おくるみとブランケットの違い3つ!出産準備で迷わない選び方!

赤ちゃんのお迎え準備を始めると、お店のベビー用品コーナーに「おくるみ」と「ブランケット」が並んでいて、「これって何が違うの?」「両方いるの?」と立ち止まってしまいますよね。

見た目はどちらもやわらかくてふんわりした布なので、違いがピンとこないのは当然です。

この記事では、おくるみとブランケットの違いを3つの視点でわかりやすく整理しながら、どんな場面でどちらを使えばいいかをお伝えします。

安全な使い方のポイントも一緒にまとめていますので、出産準備の参考にしてください。

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おくるみとブランケットは「目的」が根本的に違う

結論からお伝えすると、おくるみとブランケットの最も大きな違いは、「赤ちゃんをしっかり包み込むためのもの」か「上から掛けて保温するためのもの」かという、目的の違いにあります。

おくるみは、生まれたばかりで自分では体をうまく動かせない赤ちゃんを、ぐるりと包んで安心させるための道具です。

ママのお腹の中にいた時のような「ぴったり包まれた感覚」を再現することで、赤ちゃんが落ち着きやすくなると言われています。

ブランケットは毛布・掛け布に近い位置づけで、寝ている赤ちゃんに上から掛けて体温を保ったり、外出先で冷えをふせいだりすることがメインの役割です。

もちろん、おくるみをブランケット代わりに掛けたり、薄手のブランケットでゆるく巻いたりすることもできます。

ただ、それぞれの「本来の得意なこと」を知っておくと、使いどきに迷わなくなるのでとても便利ですよ。

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形・素材・使用期間の3つの違いを詳しく解説

目的の違いが分かったところで、「具体的に何がどう違うのか」をもう少し詳しく見ていきましょう。

大きく分けると、形・素材・使用期間の3つにポイントが絞られます。

形の違い:正方形か長方形か

おくるみは「正方形」、ブランケットは「長方形」のものが多いのが一般的です。

おくるみが正方形なのは、赤ちゃんを左右対称にきれいに包むためです。

布が余ったり足りなかったりすると、少し動いただけでほどけてしまいますが、正方形だとバランスよく包みやすい。

ブランケットが長方形なのは、ベビーベッドやベビーカーの横幅に合わせて、頭から足先までしっかりカバーしやすいからです。

この形の違いだけでも、使い勝手にかなり差が出てきます。

素材の違い:薄手か厚手か

おくるみは赤ちゃんをぐるっと包み込むものなので、通気性のよい薄手のガーゼ素材(モスリンコットンなど)が主流です。

長時間包まれていても熱がこもりにくく、赤ちゃんが汗をかいてもすぐに吸い取ってくれます。

生まれたばかりの赤ちゃんは体温調節がまだ未熟なので、この「蒸れにくさ」はかなり重要なポイントです。

対してブランケットは保温が主な役割なので、綿毛布・フリース・ニットなど少し厚手で温かみのある素材が多くなります。

「しっかり温めたい時はブランケット」
「寝かしつけや蒸れが気になる時はおくるみ」

という感覚で使い分けると、失敗が少なくなります。

使用期間の違い:いつまで使えるか

おくるみは主に新生児期から、寝返りを始める生後3〜4か月頃までが「包む」使い方のメインの時期です。

ブランケットは赤ちゃんの頃からずっと、幼稚園のお昼寝や大きくなってからのひざ掛けとしても長く使えます。

「使える期間が短いなら、おくるみはいらないかも」と思ってしまいそうですが、おくるみは包む以外にも活用の幅がとても広いんです。

この点は次の章で詳しくお伝えします。

3つの違いを表にまとめると、以下のようになります。

項目 おくるみ ブランケット
主な目的 赤ちゃんを包む・安心させる 保温・上から掛ける
正方形が多い 長方形が多い
素材 薄手のガーゼ・パイル地 綿毛布・フリース・ニット
使用時期 新生児〜寝返りまで
(以降は多用途)
新生児〜大人まで
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具体的な使い分けと安全に使うためのポイント

ここからは、実際の生活でどう使い分けるか、3つの場面を例に挙げて見ていきます。

それぞれに「注意点」もあわせてお伝えしますね。

夜泣き・寝かしつけに困った時はおくるみが有効

生後まもない赤ちゃんによく見られる「モロー反射」をご存じでしょうか。

ちょっとした音や刺激で赤ちゃんが両手をバッと広げてびっくりし、自分の動きに驚いて泣いてしまうあの反応のことです。

おくるみで手足をやさしく包んであげると、この反射が起きにくくなるため、布団に置いた途端に泣いてしまう時期には特に効果を実感しやすいと言われています。

我が家でも、背中スイッチが異様に敏感な時期があって、そっと布団に置いた瞬間にギャン泣きが始まる日々が続いたことがありました。

試しにおくるみで「お雛巻き」にして抱っこしてみたら、するっと眠ってくれた時の感動は今でも忘れられません。

「布で包むだけでこんなに変わるの?」と正直驚きました。

ブランケットは厚みがあって巻きにくいので、寝かしつけにはやはり薄手のおくるみが向いています。

ただし注意が必要なのが、赤ちゃんが寝返りを始めるサインが見えてきたら、おくるみで包むのは卒業のタイミングだということです。

手が自由に動かせない状態でうつ伏せになると危険ですので、赤ちゃんの成長を日々よく観察しながら使うことがとても大切です。

お出かけの温度調節にはブランケットが重宝する

ベビーカーでのお散歩や車での移動時には、ブランケットがとても重宝します。

長方形の形はベビーカーへの固定がしやすく、冬はフリースや厚手のブランケットで防寒、夏の冷房対策には薄手のものを活用するなど、季節に応じた使い方ができます。

私が意外と便利だと気づいたのが、薄手のガーゼおくるみを夏場の日除けとして使う方法です。

ベビーカーのフードにふんわりかけておくと、風を通しながら日差しをやわらげてくれて、専用カバーを別途買わずに済みました。

正規の使い方ではないので参考程度ですが、「あるもので工夫する」育児の一場面として、こういう使い道もあるよということでご紹介します。

おくるみは包む以外にも活用できる

「使える期間が短そうで迷っている」という方へ。

おくるみは、包む役目が終わった後も外出中のマルチツールとして長く活躍してくれます。

  • 外出先で授乳が必要になった時に、首元にまとめると授乳ケープの代わりになる
  • お友達の家などでのおむつ替えの時に、下に敷けば床を清潔に保てる
  • 公園の芝生やカフェのソファで、赤ちゃんの敷物として使える
  • 沐浴後のバスタオルや、ちょっとしたひざ掛け代わりにもなる

1枚でいくつもの役割をこなしてくれるので、バッグに入れておくだけで何かと助かる場面が出てきます。

「短命アイテム」というイメージは、使ってみると意外と変わりますよ。

おくるみ・ブランケット共通の安全な使い方

どちらを使う際にも、安全面への配慮は欠かせません。

ブランケットを掛けて寝かせる時は、赤ちゃんの顔に布がかかっていないか必ず確認しましょう。

胸から下の位置で使い、ズレないように軽く整えておくのが基本です。

おくるみで包む時に特に大切なのが、足まわりの股関節がM字型に自由に動かせる状態を保つことです。

足を伸ばした状態で固定してしまうと、股関節の発育に影響が出る可能性があると言われています。

足まわりにゆとりを持たせ、やさしくふんわり包むのがポイントです。

「なんとなく包めた」で進めてしまいがちですが、この点だけはぜひ意識してみてください。

おくるみとブランケットの違いまとめ

この記事でお伝えした内容を最後に整理します。

  • おくるみは「包んで安心させる」が主な目的で、新生児の寝かしつけやモロー反射対策に向いている
  • ブランケットは「掛けて温める」が主な目的で、新生児から大人まで長く使える
  • 形・素材・使用期間の3つがそれぞれ異なり、シーンに合わせて使い分けるのがベスト
  • おくるみは包む以外の用途も豊富で、「使える期間が短い」とは一概に言えない
  • どちらも使う時は、顔への布かかりと股関節のゆとりを忘れずに確認する

どちらが正解というものではなく、今の生活スタイルや赤ちゃんの月齢に合わせて選ぶのが一番です。

出産後すぐの寝かしつけが不安なら薄手のガーゼおくるみを1〜2枚、長く実用的に使いたいなら質の良いブランケットを1枚、という考え方が選びやすいかもしれません。

まだどうしても迷ってしまう場合は、まずはガーゼ素材のおくるみを1枚手に取ってみてください。

包む以外の使い道も広いので、「買って失敗した」となりにくいアイテムです。

準備に正解はないので、「触ってみて気持ちいいな」と感じた直感も、じゅうぶん信頼できる判断基準ですよ。

これから始まる赤ちゃんとの毎日が、やわらかな布に包まれるような、穏やかで温かいものになりますように。

難しく考えすぎず、あなたのペースで準備を進めていってくださいね。

応援しています。