固くなった練り消しを復活!簡単に柔らかくする方法とは?

練り消しゴムが固くなってしまって、「これもう使えないかも…」と困ってしまったことはありませんか?

とくに子どもが使う場合は、柔らかくて扱いやすい練り消しが好まれるので、カチカチになってしまうと使いづらくて不便ですよね。

でも安心してください。

実は、自宅にある身近なもので、固くなった練り消しをやわらかく戻すことができるんです。

この記事では、固まった練り消しを元の柔らかさに戻すための簡単な方法を、やさしく丁寧にご紹介します。

特別な道具や材料をそろえる必要はなく、ちょっとした工夫をするだけで大丈夫。

また、既製品の練り消しを直すだけじゃなくて、自分でオリジナルの練り消しを手作りする方法もあわせてお伝えしていきます。

工作が好きなお子さんと一緒に楽しめるアイデアもあるので、親子のコミュニケーションにもぴったり。

固くなってしまった練り消しをどうにかしたいと思っている方や、手作りしてみたいという方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

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練り消しが硬くならない方法!注意点2つとやっておきたいこと

練り消しもゴムだから、放置しとくと硬くなっちゃいますよね。

そうならないための注意点をご紹介したいと思います。

練り消しが硬くならない方法①練り消しはケースに入れる

練り消しは乾燥すると固まりますから、空気になるべく触れないようにケースに入れておくといいですよ。

粘土なんかもケースに入れるのは、硬くなるのを予防するためです。

ケースがなければビニール袋などでも大丈夫です。

直射日光が当たると熱で固まったりするから、引き出しの中などに保管してくださいね。

練り消しが硬くならない方法②練り消しは1日1回は練る

練り消しは放置してしまうと、表面が硬くなってしまいます。

なので1日1回少しでいいから、ちょっとだけこねてください。

そうすることで練り消しの柔らかさを維持できます。

だからといって、ずっとこねてばかりいると指の脂や垢なども混じるから、汚い練り消しになってしまいます。笑

うっかり練り消しの存在を忘れて、硬くなってしまった!なんてこともあると思います。

そんな時は、熱めのお湯(60度くらい)に10分くらい練り消しを入れておくと、柔らかさが復活しますよ。

でも、あまりに古いと消しゴム自体が変質しているかもしれないから、その時は新しいものを作るか買うかしてくださいね。

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練り消しを作りやすい消しゴムを紹介!さらに柔らかくするには?

練り消しを作るには白いプラスチックの消しゴムを使うけれど、練り消し向きの消しゴムがあるんです。

「まとまるくん」という消しゴムがあって、消しカスが細かく出なくてひとかたまりになるから掃除が楽なんですよね。

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この特徴を生かして練り消しを作ることができちゃいます。

普通のプラスチック消しゴムと比べるとまとまるくんは弾力があって柔らかい触り心地です。

だから消しカスを作るのも楽ですよ。

まとまるくんシリーズはいくつかあって、でかでかまとまるくんは普通の消しゴムの4個分サイズとちょっと大きめ。

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もしかしたら練り消しをたくさん作りたい人向けかもしれませんね?

他にもブラックのまとまるくんや、カラフル3色のまとまるくんもあります。

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いくらまとまるくんが柔らかめな消しゴムでも、しょせんは消しゴムですから練り消しとして売られている消しゴムよりは硬いです。

だけど、まとまるくんの消しカスに混ぜ物をすることで、さらに柔らかく練り心地のいい練り消しになっちゃうんですよ。

できあがった練り消しに、水のりを少量まぜると伸びやすくて柔らかい練り消しになります。

練り消しに絵の具を混ぜると、カラフルな練り消しにもなって一層楽しくなりますね。

柔らかくなりすぎるとベタベタになるから、ちょっとずつ混ぜてくださいね。

また、練り消しに油をまぜると硬くなりにくいということで、ハンドクリームを混ぜる方法もあります。

香り付きの練り消しにしたい場合は、バラの香りのハンドクリームとか柑橘系とかあるから、好みのものを混ぜ込んでみましょう。

練り消しにスライムを混ぜると、すごく伸びのいい練り消しになるようですよ。

動画があったので、参考にしてみてください。

練り消しを通り越して風船ガムに見えてきました。

とても触り心地がよさそうだし、こねる音が流行のASMR(心地よい音)っぽくいいかもです。

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練り消しがベタベタするときの対処法!どうしてベタベタなってしまうの?

自分で練り消しを作ってみたけど、売られている練り消しより「ベタベタになってしまった!」ということもあるかと思います。

これは、練り消しが手の油や手に付いている汚れを吸収してしまったことが原因です。

対処法としては、こねるときは指を使わず定規を使って作ることです。

そうすることで、出来上がりのベタベタを防ぐことができますよ。

それに、混ぜたのりが多すぎてもベタベタする原因になることがあります。

なので、のりを混ぜるときはちょっとずつ様子を見ながら足していくようにしてくださいね。

他にも、普通に売られている練り消しでも、

    寿命がきたり

  • 手で触り過ぎたり

するとベタベタとしてきます。

このようになってしまった練り消しのベタベタを取ることは難しいんです。

なので、自作の練り消しもベタベタするときは捨ててしまうのが良いと思います。

そんなベタベタする練り消しが、他のものにくっついてしまったときは大変ですよね。

洋服や布製品に練り消しがくっついてしまったときの対処法は?

例えば、遊んでいるうちに『カーペットや洋服などに練り消しがくっついてしまった』なんてことも起こるかもしれません。

そんなときは、油を馴染ませると取れやすくなりますよ。

あとは、プラスチック消しゴムはもともと、プラスチック製のものと触れていると溶かしてしまうという性質を持っています。

そんなわけで、プラスチック消しゴムの消しカスで作った練り消しは、他のプラスチック製品とくっついてしまったり、溶かしてしまうこともあるんです。

これらを防ぐためには、作った練り消しは紙などに包んで保管するのがいいですね。

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練り消しが硬くなるのはなぜ?固くならない保管方法はないの?

練り消しを作っても、しばらく放っておいたら硬くなってしまった経験ってみなさん一度はあるのではないでしょうか。

放っておいたら練り消しは硬くなるというのは経験上わかるけど、今回はその原因まで掘り下げて考えてみましょう。

そして、固くならない保管方法を見ていきましょう。

練り消しが硬くなる原因は?

まず、練り消しが硬くなる原因として、次の3つが挙げられます。

  • 気温が高い
  • 湿度が低い
  • 直射日光が当たる
この中のひとつでも当てはまれば練り消しは硬くなりやすく、3つ全部当てはまる環境ならわりとすぐ固まってきてしまいます。

乾燥した冬の日の暖房で暖めた室内や、太陽がカンカンに照っている屋外などといった環境は、練り消しにとっては大敵というわけですね。

なので、固くならないように保管する方法としては、この3つの条件を避けるように保管するのがベストです。

練り消しが固くならないおすすめの保管方法

練り消しが固くならない保管方法として、具体的には、

  • 常温で保管する
  • ビニール袋やラップにくるんで保管する
  • 暗所で保管する
の3つです。

つまり、ラップでくるんでビニールの小袋に入れ、筆箱に入れて室内に置いておけば、練り消しは硬くならずに保管できます。

実際に、この方法で保管している私の練り消しは、半年以上柔らかい状態を保っています。

柔らかい練り消しのまま保管したい場合は、ぜひこの方法を試してみてください。

練り消しを柔らかくする方法のまとめ

カチカチになってしまった練り消しゴムでも、ちょっとした工夫や手間をかけてあげることで、またやわらかくして使えるようになりますよ。

無理にこすったりせずに、ゆっくり丁寧に手を加えていけば、使いやすさが戻ってきます。

特別なものを買い足す必要もなく、家にあるものでできる方法ばかりなので、すぐに実践できるのも嬉しいポイントですね。

さらに、練り消しはやわらかくするだけじゃなくて、自分で手作りする楽しさもあります。

絵を描いたり工作をしたりするのが好きなお子さんと一緒にチャレンジすれば、親子で楽しい時間が過ごせるはず。

自由研究や雨の日の遊びにもぴったりです。

固くなった練り消しをどうにかしたいときや、新しくオリジナルの練り消しを作ってみたいときは、今回ご紹介した方法をぜひ参考にしてみてくださいね。

身近な工夫で「また使える!」という喜びを味わえるかもしれません。