カビアレルギーで鼻水が止まらない!?予防するにはどうすればいい?

スポンサードリンク

風邪を引いたわけでもないのに、鼻水が止まらない!これは困りますね。

もしかしたら、それはカビアレルギーかもしれません。

カビやダニが原因で鼻水が止まらないというアレルギー症状で悩んでいる人は案外多いですね。

この記事では、このカビアレルギーの原因を探って、その予防法もご紹介致します。

カビアレルギーの原因は?どういった症状があるの?

スポンサードリンク

カビアレルギーは

  • クラドスポリウム
  • アルテルナリア
  • アスベルギルス
  • ペニシリウム
といった、「カビ」を吸い込むことによって引き起こされるアレルギーです。

アレルギー性鼻炎になると、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状が出て、なかなか止まりません。

カビアレルギーの場合は、花粉症とは違って季節に関係なく起こり、家の中にいるときの方がひどくなる傾向にあります。

具体的なカビの種類は次のようになります。

カビの種類①黒カビ

クラドスポリウムと言い、湿気の多いじめじめしたところ、つまりお風呂場やトイレ、台所などの水回りにできるカビです。

カビの種類②青カビ

ペニシリウムのことで、パンや餅が古くなるとできる青いカビです。

湿気の多い密封状態の場所、たとえば

  • 靴箱
  • 衣類
  • 押し入れ
などによく見かけられます。

毒性が強いものもあるので要注意です。

カビの種類③すすカビ

アルテルナリアと呼ばれるカビです。

このカビは胞子が大きくて、鼻腔に長くとどまるためアレルギー性鼻炎の原因になりやすいのです。

  • 冷蔵庫
  • 結露した壁
  • お風呂場
  • 台所
などの水回りに発生しやすいのが特徴です。

カビの種類④コウジカビ

アスペルギルスというカビのことです。

  • じゅうたん
  • 押し入れ
  • 冷蔵庫
  • エアコン
などばかりか、「室内に置いてある植物の土」や「活けてある切り花の水」などにも住みついているので、必然的に誰もが毎日吸収しているカビでもあります。

カビによるアレルギー性鼻炎にかかってしまって、症状が重い場合は、耳鼻科に行って診察してもらいましょう。

くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状を和らげる薬を出してもらうとかなり良くなります。

私の家族にもアレルギー性鼻炎の者がいて、定期的に耳鼻科に通っています。

もちろん薬を飲むと症状は緩和されますが、家の中にカビやほこりが増えると症状は悪化することがよくわかります。

ですから、できるだけきれいに掃除をすることを心掛けています。

しかし、完全にカビやほこりをシャットアウトするのは無理なので、通院しつつ良い状態を保つことが重要だと感じています。


スポンサードリンク

カビアレルギーを予防するにはどうしたらいい?

カビアレルギーを治すには薬を飲むだけでは不十分です。

アレルギーの原因であるカビを退治する必要があるわけです。

カビは温度が20~35度、湿度が70パーセント以上のところが大好きです。

そこで、カビを寄せ付けないようにするためには、高温を避け、湿度も高くならないようにすることが肝心です。

次のようなことに気を付けてみましょう。

カビアレルギー予防に気を付けること①風呂場や台所の場合

お風呂場や台所は高温になりやすく湿度も高いので特にカビが付きやすいです。

お風呂場は特に寒い時期を除き、入浴中やその後しばらくは換気扇を回して湿気を除きましょう。

できれば入浴後はお風呂のお湯を抜き、お風呂桶や床、壁にもお湯をかけて汚れを落とし、乾燥させるとカビが生えるのをかなり予防できます。

翌日残り湯を使いたい場合は、ふたをしっかり閉めて、湯気が外に出ないようにしたいですね。

台所もできる限り換気扇を回してお料理をし、水回りは使うごとにさっと拭いて水気が残っていないようにしておきましょう。

カビアレルギー予防に気を付けること②玄関や靴箱

脱いだばかりの靴をそのまま靴箱に入れると湿気がこもってカビの原因になります。

一旦乾かしてから靴箱に入れるのがいいですね。

雨の日などは玄関も水滴がついてじめじめします。

できるだけ新聞紙を敷いて水気を吸い取り、晴れの日には時々ドアを開けて風を通すようにします。

カビアレルギー予防に気を付けること③エアコン

エアコンのフィルターはカビが付きやすいです。

定期的に掃除をしていつも清潔にしておきましょう。

カビアレルギー予防に気を付けること④押し入れやクローゼット

これも扉を閉めっぱなしだとカビが生えやすくなるところです。

  • ときどき扉を開けて
  • 敷物を取り替える
  • スノコを入れる
などして、できるだけ空気を通すのがいいですね。

カビアレルギー予防に気を付けること⑤カーテン

窓にピッタリそったカーテンは窓についた水気を吸ってカビが生えることがあります。

自宅でも洗える薄地のカーテンを選んで、できる限り頻繁に洗濯をするのがいいでしょう。

洗った後はカーテンレールに直接掛けて干し、完全に乾いてから閉じるようにします。

カビアレルギー予防に気を付けること⑥居間

家具が多い家では、家具をピッタリ壁につけてしまわないで、少し隙間を残すようにします。

こうすると、風が通りやすくなり、カビの増殖を減らすことができます。

特にじめじめしやすい部屋ならば、観葉植物や金魚鉢なども置かない方がいいですね。

スポンサードリンク

カビアレルギーで鼻水が止まらない!のまとめ

カビはアレルギー性鼻炎の原因になります。

鼻水鼻づまりが酷い場合は耳鼻科医院で薬を処方してもらいましょう。

普段から、台所やお風呂場などの水回りをきれいにして、できる限り水気を残さないようにしましょう。

玄関や靴箱も中も換気をこころがけ、居間の家具を壁際に置かない、植物や水槽を置かないのも効果的です。

カビを退治して、アレルギー性鼻炎に悩まされることのない、快適な生活をしたいものですね。