「歯固めって、いつから使えばいいんだろう。」
「そもそも使わなきゃいけないものなのかな?」
「おしゃぶりはよく聞くけど、歯固めとは違うのかな?」
歯固めって、聞いたことはあってもイマイチよくわからないママさんもいるのではないでしょうか?
一般的に赤ちゃんの歯は、生後6カ月頃から生えだします。
そして、歯固めは実際に歯が生え始める前から使い始めるのが一般的です。
なので、この生後6か月くらいからを目安にして、使い始めることが多いです。
でも、なんとびっくり!
中には、生後3カ月や2ヶ月で歯が生えてくる赤ちゃんもいるんです。
歯が生えだすと、歯ぐきがムズムズしたり痒かったり、違和感がふえます。
なので、早めに白い歯が見え始めたら、まだ3か月とかでも歯固めを用意してあげましょう。
ただし、2カ月や3カ月の早い段階で歯固めを与えるときは、誤飲しない程度に、少し小さめのサイズの歯固めを与えてあげるのがポイントです。
歯固めのメリットとデメリット!3ヶ月から始めるときの注意点は?
赤ちゃんの歯固めはメリットがたくさんあります。
でも、残念ながら歯固めにはデメリットもあるんですよ。
せっかく使うなら、メリットもデメリットも理解したうえで使いたいですよね。
ここからは、歯固めを使用するメリットを解説していきます。
歯固めを使用するメリット①歯ぐずり対策
歯が生えてくる時の違和感やムズムズ、痛みなどで赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまうことを「歯ぐずり」と言います。
赤ちゃんは歯ぐずりを何とかしたくて、いろんなものを口に入れてしまいます。
カミカミすることで、歯ぐきの違和感やむず痒さを、なんとか解消しようとしてるんです。
この歯ぐずりを解消するために、歯固めはとっても有効です。
なんてったって、歯固めはそのための道具ですから!
歯固めは、歯ぐずりを解消するための、安心・安全のおもちゃです。
歯固めを使用するメリット②離乳食に向けて噛む練習になる
生後5,6カ月頃から離乳食が始まりますね。
それまでは授乳だったりミルクだったり、吸うことがメインだった赤ちゃん。
ある日突然、離乳食が始まってしまって、なかなか噛むのが上手にできない赤ちゃんも多いんです。
なので、歯ぐずりが始まったり、歯が生えてきたころを目安に、離乳食も視野に入れて歯固めで噛む練習もしていきましょう。
歯固めを使用するメリット③あごや歯の成長を助ける
歯固めをしっかり噛むことで、あごの筋肉が鍛えられ、骨の発達にもつながります。
ごはんをしっかり噛むことで顎が鍛えられて広がり、歯並びが良くなるって聞いたことありませんか?
赤ちゃんの頃から歯固めを使って噛む練習をするって、大事なんですね~。
歯固めを使用するメリット④誤飲防止
この時期はの赤ちゃんはなんでも口に入れてしまうので、それを防ぐためにも、歯固めはとっても有効です。
お気に入りの歯固めをずっとカミカミしていたら、他のものなんて目に入らないですものね。
歯固めのおすすめ素材は?安心安全で選ぶときのポイントは?
さて、実際に歯固めを使うとなったとき、どんなものを選べばいいのでしょうか。
種類も素材もさまざまです。
ここからは、安心・安全に配慮したオススメポイントを、商品と一緒にご紹介していきます。
安心・安全な歯固めのおすすめ素材①木製素材
木製の歯固めはやっぱりメジャーです。
天然素材ならではの優しい手触りや香りを楽しめます。
木製素材の歯固めのデメリットやメンテナンス方法は?
しかし、木製はデメリットもあるので注意です。
木の素材は、基本的には水に弱いものが多いです。
サッと洗うならOKですが、水に漬けっぱなしはNG。
固く絞った布などでしっかり拭いた後、その都度、乾燥させなければなりません。
しっかり乾かさないと、カビが生えてしまいます。
赤ちゃんって、ぶつけたり、落としたり、使い方もなかなか荒いですよね。
長い間使っていると、「ささくれ」が出来てしまうこともあります。
木のささくれは大人でも痛いですよね・・・
目の細かい紙やすりで磨くと、つるつる滑らかに戻ります。
対策がわかっていれば問題ないとしても、メンテナンスは少し大変そうですね。
歯固めのおすすめ素材②シリコン素材
こちらはシリコン素材のボールタイプの歯固めです。
シリコン素材は、なんといっても軽くて柔らかいというメリットがあります。
ほどよい弾力があるので、夢中でカミカミしたくなる噛み応え。
しかも柔らかいので、歯ぐきを傷つけないのも安心です。
シリコン素材の歯固めのデメリットは?
シリコンは若干、ホコリがつきやすいというデメリットもあります。
なので、洗いやすいようになるべくシンプルな歯固めを選びましょう。
歯固めのおすすめ素材③天然ゴム素材
天然ゴムもムチムチと弾力があり、赤ちゃんがカミカミするのにぴったりです。
しかも、シリコンよりも柔らかく、天然素材なので環境にも優しいです。
天然ゴム素材の歯固めのデメリットは?
こうメリットばかり聞くと「歯固めは天然ゴム一択」な気もしますよね。
ですが、まれにゴムアレルギーのある赤ちゃんもいるので、注意が必要です。
これは避けたい!歯固めの素材
木製やお米はナチュラル素材、天然ゴムやシリコンは安全性が高いのでおすすめです。
その反対で、「壊れやすいもの」や「塩化ビニール素材」は避けましょう。
塩化ビニール素材は発がん性のある有毒な物質が含まれていることもあります。
一概には言えませんが、避けた方が無難でしょう。
赤ちゃんの口に直接ついてしまうものだからこそ、安心・安全面を考えてしっかり選びましょうね。
歯固めはいつから必要?のまとめ
我が子の育児のときは歯固めという存在がイマイチわからなかったので、実は歯固めは使っていませんでした。
こんなにメリットがたくさんあるって知ってたら、絶対使ってたのに・・・
歯固めはメリットが多いだけでなく、とても種類も多くて色も形もさまざまです。
しかし、赤ちゃんにも好き嫌いがあります。
可愛いし口コミも良かったから、奮発してちょっとお高めの歯固めを買ったのに、見向きもされなかった・・・
なんてこともよくあります。
最初に試すときは、あまりお値段の張らないものでチャレンジしてみましょう。
ぜひ、赤ちゃんのお気に入りの歯固めを見つけてあげてくださいね。