毎回、ママの頭を悩ます離乳食。
もぐもぐ、なんでも食べてくれる子供だと助かるし作りがいもあります。
しかし、なかなか離乳食が進まない子供がほとんどですよね。
さらに、あの手この手で食べてもらえるように工夫をしても、手をかけて作るほど食べてくれなかったり。
そんなときは、パンを使った離乳食をうまく献立に取り入れてみましょう。
パンは慣れさせておくとお出かけのときなどにも、助かるアイテムです。
でもパンは苦手という子供も多いですね。
最初は、食べやすいパン粥からだんだんと慣らしていくのがいいでしょう。
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離乳食後期の一回で食べさせるパンの量の目安は?
離乳食の後期では、1回 25g~30gほどが目安量です。
6枚切りのパンだと、まだ少し厚目です。
なので8枚切りの食パン2/3くらいになります。
注意が必要なのは、パンはおかゆに比べると塩分が多いです。
また、カロリーも高いので普段与えているおかゆの量と同じだけ与えるのは避けましょう。
離乳食に使えるパンの種類
パンといってもいろんな種類があります。
そこで離乳食中の赤ちゃんには、どんなパンがおすすめかお話させていただきます。
離乳食におすすめのパン①食パン
離乳食初期から食べさせることができます。
離乳食のパンといえばまずは食パンから使う人が多いですね。
パン粥にすると、飲み込みやすいので中期まではおすすめです。
後期からは、そのまま食べさせてもいいでしょう。
離乳食におすすめのパン②蒸しパン
後期からは、蒸しパンもおすすめです。
しかし、市販の蒸しパンは糖分や添加物が多く含まれている商品が多いです。
なので手作りの蒸しパンか赤ちゃん用の蒸しパンがおすすめです。
離乳食におすすめのパン③フランスパン
フランスパンは、牛乳や卵を使っていません。
実はアレルギーがある場合はおすすめです。
外側は、硬いので中の白い部分だけ与えましょう。
離乳食におすすめのパン④ホットケーキ
ホットケーキは、食べやすい大きさに焼いてあげましょう。
また、子供の喜びそうな形にして焼くことでテンションを上げて食べさせることができます。
おやつや、おでかけにもおすすめです。
離乳食に食べさせないほうがいいパンにはどんなものがある?
1歳を過ぎて離乳食が完了期を迎えると、いろいろと食べさせられるようになります!
でも、それまでは市販のものはいろいろな注意が必要です。
全て手作りをするわけにもいかないですし、離乳食に使う物ってスーパーでも購入しますよね。
赤ちゃんにパンを食べさせたい場合は、まずは成分表記をチェックしましょう!
赤ちゃんの健康を考えるのであれば、食品添加物が少ない物がおすすめです。
同時に、塩分や糖分、脂質が多そうなものは避けて下さいね。
離乳食でパンを食べさせるとき!大人が食べる菓子パンは基本NG!
大人が食べるような菓子パンなどは、基本的にNGだと思って下さい!
例えば、国産の小麦をしようしているパンとか、無添加のパンが良いですね。
なるべく原材料が少なくて、余計なものが入っていないパンを選ぶようにしましょう。
まだ乳製品をあげるのが心配な方や、アレルギーが心配な場合は、卵とか乳製品も必ずチェックしたいところですね。
離乳食でパンを食べさせるとき!はちみつの使用には要注意!
そしてもう1つ気を付けてほしいのが、はちみつです!
ボツリヌス菌って聞いたことはありますか?
これが赤ちゃんの体内に入ると、便秘などの症状がでます。
酷いと、呼吸困難になる場合もあるので、注意が必要です。
はちみつは、1歳を過ぎれば食べても大丈夫と言われています。
でも離乳食を与えているタイミングでは、与えないように注意してくださいね!
赤ちゃんには、安心して食べられるものだけを与えたいですよね!
大人であればあまり気にならないことでも、赤ちゃんに場合は気を付けましょう。
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離乳食後期にはパン粥がおすすめ!食感が嫌いな子でもモグモグ食べる方法
後期になり、そのまま与えたパンを食べてくれると簡単でいいですね。
でも最初のうちはやはり食感が苦手(口の中の水分が奪われてパニックになる)な子供も多いですよね。
だんだんと慣れさせるために、パンが苦手な子供でも食べてくれるおすすめレシピをご紹介します。
離乳食後期のおすすめパン粥①枝豆入りお味噌のパン粥
①枝豆(10グラム)は粗目のみじん切りにする。
②耳を落とした食パンを適当な大きさにちぎる。
③鍋にだし汁(100ml)を火にかけ、枝豆とパンを加える。
④味噌(少々)を溶かして、ひと煮立ちさせたら出来上がり。
離乳食後期のおすすめパン粥②パン粥プリン
①卵黄(1/2個)とメープルシロップ(小さじ1/3)をよくかき混ぜる。
②鍋で人肌に牛乳を温めて、その中にパンを手でちぎって入れる。
③弱火で卵黄、メープルシロップを鍋に入れ加熱しひと煮立ちしたら、荒熱を取る。
④そのままでも、冷蔵庫で冷やし固めてもおいしく食べられます。
離乳食後期のおすすめパン粥③パン粥グラタン
①玉ねぎ(10グラム)を薄くスライスする。
②フライパンにうすくバターを引き、玉ねぎと鶏ひき肉(10グラム)を炒める。
③牛乳(60ml)を加えて混ぜながら加熱する。
④耳を取った食パンをちぎって入れ、混ぜ合わせたら耐熱容器に移す。
⑤チーズをのせてトースターで5分ほど焼いて出来上がり。
離乳食後期のパン食を献立に上手に組み込む方法!栄養満点で手軽に作れるメニュー
「パン粥」といってもいろんなアレンジが可能です。
和食にも洋食にもアレンジができます。
さらに、デザートやおやつにもなります。
「ミルク+パン」の王道であるパン粥が苦手な子供には、いろんなアレンジメニューを食べさせてみてください。
さらに、ここからはパンを使ったレシピをご紹介していきます。
一日三食の中の一食をパンに変えるだけで、楽ちんメニューを作ることができます。
パンを使った楽ちんレシピ①朝ごはんに!フレンチトースト
<材料>
- 8枚切り食パン(半分)
- 卵(1/3個)
- 牛乳(大さじ3)
- バター適量
<作り方>
①パンの白い部分を食べやすい大きさに切り、牛乳、卵を混ぜた液に浸す。
②フライパンでバターを熱して、良く焼く。
③火の通りが不安な場合は、焼いたあとにレンジで加熱してください。
パンを使った楽ちんレシピ②朝食!おやつにも!いちごヨーグルトサンド
<材料>
- いちご2個
- プレーンヨーグルト 適量
- 食パン1枚
<作り方>
①いちごを細かく切り、とろっとするまでレンジで温める。
②食パンは半分に切り、ヨーグルトを塗る。
③いちごを挟めば出来上がり。
パンを使った楽ちんレシピ③栄養たっぷりピザトースト
<材料>
- 食パン 1枚
- 小松菜(適量)
- しらす(適量)
- ケチャップ・チーズ(適量)
<作り方>
①小松菜は、下茹でをする。
②しらすは塩抜きをしておく。
③食パンには、ケチャップを塗り具材を上に並べる。
④トースターで焼いて、チーズが溶ければ完成。
離乳食後期のパンの量のまとめ
離乳食も後期になってくると、いろんなものが食べられるようになります。
作るほうも楽しみが増えますね。
いろんなレシピを試して、子供の好みを探ってみてください。
パンは、手軽にそのまま食べさせることができるのでお出かけなどにも便利です。
しかし、そのまま与えるときには、のどにつまらせないよう目を離さないようにしましょう。
また、適度に水分を取らせるなどしてパンがつかえるのを防いであげましょう。