子供が小学生になると、制服やスモッグで登園していた幼稚園や保育園とは違って、私服での登校の開始ですよね。
そこで、どんな服を着せたらいいんだろう?と思ったことが、親なら一度はあるんじゃないんでしょうか。
親の好みで服を選んで着せようとした時、特に女の子ならなおさら「こんなのイヤ!」って言われたり…。
私も自分の好みで買ってきた服を、一目見るなり「イヤ」と一言。
かなりショックというか…微妙な感覚になったのを覚えています。
「もしかしたら、学校でなにか言われたりしたのかな?」と思い、何気なーく聞いてみたところ、柄のあるTシャツを着ていった時に、クラスの子にいじられた…と。
あと、クラスの子で、いつも同じような服で来ている子がいて、その子はいじめられてるんじゃないか?とも聞きました。
服装からいじめに発展してしまう原因は?
そこで気づいたのが「いじめ」というよりかは
「目立つ服」
「清潔感がない服」
の場合だとターゲットになりやすいのかも…ということです。
大人の世界でも同じだと思うのですが、清潔感がないというのは生理的に避けられたり、攻撃対象になったりすることありますよね。
そのために、清潔感がない人に対して拒否反応が出てしまうと、それを認めてあげたり受け入れたりせずに「排除しよう!」と考えてしまうんです。
その考えがいじめに繋がっていくんですよね。
それから、女の子の場合は、嫉妬などから目立つ服装をすると、いじわるされることも。
また、
「いつもおしゃれ」
↓
「うらやましい」
↓
「無視しちゃえ」
となってしまって、それがいじめになってしまうパターンもあるようなのです。
小学生でも私服の学校は服装でいじめられやすい?安心できる服装は?
悲しいことですけども、「いじめはあってはならないこと」はもちろんなのですが、この「いじめ」を根絶するというのはなかなか難しいことですよね。
毎日着ていく私服がいじめの原因になることもあるのも現実…。
でもそんなとき、親として気を付けられることって実はそんなに多くないんですよね。
私服でいじめられないために親ができること①小清潔な服を保てるように心がける
毎日洗濯された綺麗な服を身に付けさせる!
子供が「自分の気に入ったTシャツしか着ていかない」というのであれば。
同じTシャツでも色違いを買ってあげるとかも1つの手だと思うんです。
子供って汗っかきな上に、外で遊んだりすると砂や泥ですぐ汚れてしまいますよね。
そして、汚れたままでニオイがする衣服を着ていると。
身に着けている本人は気になっていなくても、知らない間に周りの子供たちが気付いて、それが「いじめの始まり」のなることもあるんです。
親として、清潔を保つように心がけるってことは、最低限子供にしてあげられる大きなポイントですよね。
私服でいじめられないために親ができること②小親の趣味を押し付けないで!
私服って基本的に「子供の好きなもの」でOKだと思うんです。
でも、「服のコーディネートまで考えられない」とか「全くこだわりがない」ってなると親が服の用意をすることになってしまいますよね。
そんなときに、
「親の好きなブランド服!」
「親子コーデにするために、親の好きな色合いで選ぶ」
なんてことあると思います。
でもそんなときは、あえて子供と一緒に選んでみる。
そして「なんかちょっと違うかも」と思った所は、自尊心を傷つけるような言葉は避けて、優しく諭してあげることが大事ですよ。
例えば「柄×柄」のコーデを選んだときは、「上が柄だから、下は無地にするとシックに落ち着くよね」などですね。
まずは子どものセンスを尊重してあげて、そこから+αでアドバイスしてあげたら良いかもしれませんね。
小学校で私服の場合どんなメリットがある?おしゃれをたのしみながらセンスを磨くポイント
小学校での私服ってどんなメリットがあるの?って思ったこと一度はないでしょうか。
中には「小学校も制服でいいんじゃないか」と言われる人も少なくないんですよね。
「幼稚園も制服で、中学も制服なのに…なんで小学だけ私服!?」って私も思ってしまった一人なんですけどね。
小学校での私服のメリット
- 小学生だと汚すことが多々あるのでじゃぶじゃぶ洗えて、乾きやすい素材を選べる。
- 私服はもちろん日常でも着れて、そして、お手頃な値段で楽しめる。
- 私服の方が動きやすくて、気温に応じて体温調節できる。
また、自分で選んだのでお気に入りにもなり、服の組み合わせ方も学べるので、センスを磨くポイントになること間違いなしです。
小学生のいじめの原因になるものは他にどんなものがある?親が注意できることは?
子どもが成長し小学生にもなると、登下校に親の送迎が必要なくなっていきます。
そして、親の付き添いなしで友だちと遊びに行ってくる子がほとんどです。
それは喜ばしいことではあるのですが。。。。
でも親としては「自分の知らないところで子どもがいじめに遭っていたらどうしよう」と不安になってしまうことも多いでしょう。
できることなら、子どもがいじめに遭わないように気を付けてあげたいですよね。
ここでは、小学生のいじめの原因と対策できることについて考えていきましょう。
いじめが起こる背景には、いじめる側、いじめられる側のそれぞれに少しずつ原因がある場合があります。
また、いじめの原因も子どもの年齢によって異なります。
例えば低学年だと「一緒に遊びたいけどうまく伝えられず、手を出したりからかったりしてしまう」ことがあります。
同じ趣味や遊びの仲間で集まりやすくなる中学年以降になると、「同じグループ以外の子とは遊ばない」のが仲間外れやいじめの原因になりやすいです。
他にも、「グループ内でマウントを取りたい、優越感を味わいたい」といった理由でいじめに発展することもあります。
あるいは、いじめる側には
- 学校以外のところでストレスを抱えている
- 自分がいじめられないために他者をいじめる
- 家庭内で暴力を受けている
一方、いじめられる側の原因としては、次のような特徴があります。
- 対人関係が不得意
- 思いやりに欠けている
- 成績がよい
- 容姿が優れている
- おとなしい
- 内向的な性格
子どもがいじめに遭わないために親ができることは、子どもをよく観察することです。
- 最近よくケガをして帰ってくる
- 朝起きれなくなったり体調を崩しやすい
- 持ち物がなくなる
- お金を頻繁に欲しがるようになってきた
また、子どもに
「イヤなことをされたら”やめて”と言う」
「困ったら親や先生に助けを求める」
ということを常日頃から伝えていくことも大切です。
そして、学校でいじめられても家に帰れば安心できるように、いつでも子どもの味方であるというサインを送り続けていきましょう。
小学生が服装でいじめられることはある?のまとめ
おしゃれに目覚めてくるお年頃の子供って、すごく敏感だったりするもんですよね。
そんな時、親として気にしてあげられるポイントは、とにかく子供の服は
- 清潔に保つ
- 目立ちすぎはNG。
- 親の趣味を押しつけず、子供とコミュニケーションを取りながら一緒に選ぶ。
なのでぜひ、惜しむことなくできる限りのサポートしてあげてくださいね。