双子の母子手帳2冊どう使う?産後に後悔しない記録術7選

双子を妊娠して、母子手帳を2冊もらった。

うれしいはずなのに、その2冊を手にした瞬間、「これからこの2冊に、いったいどれだけのことを書いていくんだろう」って、ちょっと不安になったりしませんか。

1人分でも大変そうなのに、2人分。

しかも産後はきっとバタバタで、ゆっくり記録する時間なんてあるのかな…って。

妊婦健診のたびに増えていくエコー写真を眺めながら、「これ、ちゃんと2人分わけて残せるのかな」と、ふと手が止まる瞬間もあるかもしれません。

実は、その不安を出産前の今のうちに感じられたことこそ、すごく大きなアドバンテージなんです。

この記事では、先輩双子ママたちが「これは最初にやっておいてよかった」と感じた記録の準備を、出産前の今だからこそ整えられる段取りとあわせてお伝えします。

読み終えるころには、「これなら大丈夫かも」と少し肩の力が抜けて、安心して2人を迎えられる心の余裕が持てるはずですよ。

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出産前の今こそ記録の段取りを決めておくと産後がラクになる

双子の記録で大事なのは、産後にがんばることよりも、出産前の今のうちに「どう記録するか」の段取りだけ決めておくことなんです。

産まれてからは、本当にあっという間に時間が過ぎていきます。

授乳して、おむつを替えて、また授乳して…。

それが2人分。

1人がやっと寝たと思ったら、もう1人が泣き出す。

気づけば一日が終わっている。

そんな日々のなかで、「記録の方法をゆっくり考えよう」なんて余裕は、正直あまり生まれません。

だからこそ、時間のある今のうちに方針だけ決めておくことが、未来の自分への何よりの贈り物になります。

決めておきたいのは、大きく次の3つです。

  • 母子手帳2冊をどう書き分けるか
  • アプリやノートをどう使い分けるか
  • 2冊や2人分の記録の取り違えをどう防ぐか
たったこれだけ決めておく。

それだけで、産後の自分がぐっとラクになります。

記録のたびに「どうしようかな」と迷う時間がなくなるからです。

大丈夫ですよ。

完璧な記録を目指さなくていいんです。

今の不安は、ちゃんと準備すれば解消できるものばかり。

焦らず、ひとつずつ見ていきましょう。

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双子の記録準備で先に知っておきたい全体像

なぜ出産前の段取りがそんなに大事なのか。

それは、双子の記録には「単胎の赤ちゃんとは違う、双子ならではのつまずきポイント」があるからなんです。

ここを知らずに産後を迎えると、慌ててしまう場面が出てきます。

逆に、つまずきポイントさえ先に分かっていれば、ほとんどの不安は今のうちに手を打てるということでもあります。

母子手帳は2人分という事実が記録を倍にする

双子の場合、母子手帳は赤ちゃんの人数分が原則です。

つまり双子なら2冊。

これは厚生労働省の通知でも、出生する子どもが2人以上のときは追加して交付するように示されていて、追加分には同じ交付番号の右に「の2」「の3」と記入して交付する、という決まりになっています。

ということは、健診の記録も、予防接種の記録も、成長の記録も、すべて2人分。

1人分の倍の記録が待っているわけです。

身長や体重の発育曲線も2人それぞれ、予防接種のスケジュール管理も2人それぞれ。

こうして並べてみると、「倍」という言葉の重みが少し見えてきますよね。

1冊しかもらっていなくても焦らなくて大丈夫

もし今、母子手帳が1冊しか手元にない方がいても、心配いりません。

妊娠届を出した時点ではまだ双子だと分かっていないことが多く、1冊だけ渡されるのはよくあることなんです。

双子だと分かったあとに、お住まいの自治体の窓口で追加の交付を申請できます。

窓口では母子手帳や本人確認書類、妊娠の経過が分かるものを求められることが多く、その場で当日交付してもらえるのが一般的です。

今1冊なのは過渡期で、ごく普通のこと。

2冊そろっていなくても、何も間違っていませんから安心してくださいね。

同じ手帳が2冊あると取り違えが起きやすい

ここが双子ならではの落とし穴です。

同じデザインの母子手帳が2冊あると、見た目だけではどちらがどちらの子のものか、ぱっと見て分からないんです。

健診の日に病院でどちらの子のページを開いているのか分からなくなったり、急いでいるときに取り違えてしまったり。

しかも双子は、母子手帳だけでなく、おくすり手帳も診察券も2つずつ。

同じものが2つ並ぶ場面が、とにかく多いんですね。

これは多くの先輩ママがつまずいたポイントです。

私も双子の母子手帳をもらったとき、最初は「同じものが2冊あるだけでしょ?」と軽く考えていました。

でも実際に健診が始まると、待合室で名前を呼ばれて慌てて開いた手帳が、もう1人の子のものだった…なんてことが何度かあって。

受付で「あれ、こっちじゃない」と気づくたびに、ヒヤッとしたのを覚えています。

健診の回数が多くて記録する機会も増える

双子の妊娠は、単胎よりも健診の回数が多くなります。

赤ちゃんが2人いる分、お母さんと赤ちゃんの状態をこまめに確認する必要があるからなんですね。

胎盤を共有している一絨毛膜性の双子だと、双子間の血流のバランスを慎重に見るために、妊娠16週ごろから2週間に1回のペース。

胎盤が別々の二絨毛膜性の双子でも、後期には2週間に1回と、健診のペースが上がっていきます。

後期になるとさらに間隔が短くなり、37週前後で計画的に出産を迎えることも多いとされています。

実際の健診回数は、16回から22回程度になることが多いようです。

それだけ病院に通う回数が多いということは、エコー写真も増えるし、記録する機会もそれだけ増えるということ。

そしてここで一つ知っておいてほしいのが、補助券のことです。

母子手帳に標準でついている妊婦健診の補助券は14回分。

双子だと健診回数がそれを上回ることが多いので、補助券が足りなくなる場面が出てきます。

これは決して、あなたの手続きが間違っているわけではなく、そもそも双子は仕組み上、標準の14回では足りなくなりやすいというだけのこと。

この補助券の追加は自治体によって対応が大きく違います。

受診票を追加で交付してくれる自治体もあれば、いったん自費で払って後から払い戻す方式の自治体もあります。

お住まいの自治体に一度確認しておくと、産後にあわてずに済みますよ。

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先輩ママが実践していた記録準備の具体例

ここからは、先輩双子ママたちが実際にやっていた記録の工夫を、具体的にご紹介します。

どれも特別な道具がいるわけではなく、出産前の今からそろえられるものばかり。

「これならできそう」と思えるものを、ひとつでも取り入れてみてください。

全部やろうとしなくて大丈夫です。

母子手帳をひと目で見分ける色分けの工夫

まず多くの先輩ママがやっていたのが、2冊の母子手帳をひと目で見分けられるようにする工夫です。

整理収納の視点から発信している先輩ママは、母子手帳の背の部分にマスキングテープを貼って、息子さんは緑、娘さんはピンク、というふうに色分けしていました。

診察券にも丸いシールを貼って色分け。

こうしておくと、急いでいるときでもパッと正しいほうを取り出せるんですね。

色という情報は、文字を読むよりずっと速く目に飛び込んでくるので、忙しい産後ほどありがたみを感じます。

色分けは出産前に決めておくとスムーズ

この色分け、どちらの子を何色にするかを出産前に決めておくと、産後すぐに使えて便利です。

マスキングテープも丸シールも100円ショップでそろいます。

今のうちに買っておいて、お気に入りの色や柄を選ぶ時間も、ちょっとした楽しみになりますよ。

性別がまだ分からない場合は、おなかの中での呼び名や、エコーで割り当てられた「赤ちゃんA」「赤ちゃんB」で先に色を決めておく方法もあります。

大事なのは、一度決めたルールを最後までブレさせないこと

途中で「あれ、Aはどっちだっけ」となると、かえって混乱のもとになります。

母子手帳だけでなく、診察券やおくすり手帳まで同じ色のルールで統一しておくと、さらに迷いにくくなります。

母子手帳プラスαで記録ツールを使い分ける

母子手帳は公式の大切な記録ですが、毎日の授乳やおむつ、睡眠といった細かい記録までは書ききれません。

そこで先輩ママたちは、母子手帳とは別に日々の記録ツールを使い分けていました。

母子手帳は「節目の記録」、日々のこまごまとした記録は「別のツール」、という住み分けです。

アプリは2人分まとめて管理できるものが便利

スマホの育児記録アプリは、授乳の時間やおむつの回数をボタンひとつで記録できるので、忙しい産後の強い味方です。

片手で赤ちゃんを抱っこしながら、もう片方の手でポチッと記録できる手軽さは、双子育児だと本当に助かります。

双子の場合は、2人分を切り替えて管理できるタイプを選んでおくと、いちいちアプリを開き直さずに済みます。

「どっちの子が何時に飲んだか」を別々に記録できると、授乳のリズムも把握しやすくなりますね。

出産前の今のうちに、どんなアプリがあるか見比べて、使いやすそうなものを1つ入れておく。

それだけで産後のスタートがスムーズになりますよ。

手書きノートは思い出を残したいときに

一方で、「アプリだけだと味気ない」「あとで読み返せる手書きの記録も残したい」という方には、市販の育児日記やノートを併用する方法もあります。

手書きの文字には、その日の自分の気持ちまで残る気がして、あとで読み返すと宝物になるんですよね。

ただ、双子で2冊のノートを毎日きっちり書くのは、産後の体力ではなかなか大変です。

毎日の細かい記録はアプリ、特別な出来事や思い出はノートや母子手帳、というふうに役割を分けておくと、無理なく続けられます。

最初から完璧に2冊埋めようとすると、続かなかったときに自分を責めてしまいがち。

ゆるく構えておくくらいが、ちょうどいいんです。

最初は欲張って、アプリも手書きノートも両方きっちり書こうとしたんです。

でも産後2週間で挫折しました(笑)。

結局、毎日のミルクやおむつはアプリにおまかせして、ノートには「今日初めて笑った」みたいな特別なことだけ書く、と割り切ったら、ぐっと気持ちがラクになりました。

エコー写真や記録の振り分けを先に決めておく

双子の妊娠中は、健診のたびに2人分のエコー写真をもらいます。

これをどちらの子のものか分けて保管しておかないと、あとから「これはどっちの子だっけ」と分からなくなってしまうんです。

妊娠中はまだ2人の見分けがつきにくい時期でもあるので、なおさらです。

母子手帳にエコー写真を貼るスペースがありますが、2冊それぞれの子のページに、その子の写真を貼り分けていく。

健診のときに病院でもらった時点で、どちらの子のものかメモしておくと、家で迷わずに済みます。

写真の裏に「A」「B」と書いておくだけでも、後の自分がずいぶん助かります。

病院での記入をお願いするときの伝え方

健診のときに、お医者さんや助産師さんが母子手帳に記入してくれることがありますが、双子だと「片方しか書いてもらえなかった」ということも起こりがちです。

気づいたら片方の手帳が真っ白…なんてことも。

そんなときは、2冊とも持参して「双子なので2冊とも記入をお願いします」と、ひとこと添えてみてください。

付箋に「2人分お願いします」と書いて手帳に貼っておくのもいい方法です。

遠慮せずに伝えることが、2人分の記録をきちんと残すコツなんですね。

お願いするのはちょっと気がひける、という方もいるかもしれませんが、これは大切な記録のためのこと。

きっと快く対応してもらえます。

母子手帳ケースは1つにまとめるか分けるか

双子の記録準備で意外と迷うのが、母子手帳ケースをどうするか、という問題です。

これは先輩ママの間でも意見が分かれるところなんですよ。

どちらにもちゃんと理由があるので、両方の考え方を見てから選んでみてください。

1つにまとめる派の考え方

双子は健診や予防接種のスケジュールがほぼ同じなので、2人一緒に病院へ行くことが多くなります。

そのため「ケースは1つにまとめておくほうが、出し入れがラクだし荷物も減る」という声が多いんです。

実際、2人用の蛇腹式ケースを買ったものの「2冊持ち歩くと重い」「いちいち2つ出すのが面倒で、結局1つにまとめた」という先輩ママもいました。

災害時の持ち出しも、1つにまとまっていると、さっと持って逃げられて安心ですね。

中で取り違えないように、ケースの中をマスキングテープや色分けで区別しておけば、まとめても困りません。

2つに分ける派の考え方

一方で、「1人だけを病院に連れて行くときに混同しないよう、最初から2つに分けておきたい」という方もいます。

100円ショップのポーチを2つ使って、子どもごとに分けて管理する方法です。

1人が体調を崩して、その子だけ受診する、という場面では、分けてあるほうがさっと持ち出せて便利という考え方ですね。

どちらが正解ということはありません。

2人同時の受診が多そうなら1つにまとめる、別々に動く場面が多そうなら2つに分ける

ご自身の通院スタイルを想像して選んでみてください。

迷ったら、まずは1つにまとめて始めて、不便を感じたら分ける、という柔軟さでも十分です。

気をつけたい予防接種の取り違え

最後に、これは特に気をつけてほしいことなんですが、双子は予防接種のときに取り違えが起きやすいんです。

2人分の予診票や予防接種の記録があると、どうしても混同しやすくなります。

実際に、双子への予防接種で、対象を取り違えてしまった事例が報告されているほどです。

だからこそ、予診票に名前や生年月日を書くときは、必ず2人分をダブルチェックする。

書き終わったあとに、もう一度「これは合っているかな」と見直すだけで、ぐっと安心です。

病院でも「双子なので、接種の前にお名前の確認をお願いします」と声をかけておく。

ちょっと心配な話をしてしまいましたが(脅かすつもりはないんです)、こうしたひと声を習慣にしておくだけで、防げることがたくさんあります。

予防接種のカードも、母子手帳と同じ色分けルールで分けておくと、見分けがつきやすくておすすめですよ。

双子の記録準備で覚えておきたいこと

双子の記録は、母子手帳が2冊になることで、書く量も管理する手間も2倍になります。

でも、出産前の今のうちに段取りさえ決めておけば、産後に慌てることはありません。

大切なポイントを、もう一度整理しておきますね。

  • 母子手帳は2冊が原則で、1冊しか手元になくても追加交付を申請できる
  • 2冊はマスキングテープや色シールで見分けがつくようにしておく
  • 毎日の細かい記録はアプリ、思い出はノートや母子手帳と役割を分ける
  • エコー写真や記録はその場でどちらの子か分けておく
  • 病院では2冊とも記入をお願いすると伝える
  • ケースは通院スタイルに合わせて1つにまとめるか2つに分けるか選ぶ
  • 予防接種の予診票は2人分を必ずダブルチェックする
  • 補助券の追加対応は自治体で違うので窓口に確認しておく
どれも、特別な準備はいりません。

100円ショップでそろうものと、ちょっとした心構えだけ。

完璧を目指さず、自分が続けられる方法を選ぶことが、いちばん大事なんです。

2冊の手帳を真っ白にせずきっちり埋めることがゴールではなくて、2人の成長を、あなたが無理なく残していけることがゴールですから。

今のあなたなら準備する時間がたっぷりある

2冊の母子手帳を前にして不安になったあなたは、それだけ赤ちゃんたちのことを大切に思っている証拠です。

その気持ちがあれば、もう半分は準備できているようなもの。

産後は、思った以上に時間が取れません。

だからこそ、まだおなかの中に2人がいてくれる今このときが、いちばんの準備のチャンスなんですね。

先輩ママたちが口をそろえて「あれを先にやっておけばよかった」と言うことを、あなたはもう先回りして知ることができました。

色分け用のマスキングテープを選んでみたり、育児記録アプリをひとつ入れてみたり。

できることから、ほんの少しずつ始めてみる。

今日ひとつ、明日ひとつ。

それだけで、「これで2人を迎えられる」っていう小さな自信が、きっと積み重なっていきます。

2人分の成長を、ひとつも取りこぼさずに残せたら。

健診のエコー写真も、初めての笑顔も、はじめの一歩も、2人それぞれにちゃんと残っていく。

そんな未来を思い描きながら、今できる準備を、楽しみながら整えていけたらいいですよね。

あなたの双子育児が、安心とよろこびのあるスタートを切れますように。