ペットが亡くなったとき、心にぽっかり穴が空いたような気持ちになりますよね。
「今日は学校に行く気分じゃない…」と思ってしまうのも無理はありません。
毎日一緒に過ごしてきた存在がいなくなってしまう喪失感は、簡単に言葉にできるものではありません。
でも実際のところ、ペットが亡くなったときって、学校を忌引きで休むことができるのでしょうか?
結論から言うと、多くの学校では忌引き制度は「人間の家族」に対して適用されるものであり、ペットはその対象には含まれないのが一般的です。
つまり、ペットが亡くなったことだけを理由に正式な忌引きとして学校を休むのは、学校の規則上は難しいケースが多いのです。
とはいえ、ペットを家族の一員として大切に育ててきたという気持ちは、先生や周囲の人たちにもきっと伝わるはずです。
実際、心の整理がつかないまま無理に登校しても、集中できなかったり、涙が止まらなかったりしてしまうこともありますよね。
そんなときは無理をせず、正直な気持ちを先生に伝えることがとても大切です。
「ペットが亡くなって、今日は心の整理がつかないので休ませてください」と率直にお願いしてみるのも一つの方法です。
この記事では、ペットが亡くなったときに学校を休みたいと感じたとき、どう対応すればいいのか?
また先生に伝えるときの言い方やタイミングについて、やさしい言葉で分かりやすくまとめています。
大切なペットとのお別れの時間を、少しでも穏やかに過ごせるようサポートする内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ペットの火葬で学校を早退できる?家族同然のペットだから許される?
ペットの火葬というのは土日はやっていないので、学生だと遅刻早退欠席どれかしないと立ち会うことができません。
遅刻や早退ができるかどうかですが、家族同然だったのだから先生もいいというはずです。
もしこれが「メダカが死んだので早退します」って言われたら「え?」って返しちゃうと思いますが、ペットの火葬に立ち会うわけですよね。
別にメダカを軽視しているわけじゃなくて、学校終わったら庭に埋めればいいんじゃないだろうかと思ってしまうわけで。
私が先生なら、後悔しないようにさよならしてきなさいと伝えると思いますよ。
先生の理解が難しい場合は親に電話してもらって早退するのもアリ
だけど、ペットを飼ったことがない人とか動物が好きではない人、ペットは家族ではないという認識の人も世の中には存在します。
そういうタイプの人が学校の先生だと、動物を火葬するとかペットロス症候群とかになるということが理解できないこともありえます。
自分で先生に言うのが難しい場合は、親から学校に電話してもらって早退させてくれませんかって頼めばダメという先生はいないと思いますよ。
やっちゃだめなのは、仮病を使って早退することです。
一番スムーズに早退はしやすいですが、後で嘘がばれると先生からの信頼もなくなりますからね。
次に本当に調子が悪い時も仮病じゃないかって疑われますし・・・
正直が一番です。
ペットが亡くなった次の日に学校を休むと白い目で見られる?
ペットが亡くなった次の日に学校を休むと白い目で見られるかどうかですが、白い目で見られる理由がわかりません。
動物が死んだくらいでっていう意味でしょうかね。
やっぱりペットを飼ったことがない人には、亡くなった悲しみは理解できないかもしれませんね。
理解できないとしても白い目で見るってことはないんじゃないかと。
ただ、これが学校じゃなくて会社だったら白い目で見る人もいるかもしれません。
学校は休んだとしても周りに迷惑はかかりませんから、休んだんだーで終わります。
会社だと自分が突然休むことで、周りの人に負担が行くこともあるわけですよね。
そうなると、負担がかかった人はペットが亡くなったからって休むなんて!っていう目で見ることはあるかもしれません。
こればっかりはもうそうしようもないですね。
がんばって行けるのであればいった方がいいし、無理なら休むしかないってことです。
ペットの死で学校や仕事を休む基準はある?
ネットの体験談で見ると、けっこう多くの人がペットが亡くなった時に学校休んだとありました。
ただ、学校の友達や先生に理由は言わなかったという人もいます。
人によってはペットくらいで休んでと言う場合もあり、自分自身が傷つきたくないからってことでした。
家族同様のペットだとショックも確かに大きいですが、何も手につかないほどの衝撃だと学校行っても勉強できないですよね。
落ち込んでるけどそこまでじゃないって人は、学校で友達と話をしていた方が悲しみがまぎれたので行って良かったそうです。
あとは、例えばペットが亡くなった子が中学生で、部活の大会があるっていうときに休んでしまったら、部員から白い目で見られる可能性はあります。
ペットが亡くなったからって大会出られないって言ったら、メンバーや顧問の先生はがんばって出て来いっていうんじゃないでしょうか。
行事だとか受験だとかとぶつかることもあると思います。
ペットが亡くなるのは悲しいけど、責任を負わないといけない場面もあるということを覚えておいてください。
ペットロスになって学校で泣くのは変なこと?どうすれば立ち直れる?
家族の一員であるペットを失った悲しみは、なかなか癒えるものではありません。
学校で泣いてしまうのも仕方がないことだと思います。
溢れてくる涙を無理やり止めるのが一番いけないことです。
強い悲しみや喪失感は一種のストレスですので、涙として出すことで発散しているからです。
無理に止めようとするのではなく、泣きたくなったらトイレや保健室などでこっそりないてしまいましょう!
たくさん泣いて心が落ち着くのを待ちましょう。
ペットロスからはどう立ち直ればいい?
たくさん泣くということも、ペットを失った事を受け入れる過程で大切です。
それ以外にも、例えば
- ペットのお葬式をする
- 手紙を書いて読み上げる
- 誰かに悲しみを打ち明ける
- 思い出を振り返る
- 専門家のカウンセリングを受ける
また、それ以外には自分自身が別のものに夢中になるという方法もあるようです。
- 体を動かしてリフレッシュする
- 趣味や習い事を始める
- 部屋の模様替えをする
そして、新しい子(ペット)をお迎えするという方法もあります。
新しい子をお迎えするのは、複雑な気持ちになるかもしれません。
しかし、亡くなったペットとの思い出が無くなる訳ではありません。
新しい家族をお迎えし、楽しい思い出を増やしていくこともきっと良い選択だと思います。
ペットでの忌引きで学校は休める?のまとめ
ペットが亡くなった時に学校を休んだら忌引き扱いになるかどうかについては、人間以外は忌引き扱いになりません。
学校でも会社でも同じなので、家族同様のペットだとしても無理です。
学校は欠席になってしまうけど、人に迷惑が掛からない状況なら休んでもいいと思います。
ペットが亡くなって休むと白い目でみるかどうかは、どんなペットにもよるかもしれませんね。
かわいがっている分にはどのペットも同じですけど。
毎回毎回メダカが死んだ金魚が死んだハムスターが死んだと欠席ばかりしていると、変わった人と思われるかもしれません。
めったにないことで、生まれた時からそばにいるわんちゃんが亡くなったとかなら、みんな理解してくれることでしょう。