赤ちゃんの沐浴は毎日必要?体調が悪い日の正しいケア方法とは

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新生児との毎日は、嬉しさと不安が入り混じったジェットコースターのような日々ですよね。

抱っこしても泣き止まない、眠ったと思ったらすぐ起きる、そして沐浴の時間が近づくたびに「今日は大丈夫かな」とソワソワしてしまう。

そんな経験、私にもありました。

赤ちゃんを清潔に保ってあげたい、肌トラブルを防いであげたい、でもなんだかいつもと様子が違う気がして、お湯に入れていいのか迷ってしまう。

赤ちゃんは話せないからこそ、親の観察と判断がとても大切なんですよね。

特に体調が優れないときの沐浴は、体への負担が大きくなることがあります。

実は新生児の沐浴には、皮膚を清潔に保つ以外にも体温調整や心の落ち着きといった重要な目的がある一方で、状態によっては無理に行わない方が良い場合もあるんです。

このページでは、沐浴を中止すべきサインや代わりのケア方法まで、赤ちゃんの健康と安全を第一に考えながら丁寧にお伝えしていきます。

あなたの不安が少しでもやわらぎますように、そんな想いを込めてお届けしますね。

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  1. 赤ちゃんの体調、こんなときは沐浴を控えてあげて
    1. 体温が高いときは要注意。新生児の「発熱」の判断基準とは?
    2. 元気がないときの「サイン」って?判断に迷うときはここを見て
    3. こんな症状があれば沐浴はお休みを
    4. 微熱だけど元気…そんなときはどうする?
    5. 親の“気づき”こそが最大のセンサー
  2. 沐浴が赤ちゃんに与える“負担”という現実
    1. 体温調節が未熟な赤ちゃんにとっては“熱すぎる”こともある
    2. たった数分の沐浴でもエネルギーを大量に消費してしまう
    3. 脱水や疲労でぐったりしてしまうことも
    4. 下痢や嘔吐があるときは“沐浴NG”のサイン
    5. 「入れてあげたい」と「入れないほうがいい」のあいだで
  3. 沐浴はしないとどうなる?何日くらいならしなくても大丈夫なの?
    1. 沐浴しないことで起きる“肌トラブル”とは?
    2. じゃあ、どれくらいなら沐浴しなくても大丈夫なの?
    3. 「毎日入れる」は理想。でも“義務”ではない
    4. 大切なのは“清潔”であること、そして“気持ちいい”と感じられること
    5. 「できなかった日」よりも「守ってあげられた日」と思ってほしい
  4. 沐浴を中止する場合の対応は?体を拭いてきれいにしてあげよう
    1. ぬるま湯で濡らしたガーゼがあれば、立派な“沐浴代わり”になる
    2. 特に意識して拭きたい“汚れがたまりやすい場所”とは
    3. 体を拭くのはいつやるのがいい?“タイミング”の目安とは
    4. “匂いが気になるとき”にも濡れタオルは大活躍
  5. おしりや陰部はお湯で洗ってあげよう!
    1. 陰部洗浄ってなに?どうして必要なの?
    2. 用意するのは100円ショップの“あの容器”でOK
    3. 実際のやり方と“おすすめのタイミング”とは?
    4. 仕上げはベビーワセリンでやさしくガードを
  6. 沐浴をしてはいけないときのまとめ

赤ちゃんの体調、こんなときは沐浴を控えてあげて

新生児の頃の赤ちゃんは、本当にちょっとした変化でも体調を崩してしまうことがあります。

昨日まで元気だったのに、今日はなんとなく元気がない気がする。

  • おっぱいの飲み方が弱々しい
  • 体がいつもより熱い気がする
そんな“なんとなくの違和感”に気づけるのが、毎日お世話をしているママやパパなんです。

沐浴は清潔を保つうえで大切な時間ではありますが、赤ちゃんの様子によってはお休みしたほうがいい場合もあります。

無理に入れてしまうと体への負担になってしまうこともあるので、判断の目安を知っておくことはとても大事です。

体温が高いときは要注意。新生児の「発熱」の判断基準とは?

新生児の平熱はだいたい36.5℃から37.4℃と言われており、大人よりやや高めなのが特徴です。

ただし37.5℃を超えると「発熱」とみなされ、医師の診察が必要な状態とされています。

特に生後6ヶ月未満の赤ちゃんは、まだ免疫が未成熟なため、発熱は何かしらの感染症や体調不良のサインかもしれません。

私自身も娘が生まれたばかりのころ、体温が37.6℃あっただけで「どうしよう、病院に行くべき?」と慌てた記憶があります。

そのとき小児科の先生に言われたのは「熱だけでなく、機嫌や食欲も一緒に見るといいですよ」という言葉でした。

つまり、体温だけにとらわれず“全身状態”で判断することが大切なんです。

元気がないときの「サイン」って?判断に迷うときはここを見て

赤ちゃんは自分で体調を訴えることができません。

でも、私たち親がよく見ていると、いつもと違う小さな変化に気づけることがあります。

たとえば、目が合っても無表情だったり、泣き方が弱々しかったり、抱っこしてもグッタリしていたり。

おっぱいやミルクを飲む量がいつもより少ないときも要注意です。

元気があるときの赤ちゃんは、手足をバタバタ動かしたり、目がキラキラしていたり、声を出したりと、生命力そのものを全身で発してくれます。

逆にそれが見られないときは、たとえ平熱でも体調がすぐれない可能性があるので、沐浴は控えて体を休ませてあげるのがいいかもしれません。

こんな症状があれば沐浴はお休みを

具体的に、沐浴をお休みしたほうが良い目安として以下のような症状があげられます。

  • 体温が37.5℃以上ある(発熱)
  • 授乳量が明らかに少なく元気がない
  • 呼吸が浅くて苦しそう、顔色が悪い
  • 下痢や嘔吐などの消化器症状が続いている
  • 肌が赤く火照っていて、触れると熱がこもっているように感じる
これらの症状は、赤ちゃんが体調を崩している可能性を示しています。

特に発熱を伴う場合は、体温を上げすぎるとリスクもあるため、沐浴は中止し、まずは医師に相談することが推奨されます。

自己判断が難しいときは、小児科や助産師に遠慮なく相談して大丈夫です。

むしろその相談が、赤ちゃんの健康を守る大切な第一歩になります。

微熱だけど元気…そんなときはどうする?

「37.2℃くらいだけど、元気そう。どうしよう…?」そんな微妙なとき、ありますよね。

体温が少し高くても、機嫌が良くて食欲もあり、呼吸も落ち着いているなら、短時間の沐浴であれば問題ないケースもあります。

ただし、長時間は避け、体を冷やさないように室温にも配慮してあげましょう。

また、途中で機嫌が悪くなったり、急にぐったりし始めた場合は、すぐに中止して体をタオルで拭いてあげてください。

私も何度か「今日は少し熱いけど元気そうだから、サッとお風呂に入れちゃおう」と判断して後悔したことがあります。

赤ちゃんの様子って、ほんの5分で変わることがあるんですよね。

だからこそ、ちょっとでも不安を感じたら「今日は無理しない」を選んでほしいんです。

安心のほうが何倍も大事だから。

親の“気づき”こそが最大のセンサー

医学的な数字や症状のチェックも大切ですが、やっぱり一番頼りになるのはママやパパの直感です。

「なんか、いつもとちがう気がする」「ちょっとだるそうに見える」そう思ったら、その感覚を信じてください。

私たちは毎日赤ちゃんと向き合って、誰よりもその子を見つめてきた存在なんです。

データや知識ももちろん大切だけど、日々の観察の中で培われた“親の感覚”こそ、赤ちゃんを守る強力な味方になります。

「今日は休もう」そう決めることは、決して手抜きなんかじゃありません。

赤ちゃんの体調と、あなたの“気づく力”を信じて、いちばん良い選択をしてあげてくださいね。

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沐浴が赤ちゃんに与える“負担”という現実

赤ちゃんにとってのお風呂って、なんだかリラックスできる時間…そう思っていませんか?実は私も最初そう思っていました。

お湯につかると気持ちよさそうに目を閉じたり、少し笑ったような表情を見せたりするから、「赤ちゃんもお風呂が好きなんだな」って、自然と信じ込んでいたんです。

でも、ある日助産師さんに言われたんです。

「沐浴って、赤ちゃんにとっては案外ハードな運動なんですよ」と。

それを聞いた瞬間、衝撃でした。

赤ちゃんの小さな体がどれだけのエネルギーを使っているのか、想像したことがなかったからです。

ここでは、沐浴が赤ちゃんにとってどんな負担になり得るのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

体温調節が未熟な赤ちゃんにとっては“熱すぎる”こともある

新生児の体温調節機能はまだとても未熟です。

ちょっとした室温の変化でも体温が上がったり下がったりしてしまうほどで、お湯に入れるという行為自体が、実は大きなストレスになることもあるんです。

特に熱があるときは、沐浴によってさらに体温が上がってしまい、熱中症のような状態になってしまうリスクもあります。

実際、娘がほんの少し熱っぽい日に沐浴させてしまったことがあり、そのあと顔が真っ赤になって汗をかいているのを見てすごく反省しました。

赤ちゃんは「暑い」とも「苦しい」とも言えないので、体温の上昇に私たちが気づかないまま、余計に消耗させてしまうことがあるのです。

たった数分の沐浴でもエネルギーを大量に消費してしまう

赤ちゃんにとって、お湯の中で体を動かすという行為は、思っている以上に体力を使います。

足を伸ばしたり手をバタバタさせたり、それだけでも赤ちゃんにとっては全力運動。

しかもお湯から上がったあと、体を冷やさないようにすぐ拭いて、服を着せて、授乳して…という流れは、見た目以上にエネルギーを使う一連の作業です。

私たち大人がジムで運動してシャワーを浴びたあと、どっと疲れる感覚と似ているかもしれません。

元気なときならそれも良い刺激になるのですが、少しでも体調が悪いときにこの一連の負担が加わると、体力を奪ってしまうだけでなく、回復を遅らせてしまう可能性もあるんです。

脱水や疲労でぐったりしてしまうことも

お風呂あがりに赤ちゃんがぐったりしていたり、ミルクの飲みが悪くなっていたことはありませんか?

それは、沐浴中に汗をかいたり、体が熱を放出することで体液が減り、軽い脱水になっているサインかもしれません。

特に体調が万全でないときは、ほんの数分の沐浴でも体にとっては“負荷”になることがあります。

私もある日、いつもよりもお風呂あがりの娘が静かすぎて心配になり、かかりつけの助産師さんに相談したことがありました。

そうしたら「きっとちょっと疲れたんだね。今日はしっかり休ませて」と言われて、なんだか救われた気持ちになりました。

赤ちゃんの“ぐったり”には理由があります。

親の勘は、たいてい当たっているものです。

下痢や嘔吐があるときは“沐浴NG”のサイン

体力の消耗という観点では、下痢や嘔吐があるときの沐浴も絶対に避けたほうがいいタイミングです。

体の中の水分が失われ、赤ちゃんの体はすでに脱水傾向になっていることが多いため、そこに沐浴を加えることでさらなる負担がかかってしまいます。

感染症の可能性もあるため、皮膚への刺激も避けたいところです。

お風呂でリラックスさせてあげたいという気持ちはよくわかりますが、このような体調不良時は「休ませること」が何よりのケアになります。

そのぶん、体が元気になったあとに、いつものように気持ちよく沐浴をしてあげればいいんです。

赤ちゃんも、「今日はがんばらなくていいんだ」と思えるはずですから。

「入れてあげたい」と「入れないほうがいい」のあいだで

沐浴って、親としての「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちが強く出る場面でもあります。

私も、1日でもサボってしまうとなんだか「だらしない親」みたいに思われるんじゃないかと、勝手に自分を責めていた時期がありました。

でも、赤ちゃんの健康と安全を最優先に考えるなら、沐浴は「毎日絶対にすべき」ものではなく「体調と相談して無理せず行う」ものなんです。

入れない日があっても、濡れたガーゼでやさしく拭いてあげれば十分。

入れなかった日のことを「できなかった」と思う必要はありません。

「無理をさせなかった」あなたの判断が、いちばん愛に満ちた選択なのだと、どうか忘れないでください。

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沐浴はしないとどうなる?何日くらいならしなくても大丈夫なの?

赤ちゃんが生まれてからというもの、

「清潔に保つことが大切です」
「毎日沐浴をしましょう」

と何度も聞かされてきたと思います。

もちろん、皮膚の清潔を保つことはとても大切。

でも、現実には思うようにいかない日もありますよね。

赤ちゃんの体調が良くない日、ママやパパが疲れ果てている日、時間が取れない日。

そんな日があっても、本当に「お風呂に入れなきゃダメ」なのでしょうか?

ここでは、沐浴をしなかったときに起きやすいことと、どこまでなら大丈夫か、具体的にお伝えしていきます。

沐浴しないことで起きる“肌トラブル”とは?

赤ちゃんの皮膚はとても薄くて繊細です。

しかも新陳代謝が活発なので、ちょっと動いただけで汗びっしょり。

おしっこやうんちも頻繁に出ますし、母乳やミルクを吐き戻すこともありますよね。

そんな赤ちゃんの体を、きれいに保つために沐浴はとても有効です。

でも、もし沐浴をお休みすると、汚れがたまったままになり、あせもやかぶれなどの肌トラブルが起きやすくなってしまいます。

実際にうちの娘も、うっかり1日沐浴を飛ばしたときに首のしわの間に赤みが出ていて、「あぁ、ここ拭き忘れてた…」と反省したことがあります。

赤ちゃんの肌は正直なんですよね。

だからこそ、毎日お風呂に入れられなくても、汚れがたまりやすい部分を意識して拭いてあげるだけでも、ずいぶん違うんです。

じゃあ、どれくらいなら沐浴しなくても大丈夫なの?

正直なところ、**1日くらいなら沐浴をお休みしても問題ありません。

**たった1日入れなかったからといって、すぐに肌が荒れたり、健康に害が出たりするわけではないんです。

むしろ大切なのは、「清潔を保つことができているかどうか」。

たとえば

  • 濡らしたガーゼでやさしく拭いてあげたり
  • おしり周りをお湯で流してあげたり
  • 汗をかいた部分だけでも洗ってあげる
そういったことでも、赤ちゃんの皮膚は十分に守られます。

私も体調が悪くてどうしてもお風呂に入れてあげられなかった日、思いきってガーゼ拭きと陰部洗浄だけにしたことがあります。

それでも赤ちゃんはニコニコしていて、「あ、これでよかったんだ」って救われた気持ちになりました。

「毎日入れる」は理想。でも“義務”ではない

日本では「赤ちゃんは毎日お風呂に入れましょう」と指導されることが多いですが、実はこれって文化的な背景も大きいんです。

たとえば、海外では沐浴は2~3日に1回という家庭も多く、毎日必ず入れるというのは必須ではない国もたくさんあります。

つまり、毎日の沐浴は「必ずしなければならないこと」ではなく、「赤ちゃんの状態を見ながらできるときにしてあげること」なんです。

日本のように湿度が高くて汗をかきやすい環境では、こまめなケアが推奨されているだけ。

だからこそ、赤ちゃんやママ・パパの体調に合わせて、無理せずできる範囲で清潔を保ってあげることが何より大事なんです。

大切なのは“清潔”であること、そして“気持ちいい”と感じられること

赤ちゃんにとって、沐浴はただの汚れ落としではありません。

あたたかいお湯に包まれて、やさしく触れられて、心地よさを感じるスキンシップの時間でもあります。

でも、その時間が無理にがんばって作られたものだったら、きっと赤ちゃんにも伝わってしまうはず。

逆に、お風呂に入れなくても、やさしく体を拭いてもらったり、目を見ながら声をかけてもらったりした時間の方が、赤ちゃんにとってはずっと心に残るかもしれません。

清潔と安心、その両方を大切にしていきたいですね。

「できなかった日」よりも「守ってあげられた日」と思ってほしい

育児は本当に毎日が試行錯誤の連続です。

何が正解か分からないまま、それでも毎日赤ちゃんのことを思って頑張っているあなたに、伝えたい言葉があります。

「今日、お風呂に入れられなかったな…」じゃなくて、

「今日、体調を優先してあげられた」
「今日、無理をさせずに見守ってあげられた」

と、自分をねぎらってくださいね。

完璧な育児なんてありません。

でも、ひとつひとつの判断に愛情がこもっていれば、それは何よりも素晴らしい“子育て”です。

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沐浴を中止する場合の対応は?体を拭いてきれいにしてあげよう

赤ちゃんの体調がすぐれない日、「今日はお風呂をやめておこう」と判断したとしても。

やっぱり気になるのは「じゃあどうやって清潔を保ってあげればいいの?」ということですよね。

沐浴をしない日でも、赤ちゃんの肌は汗や皮脂、おむつの汚れなどで意外と汚れています。

でも安心してください。

ちゃんとした方法でやさしくケアしてあげれば、赤ちゃんの肌はきれいに保てますし、なにより親子にとっての心地よいスキンシップの時間にもなります。

ここでは、沐浴の代わりにできるケア方法を詳しくご紹介します。

ぬるま湯で濡らしたガーゼがあれば、立派な“沐浴代わり”になる

私が娘の体調が悪くて沐浴を見送ったとき、最初は「本当にこれで大丈夫かな…」と不安でした。

でも、助産師さんに「ガーゼで体を拭くだけでも清潔は保てるから、安心してね」と言われて、気持ちがふっと軽くなったんです。

具体的には、38℃前後のぬるま湯を用意して、やわらかいガーゼを軽く湿らせ、赤ちゃんの体をやさしく拭いてあげるだけ。

それだけでも赤ちゃんはスッキリしますし、心地よさそうな表情を見せてくれました。

ポイントは「こすらないこと」「力を入れすぎないこと」「冷やさないこと」。

体を拭いたあとは、すぐに乾いたタオルで優しくポンポンと水分を取ってあげてください。

特に意識して拭きたい“汚れがたまりやすい場所”とは

赤ちゃんの体は大人と違って、くびれがたくさんあります。

だからこそ、汚れがたまりやすい“ポイント”をしっかり押さえておくことが大切です。

まずは首のしわ。

ここには汗やミルクの吐き戻しがたまりやすく、拭き残しがあると赤みやただれの原因になります。

次にわきの下、足の付け根(またのくびれ)、おしり。

このあたりはおむつのムレや動きによる摩擦があるので、湿疹やかぶれが出やすい場所でもあります。

我が家でも、首のしわの奥にミルクがこびりついていたことに気づかず、赤くなっていたことがあって、ガーゼでやさしく拭いてあげたときに気づきました。

「ごめんね…」と反省したのを今でも覚えています。

だからこそ、“しわの中までしっかり、でもやさしく”が大切です。

体を拭くのはいつやるのがいい?“タイミング”の目安とは

体を拭いてあげるベストなタイミングは、「おむつ替えのあと」や「寝る前」「汗をかいたあと」など、赤ちゃんがリラックスしている時間帯がおすすめです。

特に夜寝る前に体を拭いてあげると、赤ちゃんが気持ちよく眠れることも多いですよ。

赤ちゃんは汗っかきで、お昼寝のあとなども結構びっしょりになっていることがあります。

そんなときにサッと拭いてあげるだけでも、肌トラブルの予防になりますし、赤ちゃん自身が快適に過ごせます。

“匂いが気になるとき”にも濡れタオルは大活躍

赤ちゃんって、意外と汗のにおいがするものです。

特に頭や首の後ろなど、体温がこもりやすい部分はムレやすく、ちょっとしたにおいが気になることもあります。

そんなときにも、濡れたガーゼやタオルでやさしく拭いてあげると、においがグンと軽減されます。

「沐浴できなかったけど、なんだかさっぱりしたね」と親子でホッとできる瞬間。

赤ちゃんのためにも、そしてママやパパの安心のためにも、この“拭きケア”はとても有効です。

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おしりや陰部はお湯で洗ってあげよう!

赤ちゃんのおしりまわりって、1日に何度もおむつ替えをする場所だからこそ、清潔を保ってあげたいですよね。

でも、沐浴ができない日や体調がすぐれない日、どうしてもお風呂に入れてあげられないこともあります。

そんなときにとても役に立つのが“陰部洗浄”というケア。

聞きなれないかもしれませんが、実はとても簡単で、赤ちゃんの肌を守る上でとても効果的な方法なんです。

私も娘の体調が悪くて沐浴を休んだ日には、この陰部洗浄を取り入れていました。

赤ちゃんが気持ちよさそうな表情を見せてくれるたびに、「これでよかったんだな」と思えたのをよく覚えています。

陰部洗浄ってなに?どうして必要なの?

陰部洗浄とは、赤ちゃんのおしりや陰部をお湯でやさしく洗い流してあげるケア方法です。

おむつかぶれの原因になる汚れや雑菌を、こすらずにやさしく取り除けるので、皮膚への刺激が少なくとても安心です。

おしり拭きだけではどうしても落としきれないうんち汚れや、こびりついた部分もしっかりきれいにできるので、皮膚トラブルの予防にもなります。

特に下痢のときや、うんちの回数が多い日などにはおすすめです。

介護現場や医療の現場でもよく使われる方法で、「赤ちゃんの肌にも取り入れていいんだ」と気づいたときは、正直ちょっと感動しました。

自分の知識が我が子のケアに役立つって、こんなに嬉しいんだなって。

用意するのは100円ショップの“あの容器”でOK

特別な道具は必要ありません。

私が使っていたのは、100円ショップで買った「ソースボトル」。

ハンバーガー屋さんなどで見かけるケチャップやマスタードの容器をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。

そこに38℃前後のお湯を入れ、赤ちゃんのおしりにやさしく注ぎかけるだけ。

とてもシンプルですが、肌に直接触れずに汚れを洗い流せるので、敏感な部分にも安心して使えます。

私はこのケアをするとき、容器に「おしりボトル」とラベルを貼って、使うたびにニヤっとしていました。

育児って大変なことの連続だけど、こうやって小さな工夫に自分なりの楽しみを見出すことで、気持ちが軽くなるんですよね。

実際のやり方と“おすすめのタイミング”とは?

陰部洗浄は、日中のおむつ替えのタイミングで1日1回を目安に行うのが負担も少なくおすすめです。

特に、うんちのあとに汚れが強いときや、おしりが赤くなりかけているときに行うと、清潔が保てて安心です。

やり方は簡単。

赤ちゃんを仰向けに寝かせ、おむつを外した状態で、洗浄ボトルのお湯をやさしく流しかけるだけ。

流したあとは清潔なタオルでそっと水気を取ってあげてください。

洗ったあとに「すっきりしたね~」と声をかけながら、赤ちゃんの笑顔を見られると、こちらまで嬉しくなってしまいますよ。

仕上げはベビーワセリンでやさしくガードを

陰部洗浄のあとは、ベビーワセリンを薄く塗って保湿&保護してあげるのがおすすめです。

ワセリンは油分で皮膚の表面に膜を作ってくれるので、おしっこやうんちの刺激から肌を守ってくれるんです。

ただし、塗りすぎは逆効果になってしまうこともあるので、1日1~2回程度の使用でOK。

私も最初は「え?こんな少しでいいの?」と思いましたが、むしろ塗りすぎない方が肌が呼吸できるんだそうです。

ちょん、ちょん、と薄く塗って、あとは赤ちゃんの肌の様子を見て調整していきましょう。

こういう小さなケアが、のちのち「やっておいてよかった」と思える場面につながっていくんですよね。

沐浴をしてはいけないときのまとめ

新生児の沐浴は、ただ体を清潔にするだけでなく、赤ちゃんにとっては大切なスキンシップや心地よい刺激の時間でもあります。

でも、それは赤ちゃんの体調が良好であることが前提です。

熱がある、ぐったりしている、ミルクの飲みが悪い、そんな“いつもと違う”サインが見えたときは、無理にお風呂に入れないこともひとつの愛情なんです。

赤ちゃんは小さな体で、想像以上にエネルギーを使いながら日々成長しています。

だからこそ、体調がすぐれないときには、沐浴の負担を避けて、ゆっくりと休ませてあげることが何よりのケアになります。

沐浴をお休みする日は、ぬるま湯でのやさしい拭き取りや、陰部洗浄などを取り入れることで、赤ちゃんの肌を清潔に保つことができますし、肌トラブルの予防にもつながります。

大切なのは「毎日お風呂に入れること」ではなく、「その日そのときの赤ちゃんの様子に合わせて、最適なケアを選ぶこと」。

育児に“正解”はありません。

あるのは、あなたが赤ちゃんのことを想って選んだ“その判断”です。

できなかったことより、してあげられたことに目を向けて、どうか自分を責めないでください。

あなたのその手と心が、今日も赤ちゃんにとっていちばんの安心なのですから。