おくるみって、寝かしつけに必須!というご家庭も多いです。
赤ちゃんの寝かしつけがスムーズになるなら、手放せませんよね。
そんなおくるみですが、巻いて寝かせたらそのままでもいいのでしょうか?
結論からお伝えをすると、そのまま寝かせてしまっても大丈夫です!
せっかく寝たのに、わざわざ起こしてしまう危険なリスクをおかしてまで外さなくても、大丈夫なんです。
おくるみを巻いたまま寝かせても問題ない?何時間ならOK?
おくるみを巻いた状態は何時間まで…という決まりは特にありません!
赤ちゃんはおくるみに巻かれると安心しますよね。
その状態で寝てくれたなら、そのまま寝かせても大丈夫です。
よく、身動きがとれないのが心配…という方もいます。
でも、おくるみを使う時期自体が、身動きをとらない時期とも言えますよ!
おくるみを使う時期はいつ頃まで?
おくるみって、寝返りをするようになったら使わない方がいいものです。
そうなると、使う時期って生後3~4ヶ月ぐらいまでですよね。
この時期は、まだまだ睡眠のサイクルが整っていない時期です。
3時間毎に授乳やミルク、オムツ替え…というのも続いていますよね。
なので、一度寝かせても赤ちゃんが長時間寝てくれることがない時期です!
だからこそ、寝てからおくるみを外す必要がないということですね。
寝返りをするようになったらおくるみは要注意
逆に、寝ているときに身動きをとるようになったら注意が必要です!
手足が使えない状態で寝返りをしてしまったら、窒息する危険もあります。
おくるみはとても便利ですが、寝返りをするまでにして下さいね!
ちなみに我が家でも、生後3ヶ月ぐらいまではおくるみを使うこともありました。
娘が暑がりだったので、毎日使うことはなかったですが、便利でしたよ!
ただ、生後3ヶ月を過ぎてからは寝返りをするようになっていきました。
なので、自然と使わなくなってという感じですね。
その後は、ブランケットとしてよく使っていますよ!
おくるみの効果はすごい!寝かしつけがラクになる方法!
おくるみの効果ってすごいですよね。
あれだけ悩んでいた寝かしつけがラクになるなんて!と驚くアイテムです。
おくるみで寝かしつけをラクにする方法も、詳しくご紹介していきますね。
おくるみにはどんな効果がある?赤ちゃんが安心する理由は?
まず、おくるみの効果についてです。
おくるみってどんなところがいいの?と思っている方もいますよね。
おくるみを使うことで赤ちゃんが安心する理由は、ママのお腹の中に近いからです!
ママのお腹の中で、赤ちゃんは包まれて丸くなっていますよね。
その状態で長い時間を過ごしていたわけです。
なので、産まれてからもお腹にいたときと同じ状態にすると、安心してくれます。
大人でも、数ヶ月間いた場所から離れるって、なんか恋しいこともありますよね。
赤ちゃんも同じで、まだまだママのお腹の中が落ち着く場所だと思っています。
おくるみは包んであげることで、お腹にいたころを思い出すという、すごいアイテムなのです!
私自身も何も知らないときは、おくるみってなぜそんなにすごいのだろう?と思っていました!
でも理由を聞くと、すごく納得できますよね。
おくるみで寝かしつけをラクにする方法!
おくるみで寝かしつけをラクにする方法をご紹介しますね。
まずは、おくるみの巻き方です。
おくるみで寝かしつけをラクにする方法~巻き方~
正方形のおくるみの場合は、ひし形に置いて上を折り曲げます。
折り曲げたところに赤ちゃんの首がでるように寝かせてあげて下さいね。
そしたらあとは、左・下・右の順番に、赤ちゃんを包むように折りこんでいくだけです!
長方形の場合も、赤ちゃんを寝かせて包み込んでいく手順は同じです。
そして包み込めたら、そのまま抱っこしてあげて下さいね。
おくるみで包まれて、さらにママやパパの体温を感じると、赤ちゃんは安心してくれます。
おくるみで寝かしつけをラクにする方法~周りの音や環境~
子守歌やオルゴールを使って、優しく揺らしてあげると、寝かしつけがスムーズです!
このときテレビなどの雑音は消すことと、電気も消すとより効果的ですよ。
今まで寝かしつけに1時間以上かかっていたのにすぐ寝てくれた!という声も多いです。
ちなみに私のまわりでも、ほとんどのママ友が寝かしつけにおくるみを使っていました!
おくるみをやめたら寝ない!寝ない原因のチェックリストを紹介
おくるみをやめたらなかなか寝てくれない、ということってありますよね。
そんなときに使える寝ない原因のチェックリストをご紹介します!
そもそも、おくるみは寝返りを始めたら卒業をしないといけません。
なので、使える時期としては3ヶ月~4ヶ月ぐらいですよね。
産後の数ヶ月ってあっという間に過ぎていきます!
中には、最近おくるみを使いこなせるようになったのにもう卒業?という場合も。
ねんトレという言葉もよく聞きますが、1人で寝られるようにしていきたいですよね。
おくるみをやめたときに寝てくれない…という場合。
原因として考えられるのはこのようなリストです!
おくるみをやめたときに寝てくれない原因のリスト
- 昼間寝すぎてしまっている
- お腹が空いている
- オムツを替えてほしい
- 部屋の温度や湿度があわない
- 部屋が明るい
- 雑音がしている
- 体調があまりよくない
では、細かく見ていきましょう。
おくるみをやめたと寝てくれない原因①昼間寝すぎてしまっている
まずは、昼間に寝すぎてしまっているという場合。
これはだいたいの場合、夜寝てくれません!
もちろん赤ちゃんによっても個人差があります。
1日の睡眠時間にもバラつきはあるので、昼も夜も寝る子も中にはいます。
でもだいたいは昼に寝ていたら夜は起きていますよね!
まずは生活リズムを変えていくしかないです。
例えば、昼間はなるべく遊ぶとか散歩に行って起こしておくのがいいですね。
授乳やオムツ替え、沐浴などの時間もある程度決めておきましょう。
そして寝るまでのルーティーンをしっかりと組んで、それを続けるのがおすすめです!
そうすると赤ちゃんも、昼は起きて夜は寝る…というのが分かっていきます。
昼間はなるべくカーテンをあけて、太陽の光を感じさせてあげるといいですよね。
おくるみをやめたと寝てくれない原因②お腹が空いている・オムツを替えてほしい
あとは、お腹が空いているとかオムツが気持ち悪いときもなかなか寝てくれません。
この場合は泣いてしまうことが多いのかなと思います。
全然なきやまない場合は、まずはこの2つをチェックしますよね。
これは寝てくれない原因にもなるので、寝かしつけの前には必ずクリアしておきましょう!
おくるみをやめたと寝てくれない原因③部屋の温度や湿度があわない
部屋の温度とか湿度も、とても大切ですよ。
赤ちゃんは暑いとか寒いということで、なかなか寝られないことも多いからです。
特に冬って、服を着せすぎることや布団をかけすぎることってあるあるです。
なかなか寝てくれないときは、部屋の温度や湿度もチェックしましょう。
おくるみをやめたと寝てくれない原因④部屋が明るい・雑音がしている
それから、部屋が明るすぎるとかテレビがついていること。
雑音が聞こえすぎると赤ちゃんは安心して眠れませんよね。
ママやパパがスマホをいじりすぎることもよくないので、気を付けましょう!
おくるみをやめたと寝てくれない原因⑤体調が悪い
そして最後に、赤ちゃんの体調がよくないときも、なかなか寝てくれません。
いつもと様子が違う…と思ったら、かかりつけ医に相談をしてみて下さいね。
例えば顔が赤いとか熱がある、泣き方がおかしいときなどは、注意が必要ですよ!
おくるみで事故になることがある?どういうことに気を付ければいい?
おくるみで寝かせると赤ちゃんはとてもぐっすり寝てくれるので、寝かしつけるときに重宝しているママも多いと思います。
ですが、おくるみで寝かしつけていて気付かずに、重大な事故になってしまう可能性があるんです。
ここでは
- おくるみを長時間使用するリスク
- 事故に繋がらないための対策
おくるみでの事故には乳児突然死症候群のリスクがある!?
おくるみなどを長時間使っていると、乳児突然死症候群を誘発する可能性があると言われています。
この「乳児突然死症候群」の症状は、1歳未満の赤ちゃんがなんの前触れもなく命を落としてしまう疾患です。
ハッキリとした原因はいまだに解明されていませんが、
- 呼吸の圧迫や窒息
- 体温の上昇
乳児突然死症候群の原因と考えられるもの①呼吸の圧迫
おくるみを使うことでモロー反射を抑えることが出来るのですが、この時に赤ちゃんの上半身をピッタリと固定します。
ちなみにこの「モロー反射」というのは、赤ちゃんが急に「びくっ」とした感じで動き両手をあげて、抱きつくような動作をする「反射的な運動」のことを言います。
これによって横隔膜の動きが悪くなって、呼吸が浅くなってしまうんです。
この呼吸が浅くなることが、突然死に繋がる可能性があります。
上半身の締め付けを和らげるためには、少し緩めに巻くようにして、かさばったり引っ掛かりそうな服は着せないようにしましょう。
また、胸元だげ少し緩めに巻くようにするのもいいかもしれませんね。
乳児突然死症候群の原因と考えられるもの②窒息
赤ちゃんがうつ伏せになったときに寝具などに顔が埋まってしまうことで、窒息してしまう事故が起きてしまいます。
基本的に、赤ちゃんをくるんでいる状態でうつ伏せになるにはかなりの力が必要なので、そこまで心配する必要はありません。
ですが、赤ちゃんが成長してしっかりと寝返りができるようになると、おくるみの状態でうつ伏せになって戻れない可能性もあります。
なので、赤ちゃんが寝返りをするようになったら、おくるみは使わないようにするのがオススメです。
窒息を防ぐ為に、赤ちゃんの寝る場所には柔らかい枕やマット、ぬいぐるみなどは置かないように注意しましょう。
乳児突然死症候群の原因と考えられるもの③体温の上昇
赤ちゃんの突然死の原因の一つに厚着による体温の上昇もあります。
冬は大人も寒いので赤ちゃんも寒いと思うかもしれませんが、赤ちゃんは基礎体温が高いので大人ほど寒くありません。
厚着をさせておくるみでくるんでいると、熱を放出することが出来ず体温が上がりすぎて突然死の原因になってしまうのです。
赤ちゃんはまだ体温の調節機能が未熟なのでうまく体温調節することができません。
ですので、寒いからと言って着せすぎないように注意しましょう。
おくるみは寝たら外すもの!?のまとめ
おくるみは、寝てからも外さなくてOKです!
そう考えると、寝かしつけにはとても万能なアイテムですよね!
おくるみがないと寝かしつけられない…という方も多いです。
でもおくるみは、ずっと使えるわけではありません。
寝返りをするようになったら、使えなくなってしまいます。
そのためにもだんだんねんトレを始めていくことが大事ですよね!
まずは寝るときの環境などをチェックしましょう!
できれば抱っこでの寝かしつけをだんだん卒業してみるのもおすすめですよ。
我が家でも添い寝をするようにしながら、ねんトレをしていました。
寝かしつけに悩んでいる方は、是非参考にしてみて下さいね!