄せてきて、心がザワザワしてしまうんですよね。
しかも一日がんばった夜の時間帯に、そういう気づきがくると、気持ちの落差が大きくてぐったりしてしまうこともあると思います。
私自身、子どものおもちゃから変な水が出てきたあの日から、お風呂の中の“かわいい問題児”にどう向き合えばいいのか、ずっと模索してきました。
大げさかもしれないけれど、子どもの手に触れるものだからこそ、できる限り清潔に保ってあげたいし。
そのためには何が邪魔しているのか、まずはその“背景”をちゃんと知ることが安心の第一歩になると思うんです。
湿気がこもる浴室環境はカビが大喜びしてしまう理由
お風呂場って、当たり前だけど毎日お湯を使う場所だから、家の中でもとくに湿気が溜まりやすい空間なんですよね。
浴室の壁や天井を見て、水滴がずっとついていることに気づいたことはありませんか?
これは水蒸気がこもっている証拠で、たとえ換気扇を回していても完全に乾くには時間がかかるんです。
特に冬場や梅雨の時期は外の空気も湿っていて、乾燥させたいのに空気自体がじめっとしていて、なかなか思うようにはいきません。
それに浴室って、基本的に密閉された空間だから、風の通り道がないんですよね。
空気が循環しにくいから、濡れたおもちゃも乾かないまま時間が過ぎてしまって、その結果、水分が残ったままの状態で放置されてしまう。
これはもう、カビにとっては「ありがとう」と言いたくなるくらい好条件が揃ってしまっているんです。
おもちゃの形状が“水のたまり場”になりやすい
子ども用のお風呂のおもちゃって、動物の形をしていたり、握りやすいようにふくらみがあったりして可愛いデザインが多いんですが、その形こそが実は落とし穴になりやすいんですよね。
とくに底に穴が空いている“キュッと鳴るタイプ”のおもちゃは、空気を押し出す仕組みになっている分、内側に水が残りやすい構造になっています。
私も最初は「振れば出るでしょ」と思っていたんですが、実際はどれだけ振っても中の水が完全には出てこないことがあって。
それが数日経つと中で濁っていたり、黒い水が混じっていたりしてゾッとしたんです。
見た目は乾いているように見えても、内部はジメジメしたままで、見えない場所でカビが育ってしまう。
これって本当に怖いですよね。
素材によって乾きにくさが変わる
お風呂用のおもちゃって、ビニール素材やソフトスポンジなど、さまざまなものがありますよね。
中でも柔らかくて子どもの手に持ちやすいスポンジタイプは、肌にやさしくて安心感もある反面、水をすごく吸いやすいという特徴があるんです。
一度吸い込んだ水は、ぎゅっと絞っても奥に残りやすくて、指で触って「なんとなく冷たいな」と思ったときには、まだ水分がけっこう中に残っていることもあります。
しかも形が複雑だったり、細かい溝があると、そこに水が溜まりやすくなってしまって、乾きにくい上に雑菌が繁殖しやすくなってしまうんですよね。
素材の特性を知らずに使い続けてしまうと、気づいたときにはぬめりが出ていた、ということにもなりかねません。
毎日使うからこそ「なんとなく」になりやすい
お風呂のおもちゃって、子どもにとっては“毎日の定番アイテム”だからこそ、私たち親も「いつものやつね」と、つい気を抜いてしまいやすい存在でもあると思うんです。
特別な手入れをしないまま使い続けてしまって、気づいたら汚れが蓄積していた…というケースも少なくありません。
私も一時期「ちゃんと洗ってるし大丈夫だろう」と思い込んでいて、それが逆に安心感を生んでしまっていたんです。
でも、ある日ふと「これ、前よりちょっとベタつく気がする」と気づいたときにはすでにカビが進行していたことがありました。
日々のバタバタの中で後回しになりがちな部分だからこそ、あえて意識を向けてあげる必要があるのかもしれません。
子どもが口に入れるからこそ感じる衛生面の不安
小さな子どもって、なんでもまず口に入れて確かめようとする時期がありますよね。
お風呂のおもちゃだって、遊んでいるうちに自然と舐めたり、噛んだりしていることってよくあります。
そう思うと、見えない汚れやカビがついているかもしれないという不安は、親としてごく自然な感覚だと思うんです。
もちろんすべてを完璧に管理することは難しいけれど、「大丈夫かな」というその直感って、子どもを守ろうとする気持ちの表れなんですよね。
だからこそ、少しの手間で安心につながる方法があるなら、それを知っておくだけでも気持ちが楽になりますし、心から「お風呂遊びって楽しいね」と言えるようになる気がします。
以上が中見出し「お風呂のおもちゃ収納に悩む理由と、気づかないうちにカビやすくなる背景」のボリュームアップ版です。
続きの中見出しもこのトーンで対応できるので、必要なときは気軽に声かけてね。
毎日できることがいちばん効く!カビを防ぐ基本の習慣
お風呂のおもちゃのカビ対策って、実は難しいことをする必要はないんです。
大切なのは、特別な日に一気にやるお手入れじゃなくて、毎日のお風呂時間の中に“ちょっとだけ意識を向ける瞬間”を作ること。
それだけで、おもちゃがぐんと清潔に保ちやすくなるんですよね。
私も最初は「どうせすぐ濡れるし、片付けても意味ないでしょ」と思っていたんですが、気づけばその“なんとなく”が原因でぬめりや黒ずみが…。
それ以来、できる日だけでも意識して続けている小さな習慣が、結果的に一番効果を感じられたんです。
掃除や除菌を定期的にやるのも大事だけど、それ以前に“濡れたままにしない”だけで、おもちゃの寿命も衛生状態もぐっと変わってきますよ。
お風呂上がりの数秒で変わる「水切りと軽い拭き取り」
バスタイムが終わると、子どもを拭いて着替えさせて髪を乾かして…と、とにかく慌ただしくて自分のことなんて後回し、という日がほとんどですよね。
そんな中で「おもちゃまで完璧に乾かすなんて無理!」と思っていた私ですが。
ある日たまたまおもちゃをサッと振って水を切ってみたら、それだけでもぬめり方が全然違ったんです。
それからは、体をタオルでくるんだ流れで、ついでにおもちゃも一振り。
時間にしてほんの数秒でも、乾きやすさに大きな差が出てきました。
気になるときは、キッチンペーパーでざっと表面を拭いておくとより安心感があるし、思っているよりずっと手軽にできるんですよね。
穴のあるおもちゃは“中の水”を出してあげるのが肝心
アヒルや動物型のおもちゃって、見た目がかわいくて子どもも大好きだけど、中が空洞になっている分、水が溜まりやすいんですよね。
私は以前、軽く振れば水が出ると思っていたんですが、よく見たら何日も中に残ったままだったことがあって、押した瞬間に変なにおいの水が出てきてゾッとしました。
それ以来、お風呂上がりにはしっかり押して水を出して、さらにティッシュを丸めて突っ込んで水分を吸わせるようにしています。
ちょっと面倒そうに聞こえるけれど、慣れてしまえばルーティンのひとつになるし、なにより「やった自分エラい」と思えるから続けられます。
置き方を変えるだけでも乾き方が全然違う
収納の形を整える前に、まずできることが“おもちゃの置き方”を見直すことでした。
以前は浴室の棚や床にそのままポンと置いていたんですが、どうしても底の部分が湿ったままになるんですよね。
水が逃げにくくて、翌朝にはなんだかぬるっとしていることもありました。
それからは、立てかけたり、逆さにしたりするだけで乾き方が早くなることに気づいてからは、毎回の習慣にしています。
さらに、洗濯ネットに入れて吊るすようにしてからは、水が自然と下に流れてくれるし、通気性もよくなるので、ずいぶん清潔さが保ちやすくなりました。
特別な道具がなくても、意識の向け方だけでできる工夫って意外とあるんですよね。
“完璧じゃない習慣”こそ続けやすい
毎日水切りして拭いて乾かす。
たしかにそれが理想だけど、私たち親はロボットじゃないから、そんなに完璧にはできませんよね。
私も正直「今日は無理だな」って日が何度もあります。
でも、できる日はやる。
無理な日はスルー。
それくらいの気持ちで続けていたら、気づけばぬめりやカビに出会うことが減っていったんです。
完璧じゃないと意味がないんじゃなくて、少しでも“やる日”を増やせたらそれだけでおもちゃの環境は変わっていく。
そう思えるようになってから、気持ちもラクになりました。
大切なのは、自分に合ったやり方で続けられる習慣を見つけることだと私は感じています。
片付けやすくて清潔が続く!お風呂のおもちゃ収納アイデア
お風呂のおもちゃって、気づけばどんどん増えていきますよね。
かわいい見た目や、子どもが楽しそうに遊ぶ姿を見ると、ついつい「これも使うかな?」と買い足したくなってしまう気持ち、私も何度も経験しています。
でも増えるたびに、収納場所や片付けの手間、衛生面の心配も比例して大きくなっていくのが現実で…。
私は以前、お風呂の床にプラスチックのカゴをそのまま置いていたんですが、底に水が溜まっていつもヌルヌルしていて、掃除のたびにため息が出ていました。
せっかく遊びが楽しくても、終わったあとにストレスを感じるのって、なんだかもったいないなって思ったんです。
そこから試行錯誤を重ねてたどり着いたのが「乾かしやすさ」と「子どもも片付けたくなる仕組み」を重視した収納方法でした。
片付けって、ただしまうことだけじゃなくて“遊びの終わりを気持ちよくする準備”でもあるんですよね。
ここでは、私が実際に使ってみて「これよかった!」と感じた収納アイデアをいくつか紹介していきます。
吊るす収納が圧倒的にラクな理由
まず何よりおすすめしたいのが「吊るす収納」です。
床に置かないだけで、水のたまり具合やぬめりの発生が驚くほど減ったんですよね。
私は100円ショップで買った洗濯ネットにおもちゃを入れて、フックにひっかけるだけのスタイルにしているんですが、これがもう手放せないくらい快適なんです。
水は自然に下に流れてくれるし、ネットの目が細かいから小さなおもちゃも落ちにくい。
それに空気も通りやすいので乾きも早くて、毎日のお手入れの負担がかなり軽くなりました。
吊るすだけで掃除もしやすくなるし、見た目もすっきりして、気持ちにも余裕が生まれる感じがするんですよね。
床に置かないことで掃除の負担も減る
以前は浴室の隅に置いたカゴにおもちゃを入れていたんですが、いつも底が湿っていて、気づけばカゴ自体がぬめっている…そんな状態が続いていました。
掃除するたびに「またか…」というがっかり感があって、何となくお風呂の時間が億劫に感じていたんです。
でも吊るす収納に変えてからは、水がたまる場所自体がなくなったので、床の掃除もすごくラクになりました。
衛生面だけじゃなく、自分のストレスが減るって本当に大きいんですよね。
「なんで今までやらなかったんだろう」って本気で思ったくらい、私にとっては革命的な変化でした。
子どもが自分で片付けられる仕組みがあると断然ラク
片付けって、大人が全部やってしまったほうが早いこともあるけど、やっぱり毎日のことになると自分ばかりが動いている感覚に疲れてしまうんですよね。
そこで私は、「子どもが自分でやりたくなる」仕組みをつくってみることにしました。
たとえば、おもちゃを入れるネットに動物のタグをつけて「ぞうさんのおうちに戻してあげようね」と声かけすると、子どもも“遊びの延長”として楽しく片付けてくれるようになったんです。
おもちゃが濡れていると風邪をひいちゃうかもしれないね、なんて伝えると「じゃあ乾かさなきゃ!」と本人なりに理由をもって行動してくれるようにもなって。
こういう声かけって、小さなことだけど親子の気持ちがそろいやすくなるきっかけになるんですよね。
習慣づけって難しそうに感じるけれど、楽しさと一緒に伝えると自然に身についてくれるものだと感じています。
100均・無印・スリコで揃うおすすめ収納グッズ
「お風呂のおもちゃ収納って、結局どこで買うのが正解なんだろう?」と悩んだことはありませんか。
私も最初はネットで探したり、SNSで話題になっているアイテムを試してみたりしたんですが、結局たどり着いたのは“身近で手に取りやすいお店”にあるグッズたちでした。
特別な高級品じゃなくても、工夫しだいでしっかり清潔を保てるし、使い勝手も抜群。
とくに私が信頼しているのは、100均・無印良品・スリコ(3COINS)の3つのブランドです。
それぞれ特徴が違うからこそ、ライフスタイルや浴室の広さ、家族の年齢構成に合わせて選びやすいんですよね。
ここでは、私が実際に使ってみて「これ、本当に買ってよかった…!」と感じたものを中心にご紹介していきます。
コスパも使いやすさも優秀な100均グッズ
まず、なんといっても気軽に試せるのが100均の強み。
私は「ダメでも惜しくないから、まずは試してみよう」という軽い気持ちで洗濯ネットを買ったんですが、これが思っていた以上に便利だったんです。
ファスナー付きのメッシュネットにおもちゃを入れて、そのままフックで吊るすだけ。
水切れも通気性もよくて、お手入れの手間がぐんと減りました。
しかもネットごとまとめて洗えるから、衛生的にも安心感があって助かるんですよね。
ほかにも、
「穴あきタイプのバスケットや吸盤つきフック」
「吊り下げ収納に使えるS字フック」
など、お風呂に合うアイテムがたくさん揃っているので、自分の浴室に合う組み合わせを気軽に探せるのが嬉しいポイントです。
無印良品のシンプルさと耐久性が頼もしい
無印は、なんといってもその「クセのなさ」が魅力ですよね。
どんな浴室でもすっきり馴染んでくれるシンプルなデザインは、毎日の生活にすっと溶け込んでくれるような安心感があります。
特におすすめなのが、ステンレスワイヤーバスケット。
通気性がよく、水切れも抜群で、少し重たいおもちゃを入れてもびくともしない安定感があります。
我が家ではこのバスケットを“収納のベース”として使っていて、その中に100均の小分けネットを入れて整理する、という組み合わせをしています。
素材がしっかりしているからこそ長く使えるし、余計な機能がないからこそ清潔も保ちやすい。
見た目も整うから、なんだかお風呂の空間まで整って感じられて、気分もすっきりするんですよね。
スリコなら“かわいい”と“実用性”が両立できる
そして、ちょっと気分を上げたいときに選びたくなるのがスリコ。
300円で買えるとは思えないくらいおしゃれで工夫の詰まったグッズがそろっていて、「機能だけじゃなくて見た目も楽しみたい」という方にはぴったりです。
私が特に気に入っているのは、吊り下げタイプのバスケット。
カラー展開もやわらかくて、子どもっぽくなりすぎず、でも可愛さはしっかりある絶妙なバランスなんですよね。
持ち手がしっかりしているからフックにかけやすくて、子どもでも片手で出し入れしやすいのもポイント。
遊び終わったあとに「このおうちに戻してあげようね」と声かけすると、子どもも自然と片付けモードに切り替えてくれるようになりました。
機能と見た目のバランスって、毎日の気分を左右するからこそ大事なんだなって実感しています。
おもちゃを長く気持ちよく使うためにできる定期的なお手入れ
毎日のお風呂時間で活躍してくれるおもちゃたちも、使い続けるうちに少しずつ疲れてきます。
最初はピカピカだったのに、ふと気づくとなんだか色がくすんでいたり、ベタつきやぬめりが気になったり。
私自身、「見た目はきれいなのに、なんかニオイがする…」と感じたことが何度もありました。
とくに中が空洞になっているタイプは、表面だけでは状態が分かりにくいんですよね。
だからこそ、日々の水切りや乾燥と合わせて、月に一度くらいの“まるごとお手入れタイム”を取り入れるようにしています。
気持ち的にもリセットになるし、子どもにも「物は大切に扱うんだよ」という小さな学びを伝えるきっかけにもなっています。
酸素系漂白剤でまとめて除菌するとスッキリする
除菌って聞くとなんだか難しそうに感じるかもしれないけれど、私は家庭用の酸素系漂白剤を使っています。
塩素系より刺激が少なくて、色柄ものにも安心して使えるから、お風呂のおもちゃにもぴったりなんですよね。
やり方はとっても簡単で、バケツにぬるま湯を入れて、商品に書かれている分量の粉末を溶かし、そこにおもちゃをドボンと沈めるだけ。
あとは10分~30分ほど放っておけば、見えなかった汚れがぷかぷかと浮いてくるんです。
汚れが落ちていく様子が目に見えると、「こんなにたまってたんだ…」ってちょっと衝撃を受けることも。
でも同時に、おもちゃがきれいになっていくのを見るのって、ちょっとした達成感があるんですよね。
ぬめりやニオイが出たら早めに向き合ってあげる
毎日触っていると、変化に気づきにくいものなんですが、ふとした瞬間に「なんか違和感があるな」と思ったら、それがサインかもしれません。
私も、なんとなくヌルッとした感触に気づいたとき、「気のせいかな」とスルーしてしまって後悔したことがあって、それ以来、“気づいたときにすぐ洗う”を合言葉にしています。
お風呂上がりにさっと石けんで洗うだけでも違いますし、時間がある日はお湯でふやかしてからブラシで軽くこすったり。
カレンダーに「おもちゃの洗浄日」を書き込んでおくだけでも、習慣として続けやすくなりますよ。
落ちない汚れは無理せず手放す判断も大切
どれだけ丁寧に洗っても、黒カビが落ちないとか、中までしっかり乾かせないときってどうしても出てきますよね。
私も、長く使っていたお気に入りのアヒルを手放すときは、正直とても迷いました。
でも、完全には中の水が抜けなくなっていて、毎回乾かすたびに「これ、大丈夫かな…」と不安を感じていたのも事実。
だから子どもと一緒に「ありがとうって言ってお別れしようか」と話して、新しいおもちゃを一緒に選びました。
そうやって気持ちに折り合いをつけながら、また楽しい時間をつくっていけたら十分だと思うんです。
衛生と気持ちのバランスって本当に難しいけれど、無理をしすぎず、でも大切にしたいことは守っていけるといいですよね。
まとめ|清潔と楽しさを両立したら、バスタイムはもっと心地よくなる
お風呂のおもちゃは、ただの遊び道具じゃなくて、親子の時間をあたたかくつないでくれる存在だと思うんです。
今日もたくさん笑ったね、という気持ちを共有できる場所が、あの湯船の中にあるからこそ、そこにあるものたちにも安心感をまとわせてあげたい。
そう思うようになったのは、自分自身が“カビてしまったおもちゃ”を通して、ちょっとした後悔を味わったからでした。
忙しい毎日の中で、全部を完璧にすることは難しいし、ときには「今日はムリ!」という日もある。
それでも、ほんの数秒のお手入れや、ちょっとした収納の工夫が、清潔さにも気持ちにも大きな変化をもたらしてくれるんですよね。
今回ご紹介した収納アイデアやお手入れ習慣は、すべて「特別な人じゃなくても、今日から少しずつできること」ばかりです。
難しい知識や高価な道具がなくても、十分に“清潔で気持ちのいいお風呂空間”はつくれるし、それが子どもにとっての安心や、自分自身の達成感にもつながっていきます。
おもちゃを通して親子のやりとりが深まったり、片付けの時間がちょっと楽しくなったり。
そんな小さな変化を積み重ねながら、日々のバスタイムがもっとやさしくて、心地よい時間になりますように。
この記事が、あなたの生活に少しでも役立つヒントになっていたらうれしいです。


