夢を見ない方法なんてあるの?!熟睡すればいいとは聞くけど実際どうなの?

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仕事や育児などで寝不足が続く時に限って、悪い夢を見たり朝の寝覚めもスッキリしないことありますよね。

私たち「人」をはじめ哺乳類の睡眠は、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」でできています。

「レム睡眠」
身体は休んでいるけれど脳は活動している

「ノンレム睡眠」
身体も脳も休んでいる

夢は、基本的に「レム睡眠」の時に見ることが明らかになっていますが、「夢を見る人」と「夢を見ない人」の違いって何なのでしょうか?

また、「熟睡」と呼ばれる「深い眠り」とは何か?

どのようにすれば深い眠りをとれるのかなどについて、一緒に詳しく見ていきましょう。

夢をよく見る人と見ない人の違いは?人はストレスのせいで夢を見る?

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夢をよく見る人と見ない人の違いは、ズバリ

「覚えているか覚えていないかだけの違い!」

なんです。

人は誰もが「一晩で3つから4つの夢を見ている」んですよ。

レム睡眠の状態で目覚めると夢を覚えていることが多い

夢を見ている「レム睡眠」の状態で朝、目覚める方が夢を鮮明に覚えています。

身体は休んでいるけれど脳は活動を続けている「レム睡眠」、身体も脳も休んでいる「ノンレム睡眠」。

人の眠りは、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を合計90分間の1サイクルで繰り返しています。

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の周期、実は時間配分が決まっているわけではないんです。

まず眠り始めは、「ノンレム睡眠」の状態になって、このときに人にとって必要な睡眠が確保されます。

そして、朝になるにつれて「レム睡眠」の時間が長くなっていって、すっきりと目覚められるようにできているんです。

つまり、朝になるにつれて夢を見る「レム睡眠」の時間配分が1サイクルの中でも長くなるので、夢を鮮明に覚えていることが多いのです。

夢を見る見ないは性格的な面も関係ある!?

また、夢をよく覚えている人は、

  • 神経質
  • 心配性
  • 繊細
など性格的な面も関係しています。

「夢を覚えている=眠りが浅くよく夢を見ている」という人には3つの特徴があります。

夢を覚えている人の特徴①ストレスを抱えている

人は、たくさんの悩みを抱えると気持ちも身体もパンク状態になり、大きなストレスになります。

そして、ストレスを解消しようと夢を見て解決策を考えているのです。

夢を覚えている人の特徴②不快・不愉快な感情を抱えている

人は、無意識の状態「潜在意識」が働いている時に様々な感情を処理しています。

でも、あまりにも強い不快だとか不愉快な感情は、潜在意識が働いている時に処理しきれずに夢で処理しようとしているのです。

夢を覚えている人の特徴③単純に夢を覚えている

中には単純に夢を覚えている性格・特徴の人もいます。

夢を覚えている特徴をもつ人は、しばらく夢を覚えていることができるので、「夢をよく見る人」になるというわけです。


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夢を見ない人の睡眠の質は?よい眠りにつける方法を紹介!

先ほどお伝えした通り、人は誰もが一晩で3つから4つの夢を見ています。

ただ、「覚えているか覚えていないかの違い」。

専門的に、夢を覚えていない人を「低想起者(ていそうきしゃ)」と言い、

  • 情緒が安定している
  • のんびり屋
  • 穏やか
  • 現実的
  • ストレスに柔軟に対処できる
という特徴があります。

「夢を覚えていない人」は、「熟睡」ができている人なのです。

ですが、実は「熟睡」というのも単純に「ノンレム睡眠」がとれているというわけではないのです。

「ノンレム睡眠」には、1段階~4段階のステージがあって、この数字が大きくなるのにつれて「深い眠り」とされています。

そして「熟睡」というのは、ノンレム睡眠のステージ3もしくはステージ4のことを言います。

ステージ3~ステージ4のノンレム睡眠「深睡眠」をとることで、脳と身体がリフレッシュされて日常の疲労を回復することができます。

では、どのようにしたら

「熟睡」
「深睡眠」

をとって、「夢を見ない=夢を覚えていない」睡眠がとれるのかをご紹介していきたいと思います。

よい眠りにつける方法①身体の内部の温度「深部身体温」を上げる

スムーズな眠りに入るには、

  • 身体の内部の温度「深部身体温(しんぶたいおん)」を上げること
  • 皮膚表面から熱を逃す「熱放散(ねつほうさん)」を促すこと
が大切です。

人は、身体の内部の温度を上げてから下がる時に自然な眠気が起きます。

そして、良い深い眠りをもたらすことができます。

そのために、就寝前に「温かい飲みものを飲む」ことが効果的です。

就寝前なので「ノンカフェイン」のものがおススメです。

例えば、

  • 白湯
  • 砂糖不使用の生姜湯(しょうがゆ)
  • カモミールティー
などです。

また「ぬるめのお風呂にゆっくり入る」ことも有効です。

就寝2時間ほど前に、38℃程度のぬるめのお湯に30分ゆっくり入って、身体の内から温めましょう。

緊張状態が解きほぐされ、リラックスできますよ。

よい眠りにつける方法②適度な運動をする

日中に適度な運動をすることで、疲労が溜まり自然に眠気が起きます。

自然な眠りで入眠できるため、途中で目が覚めることなく熟睡できます。

よい眠りにつける方法③就寝3時間前にはご飯を済ませる

人は、ご飯を食べてすぐに寝てしまうと「消化活動」が優先されて、内臓が休まらず眠りが浅くなってしまいます。

就寝時には、消化活動が終わっているように就寝3時間前にご飯を済ませておきましょう。

よい眠りにつける方法④夕食はたんぱく質を中心に摂る

夕食のご飯は、たんぱく質中心がおススメです。

その理由は、たんぱく質は良質な睡眠に欠かせない「セロトニン」の材料になるからです。

セロトニンの材料となる「トリプトファン」は、身体内では作られない「必須アミノ酸」です。

「お肉」や「お魚」」「卵」「乳製品」を積極的に摂るようにしましょう。

また、たんぱく質は身体の修復材料としても就寝時に働いてくれますよ。

よい眠りにつける方法⑤就寝前の喫煙を避ける

「タバコ」に含まれている「ニコチン」には、良い入眠を妨げる覚醒作用があります。

さらに、ニコチンの覚醒作用には眠りを浅くしてしまう働きもあるため、疲れが抜けにくくなってしまいます。

よい眠りにつける方法⑥音楽を聴く

副交感神経が優位になる

「ヒーリングミュージック」
「クラシック音楽」
などの、お気に入りの音楽を聴いてリラックスするのも効果的です。

よい眠りにつける方法⑦室温を調節する

人は、暑過ぎたり寒過ぎたりすると身体温調節がうまくできずに寝つきが悪くなることがあります。

季節に合わせて心地良い室温に調節しましょう。

よい眠りにつける方法⑧自分に合った寝具を選ぶ

自分の身体のS字カーブに合った寝具を選ぶようにしましょう。

このとき

  • 枕と頸椎(けいつい)のカーブが合っていること
  • ベッドマットは硬過ぎず柔らかすぎない硬さのもの
がおススメです。

よい眠りにつける方法⑨お休みの日に2度寝・3度寝をしない

お休み日に2度寝・3度寝を繰り返してはいませんか?

実は2度寝・3度寝をして、夜眠れなくなるような生活を繰り返していると夜型の生活が習慣化していきます。

すると、お仕事がある日に睡眠不足のまま起きなければならず、疲れが抜けにくい身体になってしまいます。

よい眠りにつける方法⑩アプリを活用する

スマートフォンのアプリには睡眠中の状態を記録してくれるアプリがあります。

睡眠の深さに合わせて、良いタイミングで目覚ましを鳴らしてくれたり。

自分に合った眠りのリズムをサポートしてくれます。

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夢を見ない方法のまとめ

夢をよく見る人と見ない人の違いは、「覚えているか覚えていないかだけ」と言う衝撃の事実が発覚しましたね。

私は、目覚めてからよく夢を思い出すのでもっと熟睡できるようにしたいと思います。

とは言え、小さい子どもがいるので30分もお風呂に浸かるなんて現実的ではないので。

白湯を飲んで、たんぱく質中心の夕食作りからはじめてみたいと思います。

みなさんも、無理のない程度で、できるところからはじめてみてくださいね。