
子どもに怒鳴ってしまったあと、布団の中で「またやってしまった…」って落ち込んだこと、ありませんか?
毎日一生懸命向き合っているのに、どうして自分はこんなにイライラしてしまうんだろう。
同じような状況でも穏やかでいられるお母さんがいるのはなぜ?…そんなふうに思ったこと、きっと一度や二度じゃないですよね。
この記事では、子育てでイライラしない人に共通する特徴を6つご紹介します。
「自分はダメだ」ではなく、「こんな考え方もあるんだ」と知るだけで、明日の自分が少しだけ楽になるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
イライラしない人は特別じゃない!考え方がちょっと違うだけ
さっそくお伝えしたいのですが、子育てでイライラしない人は、特別な忍耐力を持っているわけではありません。
「あの人はもともと穏やかな性格だから」「私とは生まれつき違うんだ」なんて思ってしまいがちですが、実はそうじゃないことが多いんです。
イライラしにくい人には、ちょっとした考え方のクセや小さな習慣があります。
そして大事なのは、それが少しずつ真似できるものだということ。
「生まれつきじゃないんだ」…それだけで、少し気持ちが軽くなりませんか?
なぜイライラしない人がいるの?その根っこを知っておこう
子育て中のイライラは、子どもの行動そのものより、自分の中にある「こうあるべき」という期待とのギャップから生まれることが多いと言われています。
「もうこの時間なのにまだ準備できてない!」「何度同じことを言わせるの!」…その怒りの根っこには、「〇時までに出発しなきゃ」「もうできるはずなのに」という期待があるんですよね。
イライラしない人は、その”期待”との向き合い方が少しだけ違います。
うまくいかないことを”想定内”として受け入れる余白を、最初から心の中に作っているんです。
「こうあるべき」の枠をゆるくしている
子どもがスムーズに動いてくれる”前提”を少し崩して、「まぁ、うまくいかない日もあるよね」という余白を最初から持っている。
それだけで、予想が外れたときのダメージがずっと小さくなります。
「計画どおりに進まなくて当然」くらいの気持ちで一日を始めると、不思議と心がざわつきにくいんです。
感情を「なかったこと」にしない
実は、穏やかに見える人でもイライラすることはあります。
ただ、それを無理に抑え込まずに「あ、今ちょっとイライラしてるな」と気づいて、少し受け流す力を持っているんです。
感情を押し込むのではなく、「感じてから手放す」という感覚に近いかもしれません。
私自身、以前は「イライラしてはいけない」と思えば思うほど、余計に感情がぐるぐるして止まらなくて。
あるとき、「あ、私いま怒ってるな」とただ認めてみたら、不思議と少し落ち着いたんです。
感情って、戦うより認めたほうが静まりやすいんですよね。
イライラしない人に共通する6つの特徴
では実際に、穏やかな子育てをしている人たちはどんな特徴を持っているのでしょうか。
ひとつずつ見ていきましょう。
どれも難しいことじゃないので、気軽に読んでみてください。
①完璧を求めすぎない
「今日もご飯がなんとか作れた」「子どもが笑ってくれた」…それだけで、今日は合格。
そんなふうに、合格ラインをちょっと下げています。
完璧な母親でいようとするほど、ちょっとしたズレが「失敗」に感じられてしまいます。
「今日もなんとかなった」くらいでOKにする感覚が、長く穏やかでいるための秘訣だったりするんです。
②子どもの「できない」を成長の途中だと思っている
「何度言ってもできない!」と感じるとき、見方を少し変えると「今ちょうど練習中なんだな」になります。
できないことを責めるのではなく、「まだ途中なんだ」と受け取るクセを持っている。
これが、イライラしにくい人の大きな特徴のひとつです。
うちの子、何度教えても靴を自分で履けない時期がありました。
最初は毎朝イライラしていたんですが、ある日「この子、今靴と格闘中なんだな(笑)」って思ったら、急に愛おしくなって。
見方が変わるだけで、感情もついてくるんですよね。
③自分の機嫌を自分でとれる
子育て中のイライラは、実は子どもよりも、自分自身が疲れていたり余裕がなかったりするときに起きやすいと言われています。
イライラしにくい人は、自分が限界になる前に「ちょっと休む」「好きなものを飲む」など、小さなリフレッシュを意識的に取り入れています。(コーヒー一杯でも、ちゃんと効くんですよね)
自分の機嫌は自分で作るもの、という感覚を持っているんです。
④「今この瞬間」だけを見ている
「昨日もこうだった」「これからもずっと続くのかな」と、過去や未来を引きずらない。
今この瞬間だけを見ている。
これが意外と大きな差を生みます。
今目の前にあることだけに注目すると、「たったこれだけのことだった」と感じられることが多いんです。
先を考えすぎると、気持ちが重くなるのは当然のことですよね。
⑤助けを借りることをためらわない
一人で抱え込まず、パートナーや親、保育士さんなどに頼れる人は、精神的な余裕がまったく違います。
「自分がしっかりしなきゃ」という気持ちは素敵ですが、頼ることは「逃げ」じゃなくて「チームプレー」です。
一人でやり切ることが、必ずしも良い子育てにつながるわけじゃないんですよね。
⑥「イライラした自分」を長く責めない
これ、特に大事です。
穏やかな人だってイライラします。
ただ、そのあとに「またダメだった」と自分をずっと責め続けない。
「今日は余裕がなかったな、しょうがない」と切り替えが早いんです。
自己批判が強くなればなるほど、次のイライラにつながりやすくなると言われています。
「完璧じゃない自分」を許すことが、穏やかさへの近道かもしれません。
私も昔は、子どもに怒鳴ってしまったあと何時間も自己嫌悪が続いていました。
「最悪なお母さんだ」って布団の中で泣いたことも。
ある先輩ママに「イライラするのは、それだけ一生懸命な証拠だよ」と言ってもらったとき、スッと涙が出て。
自分を責める時間があるなら、深呼吸して次に進む練習をする。
そっちのほうが、子どもにとってもいいんだと気づいたんです。
これだけはやらないほうがいいこと
6つの特徴を知ったうえで、ひとつだけ気をつけてほしいことがあります。
それは、「イライラしない人を目指して、さらに自分を追い込むこと」です。
「穏やかにならなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」…その焦りが、また新しいイライラを生むこともあります。
特に次のようなことが続くと、かえって疲れてしまうので注意してみてください。
- 「できた」ことより「できなかった」ことばかり数えてしまう
- ほかのお母さんと自分を比べて落ち込む
- 感情を無理に抑え込もうとして、もっとしんどくなる
特徴を参考にすることはとてもいいことですが、「全部できなきゃダメ」とは思わないでくださいね。
一つでも「これならできそう」と思えたら、それで十分です。
まとめ:イライラしない人の特徴は真似できるものばかり
今回ご紹介した6つの特徴を、もう一度まとめてみましょう。
- 完璧を求めすぎず、「なんとかなった」でOKにする
- 子どもの「できない」を成長の途中として受け取る
- 小さなリフレッシュで、自分の機嫌を自分でとる
- 過去や未来を引きずらず、今この瞬間だけを見る
- 頼ることをためらわず、チームで子育てする
- イライラした自分を責めすぎず、早めに切り替える
どれも特別な才能じゃなくて、ちょっとした考え方の積み重ねです。
全部一気にやる必要はまったくなくて、「これならできそう」と思ったものだけ、少しずつ取り入れてみてください。
そして、何より忘れてほしくないのは、こうして「もっと穏やかになりたい」と思っているあなたは、すでに十分いいお母さんだということ。(ダメなお母さんは、そんなこと考えませんから)
イライラすることは、真剣に向き合っている証拠でもあります。
完璧じゃなくていい。
今日より少し楽になれたら、それでじゅうぶんです。
「あ、今日はちょっと穏やかだったかも」…そんな日が、少しずつ増えていくといいですよね。
