
「触っていいのかな」「抱っこしたら嫌われるかな」って迷いますよね。
リクガメって見た目が落ち着いてるぶん、こちらの距離感だけが先走りやすいんです。
結論から言うと、抱っこはダメじゃないけど「必要なときに、短く、丁寧に」がいちばん安心ですよ。
触れ合いは抱っこだけじゃないので、リクガメ側の気持ちも守りつつ、あなたの「かわいい」もちゃんと叶えていきましょうね。
結論:抱っこは「必要なときに短く」で大丈夫ですよ
触れ合い=抱っこじゃなくていいんです
リクガメは犬や猫みたいにスキンシップで喜ぶタイプとは限らなくて、触れ合いは「健康チェック」「移動」「安全確保」みたいな目的があるときにやるのが基本になりやすいです。
だから、毎日抱っこして慣らすよりも、普段は同じ空間で落ち着いて過ごしてもらって、必要なときだけ手を貸すほうが関係が崩れにくいですよ。
目安は“短時間”から始めると失敗しにくいです
いきなり長く触るとリクガメ側がびっくりしやすいので、最初は短く、回数も控えめから始めるほうが安全です。
体調観察のためのハンドリングとして「5~10分くらいを週に数回」みたいな考え方も紹介されています。
もちろん個体差があるので、嫌がるサインが出たらすぐ終わりにしてあげるのがいちばんですよ。
リクガメが「抱っこ苦手かも」になりやすい理由
上から近づかれるのが怖いことがあります
リクガメは上から覗き込まれたり、影が落ちたりすると怖がりやすいと言われます。
空から来るものって、自然界だと捕食者の動きに近いので、こちらは「撫でに来ただけ」でも、向こうは「来た来た来た」になりやすいんですね。
突然の持ち上げは「びっくり箱」になりがちです
床にいたのに急に宙に浮くって、想像するとまあまあ怖いです。
特に、甲羅の上側をつかんで持ち上げるやり方は嫌がる子がいるという話もあります。
触る前に一呼吸置いて、ゆっくり、低い位置で、が合言葉です。
嫌がってるサインを先に知っておくと安心です
「やめて」の合図はわりと分かりやすいです
リクガメは嫌なときに、頭や手足を引っ込めたり、動かなくなったりします。
怖いときに「シューシュー」と音を出すことがあるとも言われています。
怒りが強いと口を開けたり、噛もうとしたり、頭突きのような動きになることもあるので、ここまで行く前に引くのが安全です。
サイン別に「今どうする?」を決めておきましょう
この表みたいに、合図を見たら即対応できるようにしておくと、「結局どうしたらいいの」って迷いが減りますよ。

どうしても抱っこが必要な場面と、上手なやり方
抱っこしていいのは「目的があるとき」です
抱っこが必要になりやすいのは、ケージの掃除で一時的に移動してもらうとき、体の状態を確認したいとき、危ない場所に入りそうで避難させたいときみたいな場面です。
目的がはっきりしていると、こちらも手早く丁寧にできて、リクガメ側の負担も短くできますよ。
持ち上げ方は「両手で支える」が基本です
持ち上げるときは、片手でつかむより両手で支えるほうが安定します。
甲羅の横あたりを両側から支えて、体がぐらつかないようにして、できるだけ低い位置のまま移動します。
足だけを持つ、頭の近くに指を出す、勢いよく持ち上げる、みたいなやり方は避けたほうが無難です。
下ろすときに「最後まで安心」を作ってあげましょう
下ろすときは、床やケージに“置く”というより“接地させる”感じにすると怖がられにくいです。
先に足がつくようにゆっくり近づけて、ぐらっとしないように手を離します。
ここが雑だと、次から「抱っこ=怖い」が強くなりやすいですよ。
触っていい場所と、避けたほうがいい触り方
基本は「甲羅をそっと」が安全寄りです
いきなり顔まわりに触れるより、甲羅をそっと触るほうがびっくりさせにくいです。
触るなら短く、ゆっくり、力を入れないが基本になります。
頭を撫でるのは“反応”を見ながらにしましょう
頭を撫でると「眠そうに目を閉じる」みたいな話も見かけますが、それが「気持ちいい」のサインとは限りません。
落ち着いているだけのこともあるし、触られて固まっている場合もあります。
目を閉じた、動かない、がセットで出たら「満足」より「停止」の可能性もあるので、そこで終わりにしてあげるほうが安心です。
子どもが触るときの安全ルールは「手洗い」が最強です
爬虫類は、触ったあとの手洗いが基本になります
カメなどの爬虫類はサルモネラ属菌を持っていることがあると言われていて、触ったあとは十分に手を洗うことが大事だと案内されています。
怖がる必要はないけど、ルールは淡々と守る、がいちばん強いです。
家庭内で「やらないこと」を決めておくとラクです
例えば、触った直後にその手でお菓子を食べない、顔を触らない、食卓に乗せない、みたいな線引きをしておくと安心です。
特に小さな子は無意識に手を口に持っていきやすいという話もあるので、触るときは大人が近くで見ていて、終わったら一緒に手洗いまでがセットですよ。
抱っこしなくても距離は縮まりますよ
「触らない優しさ」が信頼になっていきます
抱っこを減らすのって、こちらはちょっと寂しいんですけどね。
でもリクガメにとっては、急に掴まれない、上から覗き込まれない、いつも同じリズムで生活できる、のほうが安心につながりやすいです。
まずは同じ時間にごはん、同じ場所で日光浴、みたいに「毎日が予測できる」状態を作ってあげると落ち着きやすいですよ。
散歩や外の時間は“安全優先”で考えましょう
外に出すときは、逃走や事故の心配もあるし、口にしてはいけない植物があるという注意もあります。
触れ合いのために外に出すというより、やるなら安全の準備を優先して、無理のない範囲で、が安心です。
まとめ
リクガメを触ったり抱っこしたりしていいか迷うときは、「必要なときに短く、丁寧に」を基準にするとズレにくいです。
上から近づく、急に持ち上げる、長時間触る、を避けて、嫌がるサインが出たらすぐ終わりにするだけでも関係は守りやすくなりますよ。
子どもが触るなら、手洗いまでセットにして、家庭のルールを先に決めておくと安心です。
抱っこが少なくても距離は縮まるので、焦らないで、リクガメのペースを一緒に覚えていきましょうね。
リクガメ飼育の不安を全体から整理して確認したいときは、こちらの記事に戻ると安心ですよ。
⇒「はじめてのリクガメ飼育|後悔しないために最初に整理したい6つの不安」
