「沐浴って、顔から?体から?どっちが正しいの?」そんな疑問を持つママ・パパは少なくありません。
私も初めての沐浴のときは、何度も育児書や動画を見て調べてはドキドキしながら赤ちゃんをお風呂に入れました。
お湯の温度や赤ちゃんの持ち方に加えて、洗う順番まで考えると、初めてだと本当に不安になってしまうものですよね。
赤ちゃんが泣かないように、できるだけスムーズに終わらせたいのに、「これで大丈夫かな…」と何度も心配になりました。
そんな気持ちは誰でも感じるものです。
だからこそこの記事では、赤ちゃんにとって優しい沐浴の洗う順番と、その根拠についてわかりやすくお伝えします。
なぜその順番がいいのかを知ることで、きっと不安が軽くなり、自信を持って赤ちゃんを沐浴してあげられるはずですよ。
少しのコツと知識で、沐浴はもっと楽しい時間に変わるんです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
沐浴の順番が気になるのは自然なこと
「顔から」「体から」どっちが正しいの?
赤ちゃんはとってもデリケート。
だからこそ順番に迷うのも当然です。
私も、助産師さんや育児書によって言い方が違うのを見て混乱した経験があります。
それに、育児サロンで先輩ママの話を聞いても微妙に違うことがあって不安になったものです。
でも、基本は「顔→頭→体→おしり」の順番。
これは赤ちゃんの健康と清潔を守るために理にかなった順番なんです。
特に顔は雑菌が入りやすいのでお湯がきれいなうちに、逆におしりは最後に回すのが鉄則です。
このシンプルなルールを知るだけで心がスッと軽くなるはずですよ。
順番を意識するのはなぜ大事?
赤ちゃんの肌は薄くて雑菌に弱く、汗や皮脂で汚れやすい部分もあります。
だから、きれいなうちに敏感な部分から優しく洗ってあげて、最後に汚れが多いところを洗うことで、雑菌や肌荒れを防げるんです。
小さな体を守ってあげるための大事なポイントなんですね。
順番を守ると赤ちゃんが安心して気持ちよさそうな顔を見せてくれるので、こちらも嬉しくなります。
お風呂の時間がもっと楽しいものになりますよ。
私も順番を気にするようになってから、赤ちゃんの肌トラブルが減ったのを実感しました。
赤ちゃんの沐浴はこの順番が基本
顔 → 頭 → 体 → おしりの順番が推奨される理由
顔は目や口、鼻といった特に清潔を保ちたい部分。
お湯がきれいなうちに済ませます。
その後に頭、体、最後におしり。
上から下へと進むことで、お湯が多少汚れても問題ない順番になります。
この順番は見た目以上に赤ちゃんの健康や肌トラブル予防につながっているんですね。
私自身、初めての沐浴のときにこの理由を知ったとき、とても納得できて安心したのを覚えています。
実際にその通りにしてから赤ちゃんの機嫌も良くなりました。
顔は特に敏感で雑菌が入ると炎症を起こしやすいので、この順番を守ることはとても大事です。
赤ちゃんの皮膚の特徴が順番に関わる
赤ちゃんの皮膚は大人の半分以下の薄さで、バリア機能も弱く乾燥しやすいのが特徴です。
特に首やわき、太ももの付け根などのシワは蒸れやすく赤くなりやすいので、丁寧に優しく洗ってあげてくださいね。
皮脂や汗がたまってしまうとすぐに赤みやかぶれの原因になるので、見落としがちな指の間や耳の後ろも忘れずに洗うのがポイントです。
私は毎回「ここもここも」と声に出して確認しながら洗うようにしていました。
清潔さと安全性を守るためのポイント
汚れが多い部分を先に洗うと、お湯が濁って雑菌が広がりやすくなります。
だから、一番汚れやすいおしりは最後。
また、すすぎ残しがないようにたっぷりかけ湯するのも大切です。
沐浴後、うっすら赤くなったりカサついたりするのは、順番やすすぎ残しが原因の場合もあるんです。
さらに、赤ちゃんの体が冷えないように手早くしつつ、焦らず優しく洗うのも大事。
清潔さと赤ちゃんの安心感の両方を守れるように、順番を意識しながら楽しく沐浴してあげてくださいね。
間違いやすいNGパターンも知っておこう
頭やおしりを最初に洗うとどうなる?
私も一度、おしりから洗ってしまったことがありました。
するとお湯が濁ってしまい、顔を洗うときに少し心配になりましたし、赤ちゃんの肌に赤いポツポツが出てしまって焦った経験もあります。
頭も最初に泡立てると目に入って赤ちゃんが嫌がるので、順番を守るほうが安心ですよ。
さらに、泡が目に入ると赤ちゃんが泣き出してしまい、その後の沐浴がもっと大変になることもあります。
お湯が汚れてしまうリスク
順番を逆にすると、お湯が早い段階で汚れてしまって全身に雑菌が広がるリスクが高まります。
特におしりの汚れはお湯に広がりやすく、顔や頭に汚れが付くのは衛生的にも心配です。
清潔なお湯で最初に顔や頭を洗えるようにすることで、赤ちゃんのデリケートな肌を守ることができます。
そしてそれが、沐浴後の肌荒れや湿疹の予防にもつながるんです。
私もこの順番に気をつけるようになってから、赤ちゃんの肌トラブルが減り、安心して入れられるようになりました。
実際に沐浴するときのコツ
順番を守りながらも焦らず
慣れないうちは緊張して焦りがちですが、赤ちゃんに優しく声をかけながらゆっくりやるといいですよ。
「気持ちいいね~」「いいお湯だね~」と話しかけると、赤ちゃんも落ち着いてくれますし、ママやパパ自身も気持ちが少し和らぎます。
私も最初は手が震えましたが、赤ちゃんの笑顔を見て安心しましたし、回数を重ねるごとに少しずつ自信がついていくのを感じました。
手順を覚えると視野も広がって、赤ちゃんの小さな変化にも気づけるようになりました。
ゆっくり深呼吸して、赤ちゃんと目を合わせながらやると、お互いにリラックスした気持ちで入れられますよ。
赤ちゃんの様子に合わせて臨機応変に
赤ちゃんが大泣きしたり機嫌が悪い日は、全部完璧にできなくても大丈夫です。
顔だけ、体だけ…と柔軟にやるのもOKですし、時間をずらして機嫌が良いときに沐浴するのもおすすめです。
私も何度もそうして助けられましたし、今日は泣き止んでくれただけで花丸!くらいの気持ちでいると心が楽になります。
どうしても難しい日はお湯で流してあげるだけの日があってもいいんです。
無理に頑張りすぎず、赤ちゃんのペースを見ながら、その日のベストを尽くしてあげる。
それで十分なんですよ。
まとめ:正しい順番で赤ちゃんにやさしい沐浴を
沐浴はたった1ヶ月くらいの短い期間。
でも、その中で赤ちゃんとママ・パパの絆が深まるとても大切な時間です。
この時間は、赤ちゃんにとっても親にとっても一生の思い出になる特別な体験なんです。
順番の意味や根拠を知っておくと、落ち着いて赤ちゃんに優しい気持ちで接することができますし、自然と笑顔が増えていきますよ。
「上から下へ、いちばん汚れているところは最後」という基本を守ることで、赤ちゃんの肌も守れます。
何より気持ちよく沐浴を終えられます。
お風呂あがりの赤ちゃんがほっとした表情で眠る姿は、本当に愛おしく感じられます。
たまにうまくいかなくても大丈夫ですし、多少泣いてしまってもそれも成長の一コマ。
少しずつ慣れて、赤ちゃんと一緒に笑ったりおしゃべりしたりしながら、楽しい時間を過ごしてみてくださいね。
きっと毎日の小さな積み重ねが、大切な宝物になりますよ。