秋になるとお芋掘り遠足を計画している園も多いですよね。
遠足の導入や余韻に浸りお芋掘りにちなんだゲームを保育に取り入れる方もいるのではないでしょうか?
9月頃~11月頃まで長い期間、お芋掘りをテーマに保育活動が展開できます。
なので、保育のアイディアを考える手間も省けて、他の作業に時間を費やせるので保育士にとってもメリットが大きいですよね。
ごっこ遊びからレース形式のものまで、幅広く芋掘りを題材とした保育を展開することが出来ます。
そんな中でも、子供ウケの良かったものをいくつかご紹介して行きます。
さつまいものつるで出来る遊びを紹介!つるを持って帰ろう
さつまいもを実際に掘ってみるとわかるのですが、さつまいものツルは意外としなやかでとても丈夫なのです!
このまま畑で捨ててしまうのは勿体無いと思ったら、ぜひ保育の中で活用いてほしいと思います。
製作で活用することもできますし、運動遊びの中で用いることも出来、子供たちの想像力の育みにも繋がります。
さつまいものツルを使った遊びを、いくつかご紹介しますね。
さつまいものツルを使った遊び①おすすめの運動遊び
さつまいものツルをいくつか取って縛れば、綱引きの綱代わりになります!
この綱引きをやる場合は、本物の綱よりも細いので5人ずつなどの少人数で楽しむことをおすすめします。
さらに、ツルをつなげて輪を作ればフラフープのような形になるので、
- 電車ごっこを楽しんだり
- 床に置いて陣取りゲームをしたり
私は4 歳児クラスの担任をしたときは、さつまいものツルを大縄の代わりにして、子供たちと縄跳びごっこをしました。
この遊びも、とても盛り上がりを見せていましたよ。
さつまいものツルを使った遊び②おすすめの製作活動
さつまいものツルはとても丈夫なので、輪を作り形を整えればリースにもなります。
秋に作ったリースを乾燥させて、冬にはクリスマスリースや正月のしめ縄風飾りとして楽しむのがおすすめです。
ツルで輪を作るときには、子供の力だけだとキレイに輪が作れないことが多いので、保育者の援助が必要になります。
さつまいものツルは土がついているものがほとんどだと思うので、製作活動で使用する前によく汚れを落としておくと良いでしょう。
飾りをつける場合は、きのみや松ぼっくりを用意すると雰囲気がマッチして可愛いらしく仕上がります。
ちなみに、0歳児・1歳児クラスの子どもたちは本物のさつまいもやツルを手に取っているだけでも大きな刺激になります。
無理にゲームに取り入れようと考えず、
- 大きなさつまいもだね
- さつまいものお料理は、美味しいものがたくさんあるんだよ
さつまいもを使った遊びを一覧で紹介!本物じゃなくてもできる「ごっこ遊び」も
折り紙や画用紙を丸めて、形を整えればあっという間にさつまいもが完成しますよね!
このさつまいもを使って、芋掘り遠足ごっこを楽しむのも良いです。
また、壁面飾りとして利用するのも、とても可愛らしいですよ。
他にも、さつまいもを題材にした保育の遊びをご紹介しますね。
さつまいもを題材にした保育の遊び①お芋掘りごっこ
ダンボールで作った畑を縦に置き、壁のような状態にしたら、子供の方に画用紙とスズランテープで作ったツルを垂らします。
そのツルを引っ張って本物のさつまいもが出てきたら当たりというゲームです!
これは2歳児クラスでも楽しめますし、準備の時間もそんなにかからないのでおすすめの遊びです。
5歳児クラスであれば、
- 画用紙で書いたもの
- 折り紙で作ったもの
- 本物
実際にやったときは、保育士がいなくても、その場で友達同士でゲームのお店屋さんとお客さんに分かれて、楽しんでいる姿が見られましたよ。
さつまいもを題材にした保育の遊び②さつまいも運びレース
ボール運びのさつまいもバージョンです!
幼い年齢のクラスであれば、本物のさつまいもを使って楽しむことが出来ますよ。
5歳児クラスでさつまいもレースをやったときは、新聞紙を破いたものを紫のポリ袋に入れて、特大サイズのさつまいもを最初に作りました。
見栄えもあり、子供たちもレース以外でも親しみを持ってポリ袋さつまいもで遊んでくれました!
さつまいもを題材にした保育の遊び③ホカホカ飛び出る焼き芋作り
材料は、「紙コップ」と「タコ糸」のみで、他には紙コップに書いたり貼ったりする材料をお好きなものを用意します。
3歳児までは立体に絵を描くことは難しいので、貼り付ける工程がおすすめです。
まず、紙コップを2つ用意して、それぞれ焚き火と焼き芋のイラストを描きます。
次に、焼き芋の紙コップの底に、30センチ程度切ったタコ糸を通しセロハンテープを貼り付けます。
そしたら、焚き火の方の紙コップにもキリで穴を開けて糸の両端を玉結びしたら完成です。
紐を引っ張って、焼き芋が飛び出す面白さを味わいながら楽しむことが出来ますよ!
芋掘りのときゲームを保育に取り入れるアイデアのまとめ
秋になり、お芋掘り遠足の導入や余韻に浸りながら楽しめる、製作や運動遊びをご紹介してきました。
本物のさつまいもやツルを利用して子供たちが遊べたら、同時にさつまいもへの関心も深められるので、ぜひ取り入れてほしいと思います。
本物のさつまいもを用意することが難しい場合。
そんなときは、画用紙や折り紙などの材料で代用しても楽しむことが出来るので、ぜひ参考にしてみてくださいね!