包丁の『引く』と『押す』の違いは?主婦でもわかる正しい使い分けと切りやすくなるコツ

毎日の料理で包丁を握るとき、「これで合ってるのかな?」と悩むことってありませんか?

私も以前は、力任せにガシガシ切っていて、トマトは潰れるし、かぼちゃはなかなか切れずにイライラ…。

特にトマトは潰れて汁がまな板に広がり、かぼちゃは刃が刺さったまま動かず、泣きたくなることもありました。

でも「引く」と「押す」という包丁の動きを知ってからは、驚くほどスムーズに切れるようになって、料理がもっと楽しくなりました。

見た目もきれいに仕上がるので家族からも褒められるようになりました。

今回は、主婦の方でもすぐ真似できる「引く・押すの違い」と上手な使い分けのコツを私の失敗談や成功体験も交えて、より詳しくたっぷりお伝えしますね。

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包丁の「引く」と「押す」ってそもそも何が違うの?

「引く」とは…食材を手前に引きながら切る動き

包丁の刃全体を活かし、手前にスーッと滑らせて切るのが「引く」動きです。

特に刺身やトマトなど、柔らかいものはこの動きで切ると、繊維が潰れずにきれいに仕上がり、口当たりもよくなります。

私は最初、トマトがぐちゃっと潰れて汁が広がるのが悩みでしたが、引く動きを意識しただけで断面がつややかに切れ、「これが本当の切れ味なんだ!」と感動しました。

そして、料理へのやる気も湧いてきました。

さらに、刃のどの部分を当てるかによっても感触が変わるので、切るたびに少しずつ上達していく楽しさもあります。

「押す」とは…食材を奥に押しながら切る動き

「押す」は、逆に刃先を前に押し出しながら切る方法で、かたい食材に適しています。

にんじんやかぼちゃなど、硬くて重たい食材も、包丁の重みと押し出す動作を合わせることで、思った以上にラクに切れます。

私もかつて、かぼちゃを無理やり引いて切ろうとして腕が痛くなり、包丁が抜けなくなって大変だった経験があります。

ですが、押し切りに変えたら力もいらず、きれいに切れて感動したのを覚えています。

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食材には硬さだけでなく、繊維の向きや含む水分量が違います。

柔らかいものは優しく切らないと潰れてしまうし、硬いものはしっかり力を伝えないと切れません。

だから動きもそれに合わせる必要があるんですね。

私もこのことを知ってからは、食材を見た瞬間に「今日は引き切りがいいかな?それとも押し切り?」と考える習慣がつき、料理の幅がぐっと広がって、失敗も減りました。

コツを知ることで、料理の仕上がりだけでなく、自分の成長を感じられるのも楽しいですよ。

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包丁の「引く」と「押す」はどんな食材で使い分けるの?

柔らかい食材は「引く」が基本

トマトや刺身、柔らかいお肉やハーブなどは「引く」が合っています。

断面がキレイだと、料理全体の見栄えもグッとアップしますし、サラダの色どりが鮮やかになるのもうれしいですよね。

私もトマトが潰れなくなったとき、料理の盛り付けが楽しくなりました。

さらに、刺身を引き切りで切ると断面がつるつるで口当たりが良くなり、おもてなし料理の自信にもつながります。

ハーブも引き切りで切ると香りが損なわれにくく、よりフレッシュな仕上がりに。

こうして引き切りが得意な食材を覚えていくと、レパートリーが広がって楽しくなりますよ。

硬い食材は「押す」が基本

にんじん、かぼちゃ、レンコンなどの硬い野菜は「押し切り」がオススメです。

押しながら刃を食材にしっかり入れ込むので、力も入りやすくてストレスが少ないです。

以前、押し切りを知らなかった頃は、かぼちゃに刃が刺さったまま取れずに悪戦苦闘していました(笑)。

その経験から、押し切りを知ってからは料理の効率が格段に上がり、硬い野菜の下ごしらえが楽しくなりました。

特にレンコンやゴボウは押し切りだと断面がシャープで煮崩れしにくく、料理がきれいに仕上がるのも魅力です。

両方を組み合わせるとより切りやすい場合も

キャベツの千切りや長ネギの輪切りは、押しながら引くようなリズムで切るとスイスイ進みます。

慣れてくると、このリズムが気持ちよくて、料理がもっと楽しくなりますよ。

私はキャベツの千切りをリズムよく切るのがちょっとしたストレス解消法になっています。

両方の動きをうまく組み合わせると、包丁の動きに無駄がなくなり、切り口も美しく仕上がります。

時短にもなるので、忙しい夕飯づくりの時こそ試してみるといいですよ。

どの食材も「引く・押す」の意識ひとつでここまで変わるんだと、きっと驚くと思います。

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切り方ひとつでここまで変わる!包丁の切れ味を活かすポイント

刃の構造を知れば、力はいらない

包丁の刃は、力で押しつけるのではなく前後に動かして切れるように設計されています。

それを知ったときは「無理しなくていいんだ」とホッとしましたし、それ以来料理中のストレスが減りました。

刃を無理に押しつけると、刃こぼれしたり、手を滑らせてケガをしてしまうこともあるので注意が必要です。

刃のどの部分を使うか、角度を少し意識するだけで感覚が変わるのも面白いですよ。

優しく滑らせるだけで切れると、まるで料理の腕前が上がったような気持ちになれるので、ぜひ試してみてくださいね。

断面がキレイだと料理の見た目も味も変わる

切り口がガタガタだと、料理全体がなんとなく雑に見えますし、食感も悪くなります。

でも引き切り・押し切りをうまく使うと、見た目がきれいになるだけでなく、野菜はシャキシャキ、肉はジューシーさを保ったまま仕上がります。

私は初めてキャベツの千切りがシャキッと仕上がったとき、思わず「お店みたい!」と独り言をつぶやきましたし、その後も料理がもっと好きになりました。

盛り付けの時も見映えがよくて、家族に「今日はなんだか違うね!」と褒められたのがすごくうれしかったです。

断面の美しさは、味や香りの広がりにも影響するので、ぜひ意識してみてください。

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初心者でもできる!練習にぴったりな方法と食材

持ち方・姿勢を整えるだけで安心

指先は「猫の手」で丸めて、包丁の側面を指に沿わせるとケガの心配が減ります。

体の向きも少し開いて、腕が自然に動くようにするとラクです。

重心を少し前にかけるとより安定し、長時間切っても疲れにくくなります。

私も最初は怖くてギクシャクしていましたが、練習するうちに手が覚えて自然に動くようになり、自信がつきました。

姿勢を鏡で確認したり、最初はゆっくり動かして感覚をつかむのがオススメです。

練習におすすめの食材

キャベツの千切りは、ザクザクという音が変わる瞬間があって上達を感じやすいです。

長ネギの輪切りや、にんじんの短冊切りもリズムよく練習できますし、切るたびに刃の当たり具合や力加減が身についていきます。

最初は食材が多少崩れても気にしないで、楽しむことが大事です。

キャベツの芯や外葉など普段は捨てる部分を使えば、練習用にぴったりで無駄もありません。

人参の厚さを揃える練習も、意外と難しいですがやりがいがありますよ。

切れ味のメンテナンスも忘れずに

どんなに正しい動きをしても、刃がなまっているとストレスが増えるだけです。

私も定期的に砥石で研ぐようになってから、料理がもっとラクで楽しくなりました。

シャープナーでも十分ですし、研いだ後の切れ味を実感すると「もっと上手に切りたい!」という気持ちもわいてきます。

できれば1~2か月に一度は研ぐ習慣をつけるといいでしょうし、サビ防止のためのお手入れも簡単にやってみてくださいね。

メンテナンスも料理の楽しみのひとつになります。

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まとめ:引く・押すを覚えて、もっとラクに楽しく料理を

包丁の「引く」と「押す」を知るだけで、料理がうんと楽になりますし、料理の見た目や食感もアップします。

見た目が整うだけでなく、調理時間が短くなり、手も疲れにくくなるので、料理がもっと楽しく感じられるはずです。

私も家族に「最近のごはん、おいしそうだね」と言われることが増え、やる気がぐんと上がりました。

今日からぜひ、引く・押すを意識してみてくださいね。

最初はうまくいかなくても、少しずつ感覚が身についてくるので大丈夫です。

料理がもっと好きになるきっかけになり、自分の成長も感じられると思いますし、毎日の食卓が今よりもっと楽しいものになるでしょう!