
双子ちゃんが生まれたお祝い、せっかく贈るなら「ずっと残る思い出の品にしたいな」と思っているんじゃないでしょうか。
でもいざ探してみると、
「二人分そろえなきゃ失礼?」
「お揃いって本当に喜ばれるの?」
「自分で手形を取るやつは、忙しいママに迷惑かな…」
と、次々に疑問がわいてきますよね。
先にいちばん大事なところをお伝えすると、双子の記録アイテムは「二人分そろう(または一つにまとまる)」「二人の見分けがつく」「相手の手間が少ない完成品」という3つを意識して選ぶと、ぐっと喜ばれやすくなります。
手形足形のフォトフレーム、名入れアルバム、二人用の命名書、生まれた重さの体重ベアなど、選択肢は思っているよりたくさんあります。
そして、双子だからといって身構えなくて大丈夫。
のし(祝儀袋)は一つでよく、金額も一人分が基準で問題ありません。
むしろ気合を入れて倍額にすると、相手が内祝いで気をつかってしまうこともあるんです。
焦らなくて大丈夫。
この記事を読み終わるころには、「これを贈ろう」と自信を持って決められるはずですよ。
この記事でわかること
- 双子に喜ばれる記録アイテム7種類とそれぞれの特徴
- 予算と相手に合わせた失敗しない選び方
- 双子ならではの注意点と贈る前に確認したいこと
- もらって困った双子ママの本音と失敗の避け方
双子の出産祝いに記録アイテムが選ばれる理由と選び方のコツ
そもそも、なぜ双子の出産祝いに「記録アイテム」がおすすめなのでしょうか。
そして、なぜ選ぶときに双子ならではのちょっとしたコツがいるのでしょうか。
ここを先に押さえておくと、このあとの商品選びがぐっとラクになります。
理由は大きく3つあるので、順番に見ていきますね。
実用品はそろいやすく後に残る記念の品は意外と少ない
双子の出産って、まわりからのお祝いもにぎやかになりがちです。
だからこそ、おむつやタオル、スタイ、ベビー服といった実用品は、気づけば家にたくさん集まっていることが多いんですね。
もちろん何枚あっても困らない消耗品はありがたいものですが、その分どうしても他の人とかぶりやすい。
同じスタイが何枚も、同じようなロンパースがずらり…なんてことも、双子家庭ではめずらしくないんです。
一方で、手形や名前、生まれたときの記録を形にした「記念の品」は、かぶることがほとんどありません。
しかも、その子が生まれた瞬間は二度と戻ってこないもの。
手の大きさも、生まれたときの体重も、その時期だけのもので、あとから取り直すことはできません。
だからこそ、後から振り返って「あのとき贈ってもらってよかった」と感じてもらいやすいんです。(実用品の山にうもれない、というのも地味に大きいポイントなんですよね。)
双子は二人分と見分けと相手の手間という固有の事情がある
ここが、双子ならではの大事なところです。
一人の赤ちゃんへの贈り物となにが違うかというと、主に次の3つ。
- 二人分そろっているか(または一つにまとまっているか)
- 二人の見分けがつくか(特に一卵性の場合)
- 相手に余計な手間をかけさせないか
せっかくの記念なのに、片方だけ…というのは、もらった側もちょっと切ないですよね。
双子の記録アイテムは「二人分が一つにおさまるもの」か「二つそろえられるもの」を選ぶのが安心です。
後ほど紹介しますが、二人分の手形と名前が一枚に入る「ツインズタイプ」のフレームや、二人の名前を並べられる命名ボードなど、双子向けに作られた商品もちゃんとあるんですよ。
のしや相場は一人分が基準で気負わなくていい
「双子だから、お祝いも倍用意しなきゃいけないの?」と気になる方も多いと思います。
ここはホッとしてほしいところで、出産祝いはあくまで「赤ちゃんが生まれたお家」に贈るもの。
のしや祝儀袋は一つでよく、金額も基本は一人分と同じで大丈夫です。
金額の目安としては、ご友人なら5,000円〜10,000円ほど、ご親戚なら関係性によって5,000円〜30,000円ほどが目安です。
双子の場合は一人分と同じか、気持ちを足して1.5倍くらいまでを目安にするとよいでしょう。
ただし、ここで張り切って倍額を贈ると、かえって相手が困ってしまうことがあります。
というのも、お祝いをもらった側はお返し(内祝い)をすることが多く、金額が大きすぎると、そのお返しの準備が双子育児中のご家庭の負担になってしまうからなんです。
気持ちは金額より、選び方で伝えるのがおすすめですよ。
私自身、友人の双子ちゃんにお祝いを贈ったとき、つい二人分の服を選びそうになったんです。
でも先輩ママに「服はみんな贈るからかぶるよ」と教えてもらって、記念に残るフレームに変えたら、何年も飾ってくれていて。
あのとき相談してよかったなと思っています。
双子に喜ばれる記録アイテム7種とそれぞれの特徴
ここからは、いよいよ具体的なアイテムを見ていきましょう。
ひとくちに記録アイテムといっても、飾るもの・残すもの・抱けるものと、いろいろなタイプがあります。
双子との相性もふまえながら、代表的な7種類をご紹介しますね。
「うちの相手にはどれが合いそうかな」とイメージしながら読んでみてください。
二人分の手形足形と出生情報が一枚に収まるフォトフレーム
記録アイテムの王道といえば、やっぱり手形・足形のメモリアルです。
赤ちゃんのちっちゃな手と足の形は、その時期にしか残せない宝物。
双子なら、二人分の手足形と、名前・誕生日・体重・身長といった出生情報が一枚に入る「ツインズタイプ」のフォトフレームを選ぶと、二人並んだ記念がきれいにまとまります。
写真もいっしょに飾れるタイプなら、リビングのちょっとした場所にも置きやすいです。
手形足形メモリアルには、大きく分けて2つのタイプがあります。
- 自宅で型を取るキットタイプ(インクや粘土で、家族が自分で取る)
- 完成オーダータイプ(送った型や写真をもとにお店が仕上げてくれる)
というのも、自分で型を取るタイプは、赤ちゃんがぎゅっと手を握ってなかなか開いてくれなかったり、二人分+左右でやり直しがきかない緊張感があったりと、忙しいご家庭には意外とハードルが高いんですね。(双子のお世話の合間に、二人ぶんの手形を失敗せず取る…想像しただけでちょっと大変そうですよね。)
もし相手が手形取りを楽しめそうなご家庭なら、キットを贈るのもすてきな選択です。
その場合は、汚れてもいい服とシートを用意して、手首側から指先へインクをぬり、指を一本ずつそっと開いてあげると、きれいに取りやすくなりますよ。
写真が増える双子と相性のいい名入れアルバムとフォトブック
双子のいるお家は、写真の量が一人っ子のおよそ2倍。
だからこそ、写真を整理して残せる名入れアルバムやフォトブックは、双子家庭ととても相性がいいんです。
表紙に二人の名前を刺繍してもらえるものや、台紙を後から増やせるタイプ、月齢ごとのカードがセットになったものなど、種類も豊富です。
ただし一点だけ。
アルバムは「相手が写真を撮って、整理する」ことが前提になります。
写真を残すのが好きなご家庭にはぴったりですが、整理する時間がなかなか取れない時期でもあるので、そこは相手の雰囲気を思い浮かべて選べると安心ですね。
手形のフレームと名入れアルバムで最後まで迷ったんですが、相手が写真好きだったのでアルバムにしました。
会うたびに「ここまで埋まったよ」と見せてくれて、贈ったこちらまでうれしくなります。
二人の名前が並ぶ命名書と生まれた重さを抱ける体重ベア
残り5種類も、まとめてご紹介します。
どれも双子と相性のいいものを選びました。
ひとつ目は名入れフォトフレーム。
写真とあわせて二人分の出生情報を入れられるタイプなら、リビングに並べて飾りやすいです。
ふたつ目は二人用の命名書(命名ボード)。
最近はおしゃれなデザインが多く、二人の名前を一枚に並べて飾れるものもあります。
生まれてすぐから飾れて、長く残せるのがうれしいところ。
みっつ目は体重ベア(ウェイトドール)。
生まれたときと同じ重さで作るぬいぐるみで、「抱っこすると生まれた瞬間を思い出す」と感動の声が多いアイテムです。
双子やきょうだいで作ると複数割引のあるお店もあります。
ただし、ぬいぐるみや置物は好みやインテリアとの相性が分かれやすいので、そこは相手のお家の雰囲気しだい、というのは覚えておくといいかもしれません。
よっつ目はへその緒ケース。
名前を入れられて場所も取らず、記念と実用をかねた一品です。
小さくてかさばらないので、収納を増やしたくないご家庭にも向いています。
いつつ目はハンドメイドのきょうだい連名アート。
二人(上の子がいればきょうだい全員)の足形を並べたポスターなど、世界に一つの記念が作れます。
注意点として、「全く同じ服」や「色違いのお揃い」は、双子だと好みがはっきり分かれるので、贈る前のひと工夫が必要です。
ここは次の章でくわしくお話ししますね。
予算と相手に合わせた記録アイテムの選び分け
種類が分かってくると、今度は「で、結局うちの相手にはどれがいいの?」と迷ってきますよね。
ここでは、予算と相手のタイプから選び分けるコツをお伝えします。
これさえ押さえれば、候補をぐっとしぼり込めますよ。
予算と関係性で選ぶときの目安
まずは予算から。
先ほどの相場をふまえると、だいたい次のようなイメージで選ぶと収まりがいいです。
| 予算の目安 | 向いている記録アイテムの例 |
|---|---|
| 3,000〜5,000円 | へその緒ケース、命名書、シンプルな名入れフォトフレーム |
| 5,000〜10,000円 | ツインズタイプの手形足形フレーム、名入れアルバム、ハンドメイドの連名アート |
| 10,000〜20,000円 | 体重ベア(二人分)、写真と手形が一体になった上質なメモリアル |
ご友人へは5,000〜10,000円の範囲が選びやすく、ご親戚など関係が近い場合はもう少し幅を持たせて考えると自然です。
価格は時期やお店によって変わるので、注文前に最新の金額を確認しておくと安心ですよ。
相手の家庭タイプ別に向いているアイテム
金額の次は、相手の暮らしぶりを思い浮かべてみましょう。
同じ記録アイテムでも、相手のタイプによって「喜ばれる度」がけっこう変わります。
- 写真や記念を残すのが好きな家庭 → アルバム、手形足形フレーム
- 毎日が忙しくて手間をかけられない家庭 → 完成オーダーの記念品、へその緒ケース
- 収納が少なめ・ものを増やしたくない家庭 → 場所を取らないフレームやケース(大きな置物は避ける)
- インテリアの好みがはっきりしている家庭 → シンプルで主張しすぎないデザイン
名入れとお揃いと納期で贈る前に確認したいこと
最後に、贈る前にチェックしておきたいポイントを3つ。
ここを押さえると失敗がほぼなくなります。
ひとつ目は名入れ。
二人分の名前がきちんと入るか、出生情報を両方刻めるかを必ず確認しましょう。
双子は誕生日が同じでも、体重や身長、生まれた時間が違うことが多いですからね。
ふたつ目はお揃いにするか。
お揃いは喜ばれることも多い反面、双子だと「色違いより全く同じがよかった」「逆に区別したかった」など好みが分かれます。
可能なら、ママやパパがカラー分けをしているか、好みをそっと聞けるとベストです。
みっつ目は納期。
名入れやオーダー品は仕上げに時間がかかり、出産直後すぐには間に合わないこともあります。
お祝いを渡したい時期から逆算して、早めに注文しておくと安心です。
双子ならではの気配りと失敗を防ぐポイント
ここまでで、選ぶ軸はだいぶ見えてきたと思います。
最後に、双子だからこそ知っておきたい「気配り」と「失敗の避け方」をお伝えします。
先輩ママたちの本音が、いちばんの参考になりますよ。
もらって困った双子ママの本音から学ぶ
実際に双子を育てたママたちからは、お祝いについてこんな本音の声があがっています。
- 「色違いのお揃いより、小さいうちは全く同じものがよかった」
- 「よそ行きの服は、二人連れての外出が大変で着る機会が少なかった」
- 「カタログギフトは、ゆっくり選ぶ時間がなかった」
ただ、「相手が選ぶ手間・使う手間が増えるもの」は、双子育児中だと負担になりやすいという傾向は、覚えておいて損はないですよ。
その点、記念に飾るだけの記録アイテムは手間が少なく、こうした失敗を避けやすいんです。
双子を育てている友人に聞いたら、「一番うれしかったのは、二人の名前が入ったフレーム。
服はありがたいけど、すぐサイズアウトしちゃうからね」と話していました。
やっぱり長く残るものは特別みたいです。
一卵性で気をつけたい見分けの工夫
一卵性の双子ちゃんは、本当にそっくり。
だからこそ、まわりの人が見分けられるように、名前やカラーで区別がつくアイテムだと、名前を間違えられずにすんで喜ばれます。
記録アイテムなら、それぞれの名前がしっかり入るものを選ぶと、その役割もはたしてくれますね。(「どっちがどっちだっけ…」を、さりげなく防げるのは助かるんです。)
上の子がいるときのきょうだいへの配慮
双子ちゃんの上に、すでにお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるご家庭もありますよね。
その場合は、きょうだい全員が入るデザインを選ぶと、上の子もさみしい思いをせず、角が立ちにくいです。
三人・四人で作れる手形フレームや連名アートもあるので、家族構成を確認してから選べるといいですね。
双子の記録アイテムは相手目線で選べばきっと喜ばれる
ここまで、いろいろな種類や選び方を見てきました。
最後に、迷ったときに立ち返れるシンプルな考え方をお伝えして締めくくりますね。
二人分そろう完成品なら安心して贈れる
迷ったら、「二人分そろう(または一つにまとまる)」「相手の手間が少ない完成品」という条件で選べば、大きく外すことはありません。
ツインズタイプの手形足形フレームや、二人用の命名書あたりは、その代表格です。
迷ったら相手の暮らしや好みに寄り添って選ぶ
そしてもう一つ大事なのが、相手の暮らしを想像すること。
飾る場所はあるか、写真を残すのが好きか、ものを増やしたくないタイプか。
相手の生活に自然になじむものを選べたら、それがいちばんの正解です。
気持ちが伝わればそれが一番のプレゼント
完璧な正解を探そうとしなくても大丈夫。
双子ちゃんの誕生を一緒に喜んで、二人のことをちゃんと考えて選んだ…その気持ちは、品物を通してきっと伝わります。
肩の力を抜いて、楽しく選んでみてくださいね。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 双子の記録アイテムは「二人分そろう」「見分けがつく」「相手の手間が少ない完成品」で選ぶと喜ばれやすい
- 実用品はかぶりやすく、記念に残る品はかぶりにくいのが魅力
- のし・祝儀袋は一つでよく、金額も一人分が基準で気負わなくていい
- 倍額のお祝いは内祝いの負担になることがあるので注意
- 代表的な記録アイテムは、手形足形フレーム・名入れアルバム・名入れフォトフレーム・二人用命名書・体重ベア・へその緒ケース・連名アートの7種
- 二人分の手足形と出生情報が一枚に入るツインズタイプは双子にぴったり
- 自宅で型を取るキットは手間がかかるので、完成品や簡単なものが安心
- 予算と相手の家庭タイプから選び分けると失敗しにくい
- 名入れは二人分入るか、お揃いは好みを確認、納期は早めに、をチェック
- 一卵性は見分けの工夫を、上の子がいればきょうだい全員が入るデザインを
でも、相手のことを思って「二人のことをちゃんと考えたよ」という気持ちが伝わる記録アイテムなら、何年たっても「あのとき贈ってもらってよかったね」と話してもらえる一品になります。
あれこれ迷う時間も、相手を思う時間。
そう思うと、選ぶのもちょっと楽しくなってきませんか。
あなたの選んだ贈り物が、その家族のあたたかい思い出の一つになったら、きっとすてきですよね。

