金魚の死ぬ前兆で寿命のときにはどんなものがある?

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金魚の平均寿命は、10~15年だと言われています。

よく子供の頃にお祭りでもらった金魚が、大人になった今でも生きているという話も、耳にしますよね。

ただし、老衰よりも病気で残念ながら死んでしまう金魚の方が多いため、10年以上の飼育には水質管理や餌の適切な上げ方が大事になるのです。

そんな飼育のスペシャリストになれば、長い時間金魚の成長を見届けることが出来るのですね。

では、もしも10年以上飼育している金魚の寿命が近い場合には、どのような変化が見られるのでしょうか?

金魚の老衰で見られる6つの症状!寿命が近くなっているサインにはどんなものがある?

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人間は歳をとると、

  • シワが増えたり
  • 体力がなくなったり
  • 視力が低下したり
といろんな症状が現れますよね。

では、老衰した金魚は、どのような症状が見られるのか、6つの症状について見ていきましょう。

老衰した金魚に見られる症状①色艶が薄くなる

屋内に金魚の水槽を置いておくと、光が不足し体の色が薄くなっていきます。

その現象は、歳をとった金魚にも見られるので、若い金魚よりも明らかに色艶がなくなっているのが見てわかります。

老衰した金魚に見られる症状②ヒレの張りがなくなる

色艶だけではなく、身体の張りもなくなっていきます。

その中でも、張りのなさが顕著に現れるのが、ヒレです。

若い金魚は、尻尾やヒレがピシッとなっているのに比べて、老衰してくるとフニャっとした見た目になっていくのです。

老衰した金魚に見られる症状③産卵をすることがなくなる

金魚が産卵を出来る年齢は、大体2歳~8歳くらいだと言われています。

産卵の個数には、個人差があるものの8歳以降になるとほとんど産卵はしなくなるので、老衰の手前だと推測出来るのです。

金魚の8歳は、人間に変換するとおよそ55歳。

そりゃ、人間でも産むのは難しい年齢ですよね。

老衰した金魚に見られる症状④目が白く濁る

人間でいう、白内障のような症状が現れることがあります。

金魚の目が白く濁るのですが、実はこの症状は老衰だけではなくて、病気や飼育環境のストレスによって現れることがあります。

飼育始めの金魚にこのような症状が現れたら、注意が必要になります。

老衰した金魚に見られる症状⑤病気にかかかりやすくなる

年齢を重ねるごとに、免疫力が低下して、病気にかかりやすくなります。

老衰してから病気にかかると、そのまま死んでしまうこともありますよ。

老衰した金魚に見られる症状⑥動かなくなってくる

金魚は老化をしてくると、底面でじっとすることが増えます。

体力が衰えて、活動量が減っている証拠とも取れるので、人間と似てますよね。


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金魚の長寿の秘訣!長生きさせるために出来る5つのポイント

金魚は、老衰をしてくると体力が低下してきます。

なので、水質の管理だとか適切な飼育環境を整えてあげることが、より大切になります。

病気になるとすぐに弱ってしまうイメージのある金魚ですが、病気になることを防ぐ環境作りが出来れば、長生きも珍しくないということなのですね。

金魚を長生きさせるために出来る5つのポイント

それでは、金魚を長生きさせるためにやってほしい5つの飼育ポイントをご紹介していきますね。

金魚を長生きさせるために出来るポイント①定期的に水換えを行う

金魚に限らず、水の中で生活をする生物を飼育する際には欠かせないお世話の一つです。

糞やエサのかけらなどの小さなゴミがたまると、汚れが溜まります。

2週間に1回程度の間隔で、水を換えてあげた方が良いでしょう。

金魚を長生きさせるために出来るポイント②砂利や木材の掃除を丁寧に行う

きれいに掃除を行うのではなく、砂利や木材はバクテリアのスミカにもなるので、水道水で洗うのは逆にやってはいけない方法なのです。

間違っても水道水は使わず、ブラシなどでゴミを軽く丁寧に洗う程度の手入れに留めましょう。

金魚を長生きさせるために出来るポイント③小さな水槽よりも大きな水槽が良い

賃貸や限られた部屋で金魚を飼育している方にとっては、難しい部分もあるかもしれませんが、なるべく大きな水槽の中に金魚を入れてあげましょう。

大きな水槽は、水の汚れを軽減する効果もあり、手入れの回数が減らせるので、楽になります。

また、金魚にとっても広い空間で泳ぐことは、ストレス発散になります。

金魚を長生きさせるために出来るポイント④強力な濾過の環境作りをする

濾過(ろか)がある環境がどうして必要かというと、バクテリアを発生させることで金魚にとって有害な物質が無害に変換されるのです。

この濾過の仕組みがあるだけで、常にきれいな水の中で生活出来るので、金魚も健康に暮らせるのです。

バクテリアを発生させるためには、以下の方法があります。

  • バクテリアを発生させるフィルターを使用する。
  • 多孔質な濾過素材を使用する。
  • エアレーションをする。
  • 砂利を敷く。
私のおすすめは、フィルターの使用です。

熱帯魚を飼育していたときに、実際にフィルターを設置していたのですが。

このフィルターの設置は、設置してあとは放置するだけで、翌朝きれいな水に変換するほど効果が目に見えてわかります。

仕事や家事、育児で金魚のお世話に手間をかけられるか心配な方に、是非試してほしい方法です!

金魚を長生きさせるために出来るポイント⑤トリートメントを使用する

すでに金魚を飼っている水槽に、新しい金魚を入れるときには病気を持ち込んでしまう可能性が高いです。

病気の持ち込みを防ぐためにも、必ずトリートメントを入れましょう。

くれぐれも早く水槽に入れなきゃ!と焦って、すぐに新しい金魚を入れないようにしてくださいね。

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金魚の死ぬ前兆で寿命のときのまとめ

金魚は、10年以上生きることが出来る寿命を本来は持っています。

金魚のありのままの元気の良さを保ってあげるためにも、適切な飼育環境を用意してあげることが大切なのですね。

是非、ご紹介したポイントをおさえて、長く金魚の観察を楽しんでほしいと思います。