最近、共働きはごく普通になってきましたね。
でも、結婚しても旦那さんが家事分担を全くしないと、奥さんは仕事に家事に疲れ果て離婚となることもあります。
ここでは、家事分担ができないために離婚などということにならないために、その対策をご紹介します。
またうまくいっている共働き夫婦の実例からそのコツを学んでみましょう。
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共働き夫婦が家事分担をしないで離婚とならないために家事を見直そう
家事と一口に言いますが、
「炊事」
「掃除」
「洗濯」
「育児」
などと、想像以上にかなり多くの仕事があります。
共働き夫婦が家事分担をするなら、まずお互いが家にはどんな仕事があるのか書きだして考えてみましょう。
どんな家事がある?
では、それぞれの分野でどんな家事があるのか見ていきますね。
炊事に関しての家事にはどんなものがある?
- 食材を買いに行く
- メニューを決めて料理をする
- 食後の後片付けをする
掃除に関しての家事にはどんなものがある?
- 掃除道具を整える
- 「玄関」、「居間」、「寝室」、「台所」、「ふろ場」、「トイレ」など場所ごとに掃除をする
- 「掃除機」、「雑巾」、「バケツ」などをきれいにして片付ける
- ゴミ出しをする
- 年に数回は天井や窓ガラスなども大掃除をする
洗濯の家事にはどんなものがある?
- 洗濯物の下調べをする(ポケットの中を確かめる、色落ちしそうなものを分けるなど)
- 洗濯機を回す
- 出来上がった洗濯物を干す
- 乾いた洗濯物を取り込みたたむ
- 必要に応じてアイロンかけをする
育児に関しての家事にはどんなものがある?
- オムツを換える
- ミルクを飲ませる
- 遊ばせる
- お風呂に入れる
- 寝かしつけをする
- 保育園に行っているなら、翌日の連絡帳や着替えの準備をする
- 保育園の送り迎えをする
これを全部奥さんがやっていたのでは寝る時間も無くなりそうです。
やはり家事分担が必要なことは明らかです。
家事分担ではお互いにできることを決めよう
どうしても奥さんでなければできないことと、旦那さんでもできることがありますよね。
そこで、二人の得意なこと、できそうなことを分担するのがいいですね。
例えば次のような分担はどうでしょうか。
おすすめの家事分担~奥さんがすること~
赤ちゃんに母乳を飲ませる。
これはどうしても奥さんでなければできませんが、ミルクを飲める赤ちゃんならば、旦那さんでもできます。
奥さんの家事分担例①寝かしつけ
母乳育児の場合は奥さんの方が得意ですね。
赤ちゃんが安心するという観点からも奥さんに向いています。
奥さんの家事分担例②料理
たいていの場合、料理が奥さんの方が得意ですね。
もちろん料理上手な旦那さんもいますから、分担するのもありです。
むしろ食べた後の片づけは面倒な気がしますから、旦那さんができたらいいですね。
おすすめの家事分担~旦那さんがすること~
ゴミ出し。
これは割合実行されていますね。
幼児のいる奥さんよりも、旦那さんが出勤途中にゴミステーションに寄って行くのはごく自然にできる家事分担です。
旦那さんの家事分担例①掃除
風呂場の掃除は案外大変です。
小さい子どもがいると風呂場で遊びたがるし、お湯が残っていると事故にもつながります。
ですから、旦那さんがしっかりと掃除するのがおすすめです。
毎日は無理でも出勤前に居間や台所に掃除機をかけることはできるでしょう。
年に数回の大掃除はもちろん力があって背の高い旦那さんの出番です。
旦那さんの家事分担例2保育園の送迎
これは職場との兼ね合いですが
- 旦那さんの方が朝が遅い
- あるいは午後は早く帰れる
奥さんが送迎を毎日一人で担うのは大変です。
以上は一例ですが、二人で自分ができること、得意なことを積極的に分担するのが、長く続けるうえで大事なことです。
ともすると旦那さんは奥さんの手伝いをしていればいいと考えがちですが、責任をもって自分の分担を果たすことが大事です。
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共働き夫婦が家事分担を実践するのに気を付けることは?
では、実際に共働き夫婦が家事分担を実践するのには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?
共働きの家事分担で気を付けること①感謝の気持ちを持つ
やってもらって当たり前では長続きしません。
たとえ小さなことでも、お互いに「ありがとう、助かりました。」というお礼の言葉は必要です。
共働きの家事分担で気を付けること②不十分でも文句を言わない
掃除をした後、すみのほこりが取りきれていなくても。
料理の味が多少悪くても。
洗濯物のたたみ方が下手でも。
とにかくまずはお礼を言って細かいことは気にしないことです。
誰だって慣れないことをするときには完ぺきにはいきません。
文句を言われればやる気をなくします。
むしろ「よくやってくれました」と褒めてあげたいです。
共働きの家事分担で気を付けること③できないときにはお互いがカバーする
原則を決めておいても仕事の都合や体調が悪いなどで、できないこともありますね。
そのようなときは臨機応変にお互いがカバーしあい、「今日は私がやるからいいわよ。」と言ってあげたいです。
以上、家事のうちお互いができそうなことを決めて、毎日実行するならば、二人に時間に余裕ができて、互いを思いやり家庭内の平和を保てるのではないでしょうか。
共働きの家事分担!実例から学ぼう
私の周りにも共働きながら上手にやっている夫婦がいます。
共働きの家事分担を実例から学ぼう~Aさんの場合~
旦那さんが新聞社に勤めているために遅い時間に出勤。奥さんは学校勤めで定時に帰宅。
小学校と保育園児の二人の子どもがいます。
このお宅では、旦那さんが出勤するときに下の子どもを保育園まで送って行き、帰りは奥さんが迎えに行っていました。
旦那さんは教育熱心で、参観日には休みを取りにくい奥さんに代わり、積極的に参加していました。
休日には二人の子どもをよく遊ばせて、奥さんが家事や買い物をする時間を取れるように協力していました。
共働きの家事分担を実例から学ぼう~Bさんの場合~
旦那さんも奥さんも高校教師でした。
旦那さんは非常に家事に協力的で、掃除でも洗濯でも赤ちゃんの世話での積極的にやっていました。
食事作りは奥さんだったようですが、家事に余裕がある分、栄養を考えた美味しい料理を作ることができました。
彼のお弁当はとても豪華でみんなに羨ましがられていました。
AさんもBさんも旦那さんが積極的に家事分担をしていたことは間違いありません。
特に共働きの夫婦が円満な家庭を維持するには、この家事分担は欠かせないことです。
共働き夫婦が家事分担しないと離婚になる?のまとめ
共働きの夫婦では離婚などということにならないために、家事分担をすることは大事です。
そのためには、家事を書きだして、お互いにできることを受け持って日々の生活の中で実践しましょう。
お互いに感謝の気持ちを忘れずに、不十分でも咎めず、できないときには補い合いましょう。
家事分担をし、平和な家庭を維持したいものですね。