双子の母子手帳交付でもらい忘れゼロ?確認したい7つのこと

おなかに双子がいるとわかって、もうすぐ母子手帳をもらいに行く頃でしょうか。

うれしい気持ちと同時に、

「双子だと手帳って2冊もらえるのかな」
「ふつうの妊娠とは違う支援があるって聞いたけど、何がもらえるんだろう」

そんなふうに、わからないことだらけで少しソワソワしていませんか。

しかも、調べてみても双子向けの情報ってなかなかまとまっていなくて、もやもやしますよね。

せっかくもらえるはずのものを、知らないまま受け取りそびれたら…と思うと不安にもなります。

この記事では、双子の母子手帳交付のときに一緒にもらえるもの、申請が必要なもの、そして住んでいる地域による違いの調べ方まで、はじめての方にもわかるように整理しました。

読み終わるころには、窓口で何を確認すればいいかがイメージできて、「双子でも準備は大丈夫」と少し肩の力が抜けるはずです。

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双子の母子手帳は2冊もらえて多胎ならではの支援も受け取れる

まず安心してほしいことから。

双子の場合、母子手帳は赤ちゃん1人につき1冊が基本なので、2冊もらえます。

そして手帳と一緒に、双子だからこそ受け取れる支援がいくつもあります。

たとえば妊婦健診の費用を助ける受診券が通常より多くもらえたり、お金の給付が赤ちゃんの人数分になったり。

さらに、住んでいる地域によってはタクシー代の助成や、家事や育児を手伝ってくれるサポーターの派遣といった、双子の暮らしを支える仕組みも用意されています。

ただ、ここがちょっとややこしいところで、自動でもらえるものと、自分から申請しないと受け取れないものが混ざっているんです。

だから「窓口に行けば全部そろう」とは限りません。

とはいえ、何を確認すればいいかさえ知っておけば大丈夫。

焦らなくて平気です。

この記事で、ひとつずつ一緒に見ていきましょう。

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双子の母子手帳交付がふつうの妊娠と違う理由

そもそもどうして双子だと手帳が2冊で、支援も変わってくるのか。

その背景を知っておくと、窓口での確認もぐっとしやすくなります。

母子手帳は赤ちゃん1人ごとに記録するものだから2冊になる

母子手帳は、赤ちゃんの成長や健診の記録を1人ずつ書き残していくためのものです。

身長や体重、予防接種の記録など、その子だけの大切な記録帳。

だから双子なら2人分、つまり2冊が必要になるわけですね。

赤ちゃんごとに手帳の番号も別々に振られます。

将来、お子さんが大きくなったときに「これはあなたの記録だよ」と渡せるものでもあるので、それぞれに1冊あるのは納得ですよね。

妊娠届を出したときに双子とわかっていれば2冊もらえる

母子手帳をもらうための妊娠届を出すとき、すでに双子だとわかっていれば、その場で2冊受け取れることが多いです。

妊娠届の用紙も赤ちゃん1人につき1枚、つまり双子なら2枚書くという自治体もあります。

あとから双子とわかった場合は追加でもらう手続きが必要

ここは見落としやすいポイント。

妊娠届を出したあとの健診で双子と判明した場合は、手帳が1冊しか手元にないことがあります。

その場合は、あらためて追加で交付してもらう手続きが必要になります。

「双子なのに手帳が1冊のまま」になっていないか、ぜひ一度確認してみてください。

私の場合は妊娠7週くらいで届けを出しに行ったんですが、エコーで双子とわかったばかりで、窓口で「2冊お渡ししますね」と言われたときに、ああ本当に2人なんだとじわっと実感したのを覚えています。

届出書も2枚書いて、なんだか不思議な気持ちでした。

双子は妊娠中の健診回数が増えやすく支援が手厚くなる

双子の妊娠は、ママと赤ちゃんの体をよりこまめに診てもらう必要があります。

健診の回数が単胎の妊娠より増えやすいんですね。

そのぶん費用もかさみます。

そこで、多胎の妊婦さんには健診費用を助ける受診券が追加で用意されている地域が多くあります。

国の仕組みとしても、多胎妊娠の健診費用を支える事業があり、1回あたり5,000円を上限に5回分まで助成するという枠組みが設けられています。

追加の助成は地域によって回数も方法も違う

ただし、ここで気をつけたいのが地域差です。

追加でもらえる受診券の回数は、お住まいの自治体によってかなり差があります。

5回追加のところもあれば、もっと多く設定している地域もあります。

受け取り方も様々で、最初から受診券として手帳と一緒にもらえる場合もあれば、いったん自分で支払って後から払い戻してもらう「償還払い」という形をとる地域もあります。

「うちの地域はどっちなんだろう」と、ここは必ず窓口で確認しておきたいところです。

双子だからこそ使えるお金や暮らしのサポートがある

健診以外にも、双子の子育てを支える仕組みがあります。

お金の給付、移動の助け、人手のサポート。

この3つを知っておくと安心です。

国の給付として、妊娠を届け出たときと出産後に受け取れるお金があります。

妊娠届のときは妊婦さん1人あたり5万円、出産後は赤ちゃん1人につき5万円なので、双子なら出産後は10万円。

合わせて15万円になります。

ここは「妊娠時のぶんも倍になる」と勘違いしやすいので、あとで詳しくお話しします。

地域によっては、健診や予防接種に行くときのタクシー代を助けてくれたり、家事や育児を手伝うサポーターさんを派遣してくれたりする仕組みもあります。

双子を連れての外出や、寝不足のなかでの家事って本当に大変なので、こういう支えがあるのはありがたいですよね。

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双子の母子手帳交付でもらえるものと申請が必要なもの

ここからは、もう少し具体的に見ていきます。

「何が自動でもらえて、何を自分から申請するのか」がわかると、もらい忘れの不安がぐっと減りますよ。

手帳交付のときに受け取れるもの

窓口で母子手帳と一緒に手渡されることが多いものを整理してみます。

  • 母子手帳2冊(赤ちゃんの人数分)
  • 妊婦健診の受診券(多胎ぶんの追加が綴じられている地域もあり)
  • 母子手帳の副読本(妊娠や育児の情報がまとまった冊子)
  • マタニティマーク
  • 地域の子育て情報のパンフレット類
副読本は、妊娠から育児までの情報がまとまった冊子で、手帳と一緒に手渡されることが多いです。

地域によっては多胎用の別冊や、双子向けの冊子を用意しているところもあります。

多胎用の受診券が手帳に入っているか確認する

注意しておきたいのが受診券のこと。

地域によっては、多胎ぶんの追加受診券が母子手帳の別冊に綴じられた形で渡されます。

でも、この別冊に1人分しか挟まれていなかった、という注意喚起をしている自治体もあります。

受け取ったその場で、受診券が双子ぶんちゃんと入っているか確認しておくと安心です。

自分から申請しないともらえないもの

一方で、窓口に行っただけでは始まらないものもあります。

こちらは「自分から動く」ことが大切。

  • タクシー代の助成(事前の面談や登録が必要なことが多い)
  • 家事や育児のサポーター派遣(事前登録や所得の確認がある場合も)
  • 産後ケアの利用(申請や予約が必要)
  • 給付金の一部(申請手続きが必要な場合あり)
特にサポーターの派遣やタクシー助成は、保健師さんとの面談が申請の条件になっている地域が多いです。

面談と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、これは「困りごとはないですか」と相談に乗ってもらえる時間でもあります。

申請のタイミングを逃しやすい制度に注意する

サポートのなかには、申請できる時期が決まっているものがあります。

「妊娠中に登録しておかないといけない」「産後何ヶ月以内まで」といった条件があるんです。

たとえば産前産後のヘルパー派遣は、妊娠中に事前登録しておく必要がある地域があります。

出産後はバタバタで手続きどころじゃなくなるので、使うかどうか迷っていても、とりあえず妊娠中に登録だけ済ませておくのがおすすめです。

私は産後ヘルパーを使うかどうか正直迷っていたんですが、保健師さんに「使わなくても登録だけしておくといいですよ」と言われて、妊娠中にとりあえず手続きしました。

結果、産後に双子の沐浴で手が回らなくなったとき、登録してあったおかげですぐ頼めて。

あのとき登録しておいて本当によかったです。

双子でも倍にならないお金があることを知っておく

ここ、多くの方が勘違いしやすいポイントなのでしっかりお伝えします。

双子だからといって、すべてのお金が2倍になるわけではないんです。

人数分もらえるものと、双子でも金額が変わらないものがあります。

この違いを表にまとめてみました。

制度 双子の場合
出産育児一時金 人数分もらえる(1人50万円なので双子で100万円)
妊娠届出時の給付 妊婦さん1人あたりなので5万円(倍にならない)
出産後の給付 赤ちゃん1人につき5万円なので双子で10万円
出産手当金(健保) 金額は基本2倍にならない(受け取れる日数が延びる)

出産手当金は、双子の場合に産前の対象期間が長くなりますが、1日あたりの金額そのものが2倍になるわけではありません。

「双子だから手当が全部2倍」というイメージで計画を立てると、あとで「あれ?」となりやすいので気をつけてくださいね。

なお、金額や条件はご自身の加入している健康保険によっても変わるので、詳しくは勤務先や保険者に確認しておくと安心です。

住んでいる地域でこんなに違う双子支援の中身

ここまで読んで「結局うちの地域はどうなの?」と思いますよね。

そうなんです、双子の支援は地域による差がとても大きいんです。

だからこそ、自分の住む場所の情報を自分で確認することが何より大切になります。

地域によって支援の手厚さがかなり違う

たとえばタクシー代の助成ひとつとっても、地域によって金額や対象になる期間が違います。

年間で2万円台のタクシー利用券を用意している地域もあれば、そもそも独自のタクシー助成がない地域もあります。

サポーターやヘルパーの派遣も同じで、利用できる回数や期間、料金、所得による制限の有無が地域ごとにバラバラです。

だから「友だちの住む街ではこうだった」が、自分の地域にそのまま当てはまるとは限らないんですね。

同じ制度でも名前が地域ごとに違うので調べにくい

ややこしいことに、同じような支援でも名前が地域ごとに違います。

「多胎児家庭サポーター」「多胎妊産婦サポーター」など呼び方がさまざまで、検索しても引っかかりにくいことがあるんです。

調べるときは、いくつかのキーワードを組み合わせて試してみるのがコツ。

「(お住まいの市区町村名) 多胎 支援」「(市区町村名) ふたご 助成」などで検索すると、公式の情報にたどりつきやすくなります。

自分の地域の支援を確実に知る方法

いちばん確実なのは、母子手帳をもらう窓口で直接聞くことです。

窓口はこども家庭センターや保健センターなど、地域によって名前が違いますが、双子の支援についてはここで教えてもらえます。

聞くときは、こんなふうに切り出すとスムーズです。

「多胎妊娠なので、利用できる支援を全部教えてください」とまとめて聞いてしまうのがおすすめ。

そのうえで、気になる点を具体的に確認していきましょう。

  • 母子手帳は何冊もらえますか
  • 多胎の健診費用の追加助成はありますか(何回分でどんな受け取り方ですか)
  • タクシーやヘルパーの助成はありますか
  • 申請の時期が決まっている制度はどれですか
特に最後の「申請の時期」は聞いておく価値が大きいです。

あとから「あれ、もう申請できる期間が過ぎてた」とならないために、最初に確認しておきましょう。

里帰り出産を考えているなら受診券のことも確認する

里帰り出産を予定している方は、もうひとつ確認しておきたいことがあります。

母子手帳そのものは引っ越しても使えますが、妊婦健診の受診券は、他の自治体のものがそのままでは使えないことが多いんです。

里帰り先での健診費用がどうなるのか、払い戻しの手続きがあるのかなど、早めに窓口で聞いておくと、あとで慌てずに済みますよ。

私の住む地域では、タクシー券は年齢ごとに申請が必要なタイプで、保健師さんとの面談がセットでした。

最初は「面談かぁ」と気が重かったんですが、実際は育児の不安をいろいろ聞いてもらえて、むしろ来てよかったなと。

窓口で全部聞いておいたおかげで、もらい忘れもなく済みました。

双子の母子手帳交付で確認すべきことのまとめ

最後に、大事なポイントをふり返っておきます。

双子の母子手帳交付では、こんなことを押さえておけば安心です。

  • 母子手帳は赤ちゃんの人数分、双子なら2冊もらえる
  • あとから双子とわかった場合は追加交付の手続きが必要
  • 多胎ぶんの健診受診券がちゃんと双子分入っているか確認する
  • 給付金は人数分のものと倍にならないものがある
  • タクシーやサポーターの助成は自分からの申請が必要なことが多い
  • 申請の時期が決まっている制度は妊娠中に登録だけでも済ませておく
  • 支援内容は地域差が大きいので窓口でまとめて聞くのが確実
双子の支援は種類も多くて、しかも地域によって中身が違うので、最初は「覚えきれない」と感じるかもしれません。

でも、全部を完璧に暗記する必要はないんです。

窓口で「多胎なので使える支援を全部教えてください」と聞けば、あとは一緒に確認していけます。

わからないことだらけで不安になる気持ち、とてもよくわかります。

双子の妊娠って、うれしさと同じくらい「ちゃんとやれるかな」という心配がついてきますよね(情報を調べるだけで一日が終わる日、ありますよね)。

でも、こうして前もって調べているあなたなら、もう準備は始まっています。

窓口で確認すべきことが頭の片隅にあるだけで、当日の安心感はぜんぜん違うはず。

もらい忘れの心配を手放して、これから出会う2人の赤ちゃんのことを、楽しみに待てる時間が増えたらいいですよね。

気になることはメモにして持っていくくらいの気持ちで、肩の力を抜いて窓口に行ってみてください。