赤ちゃんの離乳食って、いつまで続けるのがいいのか本当に迷いますよね。
うちも上の子のときに「もう大人のご飯でいいのかな?」「でもちゃんと食べられるかな?」と悩みました.
それに、周りのママ友の話を聞いてもみんなタイミングに悩んでいたので安心した覚えがあります。
赤ちゃんの様子はそれぞれ違うし、正解がひとつじゃないからこそ不安になるんですよね。
ここでは、離乳食をやめる目安や母乳・ミルクとの関係、卒業後の食事で気をつけるポイントまで、私自身の体験談や周囲のママたちの声もまじえて丁寧に解説していきます。
読んでいただければ、きっと「うちの子のペースでいいんだな」と肩の力が抜けて、不安が少し軽くなると思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
離乳食は何歳まで続けるのが理想?
離乳食の最終目安は1歳半~2歳が一般的
離乳食は、1歳半くらいまでを目安に続けるのが一般的です。
ただし、赤ちゃんによって成長のペースは本当にバラバラなので、目安にとらわれすぎなくて大丈夫ですよ。
うちの場合、上の子は1歳2ヶ月くらいから少しずつ大人のご飯を取り分けて食べていました。
下の子は1歳半を過ぎても柔らかいご飯のほうが安心して食べていたので、完全に卒業したのは2歳近くでした。
無理して進めるより、赤ちゃんの様子を見ながら進めるほうが安心です。
完了期(1歳~1歳半)に近づくとどう変わる?
完了期になると、肉団子くらいの固さのものをしっかりモグモグ食べたり、前歯でかじり取ったりできるようになります。
それに、食べる量や食事への意欲もぐんと増えてきます。
このころからは、いわゆる「幼児食」に切り替わっていくタイミングですね。
食事の見た目や味付けも少しずつ大人に近づけられるので、メニューの幅も広がってきます。
例えば、うちではカレーやハンバーグなども大人用から取り分けて、柔らかくしたり薄味にしたりして食べさせていました。
大人の食事に近づいていくので、準備もだんだん楽になり、一緒に食べられる楽しさが増していくのがうれしいです。
子どもも家族と同じものを食べることで満足感を感じているようでした。
母乳やミルクはいつやめるべき?
離乳食が進むと自然に減っていく母乳・ミルク
離乳食が進むと、栄養のほとんどは食事からとれるようになりますし、噛むことや飲み込むことにも慣れてきます。
うちの子も、いつの間にか昼間は食事でお腹が満たされるようになり、授乳やミルクは寝る前やお昼寝の前くらいになっていました。
最初は「そろそろやめた方がいいのかな…」と迷いましたが、無理にやめさせる必要はまったくありませんでした。
実際に、自然と欲しがるタイミングが減っていくケースが多いので、赤ちゃんの様子を見ながらで大丈夫です。
少しぐずったときにだけ飲ませるスタイルでも問題ありません。
焦らず、その子のペースを大事にしてあげると親も気持ちがラクになりますよ。
無理に断乳・卒乳する必要はないの?
母乳やミルクは、栄養のためだけではなく、赤ちゃんにとっては安心感をもらえる大事な時間なんですよね。
私も、寝る前に添い乳をしていたときは「やめなきゃ…」と悩んだ時期がありました。
その時間に甘えている顔を見ると、無理にやめるのがかわいそうに感じました。
だから、「もう卒乳しなきゃ」と無理にやめる必要はありません。
周りがやめた時期と比べる必要もなく、赤ちゃんの気持ちに寄り添いながら。
少しずつ間隔を空けたり、他のスキンシップに置き換えたりしていけば、親も子もストレスが少なくて済みます。
中には3歳頃まで飲む子もいますが、それはそれで問題ないので、「うちの子はうちの子」と思って向き合ってあげてくださいね。
離乳食完了のサインを見極めるポイント
大人と同じ食事を食べられるようになったら
ご飯の様子を見て、大人の食事を取り分けても問題なく食べていれば、離乳食卒業のサインです。
特に、肉や野菜など少し噛みごたえのあるものを食べられるようになると安心ですよ。
さらに、大人と同じ食卓に座って興味を示し、自分でスプーンやフォークを持ちたがる姿も見られるようになります。
こうした食事の姿勢の変化も卒業の目安になりますし、赤ちゃんにとっても「一緒に食べている」という満足感が育ちやすくなります。
噛む力や飲み込む力の発達を確認
ただ、奥歯がまだ生えていないときは無理しないほうがいいです。
硬すぎるものや繊維が多いものは詰まりやすいので、小さめに切ったり、柔らかく煮たりしてあげるといいですよ。
噛む力や飲み込む力の成長に合わせて調整してあげてくださいね。
私も実際に、うちの子が奥歯が揃うまでは野菜スティックを細くしたり、少し長めに煮込んだりして食べやすさを工夫していました。
時には口いっぱいに頬張ってむせてしまうこともありましたが、そういう失敗も成長の一歩です。
食べる姿を見守りながら「よく噛めてるね」と声をかけると、子どもも自信を持って食べるようになりました。
離乳食卒業は単に食材を変えるだけでなく、食べる力や意欲の成長を見守ることも大切ですね。
離乳食卒業後に気をつけたい食事のポイント
栄養バランスはまだ意識しよう
離乳食が終わっても、栄養バランスはまだまだ意識したいところです。
うちもよく「野菜全然食べてくれない…」と悩みましたが、
- 野菜を細かく刻んでおにぎりに混ぜたり
- スープにしたり
タンパク質も無理に肉だけじゃなく、豆腐や卵、魚も取り入れると食べやすいですよ。
彩りや形を工夫すると子どもが喜んで食べてくれることもあります。
野菜スティックやスープの具を一緒に選ぶと、食への興味がわくみたいです。
栄養バランスを気にするあまり食事がストレスにならないよう、できる範囲で取り組むといいでしょう。
薄味・やわらかめを続けていいの?
大人の味付けはやっぱり塩分が多いので、薄味を心がけておくと安心です。
わが家は出汁のうまみで味付けをして、調味料は控えめにしていました。
最初は「大人と同じ味だと食べないかも?」と心配しましたが、むしろ薄味のほうがパクパク食べてくれました。
特に外食では味が濃いので、できればおうちごはんでは薄味で調整し、やわらかさも赤ちゃんの噛む力に合わせて少しずつ調整していきました。
しばらくは食材の大きさや火の通し方も工夫しながら、段階的に大人の食事に近づけてあげるといいですよ。
先輩ママたちの体験談とアドバイス
思ったより早く卒業できたケース
「もっと時間がかかると思っていたけど、意外とあっさり大人のご飯に切り替えられた!」という声も多いです。
うちの下の子も1歳3ヶ月くらいで急に食べる量が増えて、幼児食に移行できました。
やってみると案外うまくいくこともありますし、子どもの食べる意欲やタイミング次第では驚くほどスムーズに進むことも。
特に周りの大人の食事に興味を持ちはじめると「一緒のものがいい!」と主張してくれるので、こちらも楽になります。
そんなときは取り分けやすいメニューにして、どんどんチャレンジさせてあげるといいでしょう。
焦らず子どものペースでOK
もちろん、なかには時間がかかる子もいます。
うちの上の子は食が細くて、2歳近くまで離乳食に近いメニューが続きました。
でも、周りと比べずに子どものペースに合わせてあげるのが大事です。
無理に進めるとお互いストレスになっちゃいますし、焦らずに「今日はこれだけ食べられたね」と声をかけてあげると、少しずつ食べる量や種類も増えていきます。
友達の子はさらにゆっくりで、2歳半頃までごはんはやわらかめにしていたそうですが、それでもいまは何でも食べる子に育っています。
時間がかかっても、ちゃんと成長していくので心配しすぎず見守る気持ちが大切ですよ。
まとめ:離乳食も母乳・ミルクも「子どもに合わせて」が正解!
離乳食をやめるタイミングや母乳・ミルクの卒業時期は、正解がひとつじゃありません。
赤ちゃんの成長や性格に合わせて、少しずつステップアップしていければ大丈夫です。
薄味や食材の柔らかさに気をつけながら、毎日の食事を親子で楽しめるようにしてみてくださいね!
何よりも「食べるのが楽しい!」という気持ちが育つのがいちばんです。
焦らず、見守りながら進めていきましょう。