
赤ちゃんのベビーバスにカビが生えちゃった……そんなとき、どう対処すればいいのか悩んじゃいますよね。
特に初めての育児では、何を使えばよいのか、きれいにした後も使い続けてよいのか分からず、不安になることも多いはずです。
キッチンハイターを使っていいのかな?と考える方も多いと思いますが、キッチンハイターがすべてのベビーバスに一律NGというわけではありません。
キッチンハイターには、ほ乳びんを含むプラスチック製品への公式な希釈使用例があります。
ただし、ベビーバス側の取扱説明書で漂白剤が禁止されている製品もあるため、洗剤の一般的な用途より、そのベビーバスの説明書を優先してください。
取扱説明書で使用できると確認できても、原液のまま使わず、製品表示どおりの希釈・換気・手袋・すすぎが必要です。
酸性タイプの製品やアルコールと混ぜることもできません。
掃除を始める前は、次の順番で確認すると迷いにくくなります。
- 汚れがピンク色のヌメリか、黒いカビかを確認する
- ベビーバスの取扱説明書で材質と使用できる洗剤を確認する
- まず中性洗剤で表面の皮脂や石けんカスを落とす
- 必要な場合だけ、使用可能な漂白剤や消毒剤を製品表示どおりに使う
- 十分にすすいで水分を拭き取り、風通しのよい場所で乾燥させる
ピンク色のヌメリは酵母由来の汚れの場合があり、黒カビと同じものとは限りません。
一方、黒い汚れがシワや密着部の奥まで入り、洗っても残る場合は、無理に使い続けず買い替えも検討した方が安心です。
この記事では、ベビーバスにカビが生えたときの洗剤の選び方、安全に使うための注意点、カビを再発させにくい日頃のお手入れまで、順番にご紹介します。
赤ちゃんとのバスタイムを気持ちよく続けられるように、まずはお手元の取扱説明書を用意して読み進めてくださいね。
ベビーバスに生えたカビはミルトンで除去した方が安全?

ミルトンはベビー用品の消毒に使われるため安心感がありますが、どのベビーバスにも使えるわけではありません。
ミルトンを使う前にも、ベビーバスの取扱説明書と適合素材を確認することが最優先です。
日常のお手入れと、カビが見つかった場合の対処を分けて見ていきましょう。
ベビーバスの基本的な手入れについて
お風呂場は湿度が高く、ベビーバスを置いたままにすると乾きにくい場所です。
特に空気を入れて膨らませるタイプはシワや密着部が多く、表面が乾いて見えても水分が残りやすいため、カビを見つけた場所がシワ部分だった方もいるのではないでしょうか。
使った後は、毎日、中性洗剤を薄めたものと柔らかいスポンジや布で皮脂・石けんカス・髪の毛を落とします。
洗剤が残らないようにすすいだ後は、タオルで水分を拭き取り、浴室外の風通しのよい場所で乾かすのが基本です。
私は掃除をした後、面倒で風呂場にポンと置いていたことがありました。
それを2、3日続けたところ、すみの方が黒っぽく変色していて焦った経験があります。
長期間の放置でなくても、乾きにくい場所から汚れが目立つことがあるため、洗うことと同じくらい乾かす工程が大切だと実感しました。
天日干しが難しい方は、無理に屋外へ出さなくても、お風呂場以外の風通しのよい場所で、面が重ならないように干してくださいね。
ミルトンを使うとカビは除去できる!
中性洗剤で洗っても汚れが残り、ベビーバスとミルトンの双方で使用できる素材だと確認できた場合は、ミルトンを選択肢にできます。
ミルトン液体タイプとキッチンハイターは、どちらも次亜塩素酸ナトリウム系ですが、同じ製品ではありません。
ミルトン液体タイプは次亜塩素酸ナトリウム1.1w/v%の製剤で、基本は約80倍に希釈して1時間以上浸します。
一方、キッチンハイターは次亜塩素酸ナトリウム6%に加え、界面活性剤と水酸化ナトリウムを含みます。
「赤ちゃん用に薄めた同じもの」と考えず、成分・濃度・適合素材・用法が異なる別の製品として扱いましょう。
ミルトンにも金属や一部の樹脂など使用できない素材があるため、ベビー用品向けというイメージだけで判断しないことが大切です。
使用後は公式の用法に従い、においや成分残りが気になる場合は水ですすいで、しっかり乾燥させてください。
塩素系の製品を使うときは換気を行い、酸性タイプの製品やアルコールなど、ほかの洗剤・消毒剤と混ぜたり続けて使ったりしないでください。
洗っても黒ずみが残る、シワや空気層の内部までカビが見える、すぐ再発する場合は、表面だけを漂白して使い続けるより買い替えを検討する方が安心です。
ベビーバスの手入れが負担になっている方は、赤ちゃんが生後1か月を過ぎているようなら、大人用のお風呂へ移ることも選択肢になります。
私も2つのお風呂の掃除が想像以上に手間だったため、娘が生後1か月を過ぎた時点で大人用のお風呂に入れていました。
ベビーバスがビニール製のときカビはどのように取り除けばいい?

ビニール製のベビーバスは軽く、空気を抜けばコンパクトにできますが、シワや密着部が乾きにくいのが悩みです。
汚れを見つけたら、いきなり強い洗剤を使わず、色・場所・深さを確認してから対処しましょう。
ビニール製のベビーバスにカビが生えたときの対処法
最初に確認したいのは、汚れがピンク色のヌメリか、黒い汚れかです。
ピンク色のヌメリは皮脂などを養分に増えた酵母汚れの場合があり、初期なら中性洗剤で落とせることがあります。
黒い汚れは黒カビの可能性があるため、取扱説明書を確認し、中性洗剤で前洗いした後、使用を認められた洗剤だけを選びます。
ビニール製やプラスチック製というだけで、ミルトン、キッチンハイター、オキシクリーンのすべてが使えるとは判断できません。
同じビニール製でも材質や表面加工が異なり、漂白剤を避けるよう案内している製品もあるからです。
取扱説明書で漂白剤が禁止されている場合は、洗剤側にプラスチック製品への使用例があっても、ベビーバス側の指示を優先してください。
カビがシワの奥や空気を抜いたときに重なる部分まで入り込んでいると、洗浄で落としきれないことがあります。
表面の色が薄くなっても内部に黒ずみが残る場合は、赤ちゃんが使う物だからこそ、無理に再使用せず買い替えを検討しましょう。
重曹ペーストの作り方
重曹ペーストは、重曹1カップ(200ml)に水100mlを少しずつ加え、垂れにくい硬さになるまで混ぜて作ります。
柔らかいスポンジなどにつければ、軽いぬめりや表面汚れをこすり落とす補助として使えます。
ただし、重曹には強固な黒カビを確実に除去できるという強い根拠がなく、素材によってはこすることで傷をつけるおそれもあります。
目立たない場所で試し、取扱説明書で使用できることを確認したうえで、強くこすりすぎないようにしてください。
重曹で落ちない黒ずみに何度もこすり洗いを重ねるより、メーカーへ確認するか、買い替えに切り替える方が安全です。
ベビーバスのカビはオキシクリーンでも落とすことができる?安全に使うポイントは?

オキシクリーンは酸素系漂白剤ですが、「オキシクリーン」という名前だけで安全性や使い方を一括りにはできません。
製品ごとの成分差とベビーバスの取扱説明書を確認し、ベビーバス用途が明示されていない場合は、自己判断でつけ置きしないことが大切です。
オキシクリーンにはアメリカ製と日本版(中国製)があるって知ってた?
以前は生産国の違いで説明されることもありましたが、現在の判断で優先したいのは国名より商品名と成分表示です。
標準のオキシクリーンは過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムを主成分とし、無香料・界面活性剤なしです。
一方、オキシクリーンEXには界面活性剤が入っているため、同じブランドでも処方が異なります。
| 製品 | 主な特徴 | ベビーバスに使う前の確認 |
|---|---|---|
| キッチンハイター | 次亜塩素酸ナトリウム6%、界面活性剤・水酸化ナトリウムを含む塩素系 | 取説の漂白剤可否、材質、希釈、換気、手袋、すすぎ |
| ミルトン液体タイプ | 次亜塩素酸ナトリウム1.1w/v%の塩素系 | 取説と適合素材、約80倍希釈、1時間以上の浸漬 |
| オキシクリーン標準 | 過炭酸ナトリウム系、無香料・界面活性剤なし | 取説の酸素系漂白剤可否、製品表示、十分なすすぎ |
| オキシクリーンEX | 界面活性剤を含む酸素系 | 標準品と同じ処方だと思い込まず、成分と取説を確認 |
界面活性剤が入っていないことだけで、赤ちゃんが使うベビーバスに適合するとは限りません。
また、酸素系漂白剤だから塩素系より必ずカビに強い、または必ず素材に優しいとも断定できません。
商品名、成分、ベビーバスの材質、取扱説明書を組み合わせて判断してください。
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ベビーバスにオキシクリーンを使うときの使用方法
まずベビーバスの取扱説明書で、酸素系漂白剤を使用できるか確認します。
使用できる場合も、温度・分量・放置時間は手元にあるオキシクリーンの製品表示に従い、別製品の使い方を流用しないでください。
作業中は換気を行い、素手で液に触れないようにします。
汚れが取れた後は、成分が残らないように十分な水ですすぎ、水分を拭き取って風通しのよい場所で乾燥させましょう。
変色や表面の傷みが出た、黒ずみが残った、内部に入り込んだカビが確認できる場合は、使用を中止してメーカーへの確認や買い替えを検討してください。
ベビーバスのカビの赤ちゃんへの影響は?気づかずに入れてしまった!

カビに気づかず赤ちゃんを入れてしまうと、体への影響がないか心配になりますよね。
カビの量、触れた時間、赤ちゃんの肌や体調はそれぞれ違うため、「少しくらいなら大丈夫」と一律には断定できません。
まず使用を止め、赤ちゃんの肌と体調を確認し、ベビーバスは洗浄または買い替えの判断がつくまで使わないようにしましょう。
赤ちゃんのカビへの影響はあるの?
ベビーバスのカビが個別の症状の直接原因かどうかは、見た目だけでは判断できません。
機嫌、授乳、排泄、皮膚の赤み、咳など、いつもと違う様子がないか落ち着いて見てください。
症状がある、続く、強くなる、または保護者として不安が残る場合は、小児科や地域の相談窓口へ相談しましょう。
受診や相談の際は、いつ気づいたか、汚れの色や場所、使用した洗剤、赤ちゃんの様子を伝えられるようにしておくと状況を説明しやすくなります。
洗っても黒ずみが取れない場合は、再使用を急がず買い替えることも大切な選択です。
ベビーバスのカビ以外にも赤ちゃんへの影響があるものは?
カビや湿気はベビーバスだけでなく、布団やシーツなど、汗や湿気がたまりやすい物でも気になります。
布団を干したりシーツを洗ったりしながら、赤ちゃんが長く触れる場所を無理のない範囲で清潔に保ちましょう。
赤ちゃんがまだ寝ている時間の長い時期は、汚れに気づくと過剰に反応してしまうこともあると思います。
でも、そのおかげで、私は家のさまざまな場所を見直すきっかけになりました。
一度に完璧を目指さず、洗う、拭く、乾かすという基本を続けていきたいですね。
赤ちゃんをベビーバスに入れるときの注意点
ベビーバスを再び使う場合は、汚れや洗剤残りがないことを確認してから、お湯の温度、授乳の時間、沐浴中の声かけにも目を向けましょう。
カビ対策だけに気を取られず、いつもの沐浴全体を安全に進めることが大切です。
赤ちゃんをベビーバスに入れるときの注意点①お湯の温度
デリケートな赤ちゃんをベビーバスに入れるときは、ベビーバスの点検と一緒に、お湯の温度も確認しましょう。
夏場は38℃、冬場は40℃を目安にします。
沐浴を始めた当初、私は手の感覚だけで温度を確かめることに不安があったため、温度計を活用していました。
赤ちゃんのやけどを防ぐためにも、手の感覚だけでは不安な方は温度計があると便利ですよ。
赤ちゃんをベビーバスに入れるときの注意点②空腹時や授乳直後は避ける
空腹時や授乳直後は避け、上がった後の着替えを先にセットしてから沐浴を始めましょう。
必要な物を手の届く範囲にそろえておくと、沐浴の途中で赤ちゃんから離れずに済みます。
赤ちゃんをベビーバスに入れるときの注意点③赤ちゃんへの声かけをする
沐浴の準備を終えると、落とさないように入れることばかりに意識が向くと思います。
このとき、私が忘れてほしくないのは「赤ちゃんへの声かけ」です。
まだ話せなくても、大好きなママやパパに声をかけてもらうことは、赤ちゃんにとって安心につながります。
「お風呂気持ちいいね」「体がきれいになったよ」などと優しく声をかけながら、沐浴の時間を親子で楽しんでほしいと思います。
ベビーバスのカビを予防するための2つのポイント

ベビーバスのカビ予防で大切なのは、水分を残さないことと、カビの栄養源になる汚れを残さないことです。
- 水分を拭き取り、面が重ならないように乾燥させる
- 皮脂、垢、髪の毛、石けんカス、ホコリを中性洗剤で落とす
洗剤を増やすより、毎回の洗浄と乾燥をセットにして習慣化する方が再発防止につながります。
ベビーバスのカビ予防策①使い終わったら干して乾燥させる
ベビーバスを使い終わったら、すすぐだけで浴室に置かず、タオルで水分を拭いてから干しましょう。
膨張式は、膨らませたまま吊るしてもシワや壁に触れた面へ水分が残ることがあります。
途中で向きを変え、底面、シワ、バルブ周辺、浴槽と密着していた部分まで乾いているか手で確認すると安心です。
浴室しか干し場所がない場合は、換気しながら壁や床に密着させず、できるだけ空気が通るようにしてください。
バスタオルで水分を拭くだけでは不安でも、塩素系漂白剤を使った直後にエタノールを続けて使ってはいけません。
花王は次亜塩素酸ナトリウム系の製品とアルコールを混ぜないよう案内しているため、予防はまず中性洗剤による洗浄と十分な乾燥を基本にしましょう。
中性洗剤を使った後も、泡やぬるつきが残らないように十分にすすいでくださいね。
ベビーバスのカビ予防策②垢や髪の毛を除去する
赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、ベビーバスには垢や髪の毛がつきやすいです。
見えるゴミだけでなく、底やシワに残った皮脂や石けんカスも中性洗剤と柔らかいスポンジで落としましょう。
使用後すぐに洗う、すすぐ、水分を拭く、風通しのよい場所で干す、という流れを決めておくと、忙しい日でも続けやすくなります。
乾燥後は、黒ずみやピンク色のヌメリがないか、明るい場所で確認してから収納してください。
ベビーバスのカビをキッチンハイターで!?のまとめ

ベビーバスのカビにキッチンハイターを使えるかどうかは、一律のNG・OKでは決められません。
最初にベビーバスの取扱説明書を確認し、漂白剤が禁止されている場合は使用しないことが結論です。
使える場合も、汚れの色と深さを確認し、中性洗剤で前洗いしたうえで、製品表示どおりの希釈・換気・手袋・すすぎ・乾燥を守りましょう。
ミルトンはキッチンハイターと同じ次亜塩素酸ナトリウム系でも濃度や成分、適合素材が異なり、オキシクリーンも標準品とEXで処方が違います。
「ベビー向け」「自然素材」「酸素系」というイメージだけでは選ばず、ベビーバスと洗剤の両方の表示を確認してください。
黒ずみが落ちない、シワや内部までカビが入り込んだ、洗ってもすぐ再発する場合は、無理に使い続けず買い替える方が安心です。
日頃は中性洗剤で汚れを落とし、水分を拭いて風通しのよい場所で乾かす習慣をつけ、親子で気持ちのよい沐浴の時間を過ごしてくださいね。


