卒業式の時には卒業生に対して祝電が送られてきます。
たくさんの祝電が送られてきますが、実際に全部読まれるのは偉い人が数人といったところでしょうか。
時間の都合上、2人か3人が限度で、それ以降の人は名前だけ呼ばれることとなります。
立場が上の人から読まれていくので、他校に移動した先生の祝電は名前だけになってしまう可能性が高いです。
だけど、子供たちからしたらあんまり知らないような議員さんの祝電よりも、去年の担任だった先生の祝電の方が聞きたいだろうになとは思います。
祝電の送り方は?どこで申し込めるの?
さて、祝電の送り方ですが、
「インターネット」
「電話」
「FAX」
などで申し込むことができますよ。
やはりインターネットの方が、祝電の種類なども画像でわかりやすいですし、伝えたい文も自分で入力した方が正確で早いですね。
電話だと、聞き取りにくい言葉などもあるので、何度も言いなおしたりしてめんどくさい部分があります。
昔は祝電や電報といったものは郵便局とすぐに頭に思い浮かびましたが、今ではいろんな企業が取り扱っています。
私はずっと祝電は式の途中で読むだけと思っていたのですが、実際には卒業生や保護者が祝電を見ることができるように展示されているそうです。
そういった準備もあるので、祝電は当日ではなく遅くとも前日の午前中には学校に届くように手配しましょう。
卒業式の祝電の文例は?公用とプライベートの立場別で紹介
卒業式で祝電を送る人は、色々な立場の人がいますね。
前年度の担任で、今は違う学校の先生をしているとか、はたまた知事やら市長やらトップの人たちなど。
または、もう退任してしまって先生はやめてしまったけど、教え子たちに祝電の言葉を贈りたいと考えている人もいます。
公用として、プライベートとして、祝電を送りたいとは考えているけど、なんて書けばいいかな?文章が思い浮かばないという人も多いと思います。
それではいくつか文例をご紹介したいと思いますので参考にしてみてください。
卒業式の祝電の文例<公用の場合>
今日のよき日を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます
小学校の6年間(中学校の3年間)で素晴らしい思い出ができたことと思います
これからのみなさんの未来が明るく輝きますように応援しています
新たな門出にあたり 心よりお祝いを申し上げます
これから新たに踏み出す道に たくさんの幸せがまっていますように
自分の可能性を信じ 大きく羽ばたいてください
卒業式の祝電の文例<プライベートの場合>
プライベートの場合は、公用の文例にプラス、先生と生徒しかわからないような思い出話などを入れると喜ばれると思います。
みんなで休み時間も練習した合唱コンクール
毎日毎日練習した運動会
卒業生を送る会で面白かった出し物
などなど、印象に残った行事の内容をいれると生徒たちもうるうるしちゃうと思います。
身内がプライベートで電報を送ってもいい?おすすめの電報会社も!
プライベートといえば・・・祝電というと式典に送るというイメージですが、別に個人宅に送るのもいいのですよ。
遠方の孫が卒業するという場合、さすがにおじいさんが学校に祝電を送るわけにいかないですしね。
孫の家に祝電を送るというのもサプライズでいいんじゃないかなと思います。
今ではとってもかわいいキャラクター物の台紙だったり、写真立てだったり、ぬいぐるみとセットの電報も多いですからね。
キャラクターぬいぐるみがたくさん!「ハート電報」の詳細を見てみる
こういった電報専門の会社もあるので、よかったら見てみてください。
祝電の送り方で郵便局の場合は?Webレタックスで簡単に送れる!
祝電を送ろうと思いついたとき、まっさきに頭に浮かぶのはやはり郵便局ですね。
昔のイメージだと、電話をかけて電報の言葉を電話口の人に伝え、それを文字にするだけでした。
ですが、今はインターネットの時代ですから、ネットで簡単に電報が送れちゃいます。
郵便局だとWebレタックスというページで祝電を送ります。
全部選択肢の中から選べばいいだけなので、ほとんど悩むことなく祝電を作ることができます。
「Webゆうびん」の会員登録方法
使い方の説明の前に、Webレタックスを利用するには「Webゆうびん」というものに会員登録しないといけません。
Webゆうびんは郵便局のHPから登録することができます。
ここで名前や住所、決済方法などを登録しとくことでスムーズに祝電を送ることができます。
1.電報の台紙を選ぶ
2.文例や画像の見本を見てコピーする。手持ちの画像ももちろん使える。
3.本文編集でコピーした文例を貼り付ける。フォントや文字の大きさや色も選べる。
4.あとは差出人や送り先の詳細を入力すれば完了。
Webレタックスの場合、台紙などはごく一般的なデザインで、公用やおつきあいで祝電を送るというような場面に最適です。
また、窓口で電報を頼むより少し安く送ることができるので、職業柄たくさん電報を送る人にとっては、Webレタックスの方が経済的だと思います。
卒業式の祝電に書いてはいけない意外な言葉は?!
卒業式の祝電を送る際に気を付けたいのが、書いてはいけない言葉です。
卒業式と考えるとあまり身近ではないかもしれませんが、
- 結婚式
- お葬式
卒業式の祝電に書いてはいけない言葉の一覧としては、
- 失う
- 滑る
- 破れる
- 崩れる
- 壊れる
- やめる
- 流れる
- 落ちる
- 終わる
- 忘れる
- 倒れる
- 消える
- 別れる
- 離れる
- 変わる
- 変更
- 中止
- 取り消し
- 中途半端
これだけ見ただけでも、なんだかたくさんありますよね。
そんな中でも私が意外だなと思ったのが、「変更」という言葉です。
「変更」という言葉も「落ちる」などと同様に、入学や卒業の取り消しや落第を連想させてしまうからだそう。
ちなみに、こういった忌み言葉は言い換えることも出来ますよ。
- 崩れる → 変化する
- 壊れる → 役目をまっとうする
- 終わる → ゴールをむかえる
- 別れて → 距離を置いて
- 離れる → 新たな道に進んでいく
- 忘れないで → 心にとどめて
- 時間の流れ → 時間の経過
- 月日の流れ → 月日が経つのは
- 受験に落ちる → 受験が上手くいかず
- いろいろな思い出が → たくさんの思い出は
まとめ
電報というと、文章を考えたりするのがおっくうと思いがちですが、文例を選べば送れるWebレタックスというのはとても便利ですね。
学校の先生などのように送る相手に思い入れがある場合は、オリジナルの文章を送りたいと考えると思いますが・・・
市町村長や教育長みたいな人たちは膨大な量の祝電を送るので、やはり選べる文例があるのはありがたいですね。