
「ゲームばかりしているから、目が痛くなるのよ!」
お子さんが目をこすりながら「痛い」なんて言い出すと、ついついそんな風に声をかけてしまいたくなりますよね。
でも、心の中では「本当にゲームのせいだけなのかな?」とか「もしかして、何か病気が隠れているんじゃ……」と、不安でいっぱいになってしまうものです。
我が家でも、子どもが画面に集中しすぎて、ふと顔を上げたときに「なんだか目がチカチカする」なんて言い出したことがありました。
そんなとき、親としてどう動けばいいのか、病院へ行くべきかどうかの判断は本当に難しいですよね。
今回は、お子さんが「目が痛い」と言ったときに、お家でまず確認してほしいことや、受診を迷ったときの判断基準について、一緒に整理していきましょう。
子どもの目の痛みは受診すべき?今日明日中に病院へ行くべきサイン
お子さんの大切な目のことだから、ママやパパが「どうしようかな」と迷っている時点で、一度眼科を受診してみるのが一番だと思います。
病院に行っても「ゲームのしすぎで怒られるだけかも」と遠慮してしまう必要はありません。
プロの先生に診てもらって「異常なし」とわかるだけでも、その後の生活ルール作りを落ち着いて進められるようになりますからね。
ただ、中には「様子見」をせずに、今日や明日といった早いタイミングで相談したほうがいいケースもあります。
- 急に強い痛みが出ていたり
- 見え方がいつもと違っていたり
ゲーム以外にも考えられる子どもの目が痛くなる原因
子どもが訴える「目の痛み」には、実はゲームの疲れ目以外にもいろいろな理由が隠れていることがあります。
お子さんの様子を観察しながら、どんなことが原因になっていそうか、まずはふんわりと探ってみることから始めてみましょうね。
瞬き不足による目の乾きや疲れ
いちばん身近な理由は、やはり目を酷使することによる「乾き」や「疲れ」です。
ゲームに夢中になると、どうしてもまばたきの回数が減ってしまいます。
そうすると、目の表面を覆っている涙がかわいてしまって、
- 目がしみるような痛みを感じたり
- ゴロゴロした違和感が出たり
目への異物混入やこすりすぎによる傷
意外と多いのが、小さなゴミが入ったり、不潔な手で目をこすったりして傷がついてしまうケースです。
「目が痛い」と言って何度もこすっているうちに、まぶたの裏にゴミが入り込んでしまったり、爪で表面を少し傷つけてしまったりすることもあります。
本人は「痛い」としか言えなくても、実はゲームとは関係ない「物理的な刺激」が原因ということもあるんですよ。
アレルギー反応や目の炎症
季節の変わり目やハウスダストなどによるアレルギー反応で、目に痛みを感じることもありますね。
強いかゆみがあるときに、子どもはそれを「痛い」と表現することがよくあります。
白目が少し赤くなっていたり、目やにが出ていたりするときには、結膜炎みたいな炎症が起きている可能性もありますよ。
視力低下による見えにくさ
「目が痛い」という言葉が、実は「ピントが合いにくくて疲れる」というSOSであることもあります。
お子さんが最近、
- テレビに近づいて見ている
- 目を細めて画面を覗き込んだりしている
視力が落ちてきていると、一生懸命見ようとして目の筋肉が緊張し、それが痛みに繋がることがあります。
「目が痛い」の向こう側に、見え方の変化が隠れていないか、そっと見守ってあげてくださいね。
お家でできる対処法と受診を判断する具体的なステップ
お子さんが「目が痛い!」と言い出した直後は、親御さんも慌ててしまいますよね。
まずは落ち着いて、お家でできるステップを一つずつ踏んでいきましょう。
その上で、病院へ行くかどうかの線引きを考えていくのがスムーズですよ。
ゲームを中断して明るい場所で目を休ませる
まずは何よりも先に、ゲームの電源を切って目を休ませることが大切です。
もし暗いお部屋で遊んでいたのなら、照明をつけて明るい環境に整えてあげましょう。
そのまま10分から20分ほど、遠くを眺めたり目を閉じたりして、目の緊張をリラックスさせてあげてください。
「少し休むだけで痛みが引くかどうか」それが一つの大きな目安になりますね。
目の赤みや腫れなどの状態をチェックする
目を休ませている間に、お子さんの目をよく観察してみましょう。
- 白目が赤くなっていないか
- 涙が止まらない状態ではないか
- 目やにがいつもより増えていないか
また、「まぶたが腫れていないかどうか」も大切なポイントですよ。
外から見て明らかに普段と違うところがないか、優しくチェックしてあげてくださいね。
すぐに受診するか様子を見るかの判断基準
受診のタイミングに迷ったら、こちらの表を参考に判断してみてください。
たとえ最初は「様子見で大丈夫かな」と思っても、
- その日のうちに何度も「痛い」と繰り返したり
- 翌朝になっても違和感が続いていたり
目に痛みがあるときに行くべき診療科
「目の痛み」に関しては、やはり専門的な検査ができる眼科を受診するのが安心です。
もし、かかりつけの眼科が遠かったり、お休みだったりして迷うときには、まずは相談しやすい小児科の先生に診てもらうのも一つの手です。
そこで「眼科での詳しい検査が必要」と判断してもらえたら、次へのステップも踏み出しやすくなりますね。
目が痛いときにしてしまいがちな間違った対応
お子さんが痛がっているのを見ると、良かれと思ってやってしまうことが、実は逆効果になることもあります。
ついやってしまいがちな、気をつけておきたいポイントを3つお伝えしますね。
「ゲーム禁止」という言葉だけで終わらせない
原因がはっきりしないうちに「ゲームばかりしているからよ、もう禁止!」と叱るだけで終わらせるのは、やめておいた方がいいです。
もしも痛みの中に病気が隠れていた場合、ゲームを止めるだけでは解決しませんよね。
お子さんにとっては「痛いのに怒られた」という悲しい記憶だけが残ってしまうから、まずは「原因を確かめて安心しようね」というスタンスで接してあげてください。
自己判断で市販の目薬を使わない
お家に大人用の目薬があるからといって、とりあえず差してみるのもやめておきましょう。
大人用目薬には、子供の目に合わない成分が入っていたり、かえって刺激が強すぎたりすることもあります。
痛みの原因が傷だった場合、目薬が逆効果になることもあるんですよ。
なので目薬を使いたいときには、必ず受診して、お子さんの今の状態に合ったものを処方してもらうのが一番安心で安全です。
目をこすったり過剰に洗い流したりしない
「ゴミが入ったのかな?」と思って、目をゴシゴシ洗わせるのも注意が必要ですよ。
無理に洗おうとすると、かえって角膜を傷つけてしまうことがありますし、こすってしまうと炎症が広がる恐れもあります。
まずは清潔なタオルを冷たくして、まぶたの上から優しく冷やしてあげる程度に留めて、あとは先生に任せるようにしましょう。
病院の診察をスムーズにするための事前メモ
いざ病院に行くと、先生を前にして聞きたかったことを忘れてしまうこともありますよね。
そんなときのために、以下のポイントをスマホのメモなどに控えておくと、診察がとってもスムーズになりますよ。
- いつから、どんな風に痛むのか(しみる感じ、ズキズキ、ゴロゴロみたいになど)
- 両目とも痛いのか、片目だけなのか
- 目が赤かったり、目やにが出ていたりするか
- ゲームをした直後だったか、どこかに目をぶつけていないか
- 「ぼやけて見える」みたいな、いつもと違う見え方をしていないか
まとめ:迷ったときは一度受診して安心することが一番の近道
お子さんの「目が痛い」という言葉には、親としてもハラハラしてしまいますが、大切なのは「一人で抱え込まないこと」です。
ゲームのしすぎだと思っていても、実は他に理由があったり。
あるいはプロの先生から「大丈夫だよ」と言ってもらうことで、親御さんの心の重荷がふっと軽くなったりすることもあります。
それに早めに原因がわかれば、お子さんと一緒に「これからはどうやって目を守っていこうか?」と、前向きなルール作りもできるようになります。
不安なときには、ぜひ専門の先生の手を借りて、家族みんなが安心して過ごせるようにしてくださいね。
お子さんの大切な目を守るために、まずはお部屋の環境やゲームのルールから見直してみるのも効果的ですよ。
他にも気になることがあるときは、こちらのまとめページで全体的なポイントをチェックしてみてくださいね。
