産後の肥立ちにおすすめの食べ物は?!作り置きもできる超便利レシピ

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肥立ちという言葉は、最近ではあまり耳にしませんが、現代の言葉で言うと「産褥期」というものにあたります。

産褥期でしたら、妊娠、出産の経験が方でしたら聞いたことがありますよね。

産褥期というのはとても大切な時期で、医療が十分ではない時代では産褥期の過ごし方が悪くて命を落としてしまうこともありました。

現代でも産褥期を適当に過ごしてしまうと、更年期障害に影響するとも言われています。

この期間はママの身体を元に戻すとても大切な時期なので、身体を休めること以外にも食事面でもしっかりと栄養を取ることが大切になってきます。

産後の食事で作り置きしたい時のお役立ちレシピを紹介

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産後のママはとにかく忙しいです。

自由の利かない身体を動かして、日々赤ちゃんのお世話に奮闘しているから、毎回自分のご飯を作っている時間も余裕もありません。

作ること自体も面倒になってしまいがちですが、それではしっかりと栄養を取ることができません。

なので、ここでは作り置きをしたい時にオススメのメニューをご紹介します。

忙しくても、温めればすぐに食べることが出来ますので、是非参考にしてみてください!

産後の作り置きお役立ちメニュー①ひじきとエノキの甘煮

ひじきにはカルシウムや鉄が多く含まれていて、「髪」や「爪」、「肌」などを健康に保つ効果があると言われています。

また、「骨」や「歯」の健康を保ち、血流を改善してくれる効果もあります。

鉄分は貧血防止の効果もありますので、産後だけでなく産前も是非取り入れてくださいね!

味に飽きてしまったら、鰹節をかけるとまた違った味わいになって、とても美味しいです。

産後の作り置きお役立ちメニュー②豆もやしのナムル

豆もやしは、大豆よりもヘルシーに「大豆イソフラボン」を摂取することが出来ます。

大豆イソフラボンには、

  • 肌の調子を整え、若々しい肌にしてくれる効果
  • ハリも保つ効果
  • 細胞の新陳代謝を高めて肌の生まれ変わりを促進してくれる効果
  • 保湿力がアップする効果
などの効果が期待できます。

また、

  • 疲労回復やストレスの軽減などの効果が期待できる
  • 妊娠中に必要な葉酸も豊富に含まれている
ということもあり、豆もやしのナムルも産前産後にオススメのメニューです。

調理方法も茹でるだけなので、時間がなく忙しい時期でも簡単に作ることが出来ます。

産後の作り置きお役立ちメニュー③かぼちゃ入りポテトサラダ

マヨネーズを使わないで作るとヘルシーに仕上げることができますし、かぼちゃの甘味をしっかり感じることが出来ます。

かぼちゃは、野菜類の中でもビタミンEの量がトップクラスです。

ビタミンEは「若返りビタミン」とも言われていて、

  • 収縮した血管を拡張する
  • 血液循環を整える
  • 冷え性や肩こり、頭痛などを改善する
などの効果が期待できます。

ジャガイモには、ポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」という成分が含まれていて、

  • 老化や癌の予防
  • 糖尿病の予防効果
なども期待できます。

また、かぼちゃとジャガイモは母乳の出を良くする効果もあります。

完母で育てたいと思っている人は毎日の食事に積極的に取り入れるといいかもしれません。

産後の作り置きお役立ちメニュー④豆腐の白和え

豆腐の白和えは、とてもヘルシーなメニューなのでカロリーを気にしている人や空腹の時にオススメです。

豆腐は、熱加工されているのでビタミン類の効果は半減してしまうけれど、癌や成人病の予防に効果があると言われています。

白和えに使われているゴマは、

  • 高血圧の抑制
  • 血栓予防
  • 動脈硬化予防や血中コレステロールをコントロールしてくれる
などの効果が期待できます。

栄養満点で満足感のあるメニューなので、是非一度作ってみてください。

産後の作り置きお役立ちメニュー⑤鶏ささみの甘酢あんかけ

鶏ささみはダイエット食品としても知られていますよね。

鶏ささみには、皮脂の分泌を抑える働きや、疲労回復の効果などがあります。

低脂肪で高タンパク質なので、産後のダイエットにもオススメです。

それに、この甘酢あんかけは甘めの味付けになっているので、子供でも食べることが出来ます。

作り置きしておけば、自分で食べることも出来ますし、子供のご飯のおかずとしても出すことができるので、作っておくととても便利です。

産後の作り置きお役立ちメニュー⑥鶏レバーの煮物

分娩の時や産後の悪露で鉄分が不足して貧血になる人が沢山いますので、レバーを食事に取り入れて貧血を予防しましょう。

また、レバーに含まれるビタミンAは、

  • 皮膚の粘膜のダメージを回復する効果
  • 免疫力を高める効果
などが期待できます。

また、肌荒れの予防にも効果が期待できると言われています。

レバーは独特の似合いがしますので、匂いが気になる場合は、調理酒と生姜をたっぷり使うと匂いを抑えることが出来ます。

産後の作り置きお役立ちメニュー⑦炊き込みご飯

炊き込みご飯は、いろいろな食材を一緒にとることが出来るメニューです。

ご飯と一緒に炊き込むことで、食材の味をすべてご飯に吸収させることが出来るのが大きなメリットです。

ひじきや油揚げを一緒にいれることで、さらに栄養が取れるので、簡単でバランスの取れた食事をすることが出来ます。

また、余ったご飯は冷凍することも可能なので、いつでも気軽に食べることが出来ます。


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産後の食事で食べてはいけないものを紹介!お酒やコーヒーは?

産後は授乳があるので、赤ちゃんへの影響を考えて摂取を控えたほうがいい食べ物があります。

ですが、実際に何を食べない方がいいのか分からない人もいますよね。

ここでは産後に食べない方がいいものと、食べることで赤ちゃんにどんな影響を及ぼすのかをお話ししていきます。

産後に食べない方がいいもの①脂肪分の多い乳製品

「チーズ」
「バター」
「生クリーム」

のように植物性の脂肪が多く含まれている食品は、脂肪の塊を作りやすくなってしまいます。

なので、乳腺が詰まってしまう「乳腺炎」の原因になると考えられてきました。

現在は、乳製品だけが乳腺を詰まられる原因ではないとされていますが。

体質によっては注意が必要ですので、カルシウムなども取りたい時は、

  • 小魚
  • 海藻類
  • ヨーグルト
などを摂取するようにしましょう。

産後に食べない方がいいもの②アルコール

アルコールを飲むと、ママの血中アルコールと同じ濃度のアルコールが母乳からも検出されることが分かっています。

赤ちゃんは、肝臓の機能が未発達なので体内でアルコールを分解することが出来ません。

その結果、急性アルコール中毒になってしまう可能性があるので注意が必要です。

もし、アルコールを摂取した場合は、アルコールが完全に抜ける3時間~7時間は授乳しないようにしてください。

アルコールを摂取する機会が多いのであれば母乳育児ではなく、完全ミルクでの育児も視野に入れてみましょう。

産後に食べない方がいいもの③カフェインが入った飲み物

カフェインを含んだ母乳を赤ちゃんが飲むと、寝つきが悪くなったり、落ち着きが無くなり、情緒不安定になる可能性があります。

絶対に飲んではいけないという訳ではありませんが、授乳前にはカフェインを摂取しないなどの工夫をしましょう。

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産後の肥立ちにおすすめの食べ物のまとめ

産後は身体も自由に動きませんし、赤ちゃんのために食事なども気をつけなくてはいけません。

ですが、あまり食事にことばかり気にしていると、ママも大変になってしまいますよね。

なので、「少し意識して、気が付いたら実行する」くらいの心持でいいと思います。

私も産後はなるべく意識するようにはしていましたが、やはり育児をしていると自分の思った通りにはなりません。

あまり気張らず、余裕をもって産褥期を過ごしてくださいね。