おたまじゃくしは英語で「tadpole(タッドポール)」といいます。
自然の中でよく見かけるおたまじゃくしですが、英語で何て言うのか気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、英単語「tadpole」の正しいつづりや発音のコツはもちろん、その言葉の由来や日常会話・観察日記などでの使い方まで、子どもにもわかりやすく丁寧に解説していきます。
また、カエルの一生を英語でどう表現するかや、親子で楽しく英語を取り入れる方法も紹介しています。
「おたまじゃくし 英語」というキーワードで検索してきた方が、疑問をすっきり解消できるよう、実用的な例文や学びの工夫もたっぷり詰め込んでいますので、ぜひ最後までご覧ください。
親子で楽しく英語とふれあうきっかけにしてみてくださいね。
おたまじゃくしの英語は「tadpole」
英語での表記と読み方は?
「おたまじゃくし」は英語で「tadpole(タッドポール)」と言います。
アルファベットで書くと「T-A-D-P-O-L-E」。
英語の辞書や図鑑、または子ども向けの英語絵本や図解ポスターにもこの表記が見つかります。
動物園や水族館の展示でも、英語表記の「tadpole」を見かけることがあります。
日本語と並んで表記されていることも多く、身近なところで自然と目にする機会があります。
発音のコツ|カタカナで表すと?
「tadpole」はカタカナで表すと「タッドポール」。
最初の「タッド」は「たっぷり」の「たっ」と同じように「d」の音が少しだけ強めに出るのが特徴です。
まるで小さなドラマーが太鼓をたたくような、リズミカルな響きです。
後ろの「ポール」は英語で「棒」を意味する「pole」と同じで、伸ばす感じで「ポーーール」と言ってみると雰囲気がつかめますよ。
ネイティブのように話そうとするよりも、親しみやすく楽しい気持ちで声に出して練習するのが大事です。
歌のように口ずさむと、子どもも喜んで覚えてくれます。
どうして「tadpole」と言うの?
「tadpole」という言葉の語源にはいくつかの説がありますが、もっとも有力なのは
「toad(ヒキガエル)」
「poll(頭)」
この2つを組み合わせた古英語「taddepol」や「tadpol」が変化してできたという説です。
昔の人たちは、おたまじゃくしの丸い頭に注目して「頭だけのカエルの赤ちゃん」というイメージでこの言葉を使ったのかもしれませんね。
言葉の背景にある歴史やイメージを知ることで、ただ単語を覚えるだけでなく、英語への親しみもぐっと深まります。
「どうしてそう呼ばれているのかな?」という素朴な疑問から始めることで、子どもの学びも広がっていくんです。
「tadpole」を使った簡単な英語例文
子どもでも使える!日常英会話の例
たとえば、おうちの中で「I saw a tadpole!(おたまじゃくしを見たよ!)」といった簡単な一文から始めてみましょう。
お庭の水たまりや近くの池で見つけた時に、すぐに口に出して言えるように、日常の中で繰り返し使ってみるといいですね。
小さなお子さんも、実際に見たことをそのまま言葉にできると、英語に親しみやすくなります。
さらに、
「The tadpole is swimming.(おたまじゃくしが泳いでる)」
「It’s small and cute!(ちっちゃくてかわいいね!)」
など、感想を一緒に英語で言ってみると、表現の幅が広がっていきます。
日常のちょっとした会話の中で英語を交えていくと、自然と覚える力もぐんとアップしますよ。
学校や自由研究で使える表現
自由研究や観察日記では、
「The tadpole is growing legs.(おたまじゃくしに足が生えてきた)」
「Tadpoles live in the pond.(おたまじゃくしは池に住んでいる)」
といった表現が使えます。
観察の様子を毎日英語で記録していくのもいい練習になります。
たとえば、
「Today, I saw two tadpoles.(今日はおたまじゃくしを2匹見つけたよ)」
They are getting bigger.(どんどん大きくなってきてる)」
というように、子どもが自分の言葉で書ける文を少しずつ増やしていくと、英語学習にも自信がついていきます。
実際の観察と英語を結びつけることで、英語がどんどん楽しくなってきますよ。
例文を日本語訳つきで紹介
- Tadpoles turn into frogs.(おたまじゃくしはカエルになる)
- I found many tadpoles in the stream.(小川でたくさんのおたまじゃくしを見つけた)
- Look! The tadpole has a tail.(見て!おたまじゃくしにしっぽがあるよ)
- The tadpole is very small and black.(おたまじゃくしはとても小さくて黒い)
- There are hundreds of tadpoles in the pond!(池には何百匹ものおたまじゃくしがいるよ!)
- The tadpole is hiding under a rock.(おたまじゃくしが石の下にかくれているよ)
これらの例文はどれも短くてリズムがよく、子どもが口に出しやすい表現ばかりです。
英語がはじめてのお子さんでも、楽しく繰り返すうちに自然と覚えられる内容になっています。
親子で声に出して練習したり、おたまじゃくしを実際に見ながら言ってみたりすることで、英語のフレーズがより身近なものになりますよ。
カエルの一生を英語で言ってみよう
卵~成体までの英語名一覧
カエルの一生を英語で紹介するときは、以下のような単語が使えます:
- 卵:egg(エッグ)
- おたまじゃくし:tadpole(タッドポール)
- 足の生えたおたまじゃくし:tadpole with legs(足のあるおたまじゃくし)
- 幼体カエル:froglet(フロッグレット)
- 成体カエル:frog(フロッグ)
とくに「froglet」は日本語にはあまりなじみのない言葉かもしれませんが、「小さなカエル」や「変態後すぐのカエル」を意味します。
このように段階ごとに英語で呼び方があるので、カエルの成長を追いながら一緒に単語を覚えていくと、自然の知識と英語学習が同時に進められて一石二鳥です。
たとえば、図鑑やポスターにこれらの英単語を加えて見てみると、イメージもつかみやすく、記憶にも残りやすくなります。
ぜひ、お子さんと一緒に「次はfrogletだね!」なんて会話をしながら、成長の過程を英語で楽しんでみてくださいね。
成長過程を英語で説明する表現
カエルの成長を英語で説明するときは、こんな表現が使えます。
- The egg hatches into a tadpole.(卵がかえっておたまじゃくしになる)
- The tadpole grows legs.(おたまじゃくしに足が生えてくる)
- The tadpole begins to grow arms.(おたまじゃくしに腕も生えてくる)
- The tadpole becomes a froglet.(おたまじゃくしが小さなカエルになる)
- The froglet develops lungs and starts breathing air.(幼体カエルが肺を発達させて空気で呼吸しはじめる)
- The froglet becomes an adult frog.(幼体カエルが大人のカエルになる)
子どもが英語の文章を作る練習にもなりますし、理科の内容とあわせて学べるのがいいですね。
図に描いて一緒に説明すると、子どももよりイメージしやすくなりますよ。
たとえば、成長ごとにカエルのイラストを描いて、それぞれに英語の説明文を添えていくと、自然と語彙も増えていきます。
英語をただ暗記するのではなく、観察や工作といった体験と組み合わせることで、学びがもっと深く楽しいものになりますよ。
親子で英語を楽しく覚えるコツ
英語絵本や図鑑を活用しよう
身近な生き物を扱った英語絵本や図鑑は、お子さんとの英語時間にぴったりです。
カラフルな絵や写真と一緒に単語を覚えることで、記憶にも残りやすくなります。
文字だけでなく、視覚的な情報と一緒に英語に触れることで、小さなお子さんでも興味を持ちやすくなりますよ。
図書館や書店で「frog(カエル)」「life cycle(成長の流れ)」といったキーワードで探してみると、対象年齢に合った絵本や図鑑がたくさん見つかります。
また、最近ではバイリンガル絵本や音声つき図鑑なども充実していて、読み聞かせながら正しい発音が確認できたり、ネイティブの音声を聞きながら一緒に声を出すことで、自然と英語の音にも慣れていけます。
家族での読み聞かせタイムに、英語のページを一緒に読むだけでもとても良い刺激になりますよ。
遊びや歌で英単語を自然にインプット
「Five Little Speckled Frogs(5匹のカエルのうた)」などの英語の歌も、おたまじゃくしやカエルをテーマにした学びにぴったりです。
この歌は、1匹ずつカエルが減っていく数の歌になっていて、リズムも良く、ジェスチャーも取り入れやすいので小さな子にも大人気です。
手や指を使ってカエルの数を数えたり、ジャンプのマネをしたりしながら歌うことで、遊び感覚で英語が身についていきます。
また、「Old MacDonald Had a Farm」や「It’s a Small World」など、動物や自然をテーマにした歌の中にもカエルが出てくることがあるので、英語の歌にふれる機会を増やしていくのもおすすめです。
歌に合わせて絵を描いたり、ぬりえをしたりすると、より楽しく学べますよ。
スマホや動画アプリを上手に取り入れる方法
最近はYouTubeなどでも、子ども向けの英語学習動画がたくさんあります。
「tadpole」「frog life cycle」といったキーワードで検索すると、カエルの成長をテーマにしたアニメや英語の歌、解説動画が見つかります。
キャラクターが登場する動画やアニメ調のナレーションがあるものは、小さな子どもでも集中して見やすく、視覚と聴覚の両方から英語を吸収できます。
また、子ども向け英語アプリの中には、タッチで動物の名前を聞けるものや、クイズ形式で楽しめる学習ツールもあります。
保護者が一緒に操作しながら使えば、安心して楽しく英語に触れることができますよ。
動画やアプリを「見せっぱなし」にするのではなく、観終わったあとに「この動物、何て言ってたっけ?」と声をかけて、会話につなげていくのがポイントです。
まとめ|おたまじゃくしを英語で学ぶ楽しさ
「おたまじゃくし」は英語で「tadpole」と言いますが、その言葉ひとつから、カエルの成長や自然の仕組み、英語の表現など、たくさんの学びにつながっています。
「tadpole」を覚えることで、英語の単語だけでなく、生き物の観察力や成長への関心も自然と高まっていきます。
特に子どもにとっては、身近な生き物を通して英語を覚えることは、遊びの延長のような感覚で取り組めるので、楽しくて意味のある経験になります。
「英語=勉強」と構えるのではなく、「英語=発見」として捉えられるようになると、言葉への関心がグッと広がっていきますよ。
たとえば、近所の池や公園でおたまじゃくしを見かけたときに、「これは英語で何て言うんだっけ?」と話しかけたり、観察しながらその特徴を英語で表現してみたりするだけでも、自然に英語とふれあう習慣が生まれていきます。
こうした体験は記憶にも深く残りますし、親子のコミュニケーションのきっかけにもなります。
ぜひ日常の中で、「今日はtadpoleって英語で言ってみようか?」と声をかけてみてください。
そうやって少しずつ英語の言葉を取り入れていくことで、親子の英語タイムがより豊かで楽しいものになりますよ。