ホーロー鍋の焦げ付きの落とし方!頑固な汚れを落とす方法3選

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素敵な絵柄のついたホーロー鍋っていいですね。

何となくお料理が上手に仕上がりそうで楽しくなります。

でも、ついうっかり鍋をコンロにかけっぱなしにして焦げ付かせてしまうことってありませんか?

そんな時、やたらと金たわしでごしごし擦ると鍋肌に傷がついてしまいます。

この記事では、せっかくのピカピカなホーロー鍋の焦げ付きをキレイに落とすやり方について、見ていきたいと思います。

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ホーロー鍋の焦げ付きは「まずはお湯でふやかすこと」が基本

ホーロー鍋はステンレスの鍋と違って、金属の表面にガラス質を焼き付けて作られています。

そのために、耐久性や耐熱性、耐酸性に優れています。

さらに嬉しいことには匂いが付きにくいという特徴があります。

ただし、フッ素樹脂加工のようなコーティングをしてある鍋に比べると、焦げ付きやすいという面もあるので要注意です。

軽い焦げ付きならば、すぐに食器洗い洗剤をスポンジに付けて何度か擦り洗いをすれば、きれいになります。

ですが、、かなりしっかりと焦げ付いてしまった場合は、ざっと汚れを落としてからお湯でふやかして汚れを取るのが正解です。

次のような手順でやってみましょう。

ホーロー鍋の焦げ付きをお湯でふやかせる方法

鍋にお湯をいっぱいに入れます。

しばらくお湯に浸けておいてから、スポンジなどで軽く擦ります。

この時お湯の温度が高過ぎないように注意してください。

また擦り洗いはごしごし擦るのではなく、丁寧に何度も擦るのがコツです。

フライ返しなどで汚れを無理にこそげ落とすのは、鍋肌を傷つける原因になるので控えましょう。

どうしても汚れを落としたければ、木べらやゴムベラで慎重に剥がし取るのがいいですね。

もう一度食器洗い洗剤とスポンジを使って汚れを落とすとかなりきれいになります。

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ホーロー鍋の焦げ付きや変色にメラミンスポンジを使ってみる

なかなか落ちない焦げ付きや変色した部分にはメラミンスポンジを使ってみましょう。

メラミンスポンジは適当な大きさに切り、水を含ませます。

落としたい汚れのある部分にメラミンスポンジを押し当てて、じっくり擦ります。

ひどい汚れをごしごし擦るのはマイナスなので、できる範囲できれいにすることを目指しましょう。

汚れが落ちたら、もう一度食器洗い洗剤で洗ってきれいにします。

薄い黄ばみならメラミンスポンジはとても効果的です。

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ホーロー鍋の焦げ付きを重曹で徹底的にきれいにする方法

お湯やメラミンスポンジである程度きれいになったホーロー鍋でも、まだ汚れが取り切れないときは、重曹を使って徹底的にきれいにします。

やり方は次の通りです。

ホーロー鍋の焦げ付きを重曹で落とすやり方
①汚れの落ちていないホーロー鍋に汚れが隠れるぐらいのところまで水を入れます。

②重曹小さじ2程度を入れて、火にかけます。

③沸騰したら火を止めて、そのまま1~2時間放置します。

④鍋の中の水を捨て、スポンジに食器用洗剤を付けて丁寧に擦り洗いをします。

⑤よくゆすいで布巾で拭くとかなり汚れは落ちています。

1度では完全にきれいにならなくても何度かこれを繰り返すとたいていの焦げ付きや変色はほとんどきれいになります。

このやり方できれいになったホーロー鍋がこちらです。

<before>

<after>

ホーロー鍋の普段のお手入れは?

ホーロー鍋の汚れの落とし方は分かりましたが、一旦こびりついてしまった焦げ付きや汚れを落とすのはかなり大変ですね。

そこで普段からよく手入れをしてホーロー鍋をできるだけ良い状態に保つことが重要です。

毎日のお手入れでは次のようなことに気を付けましょう。

ホーロー鍋のお手入れで気を付けること①空焚きをしない

さあお料理を始めるという時に、ホーロー鍋を空のままで火にかけることはほとんどないでしょう。

でもホーロー鍋は煮物に適していることから。

細火で煮物をした後、出来上がった煮物を器に開けた後、うっかり鍋をレンジに戻してそのまま空焚きというケースは少なくありません。

空焚きはホーローのひび割れや剥がれの原因になるので極力避けましょう。

ホーロー鍋のお手入れで気を付けること②具材が底にはり付かないようにする

具材が鍋底にはりついたままで料理を進めると、その部分が空焚きしたのと同じ状態になります。

そして、やはり焦げ付きや剥がれが起こりやすくなります。

鍋底に具材がはり付かないようによくかき混ぜながら料理をすることが大事ですね。

ホーロー鍋のお手入れで気を付けること③炒め物や煎り物には使わない

もともとホーロー鍋は炒め物や煎り物ように作られていません。

無理に炒め物などに使うと鍋肌を傷めることにつながるので極力避けたいですね。

ホーロー鍋のお手入れで気を付けること④急冷を避ける

ホーロー鍋を使って煮物などをした後で、早く冷ましたいために、鍋ごと冷凍庫に入れるのはやはりホーローの割れや剥がれの原因になります。

ホーロー鍋は自然に冷めるのを待つのが一番です。

ホーロー鍋のお手入れで気を付けること⑤ホーロー鍋には金たわしやクレンザーを使わない

硬い金たわしやクレンザーなどは鍋の表面を傷めてひびや剥がれができやすくなるので使わないようにしましょう。

ホーロー鍋のお手入れで気を付けること⑥鍋ごと水に浸け置き洗いをしない

鍋ごと浸け置きすると、取っ手やリング巻をしてある部分に水がしみ込み、内部が錆びることがあります。

取っ手やリング巻の部分を十分拭き取って、乾いてからしまいましょう。

ホーロー鍋のお手入れで気を付けること⑦食器洗浄機や食器乾燥機には使用しない

ホーロー鍋は洗浄機や乾燥機の使用に向きません。

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ホーロー鍋の焦げ付きの落とし方のまとめ

ホーロー鍋に焦げ付きができたり変色したりしたら、鍋にお湯を入れて汚れをふやかしてから、食器洗い洗剤とスポンジできれいにしましょう。
焦げ付きや変色が取り切れない場合は、メラミンスポンジでていねいにこすって落とします。

頑固な汚れは鍋に水と重曹を入れて煮てから1~2時間放置し、その後洗剤とスポンジで汚れを落とします。

  • 日々の使用では空焚きをしない
  • 具材が鍋肌の密着しないようにする
  • 炒め物に使わない
などに気を付けていつも良い状態でホーロー鍋を使いたいものです。