双子の母子手帳が2冊で戸惑うあなたへ!NICU入院中の書き方の順番

双子ちゃんがNICUに入院していて、家に持って帰ってきた母子手帳が2冊。

机の上に並べて、「これ、いつ、どこから書けばいいんだろう…」って、ページをめくっては閉じて、を繰り返していませんか?

赤ちゃんはまだ保育器の中で、抱っこもままならない。

それなのに手帳には空欄がたくさんあって、「出生時の体重ってどこに書くの?」「これ、私が書くの?病院が書いてくれるの?」「2冊とも同じように埋めるの?」と、分からないことばかりですよね。

ただでさえ毎日の搾乳や面会でヘトヘトなのに、母子手帳まで「ちゃんとしなきゃ」と思うと、なんだか胸がぎゅっとしてしまう…(空欄を見るたびに、できていない自分を責めちゃう、あの感じ)。

でも、どうか焦らないでください。

まずお伝えしたいのは、母子手帳は今すぐ全部を完璧に書かなくて大丈夫、ということです。

というのも、母子手帳には「病院や健診で記入してもらう欄」と「自分(保護者)が書く欄」がきちんと分かれていて、出生時の記録のような大事な部分は、退院のときや1か月健診のときに少しずつそろっていくようになっているんです。

つまり、入院中の今やっておくとよいのは、2冊を取り違えないように区別を決めることと、面会で感じたことを少しメモしておくことくらい。

それだけで十分なんですね。

「えっ、それだけでいいの?」と拍子抜けするかもしれません。

でも、本当にそれでいいんです。

空欄は、これから2人のペースでゆっくり埋めていくもの。

今は無理に先回りしなくて大丈夫ですよ。

この記事では、なぜ今すぐ全部書かなくていいのかという理由から、NICU入院中でも無理なく書ける欄と順番、2冊を取り違えないための具体的な工夫、小さく生まれた赤ちゃんの発育の記録で知っておきたいこと、そして双子のママが頼れる支援や相談先まで、順番にお話ししていきます。

読み終わるころには、母子手帳が「埋めなきゃいけない宿題」ではなく、「2人の歩みを一緒に残していく宝物」に思えてくるはずです。

焦らず、いっしょに整理していきましょうね。

この記事でわかること

  • 双子の母子手帳を今すぐ全部書かなくていい理由
  • NICU入院中でも無理なく書ける欄と書く順番
  • 2冊を取り違えないための具体的な工夫
  • 双子のママが頼れる支援や相談できる場所
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双子の母子手帳を今すぐ全部書かなくていい本当のわけ

「2冊もあるのに、ほとんど空欄のまま…」と、母子手帳を見るたびに落ち込んでしまうかもしれません。

でも、その空欄は、あなたが手を抜いているからできているわけではないんです。

母子手帳には、もともと「あとから埋まっていく仕組み」がちゃんとあります。

なぜ今すぐ全部書かなくて大丈夫なのか、その理由を3つに分けてお話ししていきますね。

これを知ると、肩の力がふっと抜けると思います。

母子手帳は病院が書く欄と自分が書く欄に分かれている

まず知っておいてほしいのが、母子手帳の中身は「自分が全部書くもの」ではない、ということです。

母子手帳をめくると、たくさんの欄があって圧倒されますよね。

でも実は、そのページは「医療機関や健診で記入してもらう欄」と「保護者であるあなたが書く欄」に分かれています

たとえば妊娠中の経過や出産の状態、健康診査の結果といった専門的な部分は、お医者さんや助産師さん、健診の担当者が書いてくれる欄です。

あなたが無理に埋めるところではありません。

一方で、あなたが書くのは「保護者の記録」と呼ばれるページ。

これは赤ちゃんの様子や、そのときの気持ちを残していく欄で、「はい・いいえ」で答える簡単な質問や、自由に書き込めるスペースが中心です。

つまり、今あなたが「書けていない」と感じている欄の多くは、そもそも今あなたが埋める欄ではないことが多いんですね。

そう思うと、ちょっとホッとしませんか。

私も入院中、出生時の身長や頭囲の欄が真っ白で焦りました。

でも退院のときに看護師さんが「ここはこちらで記入しますね」と言ってくれて、拍子抜けしたのを覚えています。

出生時の記録は退院や1か月健診のタイミングでそろっていく

次に安心してほしいのが、出生時の記録のタイミングです。

「生まれたときの体重や身長、書かなきゃ」と気が急いてしまうかもしれません。

でも、こうした出生時の記録は、入院中に自分で慌てて書くものではなく、退院のときや1か月健診のときに、産院や健診先で記録としてそろっていくことがほとんどです。

NICUに入院している赤ちゃんは、体重や身長を病院が毎日のように測ってくれていますから、その記録は手元にちゃんと残っていきます。

母子手帳は妊娠期から小学校に入る前までの、長い時間をかけて使っていくものです。

出産直後の入院中だけでなく、新生児訪問や1か月健診のときにも、それぞれの欄に記入していくことで役割を果たしていく作りになっています。

だから、「今この瞬間に全部そろっていないと困る」ということはありません

一つひとつのタイミングで埋まっていけば、それで大丈夫なんです(むしろ、まだ何も始まっていないだけ、と考えてみてくださいね)。

入院中の今やるのは区別を決めることと気持ちのメモだけ

では、入院中の今、何をしておけばいいのか。

ここがいちばん知りたいところですよね。

結論から言うと、今やっておくとあとがラクになるのは「2冊をどっちの子のものか区別すること」と「面会で感じたことを少しメモすること」の2つくらいです。

双子は同じ母子手帳が2冊あるので、どちらがどの子のものか先に決めておかないと、あとで取り違えやすくなります。

だから、表紙に名前を書いて、色やシールで見分けがつくようにしておく。

これが入院中にやっておくと効く、いちばんのポイントです(具体的なやり方は次の章でくわしくお伝えしますね)。

もう一つは、気持ちのメモ。

保護者の記録欄や余白に、「今日はじめて指を握ってくれた」「保育器ごしに名前を呼んだ」といった、その日感じたことを一言だけ残しておく。

これは義務でもなんでもなくて、あとで読み返したときに宝物になる部分です。

書ける日に、書けることだけでいいんです。

完璧に埋めることより、今のこの時間を少しだけ残しておくことのほうが、ずっと大切だったりしますよ。

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NICU入院中でも迷わない母子手帳の書き進め方

理由が分かったところで、ここからは「じゃあ具体的にどう進めればいいの?」という実際の手順をお話ししていきます。

むずかしいことは一つもありません。

面会のあいまや、夜にひと息ついたときにでもできる、小さな工夫ばかりです。

取り違えを防ぐコツから、無理なく書ける欄、小さく生まれた赤ちゃんの発育の記録まで、順番に見ていきましょう。

2冊を取り違えないための色分けと最初のひと工夫

双子の母子手帳でいちばん最初にやってほしいのが、2冊の区別です。

同じデザインの手帳が2冊あると、慌てているときにパッと取り違えてしまうことが本当に多いんです。

診察券や予防接種の記録まで混ざってしまうと、あとで「あれ、これどっちの子だっけ?」となりかねません。

そこでおすすめなのが、子どもごとに「色」を決めてしまう方法です。

実際に双子を育てているおうちでは、こんな工夫がよく使われています。

  • 手帳の背や表紙にマスキングテープを貼って、上の子は青・下の子は黄色のように色分けする
  • 診察券にも同じ色の丸シールを貼って、手帳とセットで見分けられるようにする
  • 表紙の名前欄を最初にしっかり書いて、ふりがなも入れておく
色を決めておくと、面会や受診でバタバタしているときも、ひと目でどっちの子か分かります。

ここで一つ注意したいのは、2冊をまとめて1冊で管理しようとしないこと

母子手帳は子ども一人につき一冊が基本なので、まとめてしまうと健診や予防接種のときに困ってしまいます。

2冊は2冊のまま、区別をはっきりさせる。

これが取り違え防止の基本です。

面会の短い時間でも無理なく書ける欄はここ

「区別はできたけど、中身は何を書けば?」と思いますよね。

ここでは、入院中でも無理なく手をつけられる欄を紹介します。

面会の時間はかぎられていますし、赤ちゃんのそばにいるだけで精一杯の日もあります。

だから、書くのは「自分の言葉で残せる欄」だけで十分です。

具体的には、保護者の記録欄や余白に、その日の出来事や気持ちをひとことだけ。

たとえば、こんな感じです。

  • 「今日はじめて保育器の外で抱っこできた」
  • 「ミルクを少しずつ飲めるようになってきた」
  • 「小さな手で指をぎゅっと握ってくれた」
数字や正確な記録でなくていいんです。

あとから読み返したときに、その日の空気が思い出せる一言があれば、それだけで十分価値があります。

やってはダメなこととしては、出生体重や身長など、病院が記録してくれる欄を、うろ覚えで自分で書き込んでしまうこと

あいまいな数字を書くより、退院時に正しい記録を入れてもらうほうが安心です。

分からない欄は、空けておいて大丈夫ですよ。

小さく生まれた赤ちゃんの発育の記録で知っておきたいこと

もう一つ、多くのママが気になるのが発育曲線のページです。

母子手帳には身長や体重の変化を書き込む発育曲線のページがありますが、小さく生まれた赤ちゃんの場合、「曲線の枠に体重が入らない」「みんなより下にぽつんと点がつく」ことがあります。

これを見て胸が痛くなってしまうママは、本当に少なくありません(あの曲線、ちょっと心がチクッとしますよね)。

でも、知っておいてほしいことがあります。

早産で生まれた赤ちゃんの成長は、生まれた日からではなく、本来の出産予定日を基準にした「修正した月齢」で見ていく考え方があるんです。

さらに、小さく生まれた赤ちゃん向けに作られた発育曲線も公開されていて、これまで枠に入らなかった赤ちゃんの成長も記録できるようになってきています。

ここで大切なのは、発育の見方や記録のしかたに迷ったときは、自分ひとりで判断せずに主治医や担当の看護師さん、地域の保健センターに気軽に聞いてみることです。

発育の目安は赤ちゃん一人ひとりで違いますから、専門の人と一緒に見ていくのがいちばん安心ですよ。

私も双子の体重が曲線の枠に入らず落ち込みましたが、主治医の先生に「予定日から数えて見ていきましょうね」と言われて、すっと気持ちが軽くなりました。

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双子の母子手帳でつまずきやすい場面とその防ぎ方

ここまでで、基本の進め方は見えてきたと思います。

ここからは、双子ならではの「ちょっとつまずきやすい場面」を先回りでお伝えします。

知っておくだけで、「えっ、どうしよう」と慌てずにすみますし、あとから後悔しにくくなります。

退院のタイミング、予防接種、そして手帳のトラブル。

この3つを順番に見ていきましょう。

退院の時期が2人でずれたときの手帳の扱い

双子のNICU入院で、意外と多くのママが戸惑うのが「退院の時期」です。

双子は2人いっしょに退院できるとはかぎりません。

最近は、回復のペースが近ければ同時退院をすすめる病院も増えていますが、一方で、片方が先に退院して、もう片方は数日から数週間あとに退院する、というケースもあります。

これは赤ちゃん一人ひとりの状態によるもので、どちらが良い悪いということではありません。

手帳の扱いとしては、シンプルに考えて大丈夫です。

それぞれの子の退院のタイミングで、その子の手帳に必要な記録を入れてもらえばいいだけ。

2冊の進み方がそろっていなくても、まったく問題ありません。

先に退院した子の手帳が少し先に進んで、入院中の子の手帳はあとから埋まっていく。

それで自然です。

「2冊同じペースじゃないと」と思わなくて大丈夫ですよ(きょうだいでも、ペースが違うのは当たり前ですもんね)。

なお、退院の目安や時期については、赤ちゃんの状態を見ている主治医がいちばんよく分かっています。

気になることは遠慮なく聞いてみてくださいね。

予防接種の記録を2冊で混同しないコツ

退院して少し落ち着くと、次にやってくるのが予防接種です。

ここも双子ならではの注意ポイントがあります。

双子は同じ時期に同じワクチンを受けることが多いので、「どっちの子に、何を、いつ打ったか」を取り違えやすいんです。

2冊の手帳を持って小児科に行って、バタバタしているうちに、片方の記録をもう片方の手帳に書いてしまう…なんてことも起こりがちです。

これを防ぐコツは、やはり前にお話しした「色分け」が効いてきます。

  • 受付で2冊を出すときに、子どもごとに決めた色で見分けられるようにしておく
  • 接種のたびに、その場で正しい手帳に記録されているか一度確認する
  • 付箋やメモで「今日はどちらに何を接種したか」を控えておく
予防接種の種類や時期は、年によって変わることもあります。

スケジュールに迷ったら、小児科や地域の保健センターに相談しながら進めると安心です。

2人分のスケジュールを一人で完璧に管理しようとせず、頼れるところは頼っていきましょう。

手帳をなくしたり書き間違えたときにできること

最後に、「もし手帳をなくしたら」「書き間違えたら」という不安についてです。

双子育児はとにかく荷物も多く、バタバタしがち。

手帳をどこかに置き忘れたり、慌てて書いて間違えたり、ということは誰にでも起こります。

でも、手帳をなくしてしまっても、これまでの記録がすべて消えてしまうわけではありません

たとえば予防接種の記録は、お住まいの自治体に問い合わせると、接種の履歴を確認できたり、再発行の手続きを案内してもらえたりします。

書き間違えたときも、慌てなくて大丈夫です。

二重線で消して書き直す程度で十分ですし、どうしても気になる部分は健診や受診のときに相談すれば直してもらえることもあります。

大事なのは「きれいに書くこと」より「記録が残っていること」

少しくらいの間違いや汚れは、双子と過ごしてきた証だと思って、おおらかにいきましょう(消しゴムで完璧にしようとしなくていいんです)。

双子のママを支えてくれる情報と相談できる場所

母子手帳の書き方そのものから少し広げて、ここでは双子のママの毎日をラクにしてくれる周辺の情報をお届けします。

手帳の管理グッズの選び方から、多胎児家庭が使える支援、そして気持ちの面まで。

「一人で抱え込まなくていいんだ」と思える材料を集めました。

知っているだけで心強い情報ばかりなので、ぜひ目を通してみてくださいね。

2人分の手帳とケースをらくに管理する選び方

2冊の母子手帳、診察券、お薬手帳…と、双子育児は管理するものが一気に2倍になります。

そこで役立つのが母子手帳ケースですが、選び方には「双子ならでは」のポイントがあります。

迷うのが、2人分をひとつのケースにまとめるか、子どもごとに分けるかという点です。

これはどちらが正解ということはなく、ご家庭の受診スタイルで選ぶのがいちばんです。

  • 2人同時に受診することが多いなら、ひとつにまとめられる2人用ケースが便利
  • 片方だけの通院が多いなら、分けておくと身軽で持ち運びやすい
  • たくさん入れたいならジャバラタイプ、コンパクトさ重視なら見開きタイプ
双子は風邪をひくタイミングも近く、2人いっしょに小児科へ、ということが多いもの。

そういうおうちは、2冊をまとめて出し入れできるケースのほうがラクに感じることが多いようです。

ただ、まとめる場合でも、前にお伝えした色分けは忘れずに。

「まとめる」と「区別する」は両立できますからね。

多胎児家庭が使える支援や交流の場

双子育児は、喜びも2倍ですが、正直なところ大変さも2倍以上。

でも、それを一人で背負わなくていい仕組みが、実はいろいろあります。

たとえば、多くの自治体では多胎児家庭向けの支援を用意しています。

健診などで外出するときのタクシー代の一部を助成してくれる制度や、双子・三つ子を育てる親同士が交流できるピアサポートの場などです。

「双子を連れての外出が大変で…」という悩みは、こうした支援でぐっと軽くなることがあります。

また、全国的に多胎児家庭を支える団体もあり、同じ立場の先輩ママ・パパとつながれる場も広がっています。

支援の内容は地域によって違うので、お住まいの自治体の窓口や保健センターに「多胎児の支援はありますか?」と一度聞いてみるのがおすすめです。

知らなかっただけで使える制度があった、ということは本当によくありますよ。

母子手帳をプレッシャーにしないための心の持ち方

最後に、いちばん大切かもしれないお話を。

それは、母子手帳との付き合い方です。

まじめなママほど、「ちゃんと書かなきゃ」「空欄があると申し訳ない」と、母子手帳をプレッシャーに感じてしまいます。

でも、思い出してほしいんです。

母子手帳は、誰かに採点されるものでも、完璧に埋めることが目的のものでもありません

2人の歩みを残していくための、あなたと赤ちゃんのためのノートです。

入院中の今は、心も体も本当に大変な時期。

搾乳に面会に、自分のことすら後回しになっている毎日ですよね(ごはん、立ったまま食べちゃう日もありますよね)。

そんな中で、手帳のことまで完璧にしようとしなくていいんです。

書ける日に、書ける分だけ。

空欄は「これから埋まる余白」だと思って、どうか自分を責めないでください。

あなたが毎日会いに行っていること、それ自体が何よりの記録になっていますよ。

私も最初は空欄が気になって仕方なかったのですが、看護師さんに「今は会いに来てあげるのがいちばんのお仕事ですよ」と言われて、涙が出ました。

双子の母子手帳は2人の歩みを残す宝物になる

ここまで、いろいろな書き方や工夫をお伝えしてきました。

でも、最後にいちばん覚えておいてほしいのは、テクニックよりもずっとシンプルなことです。

母子手帳は、頑張って埋めるものではなく、2人の成長を一緒に歩んでいくためのもの。

その視点で、最後にもう一度、肩の力を抜くお話をさせてください。

今できることだけで十分という考え方

NICUに双子が入院している今は、あなたにとって人生でいちばん大変な時期のひとつかもしれません。

そんな中で母子手帳を完璧に書こうとするのは、正直、とてもハードルが高いことです。

だからこそ、「今できることだけで十分」と思ってほしいんです。

2冊の区別を決めて、面会で感じたことを一言メモする。

今できるのはそれくらいで、本当に大丈夫。

出生の記録も発育の記録も、これから少しずつそろっていきます。

完璧に埋まった手帳より、あなたが無理なく続けられる手帳のほうが、ずっと価値があります。

空欄があってもいいんです。

それは「まだこれから」という、未来のしるしですから。

焦らず続けることで手帳が育っていく

母子手帳は、一日で完成させるものではありません。

退院して、健診を重ねて、予防接種を受けて、初めての言葉や歩いた日を書き込んで…そうやって、何年もかけて、少しずつ育っていくノートです。

今は真っ白に見えるページも、気づけば2人それぞれの思い出でいっぱいになっていきます。

保育器の中の小さな2人が、いつか手帳のページをめくって「これ、ぼくが小さく生まれたときの記録だ」と笑える日が、きっと来ます。

その日のために、今はあなたのペースで、ゆっくり残していけばいいんです。

焦らなくて大丈夫。

あなたと2人の時間は、これからたっぷりありますからね。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 双子の母子手帳は今すぐ全部を完璧に書かなくて大丈夫
  • 母子手帳は医療機関が書く欄と保護者が書く欄に分かれている
  • 出生時の記録は退院や1か月健診のタイミングでそろっていく
  • 入院中の今やるのは2冊の区別を決めることと気持ちのメモくらいでいい
  • 同じ手帳が2冊あるので色分けやシールで取り違えを防ぐ
  • 面会では保護者の記録欄にその日感じたことを一言残せば十分
  • 小さく生まれた子は修正した月齢で見る考え方や専用の発育曲線がある
  • 退院の時期が2人でずれても手帳の進み方はそろわなくて問題ない
  • 予防接種は色分けと確認で2冊の混同を防ぎ迷ったら相談する
  • 多胎児家庭が使える支援や相談先があり一人で抱え込まなくていい
双子がNICUに入院していると、母子手帳の空欄ひとつでも「ちゃんとできていない」と自分を責めてしまいがちです。

でも、その手帳が真っ白に近いのは、あなたが手を抜いているからではなく、まだ2人の物語が始まったばかりだからなんです。

今は、区別を決めて、書ける日に書ける分だけ。

それで十分すぎるほど十分です。

出生の記録も、発育の記録も、これから会いに行くたびに、健診を重ねるたびに、少しずつ埋まっていきます。

分からないことや不安なことは、主治医や看護師さん、保健センターに気軽に頼っていきましょう。

いつか2冊の手帳が、それぞれの子の歩みでいっぱいになって、「あのとき不安だったけど、ちゃんと残してこられたな」と笑って見返せる日が来たら、すてきですよね。

あなたのペースで、2人との時間をゆっくり残していけたら、それがいちばんです。