1歳児の絵の具遊び、ねらいは何?成長を促す効果と片付けが楽になる準備のコツ

1歳を過ぎて、お子さんがいろんなことに興味を持ち始めると「そろそろ絵の具遊びをさせてあげたいな」と思うこともありますよね。

でも、「お部屋が汚れちゃったら大変そう」とか「まだ口に入れちゃうかも」って、一歩踏み出すのにちょっぴり勇気がいるんですよね。

しかし、1歳児さんにとっての絵の具遊びは、単なる「お絵描き」以上の素敵な体験が詰まっているんですよ。

  • 冷たい感じ
  • ぬるぬるとした感触
  • 色が混ざり合う不思議な光景
っていうのは、五感をフル回転させて世界を広げる大切な学びの時間になります。

この記事では、1歳児さんに絵の具遊びを取り入れる「ねらい」や、準備の負担を減らして親子で心から楽しむための工夫。

そして、安全に遊ぶための具体的なポイントを、丁寧にお伝えしていきますね。

読み終わる頃には、「よし、ちょっとやってみようかな」と明るい気持ちになってもらえるはずですよ。

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1歳児の絵の具遊びにおける主なねらいと成長への効果

「1歳で絵の具なんて、まだ早いかな?」と感じることもあるかもしれませんが、実はこの時期だからこその「ねらい」があるんです。

それは、形のあるものを上手に描くことじゃなくて、自分を取り巻く世界を全身で「感じる」ことなんですよ。

1歳児さんは、触ったときの感触や色の変化に対して、大人が想像する以上に敏感で、好奇心に溢れています。

そんなお子さんの成長を後押しする、大切なポイントについて見ていきましょう。

五感への刺激による脳の発達

絵の具遊びの大きな魅力は、その独特の「感触」にあります。

指先に伝わる絵の具のぬるっとした柔らかさや、水に触れたときの冷たさは、お子さんの触覚を心地よく刺激してくれます。

それに、画用紙の上で鮮やかな色が広がっていく様子をじっと見つめることは、視覚的な刺激にもなります。

「触ったら気持ちいい」
「色が動いて面白い」

そんな発見の積み重ねが、脳の健やかな発達をサポートしてくれるんですね。

手先や指先の微細運動の向上

1歳を過ぎると、少しずつ指先を自由に動かせるようになってきます。

絵の具を手で塗り広げたり、筆やスタンプを握ってトントンと動かしたりする動作は、手先の細かい動きを鍛えるのにもってこいの練習になります。

この

  • 握る
  • 離す
  • たたく
みたいな動作の繰り返しが、将来的にスプーンを上手に使ったり、ボタンを留めたりするための基礎的な力に繋がっていくんですよ。

自己表現の喜びと心の成長

真っ白な紙に自分の手が触れた瞬間、パッと色が付く。

この不思議な体験は、お子さんにとって「自分の力で何かが変わった!」という大きな喜びになります。

「ここを塗ってみよう」
「もっとたくさん色をつけたい」

そんな意欲は、自分を表現する第一歩です。

正解のない自由な遊びの中で、「自分でできた!」という達成感を味わうことで、自信も自然と育まれていきますよ。

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1歳児が夢中になるおすすめの絵の具遊び

絵の具遊びといっても、ただ筆で描くだけが方法ではありません。

1歳児さんの発達に合わせて「ワクワクが止まらない」、そんな遊び方をいくつかご紹介しますね。

どれもお家にあるものや、手に入りやすいもので手軽に始められるものばかりです。

お子さんの反応を見ながら、一緒に「不思議だね」と共感してあげてくださいね。

色の変化に驚く「にじみ絵」

霧吹きなどで少し湿らせた画用紙や、障子紙の上に、たっぷりの水で溶いた絵の具を落としていく遊びです。

色がじわじわと広がっていく様子は、まるでお花のようで、お子さんもじっと見入ってしまうはずですよ。

もし画用紙がベチャベチャになるのが心配なら、障子紙を折って端っこを少しだけ絵の具に浸す「染め紙」みたいなスタイルにしても面白いです。

広げた瞬間に現れる模様に、きっと親子で「うわあ!」と声が出てしまうことでしょう。

野菜の形が楽しい「野菜スタンプ」

普段の料理で出る野菜の切れ端(レンコンやオクラ、ピーマンなど)をスタンプ代わりにする遊びです。

断面の形がそのまま紙に写るのが面白くて、トントンとリズミカルに動かす楽しさを味わえます。

ポイントとしては、1歳児さんはまだ手が小さいから、お子さんが握りやすいサイズにカットしてあげてくださいね。

この遊びをきっかけに、「あ、これ今日のごはんに出てきたレンコンさんだね」なんて、食べものに興味を持つきっかけになることも多いんですよ。

魔法のような仕上がりの「デカルコマニー」

画用紙の半分に絵の具をポンポンと置いて、半分に折ってからそっと開く技法です。

左右対称の不思議な模様が浮き出てくる様子は、まるで魔法のようです。

「開いたらどうなるかな?」と一緒にワクワクしながら取り組めるのがいいですよね。

絵の具が乾かないうちに折るのがコツなので、少し多めに絵の具を置いてあげると、はっきりとした綺麗な模様が写りやすくなりますよ。

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1歳児に筆を持たせるときのコツとメリット

「1歳児に筆を持たせるのは、目をつついたりしないか心配」と不安になることもありますよね。

もちろんそういった注意は必要ですが、適切にサポートしてあげれば、筆を使うことはとても良い経験になります。

筆を使う動作は、のちに箸や鉛筆を持つための「握る力」や「力の加減」を学ぶことにも役立ちます。

安全に配慮しながら、筆ならではの感触を楽しめる方法を見ていきましょう。

全身を使って表現する「自由画」

まずは大きな模造紙などを用意して、お子さんが思うままに筆を走らせる「自由画」から始めてみましょう。

筆先に絵の具を含ませて、スーッと線が引ける感覚は、クレヨンとはまた違った爽快感があります。

「〇〇を描こう」みたいなルールは必要ありません。

色が重なって新しい色が生まれるのを眺めるだけで、お子さんの感性は十分に刺激されています。

2歳に近づいてくると「これはバスだよ!」なんて教えてくれることもあって、成長を感じる瞬間になりますね。

親子の会話が弾む「お顔」の描画

自由にお絵描きをするのが少し難しいときには、「お顔を描いてみようか」と誘ってあげるのもひとつです。

肌色の絵の具で丸を描く練習をしたり、その上にシールで目をつけてみたり。

「パパのお顔はどこかな?」
「ニコニコのお顔にしてみよう」

そうやって声をかけることで、イメージを形にする楽しさが伝わります。

上手にできなくてもいいんです。

お子さんの「描きたい!」という気持ちを大切に、優しく見守ってあげてくださいね。

クレヨンと合わせた「塗り絵」遊び

パパやママがクレヨンで枠組みを描いておいて、その中を絵の具で塗る遊びも楽しいですよ。

クレヨンの油分が絵の具をはじく様子は、お子さんにとって新鮮な驚きになります。

クレヨンの線が浮き出てきて、絵に立体感が生まれる光景は、実際にやってみないと学べないことですよね。

少し準備に手間はかかりますが、完成したときの達成感はひとしおですよ。

汚れ対策と安全管理でパパ・ママの負担を減らす方法

絵の具遊びをためらう一番の理由は、やっぱり「後片付けの大変さ」ですよね。

でも、事前に環境を整えておけば、大人の心の余裕も全然違ってきますよ。

お子さんが多少汚しても「いいよいいよ、もっとやってごらん!」と言えるような、安心できる準備のポイントをまとめました。

部屋を汚さないための環境の整え方

まずは「汚れるのが当たり前」という前提で、お部屋をしっかりガードしましょう。

床には新聞紙やレジャーシートを広めに敷いて、お子さんには汚れてもいいスモックや、お下がりの服を着せてあげてください。

パレット代わりに、

  • 使い捨ての透明カップ
  • 卵のパック
  • 発泡スチロールのトレイ
みたいなものを使うのもおすすめですよ。

こういったものだと、遊び終わったらそのまま捨てられるから、水道で絵の具を洗い流す手間が省けて、後片付けがぐっとスムーズになります。

誤飲や怪我を防ぐための安全な遊び方

1歳児さんは、何でも口に運んで確かめたくなる時期ですよね。

万が一なめてしまっても安心なように、小麦粉や食紅などを使った「手作り絵の具」を活用するのも素敵なアイデアです。

市販のものを使うときには、有害な物質が含まれていない、幼児用の安全基準を満たしたものを選びましょう。

また、筆の持ち手が長すぎると喉を突く危険があるから、短めの筆を選んだり、大人が必ずそばで見守ることが大切ですよ。

以下の表に、準備しておくと安心なものをまとめましたので、参考にしてみてくださいね。

準備するもの 役割・メリット
新聞紙・レジャーシート 床の汚れを防いで、後片付けを楽にする
スモック・汚れてもいい服 お子さんが思い切り遊べるようにする
ぬれタオル・ウェットティッシュ 汚れた手や顔をすぐに拭けるように、多めに用意
使い捨て容器 パレット代わりにして、そのまま処分できる
安全な絵の具 万が一、口に入れてしまったときの不安を減らす

まとめ|絵の具遊びで、親子の時間を彩り豊かに

1歳児さんにとっての絵の具遊びは、ただの色遊びではなく、世界を広げて自分を表現するための大切な「冒険」です。

準備や後片付けを考えると少し大変に感じるかもしれませんが、「完璧にやらなきゃ」と思わなくて大丈夫ですよ。

まずは野菜の端っこでポンポンするだけでも、お子さんにとってはキラキラした体験になります。

「汚れちゃったね」「この色、きれいだね」とお喋りしながら、お子さんの瑞々しい感性に寄り添う時間を楽しんでください。

その温かい眼差しこそが、お子さんの豊かな心を育む一番の栄養になるはずですよ。

今度の休日に、ちょっとした「色の冒険」を親子で始めてみませんか?