夜泣き対策におくるみは効果ある?正しい巻き方3種類と失敗しないコツ

赤ちゃんの夜泣きが続いて、もう何日もまとまって眠れていない……そんな毎日を送っていませんか?(朝起きたのか夜起きたのか、もうわからなくなってくる感じ、ありますよね)

「おくるみで包むといいって聞いたけど、どうやって巻けばいいの?」
「ちゃんと効果があるものなの?」

そう思って検索してたどり着いた方に、この記事はきっとお役に立てると思います。

おくるみには、赤ちゃんが安心して眠りやすくなるちゃんとした理由があります。

巻き方のコツと、やってはいけない注意点もあわせてお伝えしますね。

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おくるみは夜泣き対策に使えます!正しく巻けば赤ちゃんの安心感が変わります

おくるみは夜泣きの対策として有効で、多くの赤ちゃんに落ち着きをもたらしてくれます。

ただ、「とにかく包めばOK」というわけではなくて、巻き方・締め具合・タイミングに少しだけコツがあります。

難しくはないので安心してください。

慣れてしまえば3〜4分でできるようになりますよ。

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なぜおくるみで夜泣きが落ち着くの?

おくるみを使うと赤ちゃんが落ち着きやすいのには、ちゃんとした理由があります。

感覚的なものではなく、赤ちゃんの発達的な背景があるんです。

赤ちゃんは生まれてすぐのころ、お腹の中にいたときの「ぎゅっと包まれた感覚」をまだ覚えています。

おくるみで体を包むことで、その感覚が再現され、赤ちゃんが安心しやすくなるとされています。

モロー反射で目が覚めてしまうのを防ぐ

生後まもない赤ちゃんには「モロー反射」という動きがあります。

これは、眠りが浅くなったときに手足がビクッと動く反射で、その勢いで自分で目を覚ましてしまうことがよくあります。

おくるみで腕をやさしく固定すると、このビクッが起きにくくなります。

「やっと寝た!」と思ったのに自分でビクッとして起きてしまう……その悪循環を防いでくれるのが、おくるみの大きな役割のひとつです。

モロー反射は一般的に生後4〜5ヶ月ごろには自然におさまってくるとされています。

それまでの間、おくるみがお守り代わりになってくれることがあります。

体温調節がまだ得意じゃない赤ちゃんをサポートする

生後しばらくの赤ちゃんは、自分で体温をうまく保つのがまだ苦手です。

おくるみで包むことで体温が逃げにくくなり、寝ている間も快適に過ごしやすくなります。

ただし、包みすぎると逆に体温が上がりすぎてしまうので、室温や季節に合った素材を選ぶことが大切です。

夏は薄めのガーゼ素材、冬はやや厚みのあるコットン素材が使いやすいとされています。

赤ちゃんの首のうしろを触ってみて、汗ばんでいないか確認するのが一番シンプルなチェック方法です。

わたし自身、最初は1枚しか持っていなかったのですが、夏の蒸し暑い夜は薄いガーゼ、冬は少し厚みのあるものと、季節で使い分けるようになりました。

素材が変わるだけで、赤ちゃんの寝つきが違うのを実感しましたよ。

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今夜から試せるおくるみの巻き方3種類

おくるみの巻き方にはいくつかのやり方があります。

ここでは初心者でも試しやすい3種類をご紹介します。

赤ちゃんによって好みがあるので、合うものを探してみてくださいね。

①基本の四角巻き(スクワーラップ)

もっともよく使われるシンプルな巻き方です。

正方形のおくるみ1枚で包みます。

  • おくるみをひし形に広げ、上の角を少し(10cmほど)折り返す
  • 赤ちゃんの肩あたりに折り返した部分がくるよう、仰向けに寝かせる
  • 片方の腕を体に沿わせ、反対側のおくるみの端を赤ちゃんの体の下に入れる
  • もう片方の腕も同様に体に沿わせ、残りの端を体の下に入れる
  • 足元の布を折り上げ、足元を包む(足が窮屈にならないよう余裕を持たせる)
腕をしっかり固定することでモロー反射を防ぎやすくなりますが、胸まわりには指が2本入るくらいの余裕を必ず残してください。

締めすぎは禁物です。

最初は角がうまくそろわなくてぐしゃぐしゃになっていましたが、”ひし形に広げてから上の角を折る”というコツを覚えたら一気にスムーズになりました。

慣れてしまうと本当に3分かかりません。

②腕を出す巻き方(アームアウト)

腕を出した状態で体だけを包む方法です。

生後3〜4ヶ月ごろ、赤ちゃんが腕を動かしたがるようになってきたときに移行しやすい巻き方です。

  • 基本の四角巻きと同じようにセットするが、腕は布の外に出しておく
  • 体と足元だけをしっかり包む
  • 足元は動かせる余裕を残しながら、保温ができる状態にする
モロー反射がおさまってきた月齢の赤ちゃんや、「腕を包まれるのが嫌い」なタイプの子には、このやり方のほうが嫌がらずに包ませてくれることが多いとされています。

おくるみに慣れてきたら、段階的にこちらへ移行するのもひとつの方法です。

③おひなまき

日本でも昔から使われてきた巻き方で、赤ちゃんを丸めた状態(胎児ポーズ)で包みます。

背中のC字カーブをキープしたまま包めるので、お腹の中の感覚に近く、赤ちゃんが特にリラックスしやすいとされています。

  • おくるみを広げ、赤ちゃんを膝を軽く曲げた状態(体が丸くなるよう)で寝かせる
  • 片側から布を体に巻きつけ、下の布も体の下に入れる
  • もう片側も同様に巻きつけて形を整える
おひなまきは赤ちゃんの股関節への負担が少ない体位を保てるため、整形外科的にも安心とされている巻き方のひとつです。

ただし、丸めすぎると呼吸の妨げになることがあるので、顔まわりは必ず空けた状態にしてください。

四角巻きよりおひなまきのほうが、うちの子はぴたっと落ち着いてくれました。

丸まった状態がお腹の中の姿勢に近いのかな、と実感しましたよ。

最初はどちらが合うかわからなかったので、両方試してみました。

やってはいけないこと・安全に使うための注意点

おくるみは使い方を誤ると、赤ちゃんの安全に関わることもあります。

効果を引き出すためだけでなく、安心して使い続けるためにも、以下の点はしっかり確認しておいてください。

きつく巻きすぎない

「しっかり包んだほうが落ち着く」と思いがちですが、胸部がきつすぎると呼吸の妨げになる可能性があります。

胸のあたりに指が2本入るくらいの余裕があるかを毎回確認してください。

包んだあとに赤ちゃんの胸がしっかり上下しているかも、目で確かめる習慣をつけましょう。

足を伸ばしきった状態で固定しない

足元は窮屈に固定せず、膝が軽く曲げられる余裕を残すことが大切です。

足を伸ばした状態でぴっちり包み続けると、股関節の発育に影響が出ることがあるとされています。

足元はゆったり、上半身はしっかり…これがおくるみの基本です。

顔が隠れないようにする

包んでいるうちに布が顔にかかってしまうことがあります。

顔まわりは常に空いた状態を保ち、布が口や鼻にかからないよう注意してください。

寝かせたあとも顔の様子を必ず確認する習慣をつけておくと安心です。

寝返りができるようになったら卒業のサイン

おくるみは腕を固定するため、寝返りができるようになった赤ちゃんには使用できません。

寝返りが始まったら、おくるみはやめどきです。

腕を出す巻き方や、動きを妨げないスリーパーへ切り替えましょう。

おくるみを巻いたまま抱っこ紐を使わない

動きが制限された状態での抱っこ紐の使用は、赤ちゃんの姿勢や安全確保に影響することがあります。

おくるみは寝かしつけのとき専用と考えて、抱っこするときは外すようにしてください。

まとめ:おくるみは夜泣き対策の強い味方になります

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

最後に大事なポイントを整理しますね。

  • おくるみはモロー反射を防ぎ、お腹の中にいたときの安心感を再現するため、夜泣き対策に有効とされています
  • 巻き方は「四角巻き」「腕を出す巻き方」「おひなまき」の3種類が基本で、赤ちゃんの月齢や好みに合わせて選べます
  • 胸はゆるめ・足もゆるめ・顔まわりは必ず空ける…これが安全に使うための基本です
  • 素材は季節に合わせて選び、包んだあとは赤ちゃんの様子を必ず確認しましょう
  • 寝返りが始まったらおくるみは卒業のサイン。スリーパーへの切り替えを検討しましょう
おくるみはすべての赤ちゃんに同じように効くわけではありませんが、試してみる価値は十分にあります。

「好きじゃなかった」という子もいれば、「これがないと寝ない」という子もいます。

どちらも、その子に合った方法を探している途中なだけです。

毎日の夜泣きに、もうどうしたらいいかわからなくなる夜もありますよね。(自分がちゃんとした親かどうか、ふと不安になる時間、ありますよね)

おくるみは、「完璧に巻けたか」よりも「やさしく包んであげた」という気持ちのほうがずっと大事だと思います。

今夜、一度試してみてもいいかもしれませんね。

きっと大丈夫ですよ。