おくるみ選び方は3つでOK?ベビーカーとチャイルドシート兼用の正解

出産準備リストを見ながら、おくるみのところで手が止まっていませんか?

「アフガン」「スワドル」と呼び方がいくつもあって、正方形のものもあれば足が分かれたものもあって、しかも退院のときはチャイルドシート、その後はベビーカー…。

「結局、両方で使えるおくるみってどれを選べばいいの?」と、ここだけ準備が進まない。

そんな状態じゃないですか?大丈夫です。

おくるみ選びは、見るべきポイントを絞ってしまえば、初めてでもちゃんと決められます。

この記事を読み終えるころには、迷いがすっきり晴れて、自信を持って準備リストに丸をつけられるはずですよ。

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おくるみ選びは「形・素材・季節」の3つを見れば決められる

結論からお伝えすると、ベビーカーとチャイルドシートの両方で使うおくるみは、「形」「素材」「季節」の3つの基準で選べば失敗しません

種類が多くて混乱してしまうのは、たくさんの情報を一度に比べようとしているからなんです。

逆に言えば、見るところさえ決まれば、おくるみ選びはぐっとシンプルになります。

そしてもう一つ、知っておいてほしい大事なこと。

おくるみは「ひとつで全部こなす道具」ではなく、「使う場面に合わせて使い分ける道具」です。

退院のときのチャイルドシート、その後のベビーカーでのお散歩。

この2つは、おくるみに求められる役割が少し違います。

ここを最初に分けて考えておくと、「あれもこれも完璧な1枚」を探して疲れてしまうことがなくなります。

出産前で実物を試せないと、どうしても不安になりますよね。(売り場で現物を触っても、赤ちゃんがいないとピンとこなかったり)。

でも、選ぶ基準がはっきりしていれば、実物を試せなくても大丈夫。

焦らず、ひとつずつ見ていきましょう。

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なぜ「形・素材・季節」の3つで選べばいいのか

おくるみ選びで迷うのは、種類や呼び方の違いに気を取られてしまうからです。

でも本当に確認すべきなのは、赤ちゃんの快適さと安全に直結する部分。

それがこの3つに集約されます。

ひとつずつ、理由を見ていきましょう。

「形」で使える場面が決まるから

おくるみと一口に言っても、形にはいくつかタイプがあります。

そして形によって「どの場面で使いやすいか」がほぼ決まります

ここを知らずに選ぶと、「買ったのにこの場面では使いにくい」が起きやすいんです。

一枚布タイプ(正方形・長方形)

昔ながらの、四角い1枚の布タイプです。

アフガンとも呼ばれます。

巻き方を変えられるので、抱っこのとき、寝かしつけのとき、ベビーカーでさっと掛けるとき…と、いろいろな使い方ができるのが強み。

汎用性で選ぶならこのタイプです。

一方で、きれいに巻くには少し慣れが必要で、赤ちゃんが動くようになるとはだけやすい面もあります。

ファスナー式・袋状のスワドルタイプ

赤ちゃんをすっぽり入れてファスナーを閉めるだけ、という着脱が簡単なタイプ。

巻き方を覚えなくていいので、新米パパ・ママでも扱いやすいのが魅力です。

寝ている間に脱げにくいのもポイント。

ただし袋状なので、足が分かれていないタイプはチャイルドシートのベルトを通せません。

チャイルドシートで使う前提なら、この点は必ず確認してください。

足が分かれたタイプ・スリーパー型

足の部分が分かれていたり、ベルトを通せる構造になっていたりするタイプです。

チャイルドシートやベビーカーで「乗せたまま使う」ことを考えるなら、足やベルトまわりが自由になる形が扱いやすいです。

スリーパー型は寝返りを始めてからも使いやすく、長く活躍してくれます。

「素材」で赤ちゃんの快適さが変わるから

形の次に見たいのが素材です。

赤ちゃんはまだ体温調節が上手ではないので、素材選びは快適さに直結します。

春夏や通年で使いやすい素材

ガーゼやモスリンコットンは、通気性がよく蒸れにくいのが特長です。

洗うたびにやわらかくなるとも言われていて、扱いやすさで人気があります。

暑い時期や、オールシーズン使いたい場合に向いています。

秋冬の防寒に向く素材

寒い季節は、フリースやボアなど保温性の高い素材が活躍します。

ただし注意したいのが、暖かい素材ほど厚みが出やすいということ。

厚手のおくるみは、後で説明するチャイルドシートのベルト調整に関わってくるので、頭の片隅に置いておいてください。

素材選びで失敗しないコツ

迷ったときは、「肌に直接触れるものは通気性のよい素材、防寒は外側で足す」と考えると整理しやすいです。

1枚で寒さ対策まで完璧にしようとせず、ベビーカー側でブランケットなどを足す前提にしておくと、気温に合わせて調整しやすくなります。

「季節」を基準にすると過不足なく選べるから

おくるみは、生まれる季節に合わせて選ぶのがいちばん失敗しにくい方法です。

真夏に生まれる赤ちゃんに厚手のおくるみを用意しても出番が少なく、逆に真冬なら薄手1枚では心もとない。

「生まれ月+退院後しばらく使う季節」を基準にすると、過不足なく選べます。

オールシーズンタイプという選択肢もあります。

どの季節にも対応しやすい一方、真冬や真夏のような極端な気候だと物足りなさを感じることも。

住んでいる地域の気候も考えて選べると安心ですね。

私自身、上の子のときは「かわいいから」という理由だけで厚手のおくるみを選んでしまい、生まれたのが7月だったこともあって、ほとんど使わないまま終わってしまいました。

下の子のときは反省して、生まれ月のガーゼタイプを選んだら、退院から夏のお散歩までずっと活躍。

「季節で選ぶ」って本当に大事なんだと実感しました。

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場面別の選び方と、やってはいけない使い方

ここからは、実際の場面ごとに「どう選べばいいか」「何に気をつければいいか」を具体的に見ていきます。

特にチャイルドシートには大切な安全の注意点があるので、ここはしっかり読んでくださいね。

退院時のチャイルドシートで使うなら

退院の日、初めて赤ちゃんを車に乗せる場面。

ここでいちばん大切なのは安全です。

おくるみで包んだまま乗せるのは避ける

まず知っておいてほしいのが、赤ちゃんをおくるみでぐるぐる巻きにしたまま、チャイルドシートに座らせるのは避けたほうがよいということ。

足が出ない状態だとベルトが正しく通せず、しっかり固定できません。

チャイルドシートに乗せるときは、いったんおくるみを外し、ベルトを正しく装着してから、その上におくるみやブランケットを掛けてあげる。

この順番が基本です。

ベルトと赤ちゃんの間に厚い布を挟まない

もうひとつ大事なのが、ベルトと赤ちゃんの体の間に、厚手のおくるみや布を挟まないこと。

間に厚いものがあると、見た目はベルトを締めたつもりでも、実際にはゆるく固定された状態になってしまうことがあります。

厚着のままチャイルドシートに乗せるのが推奨されないのと同じ理由ですね。

掛けるなら「ベルトの上から」。

これだけ覚えておけば大丈夫です。

退院時はシンプルな形が扱いやすい

退院のときは、慣れない手つきでバタバタしがち。(産後の体で、初めての乗せ降ろし…緊張しますよね)。

だからこそ、さっと外せて、さっと掛けられるシンプルな形が向いています。

複雑な巻き方が必要なものより、掛けるだけ・外すだけで済むものを選んでおくと、当日あわてずに済みます。

ベビーカーでのお散歩で使うなら

退院の次に出番が多いのが、ベビーカーでのお出かけです。

ベビーカーでは「ずれにくさ」を重視

ベビーカーでおくるみを使うとき、地味に困るのが「ずり落ち」です。

赤ちゃんが動いたり、風でめくれたり。

掛けるだけのタイプは手軽ですが、ずれやすいのが弱点。

クリップで留められるものや、ベビーカーに固定できるタイプだと、その心配が減ります。

防寒は「服プラス外側で調整」が基本

寒い時期のベビーカーは、足元からの冷えや風が気になりますよね。

ただ、赤ちゃんに着せる服を厚くしすぎると、車内や室内で暑くなってしまいます。

服は室内で快適なくらいにしておいて、寒さはおくるみやブランケットなど外側で足す

暑そうなら1枚はずす。

この考え方なら、赤ちゃんもママ・パパもストレスが少なく過ごせます。

本格的な冬には、ベビーカー専用の足元を包むタイプを足すという選択肢もあります。

「ひとつで全部」を探すと失敗しやすい

ここまで読んで気づいたかもしれませんが、チャイルドシートとベビーカーでは、おくるみに求める役割が少し違います。

チャイルドシートは「外しやすさ・掛けやすさ」、ベビーカーは「ずれにくさ・防寒の調整しやすさ」。

完璧な万能の1枚を探すより、汎用性の高い一枚布タイプを基本にしつつ、足りない部分は別アイテムで補うと考えるほうが、結果的にうまくいきます。

「使わなかった」を避けるための考え方

おくるみは、新生児期の限られた時期しか使わないことが多いアイテムです。

赤ちゃんが動くようになると嫌がったり、はだけやすくなったり。

「買ったのに数回しか使わなかった」という声も実際にあります。

包まれるのを嫌がる赤ちゃんもいるんですね。

だからこそ、最初から高価なものをいくつもそろえる必要はありません。

まずは扱いやすい1〜2枚から始めて、必要を感じたら買い足す。

これくらいの気持ちでちょうどいいですよ。

巻きすぎ・固定しすぎに注意

一枚布タイプを使うとき、加減がわからず足までキツく巻いてしまうことがあります。

足を強く固定してしまうと、股関節の発育にとって望ましくないとされています。

赤ちゃんの足は、自然なM字(カエルのような形)で自由に動かせる余裕を残してあげてください。

胸まわりも、指が数本入るくらいのゆとりがあると安心です。

おくるみ選びは3つの基準でシンプルに決められる

最後に、大切なポイントを整理しておきますね。

ベビーカーとチャイルドシートの両方で使うおくるみは、「形」「素材」「季節」の3つを基準に選べば、初めてでも迷わず決められます

  • 形:使う場面で選ぶ。汎用性なら一枚布、扱いやすさならファスナー式、乗せたまま使うなら足やベルトが自由になる形
  • 素材:春夏や通年は通気性のよいガーゼ系、秋冬は保温性のある素材。防寒は外側で足す
  • 季節:生まれ月と退院後に使う季節を基準にすると過不足なく選べる
そして忘れないでほしいのが、チャイルドシートの使い方。

おくるみで巻いたまま乗せず、ベルトを正しく締めてから上に掛ける

ベルトと赤ちゃんの間に厚い布を挟まない。

この2つを守れば安心です。

おくるみは「1枚で全部こなす道具」ではありません。

場面に合わせて使い分けるもの。

完璧な万能の1枚を探して疲れるより、扱いやすい基本の1枚から始めて、足りないところは別アイテムで補う。

そう考えれば、ぐっと気がラクになりますよね。

出産準備って、ひとつ決まらないだけで全部が止まったように感じてしまうもの。

でも、おくるみ選びの基準がはっきりした今なら、準備リストのこの項目に、自信を持って丸をつけられるんじゃないでしょうか。

残りの準備も、きっと同じように一つずつ進んでいきます。

赤ちゃんとの初めてのお出かけが、不安ではなく楽しみな気持ちで迎えられたら、いいですよね。