
暗い部屋でゲームをしていると、「これって本当に視力が落ちるのかな」「暗さが原因なのか生活習慣なのか分からなくて不安」ってなりますよね。
結論から言うと、「暗い部屋でゲーム=それだけで視力が一気に悪くなる」と決めつけるよりも、
「近くを見る時間が増えて」
「屋外で過ごす時間が減って」
「休む土台が崩れる」
といった生活の偏りが重なったときに、視力の悩みが出やすいと整理しておくほうが現実的です。
ここでは、「生活習慣が原因っぽいかどうか」を見分けて、家で整えられる方針まで落とし込めるようにまとめます。
視力の不安は「暗さ単体」より生活習慣の重なりで起きやすい
暗い部屋でゲームをしていると、「暗いから目が悪くなったんだ」と思いやすいのですよね。
ですが、近視の話としては、外で過ごす時間の減少や近くを見る作業の増加が関わるとされることが多いんです。
たとえば日本眼科医会でも、近視の原因として「外遊びの減少」が関わりやすいことに触れつつ、予防の考え方として屋外で過ごす時間を増やすことを案内しています。
一方で暗い環境そのものは、見えづらさから顔が近づいたり、目が疲れやすくなったりして、結果的に「近くを見る負担」を強める引き金になりやすいです。
つまり暗さは単体で悪者というより、生活の偏りを加速させる“きっかけ”になりやすいと考えると納得しやすいですよね。
ここでは、ゲームだけを犯人にせずに、「生活習慣が原因かどうか」を見分けて、家でできる整え方に繋げていきます。
「暗い部屋=即アウト」と決めつけなくてよい理由
視力が落ちたように感じるとき、実際には目の疲れや乾きなどで一時的にピントが合いにくくなっているケースもあります。
暗い部屋でのゲームは集中しやすく、瞬きが減って乾きや疲れが出やすいので、「急に見えにくくなった」と感じやすいです。
もちろん不調が続くなら放置しないのが大事ですが、まずは「暗さだけを直せば終わり」と単純化しすぎないことが、安心に繋がります。
整理のポイントは「暗さ」ではなく「生活の偏りが増えたか」
暗い部屋でゲームをしているかどうかより、
- 生活全体で近くを見る時間が増えていないか
- 外で遠くを見る時間が減っていないか
- 睡眠や休息が崩れていないか
暗さは気になるポイントではありますが、そこだけに絞ってしまうと、手を打ったのに不安が残ることがあるので、生活の全体像で整理していきましょう。
生活習慣が影響しやすい「3つの積み重ね」
ここでは照明の買い足し方や画面設定の細かい話はいったん置いて、生活全体の「積み重なり」に絞って見ていきます。
どれか一つだけで決まるというより、重なったときに不安が現実になりやすいです。
近くを見る時間がゲーム以外も含めて増えている
ゲームだけでなく、
「宿題や読書」
「スマホやタブレット」
「動画視聴」
など、「近い距離で目を使う時間」が積み上がると、目が休まりにくくなります。
暗い部屋だと画面が明るく見えて集中しやすい分、距離が近づいたり姿勢が崩れたりして、近くを見る負担が増えやすい点も見落としがちです。
「暗いかどうか」よりも、日常で近くを見る時間が偏っていないかが、まずのチェックポイントになります。
屋外で過ごす時間が減って遠くを見る機会が少ない
近視の予防の観点では、屋外で過ごすことが大事だと言われることが多いです。
日本眼科医会の案内でも、屋外で過ごす時間を増やすことが近視予防に有効とされ、目安として「1日2時間」という考え方が紹介されています。
外に出ると自然に遠くを見る場面が増えるので、家の中で近くばかり見ている状態の“偏り”を戻しやすいのがポイントです。
回復する時間が足りず疲れが翌日に持ち越される
夜更かしや睡眠不足、休憩なしの連続使用が続くと、目の疲れや乾きが抜けにくくなります。
すると「見えにくい」「しょぼしょぼする」などの訴えが増えやすく、親としても不安が強くなりやすいですよね。
目の健康を考えると、こまめに休憩を入れることは基本です。
ここが崩れていると、暗さに関係なく不調を感じやすくなりますよ。
判断:生活習慣が原因かを見分けるチェック
ここからがいちばん大事なところで、「うちの場合はどれが濃そうか」をざっくり当てにいきます。
完璧な診断は家庭ではできませんが、方向性が分かるだけで、気持ちがかなり落ち着きます。
よくあるパターンを当てはめて「今どれに近いか」を見る
次の表は、よくある生活の偏りと、家庭で気づきやすいサインを並べたものです。
ひとつでも当てはまったら即アウトではなく、「複数が重なっていないか」を見てください。

「暗い部屋が原因」と感じやすい家庭ほど見落としがちな点
暗い部屋でやっていることが目立つと、そこだけに意識が集まりやすいです。
でも実際は、「暗い部屋で長時間」「暗い部屋で距離が近い」「暗い部屋で休憩がない」みたいに、暗さと一緒に別の要因がくっついていることが多いです。
なので判断のコツは、暗さそのものを裁くより、「暗さのせいで何が崩れているか」を見つけることです。
生活習慣をゲーム以外も含めて整える3ステップ
対策は、ゲームを悪者にして禁止するよりも、生活のバランスを戻すほうが揉めにくくて続きます。
ここでは、家で回せる形に落としていきます。
ステップ1:近くを見る行動を棚卸しして「合計」を減らす
まずはゲーム時間だけでなく、宿題、動画、スマホ、タブレット、読書など、近くを見る時間を思い出してみてください。
合計が増えているなら、ゲームだけを叩いても本丸は残ります。
ここで大事なのは「全部やめる」ではなく、「連続しないように散らす」ことです。
一定時間ごとに休憩を入れて、遠くを見る時間を挟むだけでも、負担の感じ方が変わることがあります。
ステップ2:屋外に出る“用事”を作って遠くを見る時間を増やす
「外遊びをしよう」と気合で言っても続きにくいので、予定に組み込むのがコツです。
買い物のついでに少し遠回りして歩く、送り迎えの前後に外で数分過ごす、休日は午前中だけ外に出るなど、用事化すると揉めにくくなります。
外に出る時間は、長さよりも回数が増えるほうが続きやすいこともあるので、家庭に合う形に寄せてみてください。
ステップ3:休憩と睡眠を整えて「回復する土台」を作る
目の疲れは、休ませ方が下手だと貯金みたいに溜まっていきます。
休憩は「気が向いたら」だと入りにくいので、始める前に区切りを作るのが現実的です。
睡眠が崩れていると、目の疲れだけでなく生活全体のリズムが乱れて、結局ルールが守れなくなりやすいので、夜更かしの流れだけは先に止めるのが近道です。
親ができるのは、子ども任せにするのではなく、「整いやすい流れ」を作ってあげることです。
注意点:ここを間違えると逆に不安が増えやすい
頑張っているのに不安が消えないときは、やり方がズレているだけのこともあります。
よくある落とし穴を先に潰しておきます。
「暗い部屋の禁止」だけで解決しようとすると生活の偏りが残る
照明をつけたのに不安が消えないとしたら、それは暗さではなく、
「近くを見る合計」
「屋外時間」
「回復不足」
が残っているサインかもしれません。
暗さ対策はやってよいのですが、そこだけで終わらせないほうが、結果的に安心しやすいです。
親子で揉めやすいのは「正しさ」で押し切ること
親が正しいことを言っているほど、子どもは感情で反発しやすいです。
目標は勝つことではなく、続けられる形にすることですよね。
おすすめは「やめなさい」より、
「先に外に出てからゲームにしよう」
「休憩のタイミングは一緒に決めよう」
みたいに、生活の流れに組み込む言い方に変えることです。
禁止は最後の手段にして、まずは生活の偏りを戻す作戦のほうが続きやすいです。
ケア用品だけに頼って安心しない
目薬やサプリに頼りたくなる気持ちは自然ですが、生活の偏りが大きいままだと、「やっているのに不安が消えない」状態になりやすいです。
まずは生活の土台を整えた上で、それでも困りごとが残るなら、相談の中で選ぶほうが安心です。
受診の目安:家庭の見直しだけで抱えないほうがよいサイン
生活を整えて様子を見るのは大事ですが、抱え込む必要はありません。
次のような状態が続くなら、原因探しを家庭だけで背負わず、相談したほうが早く安心できます。
見え方の困りごとが続いている
- 黒板が見えにくい
- 片目を細める
- 近づいて見る
- 見えにくさの訴えが続く
痛みや頭痛など「つらさ」を伴っている
目の痛みや強い疲れ、頭痛がある場合は、我慢させてしまうほど生活ルールが崩れやすくなります。
早めに相談して、「何を優先して整えるか」の方針が立つと、親も子も楽になります。
まとめ:不安の答えは「暗い部屋か」ではなく「生活の偏りが増えたか」
暗い部屋でのゲームは目の不安のきっかけになりやすいですが、視力の悩みは暗さ単体よりも、
「近くを見る時間の増加」
「屋外で過ごす時間の減少」
「休憩や睡眠が足りない」
といった生活の偏りが重なったときに大きくなりやすいです。
家でできる方針は、ゲームだけを犯人にせず、近くを見る行動の合計を見直して、屋外に出る予定を作り、回復する土台を整えることです。
それでも見え方の困りごとや痛みが続くなら、家庭だけで抱えず相談するのも大事な選択肢です。
このテーマ全体の整理を見ながら別の不安もまとめて確認したい場合は、こちらから戻れます。
⇒暗いところでゲームはダメ?明るさ・距離・時間のルール作り
