
双子の育児、毎日本当におつかれさまです。
常にどちらかが泣いていて、ようやく一人が寝たと思ったらもう一人が起きて…。
まとまって眠れない日が続くなかで、「育児記録だけはちゃんとつけなきゃ」と思うのに、二人分を書くのがしんどくて、できない自分にまた落ちこむ。
そんなふうに、つらさが積み重なっていませんか?
しかも、「双子ちゃんかわいいね、いいね」と言われるたびに、本音のしんどさを言い出せなくて。
誰にもわかってもらえない気がして、一人で抱えこんでいる方も多いんじゃないでしょうか(夜中に授乳しながら、ふと涙が出ること、ありますよね)。
先に、いちばんお伝えしたいことがあります。
それは、双子育児がつらいと感じるのは、あなたの頑張りや愛情が足りないからではないということ。
二人を同時に育てるというのは、想像をはるかに超える大変さです。
つらいと感じるのは、それだけ毎日まっすぐ向き合っている証拠なんです。
そして、もうひとつ。
育児記録は、無理に完璧につけ続けなくて大丈夫です。
二人分をまとめてワンタッチで残せるアプリに頼ってもいいし、しんどいなら思いきって簡単にしても、手放してもいい。
記録は、あなたを苦しめるためのものではありませんから。
ここに、頼れる支援もちゃんと用意されています。
そして何より、今がいちばんしんどい時期で、この先は少しずつ必ず楽になっていきます。
焦らなくて大丈夫。
今日をなんとか越えられたら、それで十分なんです。
この記事では、つらさが当たり前といえる双子育児ならではの理由から、二人分の育児記録をぐっと楽にする工夫、記録を続ける場合と手放す場合の考え方、そして頼れる支援やつらさが和らぐ時期の見通しまで、ひとつずつお伝えしていきます。
双子育児がつらいのは頑張りが足りないからではない
まず知っておいてほしいのは、あなたが今つらいのは、決して怠けているからでも、母親として未熟だからでもないということ。
双子育児には、一人の赤ちゃんを育てるのとはまったく違う、構造的な大変さがあります。
ここでは、その正体を3つに分けてお話しします。
理由がわかると、「自分が悪いんだ」という気持ちが、少しほどけていくはずです。
二人同時のお世話で休めるすきまがほとんどない
赤ちゃん一人でも大変な授乳やおむつ替え、寝かしつけが、双子はすべて二倍。
しかも厄介なのは、それが「同時」にやってくることなんです。
一人を抱っこしてあやしている最中に、もう一人が泣き出す。
授乳が終わったと思ったら、すぐに次の子の番。
片方のおむつを替えていたら、もう片方が…。
一日のなかに、ぽっかり手が空く時間がほとんどありません。
赤ちゃんが一人なら、寝ている間に少し休めたり、家事を片づけたりできます。
でも双子の場合、二人の眠るタイミングがそろわなければ、その「すきま時間」さえ生まれにくい。
休もうにも休めない状態が、一日中ずっと続く。
これが、双子育児の消耗の正体のひとつです(トイレに行く時間さえ取れない日、ありますよね)。
体力にも気力にも、回復するすきまがない。
それなら、心も体も限界に近づいていくのは当たり前です。
あなたの頑張りが足りないわけでは、まったくありません。
常にどちらかが泣いて睡眠が細切れになってしまう
双子育児でいちばんこたえるのが、まとまって眠れないことだという声は、本当によく聞かれます。
夜中の授乳が3時間おきにあるとして、一人ずつ時間がずれれば、その分だけ起きる回数も増えます。
やっと一人を寝かしつけたと思ったら、もう一人が泣いて起きる。
寝ては起き、寝ては起きをくり返して、気づけば朝。
横になっても、細切れの仮眠ばかりで、深く眠れた感覚がいつまでも戻ってこない。
睡眠が足りない状態が続くと、人はどうしても気持ちに余裕が持てなくなります。
イライラしやすくなったり、涙もろくなったり、ちょっとしたことで落ちこんだり。
それは性格の問題ではなく、脳と体が休息を必要としているサインなんです。
「子どもにきつく当たってしまって、後で自己嫌悪になる」という方もいます。
でも、それも極限の睡眠不足のなかでは、誰にでも起こりうること。
自分だけがダメなんだと思わなくて大丈夫です。
私も双子が生後3ヶ月のころ、一晩で5回も6回も起こされて、朝になっても一睡もできていない感覚の日が続きました。
あるとき泣き声で飛び起きて、自分がどっちの子を抱いているのかも一瞬わからなくて。
そのときに「あ、私いま限界かもしれない」と気づいたんです。
身近に同じ立場の人が少なく弱音を吐きにくい
双子(多胎児)の出産は、赤ちゃん全体のなかでもごくわずかで、身のまわりに同じ立場の人がなかなか見つかりません。
だからこそ、この大変さを本当の意味でわかってもらえる相手が少ないんです。
一人の赤ちゃんを育てている友だちに「双子って大変でしょ」と言われても、心のどこかで「でも、本当のしんどさはわからないよね」と感じてしまう。
「双子かわいいね、二倍幸せだね」と笑顔で言われると、つらいなんて言える空気じゃなくて、つい「そうなんだ〜」と合わせてしまう。
そうやって本音をのみこんでいるうちに、だんだん孤独がたまっていきます。
今日からできる双子育児の負担を軽くする工夫
ここからは、気持ちの持ち方だけでなく、実際に毎日の手間を減らす具体的な方法をお伝えします。
大事なのは、頑張りを増やすことではなく、減らせる手間を減らすこと。
まずは一つでも、取り入れられそうなものから試してみてください。
育児記録は二人分まとめて残せるアプリに任せる
「授乳や睡眠の記録を、二人分ノートに書くのがもう限界…」という方に、まず試してほしいのが育児記録アプリです。
なかでも双子育児で多くの親に選ばれているのが「ぴよログ」。
一つのアプリで複数の赤ちゃんの記録をまとめて管理できるのが、大きな特徴です。
便利なのが、こんな機能です。
- 画面の名前をタップするだけで、どちらの子の記録かを切り替えられる
- 赤ちゃんごとに画面の色を変えられて、入力ミスを防げる
- 片方の記録をもう片方にワンタッチでコピーできる
- 夫婦でリアルタイムに記録を共有できる
- 授乳タイマーやグラフ、PDFの書き出しもできる
授乳しながら片手でも入力できます。
夫婦で共有しておけば、「さっきミルクあげた?」「どっちがいつ寝た?」という確認のやり取りも減って、ぐっと楽になります(記録のための記録に疲れていた自分が、ちょっとバカらしくなるくらい)。
基本の機能は無料で使えるので、まだ手書きでがんばっている方は、一度のぞいてみる価値は十分にありますよ。
同時授乳グッズや便利アイテムで手を空ける
双子育児は、道具に頼ることで体の負担がはっきり変わります。
とくに効果を感じやすいのが、「二人同時にお世話できる」アイテムです。
たとえば、双子用の授乳クッション。
二人を左右に乗せて同時に授乳できるので、一人ずつ順番にあげるより時間が大幅に短くなります。
ミルクを同時に飲ませられるよう支えてくれる「ミルク枕」のような道具を使えば、両手が少し自由になって、その間にもう一つのことができます。
寝かしつけには、ハイローチェアやバウンサーが活躍します。
ゆらゆら揺らして寝かしつけられるうえ、沐浴やお昼寝の簡易ベッドとしても使えて、一台で何役もこなしてくれるのがありがたいところ。
二台あれば、二人を同時にあやせるので、「片方を抱っこしている間にもう片方が泣く」という負のループから少し抜け出せます。
全部をそろえる必要はありません。
今いちばんしんどい場面はどこか…授乳か、寝かしつけか、お風呂か。
そこを助けてくれる道具を一つ取り入れるだけでも、毎日の体力の減り方が変わってきます。
無理に完璧を目指さないことが長く続けるコツ
具体的な道具の話をしてきましたが、いちばん大切なのは、ここかもしれません。
それは、何もかもを完璧にやろうとしないことです。
双子育児では、これだけは避けたいという落とし穴がいくつかあります。
- 家事も育児も記録も、全部を一人で抱えこもうとすること
- SNSや他の家庭と比べて「うちはできていない」と落ちこむこと
- 「頼るのは恥ずかしい」と、使える助けを我慢してしまうこと
記録だって、つけられない日があって当たり前。
「やらないことを決める」のも、立派な工夫です(冷凍食品とレトルト、本当にありがとう…の日々ですよね)。
ほかの家庭と比べる必要もありません。
SNSできれいに整った育児記録を見ると焦るかもしれませんが、見えているのはほんの一部。
あなたはあなたのペースで、二人の命を毎日守っている。
それだけで、もう十分すぎるくらい頑張っているんです。
ここまで「記録を楽にする方法」をお伝えしてきましたが、そもそもの大前提として知っておいてほしいことがあります。
それは、育児記録は、つけることが義務ではないということ。
記録に苦しめられているなら、いったん「続けなきゃ」という思いこみを、そっと外してあげましょう。
記録は思い出のためか毎日の管理のためかで考える
育児記録を続けるか迷ったとき、考えてみてほしいのが「これは何のためにつけているんだろう?」という問いです。
育児記録には、大きく二つの役割があります。
ひとつは、授乳や睡眠のリズムを把握して、毎日のお世話や健診に役立てる「管理」のため。
もうひとつは、子どもの成長をあとから振り返るための「思い出」のためです。
この二つは、必要な期間も、かけるべき手間も違います。
たとえば授乳量の管理が必要なのは、月齢が小さいうちが中心。
リズムが整ってくれば、細かく記録しなくても困らなくなることがほとんどです。
一方の思い出としての記録は、毎日びっしり書く必要はなく、心に残った瞬間だけを、たまに残せば十分。
「なんとなく全部きっちり残さなきゃ」と思うと負担が膨らみますが、目的を分けて考えると、「今の自分に本当に必要な記録」がぐっと絞れてきます。
手書きとアプリと記録しないそれぞれの向き不向き
記録の方法に、絶対の正解はありません。
あなたの今の状態に合うものが、いちばんいい方法です。
それぞれの向き・不向きを整理してみます。
| 方法 | 向いている人 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 手書きの日記やノート | 形に残したい、書くと気持ちが落ち着く人 | 二人分は手間が倍。書けない日に落ちこみやすい |
| 記録アプリ | 手間を減らしたい、夫婦で共有したい人 | 入力が習慣になるまでは少し負担に感じることも |
| 記録しない | とにかく今は休みたい、心に余白がほしい人 | 授乳量などの管理が必要な時期は最低限のメモを |
手書きが好きでも、双子の今は手が回らないなら、アプリに切り替えていい。
アプリも面倒なら、今はやめてしまっていい。
方法は途中で変えてもいいし、戻してもいいんです。
「ずっとこうしなきゃ」と決めつけず、そのときの自分に一番優しい選び方をしてあげてください。
しんどいときは1日1行や写真1枚だけでも十分
「やめるのは寂しいけど、続けるのはしんどい」。
そんなときの折衷案が、思いきり簡略化してしまう方法です。
たとえば、こんなやり方があります。
- 1日1行だけ、その日いちばん心に残ったことを書く
- 夜寝る前にスマホで写真を1枚撮っておくだけにする
- 週に1回、まとめて「今週どうだったか」をメモする
「今日も二人とも生きて、眠ってくれた」。
その一行だって、何年後かに見返したら、きっと胸がいっぱいになる立派な記録です。
完璧な記録を目指して途中で力尽きるより、ゆるくても続けられる形のほうが、ずっと長く残ります。
スポンサードリンク

